少しずつ過ごしやすくなってきた、気がする。
空気のにおいが変わった。秋の色を何となく感じる。
今年の夏は辛かった。伽羅に首を冷やすひんやりネックとやらを買ってもらって毎日着けていたくらいには辛かった。それでも暑さにバテて何度か薬研の世話になったりしてしまい……夏の合戦場へ向かう部隊を見送りながら、少し苦しい季節だったな、と振り返る。
最近はまた別の不具合で部隊と、伽羅を見送る日々だ。
昔の自分なら、役に立たない刀なんて折れてしまえと己を呪っていたものだが、今は凪いだ心で、皆の背を見送れている。
もちろん、不甲斐なさも、悔しさもある。
でも、隣の刀が、穏やかに、『ゆっくり生きよう』と言ってくれる。
俺は、今はそれでいい。
ゆっくり息をして、彼奴の帰りを待って、ゆっくり生きる。
それでいい。
それがいい。
◆◇
ところで下のそれは寝落ちされた俺が爆弾級に拗ねてあれを書いた後無事爆弾解除されることなく爆破し、過去最高に暴れ散らかした記録です。類を見ない爆発の仕方をした俺に
「全力で怒っているのに愛しさしか感じなかった」と言われて、
ッッッカーーーー!かば!!!!ぁ!、!!!となって無事仲直り(?)した。
……愛らしかった。可愛くない!!!!!!!!!!
◆◇
馬鹿だと悪口だから「かば」。
すかぽんたん←ふんいき
ちきちきぶー←ごろがいい
かば←からににている いっせきにちょう
似ていない。
その投石では、鳥は落ちない。
せめてカピバラがいい。かぴばら!!!っていう悪口は長いからいやだ。