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┗690.Of course, same to you.(145-149/199)
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149 :レ_オ_ナ・キ_ン_グ_ス_カ_ラ_ー(t_w_s_t)
2024/03/22(金) 23:54
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確保のところを埋めねえと……と思ってたんだが、それで書く機会を逃す方が惜しいから確保。
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最近になってようやく、少しずつ少しずつ、時間が取れるようになってきた気がする。もちろん面倒事に追われて碌に話せなかった、なんて日もあるが、まあ長く共に過ごしてりゃそんな日があるのこそ当たり前だ。当たり前ではあるが、最近特にゆっくり過ごせてんのは俺の不在にだんだんとアイツが慣れてくれたのが大きいと思う。居ないことに慣れると言うと聞こえが悪いが、今の俺に順応してくれたんだと言えば印象も変わるだろ。我慢させる事が多くて悪いなと思うが、それでも側に居たいから居るんだと言い張るお前が愛しくて仕方ねえよ。
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148 :ヴ_ィ_ル・シ_ェ_ー_ン_ハ_イ_ト(t_w_s_t)
2024/03/10(日) 19:24
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少し落ち込んで、咄嗟に日記を手に取ったけど後でアンタが見た時に自分を責めてしまうかも、なんて思って結局なにも書かなかったページ。折角だから、アンタと行きたい場所を書き連ねることにする。
>> 遊園地🎡
プレイフルランドのことじゃないわよ。もっとちゃんとした、普通の遊園地。デートといえば、ってくらい定番の場所なのにまだ行ったことがないのよね……何度でも言うけれどプレイフルランドはノーカウントよ。あれはただの引率の保護者。
園内のローラーコースターを制覇したって良いし、フリーフォール系のアトラクションにチャレンジしたっていい。絶叫ばかりじゃ胸焼けしちゃうって言うのなら、メリーゴーランドに乗ったっていい。アンタと一緒に乗るのならきっと素敵なひとときになるわ。園内の各所にあるフードワゴンで買ったものを分けっこしたり、カチューシャやサングラスを選び合ったり……恋人らしいことをしてみたい。ふふ、考えただけでワクワクするわ。
>> グランピング🏕️
キャンプはもうこりごり、なんてアンタは言っていたけど……後片付けや準備の手間のない、第一にバルガス先生の居ないグランピングなら悪い気はしないでしょ。一緒のハンモックで風の吹くままゆらゆらと揺られるのも素敵でしょうし、自然の中ならきっと夜空の星も綺麗に見える筈よ。焚火を眺めて色んな話をして、ゆっくり過ごせたらきっと楽しい。……アンタとならどこでだって楽しいんじゃないかって言われたら、それはそうなんだけど。
>> 夜景の綺麗なところ🌃
場所、って言って良いか迷うんだけど、アンタと夜景を見たいの。ホテルの高層階でも良いし、夜の小高い丘の絶景スポットでも良い。なんなら、箒に乗って空の上からでも構わないわ。……でも正直言うと見たいのは夜景だけじゃなくて、この世のあらゆる綺麗なものをアンタと一緒に見たいの。透き通った海とか、昨夜積もったばかりの雪景色とか、雄大な滝とか、夜空を彩る花火とか……そう、なんでも。アンタが綺麗だと思う場所、思う記憶の隣にアタシが居たい。これは、ちょっと歪んだ独占欲かもしれないけれど……でも、そうだったらいいなと思う。
……まだまだ行きたいところはいっぱいあるのに字数制限の方が先に来ちゃったわ。続きはまたの機会ね。もしアンタにも今まで聞いたところ以外に行きたいところがあるのなら、お部屋デートの時に聞かせてくれたら嬉しい。
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147 :ヴ_ィ_ル・シ_ェ_ー_ン_ハ_イ_ト(t_w_s_t)
2024/01/21(日) 01:02
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久々に確保。突然の頭突きについて。
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昔、父とよくにらめっこをした。視線を合わせて、先に目を逸らしたり瞬きをしたら負けの単純なゲームよ。地方によっては変な顔をして相手を笑わせたら勝ち、なんてルールもあるみたいだけど……アタシが知っているのは前者だった。
父は度々アタシに勝ちを譲ってくれていたんだと、今は分かってるわ。父ほどの俳優になれば、瞬きや視線のコントロールなんて造作もないことだったはず。でも父はじっと見詰めるアタシから態とらしくない範囲でふっと視線を離して、しまった、とばかりに目を見開いて……困ったように眉を下げて笑って、勝って喜ぶアタシを抱きしめてくれた。アタシの中で、にらめっこはそういう暖かな記憶を持つ遊びだったのよ。
だから、雑誌に載っていた『恋人との仲をより一層深める11の方法』に『急ににらめっこを仕掛ける』が載っていても不思議には思わなかった。むしろ、良い案ね、アンタと戯れあえたらきっと楽しいわ、なんて少しはしゃいだ気持ちでさえあった。
それで……そう、ちょうどその数日後のことね。アンタに「機嫌を取りたかったら何かするといいんじゃねえか?その大好きな恋人に恋人らしいことをよ」って言われたのよ。もうね、ここしかないと思ったわ。あまりにも良いタイミング過ぎて、ここで仕掛ける為に雑誌に書いてあったって言われても信じるくらい。……でもほら、あんまり意気揚々と浮かれてにらめっこ仕掛けるのはちょっと、格好つかないじゃない? だからあくまで粛々と、淡々と目を合わせたんだけど──思えば、これが良くなかったのかもしれないわね。
アンタと見つめ合うのは好き。緑の美しい夏色がアタシだけを見てくれる時間。だからにらめっこはアンタの瞳とアンタを独占する絶好の口実だって、そう思ってたのよ。…………アンタから突然頭突きされるまではね。
何が起きたか把握するまで暫く掛かったわ、アンタったらにらめっこの最中に突然『むすっ』としたかと思えば『がぶっ』とアタシの唇に噛み付いて、更には『ごつっ』と音を立てて額をぶつけるのだもの。それで、「……俺は猫じゃねえぞ」なんて如何にも拗ねてますみたいな声を出すものだから、アタシは急な傍若無人に怒ることさえ出来ずに、訳の分からないままぽかんとアンタを見るしか出来なかった。……アンタはアンタでアタシの反応が想定外だったんでしょうね、お互いを見詰めたまま不思議そうに疑問符を浮かべる様は、側から見たらさぞ滑稽だったことでしょう。
……一つ言い訳させて欲しいのは、本当に知らなかったってこと。相手の瞳を黙ったままじいっと見つめる仕草が、猫の求愛行動と同じだったなんて。本当に、本当に知らなかったのよ……アンタとにらめっこしたかっただけだったの、恋人らしいことって言うから。いつも猫扱いするからバチがあたったのかもしれない、でもだからって頭突きしなくてもいいじゃない、ねえ?
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146 :レ_オ_ナ・キ_ン_グ_ス_カ_ラ_ー(t_w_s_t)
2023/12/23(土) 07:25
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一日遅くなっちまったが、記念日に。今月もありがとよ。それから健気なアイツの話。
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あれだけ陽気の日が続いてた癖に急に寒くなった。俺が部活を終えて帰る頃にはもう辺りは完全に真っ暗で、昼間の陽射しが幾分か寒さを和らげてくれていたのを実感するほどに冷え込む。十分そこら歩いただけで鼻の頭から耳の先まで痛むほどだ。
自分の部屋には戻らずに既に通い慣れた道を辿ってアイツの部屋へ行くと、顔を輝かせて出迎えてくれる。前にも書いたかもしれねえが、俺はあの時の弾かれたように顔を上げる様を見るのが好きだ。可愛いだの、愛しいだの。俺らしくもない言葉にしきれない気持ちで一杯になる。腕を広げてハグを促されるまま細い腰を抱くと、普段より温かい。寮生の小競り合いの後始末だの教師からのレポートの催促だの、気が滅入る面倒事が全部どうでもよくなって、気持ち良くて眠くなるんだよな。……それでそのまま実際に寝ちまうのが問題なんだが、それはまあ置いておいてだ。俺をこうして温める為に暖かくしてたなんて言われたらさっき一杯になったばかりの気持ちは溢れるしかねえ。キスのひとつくらいせずにいられるわけがねえだろ。
今年のホリデーはいつもより少し遅めの帰省だ。その分、出来る限り時間が作れりゃいいな、と期待はしてるんだが、……最近本当に早寝で困るんだよな。はあ。
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145 :
ヴ_ィ_ル・シ_ェ_ー_ン_ハ_イ_ト(t_w_s_t)
2023/12/22(金) 04:08
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この記念日に、と思って準備していた黒い毛皮のマフラー。寒さに弱いアンタが冬を凍えず過ごせるようにと、吟味に吟味を重ねて用意した一級品。纏えば百獣の王さながらの風格、エレガントなのにどこかワイルドにも見えるような絶妙なバランスのそれを、この日に合わせてアンタに渡そうとずっと前から目論んでいた。
──けれど、間が悪い時っていうのはあるもので、アンタとすれ違ったり個人的に落ち込むことが重なったりメンタルのコントロールが上手く行かなかったり……そんなことを繰り返すうちにアタシはめっきり悄気てしまって。それでも、と思って別に用意したものもタイミングが噛み合わなくて上手く行かなくて、アンタの為にと用意したプレゼントも渡せないまま数日ぎこちない時間を過ごしてしまった。
ブランド品らしく美しく包装されていたはずのそれは散々渡すタイミングを見計らって躊躇ったせいでよれてしまって、紙袋にもみっともない凹みや折れが出来て……アンタのくれた美しいフープイヤリングと釣り合う価値のあるものなのかどうかさえわからなくなっていた。当初の予定通り、こっそりと枕元にでも置いてアンタに反応を委ねようかとも思ったわ。でも、結局はアンタにちゃんと手渡すことにしたの。アンタがアタシにそうしてくれたようにね。
そうしたら、アンタはプレゼントより何より先にアタシを抱き寄せてハグしてくれた。少しビックリしたけれど、あれね、結構嬉しかったの。遅れてしまった申し訳なさとか不安とかで上手く反応できなかったけれど……アタシを真っ先にハグして、キスして、愛でてくれたの、とても嬉しかった。……本当に、すごく嬉しかった。
それからすぐバタバタと忙しない年末年始がやってきたせいでなかなか時間を取って振り返ることもできなかったけど、ようやく落ち着いたから改めて書いておくわ。……だめだめなアタシに愛想を尽かさず愛してくれてありがとう。イヤリング、大切にするわ。……これを着けて行くデートが待ち遠しいから、また今度予定を建てましょうね。ふふ。
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