エダは、すごい。
俺をかんたんにしあわせの世界に連れていく。昨日も好きだったけど、今日はもっと大好きになった。これからもずっと一緒だ。死ぬときだって、きみのことを手放したりしない。
Ъをかく遊びは、あれからもずっと続いてる。
毎日、しつもんして、Ъをかいてはぬって、たくさんのことを通して愛をたしかめあって。こんなに幸せでいられるのは、彼女だからだ。エダが俺を大切にしてくれるように、俺も彼女の幸せをまもりたい。幸せだって笑ってほしい。エダが笑ってくれると、すごくあたたかい気持ちになって、ああこれが幸せなんだって、ちゃんとわかるよ。
こんなに愛されてるの、世界で俺ただひとりだよね。エダ。大好き。
昔の記憶はあんまりない。それでも、まともに人間らしいあつかいを受けたのも、たくさんの愛情をあたえてもらったのも、彼女がはじめてなんだ。あの日、生まれかわったときから、俺のすべてはエダのものになったから。きみのとなりじゃないと、うまく息ができないんだ。はやく、はやくゲームに勝って、きみとふたりきりですごしたい。
今日はたくさんケーキを食べた。
その表現がただしいかわからないけれど、彼女のなげるケーキを顔でうけとめたから、たくさん食べた。あまかったけど、エダのクリームのついた指をなめたほうがきっとあまいんだろうな。彼女の顔にもケーキのクリームがついていて、外じゃなかったらなめたのに。
すべり台や、メリーゴーランド?で、いっしょに遊んだり、花火をながめたり。楽しかった。楽しかった、けど。彼女に近づく男がいたのは、気にいらない。エダの視界にはいるのだって嫌なのに。ケーキをなげていいのも、声をかけていいのも俺だけだ。そうでしょう?
エダが、好きだ。
毎日そう思う。目がさめたら、とてもきれいな目が俺をのぞきこむ。長いまつ毛と、やさしいかお。二度寝をさそう、あまいこえ。朝からたっぷり甘やかされて、とけてしまいそうになる。離したくないってしがみついても、うしろをついて回っても、嬉しそうにしてくれるところが好きだ。
どんなにあわただしくても、それを理由にないがしろにされたことなんて、ただの一度もない。かならず俺を優先してくれる。彼女自身の意思によって。
さみしかったでしょう?って、だきしめて、キスをして、そのままベッドに転がるしゅん間も、好きだ。ようやく二人きりの時間がきたってことだから。どれだけくっついていても、ひとつになれないのは、ざんねん。でもまあ、いいか。いつかエダが食べてくれる、そのときまで待てばいい。
俺、エダの「私が死ぬときは一緒に死んで」って、言ってくれるところが好きなんだ。だって、それが恋人にとっていちばんの、あいの告白でしょう?大好き。
この間のあめ、おいしいって言ってくれた。遊びのことは書かない。ふたりだけのひみつだ。それからアイスクリーム?も食べたけど、つぎはエダの好きな味がいい。
大事にしてることをちゃんとわかってくれていて嬉しい、って彼女は言うけれど、エダが毎日あいをそそいで、大切にしてくれてるのが、伝わるからだ。キスや、ハグ、言葉や、たいど、彼女のすべてで教えてくれる。
ありがとう、エダ。きみといられる毎日が、出会ったときからずうっとしあわせ。
寝顔も、すごくかわいい。俺しか知らない彼女が多くあることに、ゆうえつ感をおぼえる。今日もまた、好きが増えた。毎日、たくさん幸せだ。
エダのいない、たいくつな待ち時間に交わされていただれかの話や、本に書いてあること、それから彼女が語ってくれること。全部、りかいできるようにくだいて、わかるまで言葉をつくしてくれるところが好きだ。
エダは俺が話をふってくれるから、未来の約束がたくさんふえるんだって言ってくれる。でも、エダ。ほんとうは、きみがたくさん教えてくれるから、いっしょにやりたいってことが増えるんだよ。大好き。
彼女と新しいことをはじめた。
一日ひとつ、しつもんをする遊びだ。これが遊びかどうかわからないけど、エダならきっと遊びのいっかんだって言うと思う。彼女と引きはがされるたいくつなゲームでも、今日はどんなしつもんだろうと考えることができるから、少しだけ、楽しい。部屋にもどって、答えあわせをする時間が好きだ。きみのことを、また好きになれるから。