エダはどうしてこんなにもかわいいんだろう。
俺だけのお姫様のこと、とてもいとしいって感じるんだ。ずっと、ずっとそばにいるよ。大好き。
彼女といっしょに眠っていたはずなのに、ひとりで目をさましてしまった。俺がおきたと知ったら、優しいエダはさみしい思いをさせたと心配するかもしれない。だから、彼女のことをおもって、しあわせな気持ちで眠ろう。でも、そうやって抱きしめてくれるときの声も好きなんだ。
俺が彼女に愛されてると思うしゅんかんは、たくさんある。好きだって伝えたことを覚えていてくれて、好かれる努力をしているんだと笑ってくれる顔が好きだ。俺のたいせつなひとを、エダもたいせつにおもってくれているんだと感じて、しあわせな気持ちになる。彼女といることは俺にとってのしあわせで、すべてだ。いつも、いつだってそう感じる。
しあわせだ。すごく、すごく好きだ。しあわせはふわふわしていて、あたたかい。
エダって、どうしてこんなにかわいいんだろう?
さっきまで寒かったのに、体もじんわりあたたかくなって、心ぞうがすごくはやくなる。俺も今夜はきみの夢がみたい。
こういうとき、俺はきみなしじゃいられないんだって実感する。
彼女はいつも、やさしくて、かわいくて、あたたかい。
俺、エダが好きだ。すごく、すごく。
毎日かわす質問のこたえ、いつも考えかたがおなじでびっくりする。それから、すごくうれしいんだ。彼女がたいせつに感じることを、俺もたいせつにしたいって思うから。エダもきっと、おなじだって答えてくれるって知ってる。こんなにたいせつにしてくれて、愛してくれて、ありがとう。今年も、きみのことが大好きだよ。
彼女の文字をみると、うれしくて、なんどもなぞってしまうから、インクがかすれて消えないかがしんぱいだ。
愛は、はじめるよりも、つづけることがむずかしい。
いつか読んだ本に書いてあったのを、ふと思い出した。そういえば、この日記をつけだしてから、もうすぐ一年になる。エダが俺にしてくれようとしてたイベントのお返しに、ってひみつで用意してたのがはじまりだった。彼女のきれいな文字をながめたり、なぞったり。かわいたインクのにおいは、俺たちの思い出のかおりになった。
エダはたまに、この日記のはなしをもち出しては、俺の日記が彼女のページ数にまさっていることについて、もうしわけなさそうな顔をする。そんなことないのに。だって、これとはべつにつけている記録は、一日以上、かかすことなく続けてくれていることを、俺は知ってる。
日記も、記録も、それぞれ、彼女の思いがたっぷりつまっていて、俺にとってこれは、愛そのものだ。その愛を、彼女はもうずっと、つづけてくれている。
もし、火事なんかが起きて、今までかいたページがもえてしまっても、彼女がくれた愛情がきえることはない。そう思う。
今年も、たくさんの愛情を、ありがとう。大好きだよ、俺のエダ。これからも、ずっと、ずっと、きみは俺だけのお姫様だ。