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┗78.荼毒の廻瀾による享楽的濁穢について。(26-30/37)
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30 :松/永/久/秀(B/S/R)
2023/06/02(金) 00:20
何事も積み重ねだと言ったのは卿だったね。
そして、私は存外弱いと評価付けたのも卿だった。
一時的な物事への興味、そこから得る対価、そして身を焼く刀傷。分からんかね、これら全ては流転する万物の大きな輪の、矮小な程取るに足らない一部に過ぎない。軈ては灰に、何れは土に、そして無に帰すのが人と云うものなのだと何故分からない。卿の頭蓋の中に収まる物が酷く哀れだ、不要なら私が屠ってあげよう。何、礼は要らないよ、卿のその虚空の月にも愛想を尽かされる惨憺な思考に悩まされる事がなくなるなら、これ以上の対価はないのでね。
そう、悩み等と言うのはくだらない物だ。そして酷く美しい。人と云う存在が皮膚という袋に肉と骨を詰め込んだだけの肉塊ではないという証明足るものが、この憐れな思考そのものなのだから。
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29 :
モ/ラ/ン(A/3、兵/頭/十/座)
2023/04/13(木) 07:56
俺が今まで歩んだ道が日の目を見られるものじゃないことも、人様に褒められたものでもないのは誰より自分が分かっている。スタンディングオベーションは疎かブーイングすら投げられない、目も当てられない独り舞台。
それでもこの現状を護れるならそれで良い。守りたいと思う人に存在を認知されないことが、今を護れるならそれが一番の幸せだと貴方なら俺を認めてくださいますか。混ざり合うことを許されないこの指先が、空を切ることこそ俺の至福だと。
紆余曲折、この考えを植え付けて下さったのは貴方だ。そうでしょう?先生。
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28 :
燭/台/切/光/忠(刀/剣/乱/舞)
2023/02/15(水) 07:47
本懐を遂げる最期じゃなかった。それでもいいと思えたのは、やっぱり君だからだと思うんだ。
そう、だから、
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27 :
Y(創作)
2023/01/23(月) 01:13
開いた。危ねえなあ、何処ぞの盗っ人に鍵盗られたかと思ったぜ。勘弁勘弁。
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26 :
治/崎/廻(M/H/A)
2023/01/19(木) 23:24
所詮、現実なんざその程度だ。
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