ぼく、おてつだいができない。
だからママはないて、パパはあそんでくれない。

ぼく、ひとりでなにもできない。
だからパパはおそとにつれていってくれないし、ママもふあんそう。

ぼく、びょうきなんだって。
だからパパは、ぼくをおともだちからひきはなすんでしょう？

ここは、ぼくのせかいなのに。
どうしてこんなにさみしいのかな。

あ、弾けた。

消えちゃったんだね。ざ〜んねん。
俺さ、これでも燃費いいんだよ、種類は変わってもずっとお前のことは好きなんだ。どっかで会ったら絶対ビビッ！て来て、わーっ！てなって、ドババッ！て脳内に好き好き細胞構築されると思う！
だから、なんて言うのかな。こう、少しカラッポ？スカスカ？大事にしてた本の一ページの角が破れたような気分。ま、俺本なんて読まないんだけどね。にゃはは！

これで完全にお前と俺が隣でボール蹴っ飛ばしてた軌跡はなくなっちゃったわけだ。つまり、俺はもう前向き爆進エゴエゴマシン系蜂楽廻ってこと！

歪んだ定規で直線を引くことはできねえが、最短距離で最高の演者になれるとは端から思っちゃいねえ。
紆余曲折道草を食って、握った拳を手前に向けて、偶に進んだ道を戻って初めて俺の目指す役者になる。

ただひたむきに真っ直ぐであるべきなのは、俺の中にあるこの覚悟だけだ。

悲しいくらい優しかった。
哀しいくらい甘やかだった。

かなしい、愛しいなあ。ああ、とても、とても、

アンタは良いよね。
オレだって、

この先に続く言葉が見つからないんだから、ただ周りを困らせたいだけなんでしょ。分かってるんだよ、だからさっさと消えろ。