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┗163.クリボージャー、そしてゲームレンジャーへ(962-981/1000)
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962 :げらっち
2022/05/17(火) 13:08:24
2025年、GWCはゲームレンジャーを全滅させ、世界ゲーム化計画を大成させた。
ゲームと化した世界で、謎の少女ヒーロー・テンナが孤軍奮闘する!
CGR2が終わったら少し書くかも
だが障害をテーマにした小説も書きたいし…
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963 :げらっち
2022/06/27(月) 22:43:22
ゲームレンジャー再開はいつになるんだろう?
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964 :黒帽子
2022/06/28(火) 16:53:36
www.youtube.com
いっつも爆発音とともに暴れてるだけのGWCはこんくらいやってくれよ
GWCが冷酷な遊びをする→実はゲームレンジャーが見てました→その冷酷な遊びを逆に利用される
くらいのことやんねえと
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965 :げらっち
2022/06/28(火) 21:44:15
HKKの浮上率落ちて打ちきり確定的。
CGR書き終わったし、暇があれば介入するかも。
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966 :げらっち
2022/06/30(木) 05:48:26
>>964
私の好きな北斗の拳だぁ…
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967 :げらっち
2022/07/03(日) 21:20:46
>>928,962あたりで試してみるか…
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968 :黒帽子
2022/07/04(月) 07:16:36
二次創作でもない限り男主人公では書けない感じか…
HKKと真逆だね
ってかゲーム離れが進むゲラフィでどこまで受けるのだろうか
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969 :げらっち
2022/07/04(月) 15:59:11
>>>283.8では男主人公なんだぞぅ
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970 :げらっち
2022/07/04(月) 18:20:06
HKK逃亡したし次スレは黒帽子が作るか?
戦隊学園とCGRアニメの片手間に少しだけ書くつもり
〆切はまあ今年中ってことで(長い)
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971 :げらっち
2022/07/13(水) 00:42:05
作者を奮起するためにも今月中に何か書ーく
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972 :げらっち
2022/07/17(日) 15:33:12
ゲームレンジャー
The Story After Game Over《ゲームオーバーの後の物語》
0ー1
2022年。
とある、夜。
世界をゲーム化せんとす悪の結社『GWC』。いつも昼間の無差別爆撃などロシア軍のような戦争の伊呂波の伊も理解していないような攻撃ばかりしてくるが、夜間の奇襲攻撃なども充分に考えられる。
ゲームレンジャーの千博・翔・涼・信穏・怜奈の5人は、夜間パトロールを開始した。1人1人、それぞれのルートを辿っていく。
5人はただの平凡な高校生であった。戦士に選ばれた理由は、彼らが部類の「ゲーム好き」だったからだと、ゲームレンジャー創始者・機田学は言った。
「冗談じゃない。」
千博はそうぼやいた。低い声は夜の街にすぅっと吸い込まれて消えた。
千博はゲームが好きだった。その点に異論は無いし、誰にも負けたくない。驚異の身体能力と人間離れしたアクションで、フィールドを縦横無尽に駆け回る。リアルの戦争さながらに、銃を持って敵兵を撃ち殺す。はたまた、ポップな世界で愛らしいマスコットと共に、頭をひねってパズルを解き明かす。危険なレースでデッドヒートする。自分だけの村でのんびり暮らす。学校では手に入らないような、刺激的な恋愛をする。全て画面の中で行われていることだ。リアリティがあれど、それは視覚と聴覚のみの世界だ。五感のうちの2つだけではないか。嗅覚も味覚も、触覚も痛覚も、伴わない世界。もしくは、未来のゲームではそれらも味わえるのだろうか。ともかく、今はそうではない。
千博は腕につけている小型ゲーム機、『ゲームチェンジャー』を睨みつけた。
「ふざけやがって。」
今すぐ地面に叩き付けて、踏み潰して壊してやろうか。俺にはそれができるんだ。だが千博はそうしなかった。仮にも、これは重要な変身アイテムだ。自分がゲームの主人公の様なヒーローになって戦う。ゲームが現実と成る。はじめ俺は、それを楽しんでいた。夢のようだとさえ思った。だが興奮と快感は、不満と諦念に場所を奪われた。現実には痛みと疲労、時間と死、疑念、そして意味が付きまとう。それは俺の求めていた物ではない。
ゲームは現実とは非なる物、だからいいのだ。
だが俺はゲームレンジャーを辞めない。
理由は二つある。
世界の平和のため?そんなものは掲げない。世界を守るのは俺の役目ではない。それは大人がすべきことだ。
第一に、千博はGWCを快く思っていなかった。GWCが世界を侵略する悪者だからではない。世界のゲーム化、それは千博の夢を壊すことだったからだ。ゲームの力を濫用する、到底許せぬことだ。
第二に、千博には4人の仲間が居た。
翔・涼・信穏・怜奈。同じくゲーム好きの幼馴染みたちだ。5人はゲームによって出会い、育ち、つながった。千博は思う。他の4人も、それぞれに思うところがあって、ゲームレンジャーを辞めないのだろう。あのおちゃらけの涼だって不安を感じているはずだ。だが立派に戦っている。
そうであれば俺はゲームレンジャーを辞めない。
「4人の友と、戦い続けるんだ。」
その声は闇に消えていくはずだった。
「ご立派だな。」
返答があった。だが千博はそれを心の声と解釈し、気にも留めなかった。
━━━━━━━━━━
涼はゲームレンジャーのボケ担当、能力こそ劣れど、憎めないキャラで皆に愛されていた。
彼は道端のベンチに座り、パトロールをさぼってゲームをしていた。
「ん?」
夜の闇を撹拌するように、まばゆい光が辺りを照らした。ヘッドライトだ。
車が、突っ込んでくる。
「わ、わああ!!!」
涼は逃げようとするも足がもつれた。そして次の瞬間には、大きな鋼鉄の突撃を受け、空を飛んでいた。ドンと地面に叩き付けられ、そこで彼の残機は0になった。
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973 :げらっち
2022/07/18(月) 01:12:11
0ー2
「見ろよ、これ。」
目を覆いたくなるようなものだった。轢かれた猫をそのまま人間に置き換えたような有り様だ。蛙でもいいか。
「クソッ……酷いもんだぜ!!」
暗がりの中、千博は相棒の翔と合流し、視線をかわした。いつも冷静な翔だが今は怒りをあらわにしている。
「どう思う、千博。」
「どうって、GWCの仕業に決まってるだろ。」
地面には涼のゲーム機が落ちていた。画面は粉々に割れ、本体はひしゃげている。
「奴ら本性を出しやがった。絶対許さねえ、ぶっ潰す。このふざけたゲーム戦争もこれで終結だ。」
「平和的だな。ガンジーが生きていたらさぞ喜ぶことだろう。」
翔は嗜虐的にニヤリと笑った。
「俺は怜奈と信穏を呼び出し、合流する。敵はまだこの近くに居るかもしれないし、知らせておく必要がある。翔、お前は学さんに連絡を入れてくれ。」
「任せろ。」
翔は自宅に向かおうとした。翔の家はGWCの基地としても利用されている。だがその前に翔は涼に向けて、「仇は打つからな。」とボソリと言った。
俺は涼の目を閉じさせ、路地に移動させた。
そしてゲームチェンジャーに声を吹き込んだ。
「怜奈、信穏、緊急事態だ、ハードモードだ。」
「何?もうパトロール終えて、直帰しようってとこなんだけど……」
ゲームチェンジャーの画面にさっぱりした顔つきの少女、怜奈が映る。ゲームレンジャーの紅一点。
「家に帰ってお風呂でのんびりしてる場合ではない。涼がやられた。」
「え?」
画面越しに、怜奈は苦笑いした。ジョークとでも思っているようだ。
「やられたって……どういうこと?ねえ、涼。涼!」
怜奈は涼に通信を入れようとしているのだろう。声を投げ掛け続ける。だが涼のチェンジャーは命と共に破壊された。返答は無く、怜奈の笑みは消えていった。
「無事……なんだよね?」
俺は返事をしなかった。
「信穏も応答してくれ!」
画面が切り替わり、信穏が映る。
その顔は血にまみれていた。
「千博、襲撃を受けた!!闇討ちだ!今すぐ来てくれ!!」
「信穏!?現在地は!?」
「ぐああ!!!」
画面が乱れ、血飛沫、そしてくすんだ包帯が一瞬映り、直後通信が途切れた。
「しおん……?」
再び画面が切り替わり、怜奈の顔が映った。怜奈の顔はすっかり青ざめていた。
「千博、一体……」
「怜奈、急いで合流する必要がある。今どこに居る?迎えに行くからそこを動くな!通信はオンのままにしておけ!!」
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974 :げらっち
2022/07/18(月) 01:12:36
0ー3
千博は怜奈の居場所を聞くなりすぐにそこに向かった。そう遠くはない。チェンジャーの画面に映る不安げな怜奈の顔を見つつ、足早に移動する。瀬川公園。ここに居るはずだ。
「ハード中のハードだぜ……」
「きゃあっ!!」
チェンジャーの中、そしてすぐ近くから同時に悲鳴が聞こえた。画面が暗転した。「怜奈!!どこだ!?」もしチェンジャーがスマートウォッチの役目を果たしていたなら、千博は自分の脈拍が150にまで上昇したのを目にしただろう。
「チ……ヒ……ロ……」
「怜奈!!!」
近くの茂みの中に怜奈の姿はあった。怜奈は仰向けに倒れ、顔を真っ赤にして、目を潤ませていた。首には鉄の輪がガッチリとはめられていた。「怜奈!駄目だ!しっかりしろ!!」千博は少女に覆いかぶさり、悪辣なる輪を外そうとした。だが輪はどんどん縮んでおり、外すどころか指をかけることすらできなかった。怜奈の呼吸は完全に遮断され、ピクンと痙れんしたきり、動かなくなった。千博は怜奈の首をかきむしり、身体を揺り動かし、無駄だと知って、そして泣いた。
「怜奈……なんで……」
俺は好きだった彼女を、そっと抱きしめた。
涼も、信穏も、怜奈も、手厚く弔わねばなるまい。
彼らの家族は、親は、一体どんな顔をするだろう?
「……ふぅ。」
俺は立ち上がった。
「翔の元に行かないと。」
千博はふらふらと翔の家に向かった。翔と機田学と共に、GWCに反撃する。
慣れ親しんだ翔の家が見えてきた。
凶悪な一瞬だった。その民家は、そこに宿っていた数多の思い出と共に破裂した。火炎が夜空に噴き上がった。爆風で千博は尻餅をついた。轟音が住宅街を疾走し、吞気な人々が家々から顔を出した。
「しょーーーーう!!!」
俺は腹の底から叫んだ、そして背中に金属が突きつけられていることに気付いた。銃だ。
俺は太い手に首を掴まれ、路地裏に引き込まれた。
「ゲームレンジャーはここでゲームオーバーだ。」
しゃがれ声が後ろから死刑を宣告した。
なるほどな。
千博の心にあるのは奇妙な納得だった。最後に死ぬのは俺というわけだ。
「抵抗しないのか外来千博。最後だから教えてやろう。俺はGWCのウィユー。お前らを恨み、死を配っている者だ。お前が死ねばゲームレンジャーは全滅だ。邪魔者は無くなる。世界ゲーム化計画は、大成だ。ゲームクリアだ。」
知ったことか。
感情の容量が氾濫し、洪水をおこし、堤防は決壊し、心は冷たい水の中に沈み込んでしまった、
さあ撃つがいい。4人の友と同じように、俺を殺すがいい。
涼・信穏・怜奈・翔――彼らが生きていないなら、俺が生きている意味などどこに有ろう?戦い続ける意味などどこに有ろう?
だが、どうせ最後なら。
俺を死にやる者の顔を拝ませてもらおうか。
俺はぐるんと振り向くと、相手の銃口をむんずと掴んだ。包帯に全身を包んだ不気味な敵の姿があった。1フレーム後に銃が火を噴いた。千博は心臓を撃ち抜かれた。
GWC首領・イッチスは、スイッチをパチンと切り替えた。それで世界はゲーム化した。お終い。
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975 :げらっち
2022/07/18(月) 01:16:06
※こっから本編です
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976 :暇人大魔王
2022/08/01(月) 00:39:22
こっから本編か...
まだ学さんの様子が描かれてないな。何かあるんだろう
ああ、あとそうだ
ウィユーというキャラがいたな、これたぶんWiiUなんだろうけど、実はWiiUモチーフは既にいたよ
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977 :げらっち
2022/08/01(月) 00:40:12
ネタバレだが、本当は数人生き残ってる
てか読み切りなのでこの先は書かないと思われるw
本当の作者に期待だ
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978 :暇人大魔王
2022/08/01(月) 00:43:32
どうだろうなー
連日の忙しさで書く気力がイマイチ起きないんだよな
本当はガチの暇人になった3月にがんばっときゃよかったんだろうけど、あんまり筆が走らんくてね
一度ストップするとなかなか戻れないものだな
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979 :げらっち
2022/08/01(月) 00:48:24
そういうもんさ
クリボージャー当時はありえないほどのスピードで書いていたが…
第3スレは作らない方向なのか?
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980 :げらっち
2022/08/01(月) 18:44:30
とりあえずこのスレの完結を目指すか?
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981 :黒帽子
2022/08/04(木) 19:30:43
思い切ってテコ入れとか路線変更してみればいいんじゃね?
ゲームレンジャー(中身は5人の高校生の日常ギャグ)
とかにすればHKKも気楽に描ける
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