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┗200.ゲラトピア~Geratopia(小説版ミートピア)(21-23/23)

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21 :ハローダ
2021/07/12(月) 00:42:29

続き
マシュマロ「こんな私だけど、精一杯頑張りたいと思います!!」
こうして、クールな戦士・ハローダ、元気な魔法使い・シン、優しい僧侶・雪華、天然な料理人・マシュマロの4人パーティが結成された。
ハローダ「早速だがサイショーの街の顔を取り返しにいくぞ。」
シン「まだ、顔がない人はいるよね。」
雪華「その人の分も頑張って、助けなきゃ。」
マシュマロ「大魔王に顔を取られて困ってる人がいるんだね…相当酷いね…」
4人は草原を駆け、敵を次々となぎ倒し戦力をつけていった。だが、だんだんと草原の木々が高くなっていくような感覚がし、気がつけばその高い木々は生い茂っていた。そう、怪しい森に入ったのだ。
するとそこにラブラブカップルの妻・エッボの顔が降り、ネズミの体が現れエッボの顔がネズミに張り付く。
エッボ「キャーッ!(悲鳴)」
ハローダ「強敵の予感がするぞ、気をつけろ。」
シン「マシュマロさんは、まだ戦い慣れしてないから僕が頑張らないと!」
雪華「人の顔全てが付いてるから、一筋縄ではいかないかもしれないよ」
マシュマロ「新人ですが、私、頑張って街の人を助けるよ!」
4人対エッボネズミーと、取り巻きの笑い茸の戦いが幕を開けた(続く)

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22 :ハローダ
2021/07/17(土) 23:15:17

続き
ハローダ「全力で畳み掛ける!」
シン「意外と強いかもしれないよ!」
二人は決意を固める。だがワライタケはシンに向かって笑いの胞子を飛ばした。シンの理性はそれによって瞬く間に解され、笑いの快楽に堕ちてしまう
シン「あっはwwwたまんねwww」
ハローダ「何がおかしい!!」
雪華「ネズミにも気をつけてハローダ!」
そう、笑っている暇もなくエッボネズミは突進してくる。
ハローダ・雪華・マシュマロ「うわっ!!」
マシュマロ「あの取り巻きキノコを倒さないと…!!」
雪華「埒が明かないよ!」
ハローダ「そうだな。まずはあのキノコを斬滅してやる。」
「斬り刻まれよ、うぉぉぉぉ!!」
その剣の斬撃は、キノコを真っ二つに斬り、エッボネズミにも大ダメージを与えた。
だがワライタケを倒したからと言って、シンの笑いは治っていない。
ハローダ「快楽に堕ちるな!笑いは大切だが度を過ぎると身を滅ぼすぞ!」
そうやってハローダはシンに対して解放の拳<ビンタ>を繰り出す。
硬い鎧の掌から繰り出される一撃は、爆笑に飲み込まれたシンを救出した。
シン「なんで僕、笑ってたんだろ…」
ハローダ「今はとにかく、あのネズミを葬るぞ!!」
こうして4人は少し苦戦しつつも、ネズミを倒しラブラブカップルの妻エッボを助けることに成功した。
少し戦力が身についた4人は、サイショー城の元へと向かう…
第5話 END

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23 :ハローダ
2021/08/05(木) 01:33:28

第6話「大魔王黒帽子、再び」
宿屋で一息ついたハローダ一行は、城の見える高台に足を踏み入れる。
ハローダ「町の人の顔集め、もう少しで終わりそうだな」
シン「いやぁ、意外と大変だったね…」
雪華「最後は、楽に取り返せるかな?」
ハローダ「いや、最後の顔まで油断するな。その油断が命取りになるかもしれないぞ。」
マシュマロ「これまで以上に強いのが来るかも…」
シン「気を緩めずに行こう!」
そう城壁を歩く御一行、しかしすぐそばに"大魔王"の影はあった。
ハローダ「…なんか嫌な気配がしたと思えば、貴様か。」
黒帽子「ウハハハハッッー!!また出会ってしまったのだな!この俺に!」
ハローダ「ありがとう。貴様との出会いは、より貴様に対する憎悪が増していくという意味があるんだよ。」
黒帽子「フン、お前程度の相手など、"コイツ"で十分だ。」
大魔王・黒帽子は三又の槍を持った悪魔のようなものを召喚し、それに陽気なお婆さん・サナの顔を取り付け、黒帽子はサイショー城を睨む。
黒帽子「豪華絢爛、贅沢三昧の王族どもめ。お前らを懲らしめてやるか!ウハハハハハハッー!!」
こうして大魔王・黒帽子は悪魔を置き去りにして去っていった。
デビル・サナと取り巻きのスライムがハローダ御一行を襲う…
ハローダ「コイツを救えば、町の人々の顔はこれで全員戻る。」
シン「待たせてごめんね、サイショーの町のみんな。」
雪華「この町に平穏を取り戻し、笑顔溢れる町にするために」
マシュマロ「私達は戦う!!」
…続く

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