ネット小説相談所・二

スレ一覧
┗250.ネット小説相談所・二(181-200/440)

181 :げらっち
2022/04/01(金) 11:23:58

おまえらHKKって誰だ？

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182 :すき焼きのタレ
2022/04/01(金) 11:25:21

>>180げらっちのギャグは　わかりづらい！(エイプリルフール)
>>181HKKはキャスストーンの親だった？

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183 :ねむねむ
2022/04/01(金) 11:29:54

>>179
そっかwww

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184 :げらっち
2022/04/01(金) 11:32:28

HKKってシュレッダーのメーカー名だっけ？

くだらないギャグは小説スレではよしとこうヽ(○ω○)ノ

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185 :げらっち
2022/04/01(金) 12:02:50

結論：いまさいの小説面白そう！続き考えたら是非教えてくれ。

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186 :いまさい
2022/04/01(金) 14:05:02

続き書いてました！
あとタイトル考えてました！
【籠絡、繰レレバ唐紅】

　センセイが創り出した、七つ目の作品。最高傑作にして、センセイの遺作。タイトルを、Onoskelis。人間とほとんど相違ない容姿を持ち、家事全般を卒無く熟すのは勿論のこと、主の細かい要望に適切に応え、臨機応変に物事を遂行することができる。従来の機械人形はそれだけだったが、Onoskelisには自律思考エンジン“ココロ”の試験実装……簡単に言うと、人間の持つ感情に極めて近しい機能が搭載された、らしい。
　それが私が目覚めて直ぐに説明された、私という作品の概要だった。
　今までにセンセイの手掛けてきた六種類も皆、傑作と呼ばれてきたが、私はその中でも群を抜いた出来であり、しかも遺作ということもあり、その出来には世間が強く注目しているとか。

「いさく……？　センセイが、亡くなったということですか？」

　おお、喋った。私の周りを囲む男女が声を漏らす。
　私を囲っていた彼らは、センセイの弟子である人形技師だと名乗った。センセイの素晴らしい技術を学び、センセイの手伝いをしながら、人形技師としての腕を磨いていたところなのだそうだ。
　普段なら、弟子たちと協力して作品制作に当たるというのに、今回作られた私に関しては、センセイが独りで──正確には素性の分からない協力者と二人だけで完成まで漕ぎ着けたらしい。
　主に造形デザインの部分をその協力者が手掛けたことにより、旧作品達には無い、彫刻や絵画のような美貌が備わっている。それが、君を最高傑作足らしめている、と技師の何人かが口を揃えて言った。

「瞳に使われている石は……もしや、希少な鉱石、ヴァンパイアアイではないか？　なんて魅惑的な輝きだろう！」
「いいや、使われているのはメドゥーサハーツではないか？　どちらにしてもこれだけ純度の高い石は珍しい。それにこの顔の造形美。人間離れした美貌、少し怖いくらいだ」
「今までの機械人形達は、親しみのある顔立ちをしていたから、先生は突然作風を変えたんだね。でも、どうしてだろう」
「最期に何か、心変わりがあったのだろうか」

　人形技師達は、私を見ながら、好き勝手に考察を述べている。状況を飲み込みきれない私は、それらの言葉を必死に集音器を駆動させて拾うだけであった。
　見たこともない赤い石を嵌め込んだ瞳。ユニコーンのたてがみで作られた頭髪。ココロ導入の問題点。モデルタイプが男性でも女性でも無いこと。遺書の意図。タイトルの意味。気になる単語が飛び交うものの、質問という機能が未発達である私は、検索エンジンをフル稼働させて言葉の押収を聞くばかりだ。
　……脳ユニットが熱を帯びてきて、冷却のために機能の制限を行い始めた頃。

「あの男は自殺した。この遺書とお前という作品を遺してね」

　自殺。自らの生命維持を放棄すること。真新しい単語の発言をしたのは、人形技師たちの輪から外れて、壁にもたれかかっていた若い男。不揃いの黒髪は、手入れが行き届いていないことから、自分の容姿に頓着しない人物であることが推測できる。

「あの男はお前を、この俺のために遺す、とのことだ。つまり俺がお前の主になる。わかったな？　そしたらもうこんな埃臭い場所に用は無い。帰るぞ」

　一方的に情報を与えてきた若い男に対して、私も人形技師達も、困惑していた。情報不足で状況整理演算もできずに固まっていた。男は面倒臭そうに嘆息しつつ、私の腕を引く。

「何処を目指しているのですか」
「家」

　人形技師達は、足早に帰宅しようとする彼を止めようと何か言っていた。
　遺書に記させていたこととはいえ、先生の作品を独り占めするだなんて、世間にはどう説明するのだ、とか、こちらも先生が亡くなってしまって、唯一遺された機械人形だけが頼りなのに、とか。それら全てを、俺には関係のないことだ、の一言で一蹴し、私は彼に連れられてその場を抜け出した。
　私の作者であるセンセイは何故、自殺を図ったのか。この男が何者なのか。それらの疑問を提起してみたが、男は何一つ教えてくれることはなかった。

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187 :げらっち
2022/04/01(金) 16:09:25

おうおう面白い！！

感情を持ったロボットの視点というのは、今日掲載されたねむねむの『愛か金』とも通じるところがあるね。
スキタレといい、みんな一人称視点の小説が上手すぎる……！

欲を言えば、「まっさらな状態」から、検索エンジンで段々と知能をつけていく様子も細かく描いてほしかった(かも)

どんな敬意でロボが作られたか、これからの展開に注目ですな。

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188 :げらっち
2022/04/01(金) 16:17:29

スレ独立したい場合は遠慮なくどうぞ(⊃・∀・)⊃

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189 :いまさい
2022/04/01(金) 16:34:42

感想ありがとうございます。
確かにねむねむさんと感情を持った機械のテーマ被っちゃったなと思ってました。私とねむねむさんとでは重きを置く場所も違うと思うので、近いテーマでどんなことを書くのか違いを楽しめそうですよね。

スレ立ての件もありがとうございます。長くなりそうなので、作ろうと思います。

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190 :迅
2022/04/01(金) 16:45:28

　魔法少女×SF
　今思えば、何でこんなの書いてたんだろうと思う。いやマジでなんで思い付いたんだ……？

＊＊＊

　今から五年前、私たちは、悪の親玉をやっつけた。
　私たちの活躍と新素材の開発により、世界の勢力図は一変した。それまでは諸外国から下に見られていた日本が、科学技術の頂点にたったのだ。
　だが、一つ気になる点がある。
　ラスボスをやっつけたのは良いが、どうして世界の基盤は、未だ不安定なのだろう。
　太陽光発電が普及し、一昔前より格段に便利になったのに。
　その答えは非常に単純かつ明快で、一部の人間が争いを求めるからだ。
　不特定多数のように平和を謳歌していれば良いものを、ごく少数の馬鹿が、自分の利益をなによりも優先して、その意見を押し通そうと考えるからだ。勿論、それが原因で、私たちは残ったラスボスの部下や、人間と殺しあうハメになる。
　ただでさえ奴らの殲滅にこまねいてると言うのに、何故こうも面倒事が増えるのか。
　航空兵器の発展や私たちの活躍があるとは言え、世界の何処かでは、今も紛争や犯罪が発生している。
　そして、それを止めるのが、私たちの果たすべき責務だ。

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191 :迅
2022/04/01(金) 16:47:41

　人智を超えた超常的な力───『魔法』。
　１０年前に発見された鉱石資源『マギカライト』の導入による科学技術の飛躍的な発展に伴い、先の戦闘に人類が勝利を収めた現在、日本は米国との共同研究により、疑似的ながらも、それまではフィクションの産物とされていた魔法の『再現』に成功した。
　斯くして、新たな数式である『魔法式』の確立と共に、勢力バランスを一変させるであろう魔法の適合者を、彼らはこう呼んだ。

　───魔法少女。

　と。

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192 :げらっち
2022/04/01(金) 16:48:02

>>189
早速立ったか！
感想は同スレに書いてもいいの？

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193 :いまさい
2022/04/01(金) 16:50:05

はい。どうぞよろしくお願いします！

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194 :げらっち
2022/04/01(金) 16:58:05

すまん、今仕事で忙しいから、今夜、長めの感想を書く！

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195 :迅
2022/04/01(金) 17:57:54

『エアリアルに通達、渋谷スクランブル交差点にて、目標を確認。現場に急行するので、出撃準備を』
　首都高を走る大型装甲車のトレーラー内に、前方の車両からの放送が行き渡る。
　どうやら、目標は首都に現れたらしい。
　敗走した敵軍の残党にしては、随分と大胆な登場の仕方だ。
　トレーラーの壁に背を預ける少女は、出撃に向けて身支度を開始する。
　太腿のホルスターに拳銃を納め、ベルトを締める。
　度重なる出撃を経て、最早彼女の愛車となりつつあるバイクの前にしゃがみ、エンジンやギアの点検も行う。動作不良は無し。エンジンを吹かすと、まるで今日も絶好調であることを誇示するかのように、重厚なエンジン音が鳴り響いた。
　一通り点検を終えた彼女は、スマホで進行ルートを確認する。
　何の障害もなく行けば、もうすぐ現場に到着するはずだ。
『レインボーブリッジ到達、準備お願いします！』
　インカム越しに聞こえるオペレーターの指示。

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196 :迅
2022/04/01(金) 17:58:50

　少女はヘルメットを被ると、バイクに跨りイグニッションキーを回す。
　そして、光が差し込むリアドアから、彼女を乗せたバイクは走り出す。
　インターチェンジを過ぎると、現場は目と鼻の先まで迫っていた。
『魔法少女に通達！目標は一体だが大型だ！我々が注意を引く！お前は奴を削れ！』
　すると、彼女が走る数キロ横を黒い飛翔体の群れが通り過ぎて行く。
　日米共同開発によって作られた新型兵器・ブラストだ。
　ステルス性を重視したデザイン、そしてドラムフレームの採用によって獲得した人型への変形機構は、最新の戦闘機ですら過去の物にしていた。
「ありさ！魔法のナイフで変身だっチ！」
　隣を飛ぶ妖精の指示に従い、少女───ありさは首にかけていたアクセサリーを取り、ダガーナイフに変えると、眼前に構える。
　刹那、彼女の身体は光に包まれ、『魔法少女』へと変身する！

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197 :迅
2022/04/01(金) 18:00:00

　人智を超えた力と、その力を行使できる者。
　その者の名を、魔法少女。
　そして彼女は、先の戦いにて悪の親玉にトドメを刺した張本人。
　彼女の名は、石蕗《つわぶき》ありさ。
　またの名を───

　魔法少女・エアリアル☆ありさ。

　───魔法少女戦線

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198 :ねむねむ
2022/04/01(金) 18:57:36

>>189
面白い！！(o^―^o)ﾆｺ
そうだね～、確かに違いが出てくると思う！
作風も違うしね！
楽しみ(〃´∪｀〃)

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199 :すき焼きのタレ
2022/04/01(金) 19:45:52

すげ～今日めちゃくちゃいろんな小説が読めた！！
いまさい小説はスレでよむとして
迅の悪玉倒したあとの魔法少女の活躍って斬新なきがする
いつもながらのムズい名前が別名エアリアル⭐になるのおもろいwww

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200 :暇人大魔王
2022/04/01(金) 20:03:58

あんまり詳しくないからわかんないけど、魔法少女がバイク乗るの珍しい気がする
クールでいいねー

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