長文コンクール - ゲラフィ

スレ一覧
┗62.長文コンクール(421-440/785)

421 :げらっち
2020/07/21(火) 21:06:35

時間が全然ないのでかなり適当なCGR番外編

CGRのルル、タレ、りんごの3人は原宿に遊びに来ていた。

ルル「わあ～！人がいいっぱいいますぅ！」
タレ「そりゃそうや。」
りんご「あっあそこだよ！雑誌で有名だったタピオカのお店！」
ルル「タピオカ！！大好き…❤️」
りんご「飲みに行こう！」
タレ「あのくそみたいなたまごに金を使うなんて許さん。」
ルル「ええっタピオカ食べられないんですかぁぁああ！！！」
タレ「というかタピオカとか喰わず嫌いランキング1位。まぢで無理。タピる～とか言ってる女子女子した女子嫌い。雑誌好きミーハーも嫌い。きもい。きしょい。無理。」
ルル・りんご「……」

何やら険悪な雰囲気だ。

ルル「あの…そこまで言う必要は無いと思います。」
りんご「そうだよー💢ルル、2人だけで食べよ！」

2人はタピオカ屋に走って行ってしまった。

「いらっしゃーい！店長のレモーンだよ。」
そこにはレモンの被り物をした怪しい少年が立っていた。

ルル「タピオカレモンティーく～ださいな✨」
りんご「僕ちんはタピオカルピス！」
レモーン「濃さは？」
りんご「へぇー1から10まであるんだ。特濃！めっちゃ濃いの！薄いのきらーいww」
レモーン「はい(渡した)」
ルル「んくっんくっ」
りんご「やばっメッチャ濃いΣ(ﾟ◇ﾟ；)そして…なんだか眠く…」
ルル「うう…ﾊﾟﾀｯ」

2人は倒れてしまった。

「うまくいったようだな。」
レモーン「へい！クロボー師様。」
店の奥からメンズスター幹部クロボー師が現れた。

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422 :X5
2020/07/21(火) 21:08:32

Bastille

　……この世ってやつは、クソッタレだ。
　世に憚るのは憎まれっ子ですらない。個人の意思なんざ関係ない、生まれだけで全てが決められる。
　そりゃあ、こんな世界に生まれちまった赤ん坊たちは真っ先に泣くわけだ。だって、泣くしかないだろう。何もかもが産まれた瞬間から決められちまってるんだから。

　世の中がそうなっちまった原因ってのは……それでも、多分、俺たちにもあるんだろう。
　俺たちが、クソッタレな世の中にずっと目を閉ざしてきたこと。俺たちの爺さんの、そのまた爺さんの時代から脈々と継がれてきた、どうしようもない怠惰と恐怖がそうさせちまったんだろう。
　飢えて、渇いて、そのままに飼い殺されるだけの安寧に俺たちはずっと眠りこけてきたんだ。

「どうしたよ、兄弟。浮かないツラしてやがる。まさか腹でも下したのか？」

「馬鹿言え。“下せる”ほど食ってない。」

「へいへい。んじゃ、その空腹を終わらせることに集中してくれ。そろそろおっ始める頃合いだ。連中も程よくあったまってきてる。」

　捲き起こる土煙と、悪寒すら覚えるほどに立ち込めた異様な熱気。見渡せば、辺りには───廃兵院を取り囲むように、無数の市民が集まっている。各々が、堪え切れぬ憤怒と興奮の表情を浮かべながら……。
　声をかけてきた俺の『兄弟』も、例外じゃなかった。軽薄な口調の裏で、手に持った棒切れは、放っておけば五、六人はくだらない数を薙ぎ倒してしまうだろう殺気を纏う。

　そして、俺もそうだった。そうだったから俺は今、集った八千のひとつになろうと此処に居る。居る……はず、だったけれど……。

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423 :X5
2020/07/21(火) 21:08:49

「でも、なあ……アンタ、どうなんだ。俺たちがこうすることに、何か意味があるのか？」

「ああそうさ。兄弟、これで時代は変わるんだ。それも、『俺たちの手で』だ！
　俺たちはもう塀の中の家畜じゃなくなる。コイツはそれへの狼煙になるんだ。
　兄弟、まさかここまで来といて怖気付いたなんてことはねぇよな？」

　こちらに向けられた『兄弟』の目は、ランプよりも爛々とした輝きを纏っていた。
　良く言えば希望に満ち溢れた……言いようによっては、異論を許さぬ悪魔のように。
　けれど、その光に当てられてなお、俺は一度浮かんじまった疑問を有耶無耶には出来なかった。
　

「いや、そうじゃない。俺たちは『王権』に振り上げられた握り拳だ。振り下ろさずに終わるなんて言語道断ってヤツだろう、それは分かってる。
　それでも……こうやって、血迷ったみたく病院に押しかけて武器を奪い取ることは、本当に正しいことなのか？
　それも、お題目だろうが『国の為に』戦った負傷兵が傷を癒している、この病院に？
　俺たちは何か、重大なことを見落としているんじゃないか……？」

　ふと、迷いが生じたのだ。爺さんの、そのまた爺さんの時代から継がれてきた『怠惰』の正体が。
　武器を取ることへの躊躇い。拳を振り下ろすのが『人間』ならば、振り下ろされるその先も『人間』であるという事実。目には目を、なんて言うには余りに悠長が過ぎる同情心。

「ははは……そりゃな、兄弟。それこそ今さらのお話だろ。」

　俺の言葉を聞いたからか、『兄弟』の妖しげな輝きは幾分か薄らいだように見えた。代わりに表れた不満の色は、上等なエールに酔って、熱に浮かされようと試みたのに水を差されたとでも言うように。

「本音を言えばな、俺だってこんなことはしたかないさ。暴力に暴力で抗ったところで、結局は俺たちの手元にゃ虚しさしか残らない。
　でもよ。この国は権力って布団の中でヌクヌク寝ぼけちまった。いつだって、目醒めんのには痛みが必要なんだよ。そうだろ？」

　呟く声は朗らかだった。だのに、ソイツは───少なくとも俺の耳には、言いようもなく深い憂いを帯びているようにも聞こえた。
　……それから。彼は、何かに言い聞かせるように、ポツリと呟いた。

「それにさ、俺たちには『教養』がないだろ。
　……だから、“今は”、こうするしかないんだ。何かを壊すことでしか、俺たちは前へと進めない。多分な。」

　その呟きを聞いたとき、俺の抱いていた疑念は確信へと変わった。同時に、俺自身の疑問の答えも見つかっちまったんだ。

　俺たちは、ずっと昔から……それこそ俺たちの産まれる前から、取り返しのつかない、致命的な何かを間違えていたんだ。
　嗚呼、クソッタレだ。俺たちは何かを間違えた。それに気付ける『教養』なんざ俺たちの手元にはハナっから用意されちゃいないんだ。

「さあ、そろそろお喋りの時間は終わりだぜ、兄弟。
　始めるんだ。何もかもをブチ壊して、俺たちをこうした全てを終わらせるために。」

「……ああ、分かった。」

　俺は、研ぎ澄ましたナイフを構えた。
　俺たちが持つべき権利を、俺たちに取り戻すために。
　俺たちの子孫が泣いて産まれる理由を、暗闇から光を浴びた嬉し涙にするために。

　これを、この国で行使される最後の暴力にするために。

───西暦1789年7月14日、フランス王国・パリ市。肥大化した王権の権化とされたバスティーユ牢獄が、廃兵院より掠奪した武器で武装したパリ市民によって襲撃される事件が発生する。これは後に『フランス革命の始まりの日』と呼ばれるようになる。
　なお、この『革命』は数多の罪なき人々に流血をもたらし、『最悪の革命』『衆愚の象徴』と呼ばれた側面があることを此処に併記する。

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424 :げらっち
2020/07/21(火) 21:51:03

タレ「ちょっと言い過ぎたかも…」
タレはルルとりんごの居る店の前をしばらくウロウロした後店の中に入った。
タレ「おわ！」

するとそこではルルとりんごが巨大な黒い機械の中に入れられようとしていた！

レモーン「タピオカ製造マシーンでお前らもタピオカになれ！」
タレ「やめろー、やめるんだー！！」
レモーン「何だお前、タピオカが嫌いそうな顔をしているな！」
タレ「そんな顔があるんか。まあ私はタピオカよりすき焼きのタレが好きな希少な女やけど。」
レモーン「タレを舐めるのか？きっしょ！」
タレ「ぴえんそれうちの言葉」
タレの顔がぴえんの顔文字のようになった。

タレ「おまえメンズスターの手先やな。たおしたる。コミュニティアプリ起動！くさのもさ！ガルーｇ？ン！」
レモーン「噛んでやんのwwww」
タレ「ぴえーん！これ1回噛むと1時間は変身できない仕様なの！」
レモーン「じゃあずっとこちらのターンというわけだ！柑橘怪人レモーン様の実力を知って驚き呆れろ！スマッシュタピオカ！」
大量のタピオカがタレに向かって飛んで来た。
タレ「やめろー！タピオカは嫌いじゃー！！」
レモーン「無理矢理喰わしてやる！」
レモーンの放ったタピオカがタレの口に入った。
タレ「ぴえーーーーーーーーーーーーーん！！」
レモーン「わーはっはっは！」
タレ「…」

タレはタピオカを噛んでみた。

あれ

意外といける。

タレ「おいしいぱふぱふにゃーにゃー♔お♔い♔し♔い♔✧delicious✧🎊🎉おおおいいいいしいいいい🎉🎊🎉いいいいいいいいいいいいいいいいいいいい」
レモーン「は？」
タレ「ウチが嫌いなのはタピオカ残したりきゃぴきゃぴするためにタピオカを飾りとして扱ってる連中だけ！たぴおかじたいはうまかった！」
レモーン「は？は？」
タレ「お前の負ーけー！」
レモーン「ぴえーん！」

タレの気迫の前にレモーンは逃げて行った。
タレはルルとりんごを助け出した。

ルル「プハッ！た、助かりました・・」
りんご「助けてくれてありがとう！」
タレ「私の方こそ言い過ぎてごめんよ！」
ルル「じゃあ・・クレープおごって下さい！！✨」
タレ「ぴえーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん」

一方こちらクロボー師。
作戦が失敗に終わり、原宿の喧騒の中を歩いて帰るところだった。
「ちっ、檸檬野郎のやつしくじりやがって。」
　(だがタピオカを捨てるのがよくないのは事実だな。今回は食べ物を粗末に扱う作戦を建てちゃって失敗したゾ。これからは気を付けねば…ん？)

「あいなちゃん、おいしいかい？」
原宿の街を小学生くらいの女の子を引き連れて、ゲラッチが歩いていた。
クロボー師「あのヤロー作戦をさぼってまた幼女誘拐してやがるな…」

あいな「ンぐ…ゲラッチ、おいしくないよ！」
ゲラッチ「何っ！じゃあこんなおいしくないものはインスタに上げるだけ上げてポイだ！ポイっ！」
ゲラッチは半分以上残っているタピオカドリンクをゴミ箱に投げ捨てた。
クロボー師「ぶっ殺－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－す！！」
ゲラッチ「ぴえーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

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425 :黒帽子
2020/07/21(火) 22:03:45

締め切りー
評価は明日書く

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427 :げらっち
2020/07/22(水) 20:04:36

ついでにステルンジャーも参加で。

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428 :黒帽子
2020/07/22(水) 21:23:16

X5
何のストーリーだったかよくわからない点を除けば満点合格。

げらっち
何このセンガクテイスト。タピー回のリメイクのつもりだろうか？80点くらい。

タレ
テーマが一貫しているが人物の名前が覚えにくい。だれがどの役なのかわかりやすい日常パートを挿入するともっといい作品になりそう。

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429 :げらっち
2020/07/22(水) 21:26:24

本当はタピー回の丸々リメイクにしようと思っていたが段々ズレていった。

ちなみに減点20点はどんな点？

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430 :黒帽子
2020/07/22(水) 21:27:28

俺が「ぶっ殺す」ってガチで言うと思うか？

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431 :げらっち
2020/07/22(水) 21:29:17

ルルの通夜を行おうとしていた奴なら言いそうだが。

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432 :すき焼きのタレーライブキッズ
2020/07/22(水) 23:06:39

おげらっちないすやったーわーい

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433 :げらっち
2020/07/22(水) 23:07:51

>>432　タレがタピオカを喰う話読んでくれたかい？

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434 :黒帽子
2020/07/22(水) 23:23:36

今回をもちまして長文コンクールの開催を終了いたしました

……とはいかないんだよなあ！
次回のお題を決めよう！

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435 :げらっち
2020/07/22(水) 23:25:08

タレ女が参加しやすそうな奴を…

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436 :黒帽子
2020/07/22(水) 23:34:51

決めた！
テーマは「祭り」
どんなフェスティバルでもどんと来い！

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437 :すき焼きのタレーライブキッズ
2020/07/23(木) 00:41:53

>>433おもろしかった

4連休余裕がある(かも)
もしかしたらかけるかな？

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438 :げらっち
2020/07/23(木) 00:46:34

>>437　そかそか
ついでにマリカ7大会にも出場しない？

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439 :すき焼きのタレーライブキッズ
2020/07/23(木) 12:31:45

>>438気が向いたら

小説かいてみようかな（は？）

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440 :超ウルトラハイパーグレートキングクリボー
2020/07/23(木) 12:33:04

罪悪感はステルンジャー連載決定

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