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766 :げらっち
2022/07/09(土) 00:17:59

黒帽子がカキコで書いてた、クロスオーバーの三大ジャンルが素晴らしかったので掲載させていただく。

・逃走中、戦闘中
小説カキコの二次創作板では主流のジャンルです。
実際に放送されているバラエティ番組を根底にしたものであり、2番組はともに子供たちの間でよく遊ばれる「鬼ごっこ」や「ドッジボール」を根底にしたシステムであるため、登場させたキャラクターごとの格差が出にくいことが人気の一因となったと考察されます。
よって、今後もクロスオーバーの主流は逃走中であることは揺るがなさそうです。

・バトルもの
ルール無用で最後の一人になるまで戦う、みたいなものです。ゲーム「大乱闘スマッシュブラザーズ」のようなものを想像してみてください。
とりあえず各キャラごとが必殺技を撃ち合い、表現的には派手になって面白くなるとは思います。
ですが、キャラクターの組み合わせにかなり難儀するかもしれません。例えば、ドラゴンボールのキャラクターたちとサザエさんのキャラクターたちが同じ土俵に立った場合はどうでしょう。
ギャグとして済ませるのも手ですが、なるべく原作時点で同格程度のキャラ同士でのバトルの方が盛り上がると思います。
他にも、バトルと言っても一方的な試合展開になっている場合は盛り上がりに欠けるうえに、ヘイト創作と見られかねないです。

・スポーツもの
カーレースや野球などのスポーツものです。逃走中系統とバトルものの中間のような内容になるかと思います。キャラ間格差は公平で、尚且つ盛り上がる演出が描きやすいでしょう。
ですが、原作の世界設定的にこのスポーツはあり得ない、特定競技にジャンルを絞るので知識が薄いと楽しめないといった問題点もあります。この問題点を飛び越えることが非常に困難なためか、逃走中かバトルロワイヤルかの二極化が進んでいると考えられます。
「マリオカート」などのように一発逆転要素を含んだテレビゲームのような内容にすることで、エンターテイメント性を付加させてスポーツの専門的な知識なしでも楽しめるようにすると面白いものができると思います。


p.s.どの二次創作でも原作を激しく逸脱するような設定の改編や表現は、原典へのリスペクトを欠く行為です。これから二次創作を書く方も、今書いている方もこの点を気を付けて書かれるようお願いします。


>by黒帽子

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767 :げらっち
2022/07/09(土) 23:27:01

切り抜き第二弾
www.kakiko.info

面白い二次創作を作るために必要な事4点

・原作の知識
原作のことをどれだけ知っているか、これは単純に二次創作を作る上での最大の武器です。知っていなければ何も作れないでしょう。例えばドラゴンクエストの世界で「敵キャラがわからないので敵キャラだけはFFのキャラやオリキャラにします!」という二次創作をやってドラクエの二次創作と言えるでしょうか?知識不足は好きな気持ちではカバーできません。勉強しましょう。自分の好きな作品の新しい発見もできるかもしれません。

・原作へのリスペクト
原作をどれだけ愛しているか、原作の設定をどこまで崩さずに自分の作品に落とし込めるかということです。一貫性があるか、ないかという言い方も当てはまるでしょう。
とりあえず好きなキャラ出しておけばいいや、という手法で作った作品にみられがちな傾向として、「キャラが原作の設定を逸脱した上に、読み手に不快感を与える」というものがあります。小説カキコで「ドナルド・マクドナルド事件」という単語をご存知でしょうか。よくはわかりませんが、ハンバーガー店のマスコットキャラを逃走中の小説で悪人扱いする風潮が一時期存在したことが問題に上がったようです。
Youtubeで見られる「ヤクザ吹替」くらいならまだ「劇中のセリフを任侠映画のものに差し替えた」だけのブラックジョークとして見て取れますが、この場合は原作に忠実なキャラがいる中で設定の少ないキャラクターに原作に存在しない要素をため込んでしまったがために一貫性を大きく欠かしています。
気に入らないキャラがいた場合に噛ませ犬にする、悪役にするなどして留飲を下げるために作るヘイト創作はもってのほかです。嫌いなキャラであっても出てきたものは出てきたもの、一定のリスペクトは必要です。

・書き手の想像力
原作への知識やリスペクトがあっても、原作ほぼそのままでは二次創作と言えるでしょうか。ここに自分の世界を付け足してようやく二次創作は完成します。
同じ原作でも媒体の違いで展開が違う、ということがあります。それをうまく結びつけて新しい物語を作りだすパターンもあるでしょう。この時にも想像力は少なからず必要でしょう。自分が見たのはポケモンにて、アニメ版の主人公、サトシがゲーム版「ソード・シールド」の舞台、ガラル地方を冒険するものがありました。かつてのアニメ版の流れが現在でも続いていたらこうなっているんだろうな、という想像力を働かせて二つの要素をきれいにくっつけていた好例です。

・読み手への配慮
3要素を詰め込んで完成した二次創作ですが、ここまで来てゴールではありません。ここからよりよくしていくためには何が必要でしょうか。まさかインターネットに投稿して自己満足、というつもりなのでしょうか。投稿するということは「ほかの人に見てもらいたい」という理由がないわけがないはずです。そう、読み手目線で見て「ここは面白い」、「ここは改善した方がいい」みたいな客観的な視点が持てるとよりよくなるでしょう。
まあ、この項目だけは創作物全てに当てはまりますが。


>by黒帽子


なんでカキコだと良いことを言うんだ?

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768 :黒帽子
2022/07/12(火) 07:16:34

ここはげらっちに悪態つくところだと思ってるから

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769 :すき焼きのタレ
2022/08/24(水) 00:27:15

  -北の怪物・OSO18-

 君たちは「OSO18」を知っているだろうか。それはオスのヒグマである。ひとたび現れれば家畜の牛を残虐に食い荒らす、正体不明のヒグマである。2019年7月に初めて被害が確認されてから現在までに、少なくとも60頭以上の牛が襲われている。しかし、未だOSO18の発見、捕獲には至っていない。
 「OSO18」という名は、初めて被害が発生した標茶町オソツベツという地名と、前足の横幅が18センチメートルであることより命名された。ここで異変を感じた者も多いだろう。そう、前足の″横幅″が18センチメートルなのである。だが、「OSO18」の異常な体型は前足だけではない。推定で、体長3メートル、体重300-350キロ。恐ろしい巨体である。こんなクマに襲われればひとたまりもないだろう。
 しかし、「OSO18」の実に恐ろしい点はこれではない。このクマは非常に賢いのだ。
 これまでに、地元のハンター達は何度もOSO18の捕獲、駆除を試みた。しかし、どれも成功には至らなかった。ましてや、人前に姿を現したことすらないのである。その存在を証明できるものは、現在たった一枚の画像だけである。
 牧場の経営者は、被害を防ごうと電気柵を張り巡らした。しかしOSO18はそれに気付いていた。次の日には数多の牛の亡骸がそこにあった。内蔵は無くなり、血液すらも残っていなかった。電気柵を避けて掘られた深い穴だけが、そこに残っていた。
 また、獲物への執着心もただならぬものではない。ある日また牛が死んでいた。しかし、調査のため役場の指示で死体を放置していたところ、一晩明けるとそれが無くなっていたのだ。
 驚異の巨体でありながら、何があろうと人前には一切姿を見せることのない、非常に慎重で注意深い、まるで人間のようなクマ。「忍者グマ」とも呼ばれるOSO18と人間が遭遇するのは、一体いつなのだろうか。

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770 :すき焼きのタレ
2022/08/24(水) 13:36:45

これ黒帽子かげらっちに添削してほしいw

ああ100文字書かないとだめなのか…
でも100文字って聞くだけだとすごく多いように感じるけど、意外とすぐ埋まるよね。
400字詰めの原稿用紙も見たらうわぁってなるけど、1枚くらいなら適当に書いたら埋まる
でもこれが4.5枚とかの読書感想文になると2枚目で詰む…

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771 :げらっち
2022/08/24(水) 14:06:12

はいはい添削ね


やなこった


問題点は無いが特に個性が無い。
普通に上手いが誰が書いてもこのレベルには達せる。予備知識などを混ぜそばでは無く混ぜて書けば誰にも書けない文章ができあがり
になるだろう。

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772 :すき焼きのタレ
2022/08/24(水) 14:16:47

じやあ混ぜそばの知識を混ぜ混ぜしてみようかな
といってもそこまで混ぜそばに特別関心ぎあるわけでもないのでパス
確かにこの紹介文はただ事実をほぼコピペしたみたいな感じになってるからねえ
でもoso怖いね
osushiだよ

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773 :げらっち
2022/08/31(水) 00:23:40

そういえば、ジュラシックワールド最終作を観た。

感想。

まあ、普通w

娯楽作としては楽しめる。完成度は高い。
1のグラント博士、サトラー博士、マルコムが再登場したのも、やはり嬉しく思える瞬間がある。
一方で「迫力」はあるが「恐怖」は微塵も感じない、という問題点がある。それもそうだろう。
大袈裟すぎるCGで、恐竜の暴れるシーンは、もはや怖いというより「愉快」になってしまっているのだ。
先述した通り過去のキャラが活躍するのは良い面もあるが、保守的であり、新鮮さが無いようにも思える。
今回は前作ワールド2と同じく、味方キャラが1人も死なないのである。
パーク1~3のように、味方が死んでいく中で生き残る、というのも面白さの1つだろうに。
いっそ全員新キャラにして1人ずつ襲われていけばよかったのに。娯楽作となった以上悲痛なシーンは描きたくないのだろうか。
グラント博士たちが死ぬはずもないため、今回はどんな恐竜が出ようとも、全くハラハラしない。
また、主人公オーウェン(マリオ映画で主演を務めるあの俳優だ!)が超人的すぎるのも問題の1つだ。
恐竜をさも当然のように飼いならしており、1の「恐竜は人智やコンピューターでは到底及ばない」というテーマから大きくかけ離れてしまっていると思う。
そして今回の黒幕は、1からワールドに続投したヘンリー・ウー博士および1以降久々の登場となるルイス・ドジスン。
ドジスンは1でネドリーを買収していたあの男だ!つまり、パークを混乱させ、結果的にすべての元凶を作った男。今回は集大成ということで黒幕として再登場するのか…
と思いきや、微妙に違った。1の暗躍については作中では一切触れられておらず、グラント博士と対面してもそのことは話に上がらない(というより気さくに話している…)。
しかも後半はグラント博士たちと遭遇せず、オーウェンたちとは一度も対峙せず、「自滅」する。これはドジスンじゃなくても成り立ったのでは…?無理矢理ねじ込んだ説がある。
この「自滅」シーンなのだが、1を思わせるつくりになっている。1で同じく自滅したネドリーと、全く同じ死に方をしているのだ(ディロフォサウルスに痰を吐きかけられる)!
しかも何故かその際にネドリーに渡した例のスプレー缶を持っている、というサービスシーンがある。何で持ってるの?ネドリーとの友情の証か?
そもそも、全てを置いて逃げ出す際に、おそらく大量にある重要書類などではなく、スプレー缶だけを持って逃げるというのが謎過ぎる。
ネドリーとの思い出が一番大事なのか?
…というようにサービスシーンこそあれ、1でネドリーと共に小悪党っぷりを見せたドジスンが変わり果てていたこと、強引な決着に、少々納得がいかなかった。
また、原作小説では1で死んでいるヘンリー・ウーが最後まで生き残ったことにも疑問があった。お前もハモンドも元凶の1人だろ…(ハモンドも小説では死にます)
私が好きなのは第2作、ロストワールド・ジュラシックパークだったりする。サバイバル感が溜まらん。初代も勿論好きだけどネ。
パーク3はB級だが捨てがたい。唯一スピノサウルスが出るんだよなあ。ていうかワールド以降スピノちゃんどこ行ったの?
飛行機落としたりティラノさえも殺しちゃうあの恐怖のスピノちゃんはインドミナスレックスのプロトタイプだった説だいすき。
ワールド1~3は、完成度こそ高いが、パーク1~3には到底劣る。
まとめとしては、私が一番好きなのはネドリーです。

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774 :げらっち
2022/09/21(水) 20:44:31

>>772
例のクマがテレビでやってた
恐ろしいな

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775 :げらっち
2022/09/24(土) 21:00:00

>>761
それはどうするね?

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776 :げらっち
2023/04/27(木) 17:52:44

ロボコップ
死んだ警官がロボとして蘇るバイオレンス映画。
まず世界設定が秀逸。警察が民営化され1つの会社の支配下に置かれている。ストが起きているため警察不在で犯罪し放題になっている…という物。
荒こそあるが、ロボコップが勇ましくカッコいい。特に歯切れの良いラストは私が見た450の映画の中でもトップクラスの快感。これは見て損は無い。

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777 :げらっち
2023/04/27(木) 18:03:22

ロボコップ2
ロボコップの正当な続編。しかし、前作でちょーカッコよかった社長が最低な黒幕に豹変しててショックだったぞ…
今回は麻薬絡みの話だが、敵がロボット化しても麻薬中毒のままなのに恐怖を感じた。
黒幕である社長&ファックス医師が倒されないのでカタルシスが無く、悶々としたラスト。
前作はキレの良いラストが絶品だったが、真逆になってしまい残念。

ロボコップ3
3部作の完結編。今回はメインの犯罪者がおらず、ロボコップを生んだオムニ社を敵にして戦う。
ロボコップ役が代わり主演交代となったのが、元々フルメットということもアリそこまで違和感は無かった。
ロボコップの相棒アン・ルイスが序盤に結構あっさり死んでしまうのが衝撃的だった。

警官たちカッコいい。
最終的にはオムニ社をオフィスから名声まで完全に破壊。黒幕を倒さずに終わった2よりは面白かった。しかし、敵ロボットであるオートモは案外弱い…
オムニ社長は新コロンボにも登場したリップ・トーン。1のラストでは社長に「マーフィー」と名乗ったロボコップが、3のラストでは社長に「マーフィーではなくロボコップだ」と正義の鉄槌を下す。対になっており効果的だった。

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778 :げらっち
2023/04/27(木) 18:16:39

このままでは短文コンテストになっちゃう!
ダイ・ハードシリーズの長めの感想書く。

ダイ・ハード
私の超好きな映画の1つ。シリーズ通してという点ではパイレーツ・オブ・カリビアンシリーズと並んで最も好き。
やっぱりこの映画の魅力は脚本の強力さ、俳優の豪華さにもあるがやっぱりジョン・マクレーンのキャラが良いのだろう。いつも事件に巻き込まれてしまうツイてない男、ぼやきながら戦う不死身キャラは、パイレーツの飄々とした主人公ジャックと並んで最も面白いハリウッド映画主人公の1人だと思う。ミッションインポッシブルシリーズがどんなにスタイリッシュなアクションをやろうと、主人公が薄味なので、ダイ・ハードには到底及ばない。

初代は脚本も歴代最高と言えるもので、ほぼ隙が無い。敵のボスであるカリスマ、ハンスを演じるアラン・リックマンの演技は目を見張るものがあるが、彼の部下であり粗暴なテロリスト、カールも光る。カールがテロの目的とは別に復讐鬼に成り果てているというのがミソ。
マクレーンとアル・パウエルの友情も、これ以上足しても引いてもダメという絶妙な物。一方ロビンソンとソーンバーグはウザイ。ロビンソンは原作小説では最後カールに撃たれ死んでいるが、映画では生きており消化不良。

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779 :げらっち
2023/04/27(木) 18:24:34

ダイ・ハード2
1と同じく冬の夜の限られた空間が舞台のかなり正当な続編…と思わせておきながら、途中からハチャメチャ有り得ない展開になり今後のシリーズの基礎を作った。
手榴弾の雨あられの中をパラシュートで脱出、からマクレーンの不死身化が進行し始めた。この現象は4まで続き、徐々にあの親父を人ではない存在にしていく。
スノーモービル爆破からの生還、滑走路を走る飛行機に飛び移る、そこから転落しても生きている…等。そもそもあんな方法で飛行機は墜落させられない。

死者数はシリーズナンバーワン。飛行機を墜落させてしまうほど凶悪である今回の敵はシリーズで唯一本物のテロリストだったりする(他はテロリストと見せかけた強盗団)。
しかし、前作のハンスが凄すぎたからか今回はいまいちカリスマ臭が無い。但し高度に鍛えられた集団という感じで、肉弾戦は見応えがある。
T1000が出る。

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780 :げらっち
2023/04/27(木) 18:30:42

ダイ・ハード3
1・2が同じような雰囲気で流石に転調を図ったのか、今回は1の「冬の夜、限られた空間で敵から隠れながら孤軍奮闘する」の真逆、「夏の昼、敵の指示で広大なニューヨークを相棒と共に駆け回る」というダイナミックなものになり、シリーズの幅が大きく広がった。
2まで皆勤賞だったパウエル、ソーンバーグ、そして妻ホリーまでもが今回は出ない。ここまで大きく内容を変えたのは英断だったと思う。
サミュエル・ジャクソン演じるゼウスがマクレーンの相棒を務め、良い味を出している。また、今回の敵は1のハンスの兄、サイモン。ハンスと同じく「テロリストと見せかけ強盗」というひねりもあった。

全体的にゲーム調であり楽しめるが、名有りテロリストが1・2よりも少ないのが少し物足りない点かも?
また、今回はシリーズで唯一マクレーンの家族が登場しておらず、1・2のホリー、4のルーシーのような人質も無い。もしかしてサイモンはマクレーンに最も恨まれなかった敵かも?

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781 :げらっち
2023/04/27(木) 18:40:54

ダイ・ハード4.0
3から12年も経ち、一気に近代化した。大抵この手の作品は数を重ねると球威が落ちてくるが、ダイ・ハードはそんなことない。今までの骨子を保ったまま、新しい要素をぶつけて成功させているのが本当に素晴らしい。
今回の監督は1~3の大ファンらしく、「製作者、今までのシリーズをわかってるな!」というような内容。
サイバーテロが起こる中、時代についていけないマクレーンが、己の直感と鍛えられた肉体だけで闇に潜むテロリストにじわりじわりと迫っていく、というシンプルで爽快な内容。1を想起させもする。

1・2のホリー以来のマクレーンの家族登場。今回は娘ルーシーが人質になるので、よりマクレーンがアツくなる。
敵の親玉ガブリエルは私の大好きなキャラ。現代風のキレる痛い奴で、ハンスやサイモンほどのカリスマ性は無く、用済みの仲間は捨てるほど非情。それなのに何故か魅力的。あの躊躇の無い極悪非道っぷりがカタルシスを産んでいるのだろう。吹き替え声優も良かった。
マットやワーロックのオタクキャラが濃すぎる。

後半になるにつれマクレーンが完全に不死身になってしまうのを問題点と見る向きもあるようだが、私はあそこまでやり切ったのはむしろ良かったと思う。自分ごと敵を撃ち抜くラストは、不死身の男の最大の戦果と言うにふさわしい。

テロリスト
トーマス・ガブリエル 天才ハッカー。ハンス、サイモンほどの寛大さは無く、パワハラで部下から恨みを買っている。マクレーン始末の為関係の無い市民を巻き添えにする、用済みの部下を殺すなど情け容赦無い。シリーズ中でも最も嗜虐的な性格で、マクレーンとの罵り合いの末、娘を誘拐するという暴挙に走り執念の追跡を受ける。最期はマクレーンによって自分の体に銃弾を貫通させるという荒業で隙を突かれ撃ち殺された(マクレーンは生存)。
マイ・リン ガブリエルの恋人。体術に長けており、マクレーンに女忍者と揶揄される。マクレーンとの肉弾戦の末死亡したが、このことがガブリエルとマクレーンの煽り合いを生む。
エマソン 現場班のリーダー。序盤ではマットを逃がすという失態を演じたが、かなり終盤まで生き残った。実はガブリエルより後に死んだので、4作の中では一番最後に倒された敵である。
ランド 現場班の1人(エマソンの部下?)。パルクールを使った奇抜な戦法を得意とする。マリオのような壁キックも使う。ヘリから落ちても平気というマクレーン並みの不死身さ。マクレーンとの肉弾戦の末、歯車に巻き込まれて死亡。今回の壮絶な死に方の人(1はフランコ、2はコクランとベーカーとグラント少佐、3は船で体を切断されたテロリスト。2悲惨な死に方多いな…)。
トレイ ハッカー班のリーダー。老けたハリー・ポッター。ガブリエルほどではないがかなり有能なハッカー。しかし戦闘面では1のユーリと並んで超弱く、終盤、マクレーンに出合い頭に一撃で射殺された(何故抵抗しなかったんだ?)。
キャスパー ハッカー班の1人。ルーシーの居場所を特定したりとそれなりに腕の良いハッカーだと思われるが、終盤、用済みとされ、トレイ以外のハッカー班は全員まとめて射殺された。テロリストAがキャスパーを撃つ際だけは若干ためらう素振りがあった為(?)、班の中では2番目に優秀なハッカーだったと推測できる…かも。
ルッソ ルーシーを誘拐した実行犯。抵抗したルーシーを平気で殴る野蛮な男。最期はマクレーンにキャスター付きの椅子に乗せられたまま階段から落とされ脊髄損傷したのか動けなくなり、放置された。
テロリストA ハッカー班を始末した黒い帽子を被ったテロリスト。終盤に登場するが、マクレーンにトレイの直後に射殺される。
ロビンソン ハッカーたちの本拠地であるトラックを運転しているテロリスト。終盤、マクレーンにトラックを奪われる際に射殺され路上に投げ落とされた。

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782 :げらっち
2023/04/27(木) 20:17:03

ダイ・ハード ラストデイ
1~4はどれも魅力あふれる内容だった。一本調子にならず果敢に新しい要素を入れ、更に面白くしていた。
しかしこれはちょっと…と言う残念な内容。評価できる点が見当たらないレベルで酷かった。4までが完璧だったから余計に…

大筋は、今まで出てこなかったマクレーンの息子(ルーシーの妹)が、CIAとしてロシアで特殊任務をしていたため、何故かマクレーンが乱入してそれを助けようとする、という物。
今まで「不運にも事件に巻き込まれてきた」マクレーンが、今回は自分から巻き込みに行ってる時点で失敗だった。
マクレーンと息子は対立しつつも絆を深めていく、というあるあるのものだが、その過程も丁寧に描かれているとは言い難く、感情移入できない。
CIA無能すぎる…

尺からして物足りない。4までは全て120分を超える長尺だったのに対し、今回はわずか98分。
内容も濃いとは言えず、むしろ薄い。なんと、肉弾戦が一度も無い。銃撃戦と爆破シーン、後述のカーチェイスに頼り過ぎている感がある。ブルース、年喰って肉弾戦はNGだったのか?

カーチェイスについて。今回一番の見せ場は序盤のカーチェイス。お金かけてるんだろうなあ…とは思うものの、魅力的かと問われれば、そうでもない。第一、肉弾戦+意外と頭の良いマクレーンの掛け引きが面白かったシリーズに、カーチェイスを求めていたファンは少ないと思う。1はそもそも密閉された空間なのでカーチェイスは無し。2はスノーモービルによるチェイスがあるものの、敵を追うだけのシンプルな物で短い。3は中盤、命を狙われたマクレーンとゼウスが車で逃げるという物で、これもすごく短かった。初めてカーチェイスがフォーカスされたのは4の終盤。戦闘機まで巻き込んだチェイスは派手ではあるものの若干長く、無理があった。ラストデイではこのカーチェイス要素を更に引き伸ばして大仰にしてしまったという感じ。内容はまるで無い。マクレーン、息子、敵の三つ巴のチェイスはそれぞれが何を目的にしているのかもよくわからない。

台詞も薄っペラい。今までの作品は全て敵との掛け引き、印象的なぼやきなどがあったのに…

致命的な欠陥はまだまだある。そもそも、プロット自体がダイ・ハードシリーズとは思えない内容なのだ。
今までの作品は「一貫した悪者が居て、マクレーンが倒す」というかなり明瞭なものだった。しかし今回は「キーキャラが終盤になって裏切り、黒幕だったことが判明する」という、シリーズらしからぬミステリー色の強いプロットになっている。そのため一貫して憎む敵がおらず、序盤から登場していた見せかけの敵はあっさり片付けられてしまう。黒幕に対しても特に怨恨が無いため、倒したところでカタルシスが無い。肩透かしを喰ったような展開で消化不良。このシリーズに謎解きは求めてないのよ…

見せかけの敵であるアリクはキャラこそ立っていたものの、小物感がある。
全体的にアクの強いキャラがおらず、敵が弱い。
今までは敵はカッコいいし、脇役(1のアーガイル、2のロレンゾ、3のチャーリー、4のワーロック等)は魅力的だったのに。今回は好きになれるキャラが0である。

4作と比べると見劣りするだけならまだしも、1つの映画としても見所が無く、つまらない。
この作品がシリーズのラストになってしまったのは不甲斐無い…

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783 :げらっち
2023/07/03(月) 13:08:44

インディー・ジョーンズシリーズ感想

このシリーズは、1~3が完璧と言えるレベルで面白い。
今更語るほどでも無いのでサラッと。

1 レイダース失われたアーク
まあ、完璧。
何よりスピルバーグの演出とハリソンの演技が上手すぎる。曲も良い。
敵のルネ・ベロック、トート、ディートリッヒ大佐のキャラのコントラストも良かった。
ラストもキマってる。

2 魔宮の伝説
1つだけ雰囲気が違う。低俗で暗く、スピルバーグも本作を黒歴史認定しているようだ。
だが冒険活劇としては非常にスリリングで良くまとまっている。ショート・ラウンドも◎。

3 最後の聖戦
まあ、完璧第2弾。
ショーン・コネリーが素晴らしすぎる。滲み出る存在感の大きいこと。
サラ、ブロディも良い。この4人の冒険がまた見たいってくらい…
敵のドノバンは、残念ながらやや弱い。エルザも微妙な線なので今回の悪役で光っていたのはフォーゲル大佐の悪辣さかな。カジムもかっこいい。

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784 :げらっち
2023/07/03(月) 13:14:29

4 クリスタル・スカルの王国

この作品は、3作目までを神格化するファン(主に年配の方)に、毛嫌いされている。
20年ぶりの新作という事で期待値が高すぎた分、仕方ない面もあるかもしれないが…
人によっては1作だけかなり過小評価したり、無かったことにしているくらいだ。だが、シリーズのファンなら、1つの作品だけを下に見ることがどれほど情けないことかわかるだろう。何よりハリソンに失礼だ。
私は、普通に面白かったと思う。1~3と並べても問題ないくらいに。まあ、少しは劣るというのもわからなくはないが。

具体的にどこが3作に及ばなかったか、書いてみる。

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785 :げらっち
2023/07/03(月) 13:43:47

①ハリソンの高齢化
4作目の時点でハリソンは65歳。定年である。かつてのような活力や張りが無いのは、仕方の無いことと言える。
作中でもインディーは年を取っており、父親になっている。
ハリソンは老いても演技が上手く、老けは見ているうちに気にならなくなってくるだろう。
1作目に登場したヒロイン・マリオンが再登場するが、その女優がオバサンになって体型が崩れてしまったという指摘や落胆の声もある。そこは触れないでおこうよ…

②家族のドラマが、うまく機能していない
さて今回のドラマの主軸となるのは、父親となったインディーと、妻マリオン、息子マットの関係。
の筈だが…
これが全然機能していない。
3ではインディーと父親の関係が、冒険とうまく融和していた。
だが4では、途中のマリオンとの再会、その後の夫婦喧嘩くらいまではまあ何とか良いのだが、その後滝に落ちる辺りから、家族のドラマが一切見られなくなってしまう。遺跡に侵入、マックの裏切り、宇宙人登場と急転直下であり、家族置いてけぼり。遺跡探索でインディーは何の活躍もしていないのだが、何故かラストでマットが父を認めるのは「?」となった。いや、何で?普通「宇宙人!??」って唖然として終わるでしょうよ。あの超常現象の後に一家団らんする意味が分からない…

③ラストが宇宙人
②でも触れたが、今作のラストは宇宙人が登場するチグハグな物だった。
1~3は考古学だったのに、4は天文学である。秘宝の正体が宇宙人、遺跡の正体がUFOだったというのは、突飛すぎて、3作のファンがついていけなくなるのもまあわかる。
だが私は、宇宙人オチは嫌いじゃない。いや好きだ。何故なら私はマリルイ2の影響で宇宙人・UFOが好きだからだ(CGRでも戦隊学園でも敵の本拠地はUFO)。
但し、これが家族のドラマと何の融合もできておらず、せっかくの父子のドラマや歴史探訪が突如現れた宇宙人によって打ち切りのように終わってしまうのは問題があった。この問題をクリアすれば、宇宙人の登場自体はそこまで悪くなかった気も…する。
スピルバーグは『宇宙戦争』、ジョージ・ルーカスは『スター・ウォーズ』で宇宙人を描いており、この登場はやむなしというところか。噂によればスピルバーグやハリソンが反対するのをルーカスがゴリ押しし宇宙人を登場させた、とも言われている。それが真実だとすればルーカスの好み押し付けが大戦犯になったと言える。
3作目までに見られた、秘宝や古代の遺物、神への「敬意」、「神秘さ」に欠けているという意見も尤もだ。
アメリカ人はSFが好きだが、このラストは日本のファンのみならずアメリカのインディーファンも失望させており、制作陣が方向性を間違ったと言わざるを得ない。

④敵が弱い
今回の敵である女性イリーナ・スパルコは、キャラが強かったに関わらず、ラストが弱すぎる。
マックの裏切りによりインディーたちを出し抜いた後、あっさり主導権を握り宇宙人と対話し、勝手に宇宙人に殺されてしまった。遺跡に入ってから自分の力では本当に何もしていない。レイピアの出番も無し。
1も同じような超常現象ラストなのだが、それが起きる直前にインディーとベロックの緊張感漂う対話シーンがあったため、敵の影が薄くならず、むしろ最適な最後に思えた。
4も終盤でスパルコとインディーが駆け引きをしたり一戦交えていれば少しは評価が違ったかもしれないが…

屈強なロシア兵ドフチェンコは力強く存在感があり、死に方も凄惨を極めており印象に残った。

⑤核の冷蔵庫
これだけは、擁護できまへーん。
有名な話だが、インディーが冷蔵庫で核爆発を生き延びる、と言う現実味も配慮も一欠片も無いシーン。
そもそもストーリーにおいて全く必要のないシーンであり、ただヘイトを集めるだけになってしまった。
印象に残るシーンではあるのだが…

⑥村井國夫じゃない
劇場公開時、吹き替え声優が1~3の村井國夫では無かったので、戸惑う声が多く上がった。
但し2023年金曜ロードショーにて村井の新録が実現したため、この問題はクリアされた。
だがこの時の村井の演技は少々老いてしまって迫力に欠けたため、普通に内田直哉版のほうが上手かった気もした。



要するに宇宙人の登場が、シリーズファンから嫌われている一番の理由だろうと思う。
S・ラブーフ演じるインディーの息子マット、狂人オックスリー、裏切り者マックのキャラが良かっただけに、他の要素で台無しにしてしまったのはもったいない。
5作目は果たしてどうなるだろうか。

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772 :すき焼きのタレ
2022/08/24(水) 14:16:47

じやあ混ぜそばの知識を混ぜ混ぜしてみようかな
といってもそこまで混ぜそばに特別関心ぎあるわけでもないのでパス
確かにこの紹介文はただ事実をほぼコピペしたみたいな感じになってるからねえ
でもoso怖いね
osushiだよ

761 :黒帽子
2022/06/21(火) 18:58:51

もうスレ重複してる感じだしこっちもこっちで別ジャンル的なのに改築したい

リレー小説的なのに挑戦してみたいが、順番決めると途絶える危険性があるしな…(前科あり)

自由にリレー小説させるというのはどうだろうか
(流石に最初のレスは俺が書くが)