日記一覧
┗297.瑠璃雨月

||次|1-|||
1 :鳴_狐とお_供_の_狐
07/21(火) 10:55

   i !     i      | 
!    i    i       |!      i
  |       i|      |i  i       !
 i|   !    i      i   |!    i     !  
i   |!     i     !    !    i  |!
|     i|      |i     !|   i     i|
i|   !     i      i   |!    i       !

!    瑠  璃  雨       i
+ 御案内 + 綴手方 + 書物棚 +
i|   !        狐の番         l   i|

!   i     i     !    !    i  |!
l    !  l        !      i    i    |
  i    |!  i      | i         i|
i!   i         i|    i     i!    i
   | !          |i      i   !
|     i    i      |!      |
 i         i|    i  


[削除][編集]

19 :三_日_月_宗_近
05/17(火) 03:41

お前が寝付いて、俺は寝付けず、お前の寝顔を眺めながら朝を待つ夜かこれで何度目か。
寝息に合わせて上下する肌に触れ、お前の人の身の鼓動を聞く。
……幸せで、愛おしくて、酷く悲しい時間だ。

待つのは慣れている、刀の身だった俺にとっては待っていた時間の方がずっと長い。
それでも、こんなにも相次ぐ出陣の中でもお前は俺に逢いに来る。
それだけで満足できると思っていたのに、人の身体とは存外に、打たれ弱いものだな。

喉が渇く、お前を欲して。
渇く、
渇く、
体温を、息を、鼓動を。

小狐丸、俺の唯一の番。
朝にはきっとお前が笑いながらおはようと言い、この髪を撫でるだろう。

朝が待ち遠しい。

[削除][編集]

18 :鳴_狐
02/20(土) 00:44

貴方の隣へ

#後編集

[削除][編集]

17 :鳴_狐
12/22(火) 00:50

         虚  ノ 時 に  一 さ じ  




一年前の今日、俺はすごく空っぽで。
何も無いことに失望し、それと同時に安堵するような乾いた日々だった。
師走の騒然とした空気の中で、大勢がいる場所に出向くのも億劫だった俺は
何の気兼ねもなくともに有れる友人を募ることにした。
恋愛発展する気なんて皆無な、素っ気ない文章だったと思う。
それを見て、文を送ってくれたのが小_狐_丸だった。

整然として誠実さの滲む文章の中にあった一文に俺は目を剥く。


#お前を最初で最後の鳴_狐にする


間違えれば愛の告白にも聞こえるくらい、情熱的な言葉だ。
出逢い頭こんな事を言われたのは初めてで、本当に驚いた。
顔を変えない遣り取りを好み、同じ顔の友人を作らない主義の貴方だったからこその他意のない言葉だったんだろうけど、
あの言葉を聞いて俺は「この人に愛される人はきっと、幸せだろうな」なんて、他人事みたいに思ったんだ。

一年経った今日、俺がこうして貴方の帰りを待っているなんてあの時の俺は想像だにしていないだろう。
沢山の愛情と、沢山の熱と、沢山の擦れ違いと、沢山の仲直りを重ね
日に日に頁が増えていく日記帳のように
俺たちは一年前より、一ヶ月前より、昨日より、確かな絆に繋がれる。
昨日、日付けが変わった時の会話を覚えておきたいから、綴らせて。


#鳴_狐「これから1年、2年って一緒にいてね。」

>小_狐_丸「5年、10年と共に歳を取ろう。」

#鳴_狐「ふふ、ずっと貴方を惹き止める努力をしなきゃ。」

>小_狐_丸「惹き止めるも何も、お主の為を思ってか、お主に私への情が尽きぬ限りは離れはしない。」

#鳴_狐「………じゃあ、貴方と俺は本当に一生一緒だね。」

>小_狐_丸「一生どころか、来世も番じゃろう」


……貴方の前だと、口にするのが苦手な「一生」とか「ずっと」って言葉も自然と出てくるから不思議。
安心してしまってる、心から。少し、怖いくらい。



小_狐_丸、小_狐_丸。

俺は貴方と出逢って、本当に幸せ。
あの日俺を見付けてくれて、心からありがとう。

[削除][編集]

16 :三_日_月_宗_近
12/22(火) 00:29

鶴から筒が回ってきた。ははは、俺に遊んでほしいか。よきかなよきかな。
早速筆を取ろう。慣れぬ故、不備があったらすまぬな。


#【刀が相手について語る特殊筒】
#※成人指定
#※相手が帳面を持っている場合、最後に何処にいる相手なのか安価をなるべく付ける
#※相手は『恋仲』と『友刃』のどちらか選択制(一振り)
#※素直な解答をして下さい


【では質問を始めます】

#相手の"二番目"に好きな部分はどこ?
二人のため努力しようとしてくれることか。
鶴丸自身それほど器用ではないが、それでも俺のために何が出来るかを常に考えようとしてくれる。
それが分かるから俺も、鶴のために何か出来ないかといつも考えていられる。
彼奴ほどの一途な男前はそうそうはおらんだろうなぁ。

#相手が自分にしてくる最も嬉しい事は?
甘えてくれる事だ。帰ったなり抱き付いてくる様は鶴というより白犬だな、ははは。
俺に気を許してくれるのは何よりも嬉しい。

#相手にして悦ばせてあげたい事はある?
どうにもマメさと俊敏さでは鶴丸に及ばないのだが…たまにはさぷらいずでも仕掛けてみるか。

#相手に食べさせたい物は?
"おやこどん"だな。前に別の一振りが作ってやった時、それはそれはおいしそうに食べてくれたのでな。
まぁ、俺に作れるかが最大の問題ともいうな。

#相手と現世で出掛けるなら何処へ連れて行く?(現世衣装への変装許可
二人で史跡や城跡を巡るのは楽しそうだ。鶴のいう三条と五条の墓参りは外せぬ。

#相手へ贈り物をするならまずどんな物を選ぶ?(現世物の取り寄せは、小さければ可能)
あなや、それを言ってしまっては面白くもない。秘密だ(しー)


#相手がかなり眠いのにまだ話していたいと言ってきた。貴刀はどうする?
ははは、ただの俺ら、だな。
お互いにギリギリまで話したがる故そのまま寝てしまうことの方が多い。
寝るまでも、寝てからも側にある。其れだけの事だ。


#相手が暫く長期遠征へと赴く事に。留守居の最中のお守りを強請るのか、或いは渡しますか。
長期遠征は俺の日常茶飯事だからなぁ。
だが、遠征であれ文は必ず一通は飛ばすから、その文こそが何よりのお守りなのではないかと思っている。



#【友刃を選んだ刀へ】今日は友刃同士、同じ部屋で寝る事となりました。布団は離れさせますか?布団はくっつけて寝る事にしますか?


#相手が何かをしている時の姿が最も好きだと改めて思う事がありますか?
彼奴の白い袖に戦場で斬り伏せた敵の血が散るわ、恐ろしく美しい光景だ。震える。
其れに似た震えを覚えるのは、閨で見せる雄の顔だろう。普段の可愛さが影を潜め、艶が溢れる。
この二面性が堪らないんだ、俺の鶴は。


#ご質問への解答ありがとうございました。最後に相手へ、安価を付けた上で何か言ってみて下さい。
>>>238 今日で出会って一年。昨夜狐同士が交わした約束を俺たちも守ろう。来世もともにあることを。


#この筒、回してみますか?(最大伍帳面)
>>>283 幾星霜待ち続ける
>>>489 狐珀色の夢


鳴_狐が後程、肉球印の私信を飛ばすと言っている。
なかなか筆を執る時間がない故あいすまぬが、拝読させてもらっているぞ。
もう少し顔を出すように努めよう。鶴も喜ぶだろうしなぁ。

[削除][編集]

||次|1-|||

[戻る][設定][Admin]
WHOCARES.JP