日記一覧
┗429.碧霄は紅鏡に燃ゆ(6-10/55)
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10 :
山/姥/切/国/広
08/25(火) 17:38
『嬉しいことが』
あった、と昨日此処に綴った言葉を見返して、寧ろ兄弟とのことで嬉しくないことが今迄あったのかと自問した。
…………。
………。
……、ひとつあった。
美しいと兄弟を褒めることをついに禁止にされた。異論は認めないらしい。照れているのかと思えば愛らしいが、納得行かない。
当然異を唱えた俺に兄弟は聞かないと答えた。言えばでこぴんと言うものをするからな、と。
………これは可愛いと褒めて欲しいと、そういうことか?兄弟が可愛い。俺の兄弟が可愛い。
やっぱりこれも嬉しいこと、に入るかも知れない。
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9 :
山/姥/切/国/広
08/24(月) 22:03
『似た者』
兄だ、弟だと言っても、元は刀である俺達の皮膚の下を流れる血に、家族と言った繋がりは存在するんだろうか。
それはさておき、どうも兄弟とは厄介なところが似てしまったらしい。お互いに容易に譲らずなにかと頑固だ。
可愛いのはそっちだと、あと何度言えば諦める?
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8 :
山/姥/切/国/広
08/23(日) 19:56
『結局』
不安に負けて兄弟に直接問う情け無い事態になったが。不安になる前に聞いても構わなかった、嫌いじゃないといつも通り甘やかされて終わった。
本当に、優しい兄弟だ。
愛してる
なんて柄にもない色を添えて。
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7 :
山/姥/切/国/広
08/23(日) 19:45
『悶々』
変な意味じゃない。いや、変な意味にあたるか…?
探り探り進めていく中での行為に不安は絶えない、嫌われてはいないか、引かれはしないかと。様々な想いに心臓が張り裂けそうだ。その全ての根っこは幸せで、ただそこから吸い上げる不安はこんなにも苦しい。
満たされる、器が心を得た事による苦痛だろう。ああ、不安で、幸せだ。
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6 :
山/姥/切/国/広
08/22(土) 23:29
『恋仲と』
口にするのを躊躇ってしまう理由は、恐らく互いの存在が近過ぎる所為だろう。男同士、と諫める以前に俺達は兄弟だ。愛しいと好きだと恋仲にするように言葉を紡ぎながら…同じように愛しいと好きだと、兄弟に抱く情愛が胸を満たす。
膨れ上がる感情にいつか押し潰されそうだ。
なあ、兄弟。恋仲と兄弟、…果たして何方がより近しい存在なんだろうな。
あんたなら、こんな悩みは些事だと、笑い飛ばしてくれるのか?
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