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春眠
┗271-275,278-279,304
271 :
鳳長太郎
2008/10/13 21:19
出逢った頃の貴方は其の自然な言動で周りを笑いに変えて、其の周りの一人だった俺も逢う度に貴方から元気を戴いて居ました。
何時からだろう、其の笑顔の裏に有る翳りに気付いたのは。何時からだろう、其の翳りを晴らす存在の一人が俺で在る事を願い始めたのは。
貴方は何時も俺の事ばかりを気遣って、本当に自分の事も考えて居るか時々不安に成る。だから気付けない、貴方の涙すら拭って遣る事も俺には出来ないンです。
でも、俺は気付けない気付かないで幕を下ろす事だけはしたく無い。だからこそ、此の数ヶ月近付いて来た距離を一層縮めて其の雫に指先を伸ばしたいと憶うし、翳りの原因の一つが喩え俺で有ったとしても住み着いた場所を離れる気は更々無いンだ。
譲れないモノを持ちながらも、貴方の持つ譲れないモノに僅かながら複雑さを感じるのは俺の我儘でしょうね。
或の部屋には、必ず俺と貴方が居る。其れは数ヶ月前も今も、変わらない事実。だから、其の相貌を俺に良く見せて下さい。
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272 :
鳳長太郎
2008/10/13 23:56
二歩進んでは一歩後退し、幾度も足を止めながら歩んで来た此の道。其れでも俺は沢山の人々に見守られて、愛されて生きて来ました。
其れでも此の人生時折歩み留まって背面を振り返ると其れは其れは遠方から、丸で人の暖かみを孕んだ様な凪ぐ風が頬を掠めて。俺は亦、其の風に後押しされて新たな一歩を踏み締めて行く。
嗚呼、手を伸ばし届く丈が総てでは無いンですね。貴方は、其の眸で何時も彼の人を見守って居るから俺も其れは見習いたいと思える。
王子と燕の御話、俺も読んでみたいです。
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某日記を見て、俺から見ても果てる事の無い永遠だと思って居た二人が互いの手を離し其々の道を歩み進み始めた。
嗚呼、如何して目頭が熱く成るンでしょうか。理想だった、夢だった、貴方達が。
如何か、個々の進む道が健やかで幸福溢れるモノと成ります様に。
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273 :
鳳長太郎
2008/10/14 09:32
手首に伸びる指先が俺を捉えるのは簡単で、視線を上げると君の表情が歪んで居た。異変を察する事は容易くも矢っ張り自分自身に関する事には癖が出て仕舞って、理解して居るのか否かの素振りに困惑させて仕舞うンです。
貴方は何が起ころうと周りが何を言おうと御互い内側で有る事は変わらない。大丈夫、貴方が感じて呉れた気持ちは汚くも狡くも無いから。唯、まさかの反応でいけないながら嬉しさも過ぎって仕舞った俺を許して下さい。
プリ。
ハルと呼ばれては、ブンと答える。ブーブーブタサン、可愛いブタサン。
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274 :
鳳長太郎
2008/10/15 09:02
極自然に眸を伏せて脳裏に思い浮かべて見る。単純ながら複雑な感情は何時も俺に巻き付く糸を更に絡ませて玉を作り行く。
其れでも、総ては二択で構成されて居ると思うンだ。
好きか嫌いか、傍に居たいか居たくないか、笑いたいか泣きたいか、俺か君か。
だからこそ絡まる糸も何時かは解けて容易く答えが見えて来る。
ねェ、先輩。俺は。
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275 :
鳳長太郎
2008/10/15 21:27
暗がりの帰り道、皓々と光る存在に気付き見上げた先に在ったのは月。普段に比べ一層に輝く彼に眸は奪われ、其の閃光に目が眩みそうだった。
矢張り其れは人の眸に付くのか擦れ違う御仁誰しもが魅入って居た様に思えて、惹き付ける魅力に嫉妬する程で。
其れでも、見上げた瞬間に過ったのは彼の人の相貌。嗚呼、何処か或の月に貴方は似て居る、と。
某日記の貴重な一頁、何を綴ろうか思案する事数日。嗚呼、何を語りましょうか。
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278 :
鳳長太郎
2008/10/16 09:05
朝の電車は満員で、混み合う中で背の高い俺は目立っただろうな。女性の香水の馨りが凄くて詰まって居た鼻も遣られて目は痛みを越えて麻痺の状態。香水は嫌いでは無いですが或れは一吹き以上だと、…一吹きで十分なのに。因みに俺は甘い馨が好きです。
加えて最近目立つのは片耳ピアス。初めて開ける友人も何故か片耳で芸能人も結構そうらしく、流行りなのかなァ。専ら俺は興味だけで終わりそうですが。
嗚呼、瞼の奥に残る香水の打撃が。
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279 :
鳳長太郎
2008/10/16 21:38
昼間、近場の公園へ散歩に出掛けた時まるでポストカードの絵柄の様に素晴らしい風景を目の当たりにした。総て深紅や黄に染まって居た訳では無く、緑を残して居た木の葉が風に拠って揺れながら絶える事無く地面へとハラリヒラリ舞って居て。コンクリートが隙間一つ無く落ち葉で覆われている其の光景に眸は奪われ、言葉を失った。俺は落ち葉を集めて腕に抱えるとシャワーの様に散らせて見たけれど、其れが亦一層に秋を感じ得る事が出来て心が満たされる想いだった。
其処で産まれる妄想の種。一人では無く、誰かと共に来られたら倖せだろうと。肩を並べて其の風景を見上げ、勿論離れる事を知らず二人手を繋いだ儘で。落ち葉の他に松ぼっくりやどんぐり、秋特有の物が存在して居て其れを拾ってはつい頬が緩んで仕舞った。
妄想の種に、不意に涙腺が緩んで仕舞って肩口を吹き抜ける冷たい風に其の瞬間は孤独を感じた。本当に、俺は想像力と云うか妄想力には長けてると憶うなァ、ウン。凄く綺麗だった、亦一ヶ月も空けない内に其処へは行くと思うし今度こそ深紅や黄に染まった葉を見に行こう。
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丸井さん、完走おめでとう御座います。此れだけは如何しても、仁王さんからと。此れからも、貴方達二人で様々な事を乗り越えて倖せを創り上げて下さいね。心から、祝福と謝礼を。
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304 :
鳳長太郎
2008/11/01 00:55
貴方は僅かに錆びた其の鍵を片手に遣って来て、彼の額に「肉」を描き頬には「うずまき」を、加えて髭を書いて仕舞うだ何て本当に無茶をすると憶う。夜更け、彼は自分の姿を豪勢な鏡越しに見て一体どの様な反応を示すだろうか。悪戯の中の真の悪戯、中学生の子供心を刺激される程の高揚感を覚える。加えて、丸井さんに贈られたハロウィン仕様のチ ロ ル、まさか一箱総て貴方が買うだ何て驚愕しましたよ。最近コンビニでは一つずつ、スーパーでは箱買いしか出来ないと言う噂を耳にしましたが矢張りこう言う時の箱買いは気分が良い。彼の為かと自惚れながらも、丸井さん共々喜ぶ事にしよう。敢えて日付を越える迄返事をし無かったのは、悪戯を目的に――。嗚呼、冗句ですよ。
何故気付いて居るのに其の場で教えないと跡部さんに叱責され様と、貴方の可愛い悪戯は確りと受け留める事にしよう。
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