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春眠
┗476,478,480-481
476 :
丸井ブン太
2009/10/09 09:16
三連休の初日、来客を知らせる突然のインターホンに出て見れば其処には仁王雅治クンが居ました。(粗筋風に、)
昔から御互いの身を御互いで心配して居た様なモンで今回の来訪の理由も、多分俺の事を心配しての様な気がしたケド其処には敢えて触れず笑顔で出迎えた。嗚呼、作り笑いとか俺無理だから御前の前で見せた笑顔は本物、オッケ?
昔は緊張と云うか彼奴の大人な雰囲気に近付こうと背伸びばかり。揶揄や軽口の練習をして、纏う雰囲気に追い付こうと必死だったンだ。だから、漸くと言ったら何て言われるか知れ無ェケド、有りの儘の等身大の自分で接する事が出来てる今が本来の有るべき姿なンだなァ、と思う訳で。本当、思い出すと勿体無い事をした気ィする。勘の良い彼奴なら俺の背伸びを見破ってそうで悔しい。良きライバル、良き友人。一度途絶えた足跡も、偶然と云う名の奇跡が降り積もって再び繋ぎ合わせる事が出来た。────なァ、仁王。繋ぎ合えた此の縁を、一緒に温めようぜ。未だ未だ知り得ない御互いを、此れからも一層に。
マイフレンド、チョコマシュマロって言う最強タッグで世界を目指してみようじゃ無ェの。新世界、其れは変わらず存在するから。
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478 :
丸井ブン太
2009/10/12 21:22
三連休最終日、外気を吸いたく成って外へ出たは良いケド特に行く宛ての無かった俺は普段乗らない電車に乗ってみた。今日は此処最近の中で一番温かい日で、窓から差し込む西日を浴びながら行き交う人の動きを唯眸で追い駆けて彼奴に似て居る奴を無意識に探した。子供の愛らしい笑い声、女学生達が友人や彼氏の事を談笑し合って居る声、中年男性が忙しなく膝に乗せたノートパソコンをカタカタ打つ音。有り触れた音と、西日の効果で何時の間にか微睡み始めた俺は幾つの駅を通り過ぎたンだろう、気が付けば二周目の半分を過ぎて居た。
其処で、ふと鼓膜を擽る声が聞こえて夢現な脳を叩き起こして周りを見たのは良いンだけど聞き覚えの有る声主は居ない。当たり前だ、俺の馬鹿な頭が創り上げた幻の声なのに隣を見れば彼奴が居る気がして、脳内で幾度も俺の名を呼ぶ声を反芻させた。込み上げる熱い感覚を押し留めて、怪しまれ無ェ様に眠るフリをして呟く様に口唇で彼奴の名前を象った。
今日は何時帰って来るだろう、熱の残る指先に俺の記憶を重ねて唯只管に愛しい彼奴の事を思った。(────心細い、)
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480 :
丸井ブン太
2009/10/14 23:20
マスク人生、
(ンなの絶対ェ、御断り!)
別段風邪を引いてる訳じゃ無ェケド、風邪予防の為にマスクを着けて登下校。一ヶ月位前は電車の中はマスク人口が多かったのに何時の間にか減りに減って今日は俺位しかマスクを着けている奴は居なかった。だからなのか、俺のマスクに注がれた視線は妙に痛くて此れは予防だと声を上げて主張したかった程。マスクって何であンなに息苦しいンだろ、慣れたら然うでも無いって柳が言ってた割に俺は今日一日で慣れる見込みは零に等しいと思った。
皆も風邪には気を付けて、マジで。タイミングを逃がし続け今日一度も聞けて居なかった彼の着信音、漸く聞き届ける事が出来たとメールを見てみたら驚愕。二度言います、如何か皆も風邪には気を付けて。────…何事も無けりゃ良いンだけどなァ…。貰って遣るにも禁止令が出た今、今日はダ.ッ.フ.ィで我慢。
後残り20頁、完走迄後少し。急かす様にゴールテープを切りたい気持ちと妙に今更憶える寂しさ、愛着って怖ェな。
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481 :
丸井ブン太
2009/10/15 04:50
何時の間にか熟睡、夢には愛しい御前の笑顔が一つだけキラリ。
(一層に逢いたく為った朝、)
電気を皓々と点けた儘気が付けばベッドの上で熟睡。目覚めたのは未だ薄暗い朝方で、彼奴へ送る恋文が中途半端に綴られた儘だった。其れでも夢ン中に出て来た彼奴は俺の隣で至福そうに微笑むから、起きた瞬間胸中に広がる愛しさについ笑みが零れた。―…彼奴には秘密。
夢の中の俺は君の元へ向かおうと必死で、途中寄った神社で二人分の御籤を引いて絵馬に願いを綴った。夢の中の筈なのに其れは的確に俺の願いを得て居て喩え夢でも全力で彼奴を愛してるンだなァ、と思うと心が緩やかに熱を孕んで行く感覚を憶えたンだ。
俺の可愛い人、悪戯に亦俺の夢に迷い込んで幸せの爆弾を投下して行って。爆発したら、綺麗な花弁が舞い降りて来るンだからサ。
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