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┗Aについて。(51-60/141)

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60 :跡部景吾
2008/06/16 08:48

ああ、そういや宍戸にも言われたんだった。

>「そんなにハマってどうすんだ。俺達に未来なんてねぇじゃん」
>「曝して、預けて、エンドラインの見える関係に何を求めてんだ?」
>「結局は終わるのに」


宍戸の言う事はいつだって怜悧な正しさで溢れている。
だが、それは俺達に、そして同性に限定した話か?
人生における全てのエンドラインは俺達が意識しているよりも、ずっと傍に在るものだ。
命に限らず。熱情に限らず。
重要なのはそれを知っている事。そして矛盾して忘れる事だと俺は思う。

俺達の日常はありふれた事ばかりだ。ありふれた、奇跡的日常。
ライターひとつで簡単に燃え上がる薬指の契約書なんざあってもなくても変わりゃしねえ。
そんなモンより俺はお前が欲しい。『今』のお前のすべてが。
明日死んでしまうかも知れないお前を、俺はただ愛している。
A、愛してるんだ。



#---------------------------------------------#
>6丁目流星降り注ぐ鳳
相変わらず無駄なシンクロ率を誇る日記だな、鳳。面白え。
まあシンクロっつっても、俺が勝手に理解したつもりでいるだけなんだがよ。
それが錯覚じゃなくマジに感覚で繋がってんなら、お前とは共通言語を使って一度語ってみてえモンだ。
なんて、一秒を惜しむ俺達にそんな暇があるかどうかすら解ったモンじゃねえが、そんな現状も悪かねえだろう。
お祝い?…ああ、2/5達成記念か。いいぜ、祝辞は好きにしな。
互いに日記バレしちまってるから問題ねえし、そもそも俺が干渉するところじゃねえよ。変なヤツだ。

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59 :跡部景吾
2008/06/16 08:48

そうなる権利なんてモンは誰が決める事でもねえし、『べき』なんて言葉は流石の俺でもおこがましく感じるから使わねえ。
たとえ自分勝手に『コイツは幸せになるべき人間だ』と自分の中で決め付けても、それはそれ。
だからただ、ここからお前の果てを自分勝手に願う。
幸せになれよ、と。そう在るべき、ではなく、どうかそうで在って欲しい。

勿論第三者として他人に介入するつもりは毛頭ない。
傍観者が舞台上に拍手やエールを送るような自己満足。そう、ただの自己満足だ。

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58 :不揮発性メモリ
2008/06/14 08:41

パッシブ痴呆脳補助の為のスペース。
自分の為のメモ。随時更新。

「格好悪い」「自作バトン」「属性論」「Aの為のスペース」「トマトと胡瓜の関係性」「横暴」
「約束」「トートロジック」「寂しいと淋しい」「負けの美学」「仮に消えたとして」

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57 :跡部景吾
2008/06/14 04:12

Aを感動させてやろうっつうような願望は特にない。
残る450ページも、伝えた言葉の焼き増しになる事は見えているしな。
499ページ目でAに日記帳を手渡した時、記録の懐かしさに笑う事があるならそれで満足。
費やした数年に無駄はないと思える。

A、お前は毎日笑っているな。
普段は相変わらずの能面っぷりだが、出逢った当初よりは冗談が巧くなったんじゃねえか?
知性に惹かれた筈が、それを可愛いと思っちまってる俺は随分と盲目だ。
未来の約束なんざしたかねえが、数年程度ならその生活を確実に保証してやるよ。
俺の傍では笑って過ごせ。

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56 :跡部景吾
2008/06/13 03:13

ここ数日、数週間の出来事を思い返してみたが、何を思い出しても色鮮やかで、逆に何があったのか解らねえ。
妙な夢を見た。お前が何度「バカ」と言ったか数えてみた。充電が切れてメールに気付かなかった。

全てが満ちている。
静寂の中で全ては芽生え、体温を起こし、指が絡まる。そうして声もなく沈黙が終わる。
不思議だ。まるで言葉にならない。言葉の先を感情が駆け抜けてゆく。
表現はいつでも感覚まで追いつかず辞書の上で持て余し零れ、どう足掻いても追いつけない。
千切れそうな感情がギリギリの所で千切れずに暴れる。長く、それ以上に深く。

心臓が過呼吸を起こし言葉を忘れる。いつもだ。
それなら俺は、お前にどう伝えればいい?

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55 :跡部景吾
2008/06/13 00:49

来年の今日。俺はまだこうして手紙を書き続けているだろうか。
どれだけ終わり、崩れても構わない。同じ数だけ再生し続けていければ。

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54 :跡部景吾
2008/06/11 23:23

もし人が理想論を『キレイゴトだ』と言うなら、そいつにとってのそれはいつまで経っても『キレイゴト』なんだろう。
だが、自らの手によって体現する事が可能なら『キレイゴト』ではなく『美しい現実』となる。

虹が光の屈折から起こる幻である事を、俺達は悲しいほどに知っている。根元なんざどこにもないって事もな。
だが、綺麗だ。理屈を知っていたとしても、それを美しいと思う気持ちに理論は介在しない。
雨上がりのそれを見て、まず最初に錯覚だとは思わねえだろ。俺達はただ眺めて、偶然の風景を共有するだけだ。
それこそ俺が、いや、俺達が目指す生き方だと思う。

俺達は子供の持つ純粋さを失ってしまっている。
だが、その代わりに知性と知識を手に入れた。
A、現実主義ロマンチストの俺達は、嘆くより先に虹を作る手段を探そうじゃねえか。
水撒きで作った冗談のようなそれを見て、下手な魔法だとお前に笑って欲しい。

お前がサンタクロースを信じるなら、俺はこう言おう。
あれは実在しねえ人物で、ガキの為のお釈迦話なのだと。
だがその代わり、サンタのコスプレ程度なら真夏にだってしてやれるぜ。
酷い病気だと何度でも笑えばいい。いや、笑って欲しいんだ。
リアル中二の、俺のお前に。

この塵の様な世界の上で、綺麗事を愛するお前の為に、俺は目に見える言霊を探し続けたい。
俺はそれを、お前の中に見付けたんだ。

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53 :跡部景吾
2008/06/11 23:07

一昨日だったか。指輪に文字を刻むなら何にするか、という仮定の話で盛り上がった。


『アンタなら何て刻みます?』
「My so.ng」
『何となくそんな気はしてました』


…数時間後、俺の指先はこのノートの表題を不自然なほどに白く塗り潰した。修正ペンを使うのはこれで二度目だ。
一度目は確率を上げる為に、そして今回は下げる為に。
発見されたいのかこのまま埃を被せたいのか自分でも解らなくなってきたが、要するに俺は根っからの一人SM好きっつう事なんだろう。
実に残念な性癖だ。向き合いたくねえな、正直。


「「My so.ng」ではなく「yo.ur e.yes cl.os.ed」を選ぶとは?』
『あれも好きですが、俺達が共感するのはこっちです』


もしかしたら何度日記タイトルを変更しても、Aは俺に気付くのかも知れない。
Aは『こっちではないか』ではなく『こっちだ』と断定的な言葉を使う。『俺』『お前』ではなく『俺達』が、とも。
当然かの様に言ってのけるその態度が共通言語と共通感覚の多さを物語っている。


『そういやアンタからの着信、指定にしたんですよ』
『この曲、歌詞がいいですよ。すごく』


俺はその曲を知っていた。というより実のところ、Aが選んだそれはAの着信を決める時に候補に入れていた曲だった。
だからAがその歌詞に何を思ったかが俺には解った。

何故か甘いフレーズがすぐに出てこなかった。
解ってしまうから言葉もないまま勝手に満たされる。呼吸と同じ自然さですっと胸に入ってくる。
心臓が感情を抱えきれずに苦しい。苦しいのに幸せなのが厄介で不思議だ。
いや、違うか。…ただ、幸せだ。それが苦しいほど大気に満ちているんだろう。


ああ本当に。一人SMが好き過ぎて困るな。

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52 :跡部景吾
2008/06/11 01:00

俺の朝飯は殆どがコンチネンタルブレックファーストだ。今朝はAが一足先に学校に向かってから、ベジタリアンペーストリーとシーザーサラダで胃袋を野菜漬けにした。
それをコーヒーで流し込む。普段好んでる豆が切れてるから、代理にしてるフレンチロースト。当然ブラック。
喉を通った豊かな芳香が鼻腔へと抜けてゆく。肩の力が抜けるような官能的な瞬間だ。
それを味わう豊かさのディティールとして俺はウェ.ッジ.ウッドのカップを好んで使っている。飾りに過ぎないシュガーポットはリチャ.ード.ジノ.リ。

つう感じに背景からクラシック(又はカフェミュージック)流れんばかりの日記をネタ的に綴ろうと試みたが既に飽きてきた。
テーブルの上に並んだ飯の内容に偽りはねえが、ヘモグロビンの機嫌を伺う以外何も出来やしねえ低血圧な現状、二時間目の休み時間にAに急いで作らせた握り飯を貪り食ってる男がリアリスティックな俺だ。誰にも文句は言わせねえ。




これは所謂現実逃避だ。
課題が一向に終わらねえ上、Aが拾ってきたバトンがモロに苦手分野で眩暈すら覚える。

ああ、コーヒーが美味い。カップはウェッ.ジウッドじゃねえけどな。

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51 :跡部景吾
2008/06/10 02:51

素直であれるという事は即ち強いという事だと俺は思う。
勿論それが全てじゃない事も承知だが、きっと一部ではある筈だ。
真に強い人間は、依存するでもなく自身を他人に曝す事が出来る。
自分の脆さ、弱さを、受け入れて貰う為でもなく、ただ自分はこうであるとさらりと言えちまうモンだと思う。
Aは弱い。そして、それ以上に強い。
アイツ以上に頼りになる男を俺は知らない。

Aがいると不思議と何でも出来るような気がしてくる。
使い古されたフレーズだが、本気で思うから仕方ねえよな。
まるでガキの頃に戻ったような気分だ。無敵だったあの頃に。
お前にとっての俺もそうで在りたい。

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