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┗羊の絵筆、七つの恋歌(472-481/500)
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481 :
仁王雅治
2008/10/23 19:38
夕暮れ、独りの室内。
伝書鳩が一羽、彼奴からの文を運ぶ。
他愛ない日常会話。表情が容易く読める。
(物足りんのは屹度、彼奴が遠いから)
彼奴が好きな音楽が耳に残って離れん。
教えられた数曲が脳内を反芻して廻る。
些細な事にさえ彼奴を感じる現実。
寝台に身を預ければ軋みが記憶を再生。
四肢全て捧げ、愛を誓いたい。
一層、磔刑にして呉れと思う。
(手首に目立たんキスマーク)
日没の闇に呑まれて瞼を綴じた。
(渇いた嗤いは自嘲気味、嗚呼、淋し)
一糸、纏いて彼の香の羽衣
一矢、的射て我の心の歯車
一死、惑いて──‥(必至)
自慰に更けても埋まらず、
彼奴の一指を求めて喘ぐ。
#彼奴が忘れた上着は洗濯して返そう、俺が忘れた我慢は多分見つからんけぇ、代わりに曖を伝えて誤魔化そう。
諦める事はとても簡単だ。
焦がれる事は其れ以上に簡単だ。
(分かっとっても逢いたくて嗚呼痛い)
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480 :
仁王雅治
2008/10/22 09:14
早朝。体温奪い覚醒促す冷気を厭い、
己の膝抱え意地汚く微睡む。
緩慢な回路の起動、
充電は些か不足気味、か。
靜まり返った室内に溜め息一つ、
意図とは裏腹に起動に向かう回路。
白旗上げて従い身体を起こした。
着替えと脱いだ胸元に咲いた紅い華。
日に日に薄れ逝く其の華に、
体温奪われ冷えた指先を這わせて看る。
散り枯れるのが華の定めなら、
愛の徴と植え付けられた此の華も、
何れは消え失せるんじゃろうな。
(些か、揺らいだんは過る予感故か)
#嗚呼、今日逢うたら上から重ねて刻んじゃろうか。消えてしまう前にもう一度、色濃くさせて…アイシテルも序でに言うてキスしちゃろ。
枯れない華は無いけれど、
枯れない努力は惜しまん主義。
(其れだけ、彼奴へ贈る愛は特別枠)
─────────────
#激安マルチコンポ
広告に書かれとった単語が妙に、
ヤらしい響きがするんは俺達だけか。
ダチとふと話題になった字面。
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479 :
鳳長太郎
2008/10/21 11:50
#自虐的恋愛依存症候群
己の頸を緩く締めて、
貴方の為だけに啼きました。
*
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478 :
鳳長太郎
2008/10/21 09:05
大切な人を、奪われる気がする。
寧ろ、体の一部を持って行かれる様だ。
物事はそう簡単では無い、という話。
鋭い噛みつく歯が、痛い。
痛い、けれど、愛おしい。
彼の人なりの甘えなのでしょうか、
(手負いの獣みたいだね)
未だ根底が不安定で、
貴方と愛の形を確かめたくなった。
#深いキスに溺れて一つに繋がれば、
#少しは安堵を得られるでしょうか。
(lus_t)
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477 :
鳳長太郎
2008/10/20 11:13
色んな事を放棄して、
貴方に縋ってみると楽になった。
屹度、放棄したせいで後々困るけど。
凄く楽になったから、
もう少し頑張れそうな気もしました。
息抜き、って必要なんですね。
#何時も支えて背中を押して呉れる、
#そんな貴方がとても素敵だと憧れる。
(long_ing)
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476 :
鳳長太郎
2008/10/19 08:38
愛おしい、
向けられる愛情に応えたい。
貪欲な俺は此程愛されているのに、
満たされる事は無くて、
貴方が隣に在る日常、
御早うのキスや御休みのキスを交わす、
そんな毎日に憧れ恋うて止まないんです。
貴方と出逢えた事、
其れは屹度、必然の定め。
#甘えた幾度のキスも噛みつく痛みも、
#貴方の総てを愛おしく恋して居ますよ。
(des_tiny)
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475 :
鳳長太郎
2008/10/18 15:10
秋晴れ、快晴の青空。
貴方と見上げたかった、
天井の無い高い高い、此の空を。
(貴方みたいに広く、綺麗な空)
#飽きずに、貴方へ伝えたい。
#貴方が好きだと、愛してる、と。
(cle_ar)
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474 :
鳳長太郎
2008/10/18 09:23
空間に疲れ果てて、
愛想笑いの一つも作れない。
そんな時には何時も以上に貴方が恋しい。
(甘く温かなココアみたいな、貴方)
唯、言える。確かな事が一つ。
俺は貴方が居ないと何一つ出来ない。
此は既に病気ですよね、依存症。
呼吸すら貴方に支配されて居る様で、
心臓を取り出し貴方の掌に預けた様。
(貴方には屹度、重たい負担)
果実に噛み付いて、
滴る果汁迄啜り飲み干して。
(貴方の血肉と為って、生きたい)
嗚呼、どうせなら──‥
甘い毒で犯して終う方が良い。
(丸で御伽噺、Snow White)
貴方の総てを手に入れたい。
#二人だけの世界にイきたい、なんて
#乙女思考を其の愛らしい笑顔で嗤って?
(delu_sion)
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473 :
鳳長太郎
2008/10/17 17:32
貴方の事が大好きでした、
(否、愛していた)
もう、これから先。
俺の腕に抱かれる事は無いのでしょうね、
愛してます、今でも勿論変わらずに。
其の身を抱き締めて、
一層犯しておけば良かったと。
(可笑しな後悔、黄昏の中に呟いて)
#何時か俺以外が触れる其の唇に、
#もう一度触れても赦されますか?
(affec_tion)
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472 :
鳳長太郎
2008/10/17 09:15
ワザとだったんです、
貴方に嫌われたくて。
傷付いた姿を見た時、
笑顔が零れた。
其れは多分、
愛しさと自嘲。
こんな俺なのに貴方は俺を、
どうしても放して呉れないんだね。
一番傍に居て欲しい時、
何時も俺から逃げてしまう。
頼り甲斐のない。
そう罵る権利は無いけれど、
自分本位な俺の本心だ。
(嘘、何時も俺が甘えた儘なのに)
離れるなら貴方に嫌われてから、
そうでないと諦めが付かないでしょう?
(噛み合わない思いと想いと行動)
そう言いながら求めるのは貴方の存在。
(裏腹、囁く天使と悪魔の、甘言)
背を向ければ、抱き締めて呉れますか?
(貴方を愛して居るのに、かえれない)
#冷めた心と縋る気持ちが混同して、
#手を取れない疑心暗鬼。
(messi_ah)
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