また一つ、貰ってもうた。
そういや最近は俺が残したんに彼奴が反応してくれよるパターンやったけど今回は彼奴から。何時も否定はしよるけど何度言われたかて嫌や思うた事なん一度も無いんやで？彼処で遣り取りしたんはもう何度目なんやろなぁ。ふと溢れた時に綴っては気付いて貰た嬉しさに愛しさ増して。ホンマに幸せな循環しとるて思うわ。穏やかやのに消えへん熱が心地良え。

彼奴の言葉は疾うに1000を越え、俺からのも多分同数。阿呆なん承知で例外無く保存しとるなん知られたら羞恥で死ねるわな。此処にこんなん綴っとるん知れても同じ。
…出来れば気付かんといて欲しいなぁ。こないに傾倒してどうにもならん俺を晒すんは照れ臭いさかい。



身を焦がしてキミを恋う

最近めっちゃ眠い。やらなアカン事とかやりたい事とか仰山有るんに新しく始まった事に身体が慣れてへんのが原因。起きて12時間もすれば眠うなってまう。
せやけど夜は彼奴と過ごせる貴重な時間やから出来るだけ起きてたいねん。無理とかやなく俺本人の希望としてな。彼奴の言葉はどないなモンでもキラキラして見えよるさかい疲れた時の最高の癒し。何ややけに可愛え可愛え言われてまうから俺は男やねんぞ！っちゅう気持ちもあんねんけどまァそんなん建て前で、結局彼奴にならそう思って貰えるんも嬉しい。他ん奴に同じ事言われた日にはドギツイ突っ込みでも飛ばしよるかもしれんけど(笑)

良う言うアレやな、惚れた弱み。恋は盲目。彼奴限定何されても何言われても許せるっちゅうな。ホンマは俺なんぞよか彼奴のがよっぽと可愛えと思うんやけど、格好良えて言われる方が嬉しいみたいやからそっちにしよか。

優しさと愛情は比例せん。好意を抱いとらん相手にかて優しくする事は出来るし偽物かてそう言った素振りは見せられるんや。相手の色んな面を許容する事で勝手に優しい人間っちゅう枠に嵌めてくれるんは仄かな罪悪感を運ぶ。俺はそないなつもり欠片も無うて偽善にすら成り損ねとる其れを優しさやと受け取ってくれる自分らのがよっぽどそん言葉に当て嵌るんちゃうやろか。

許容するんは一種我慢する事に似とって、また一種無関心にも似とる。何をされても、どないな面見せられても、『良えよ』っちゅうんは『(どうでも)良えよ』っちゅう事なんやて思うから。

俺は自分に厳しく、それでいて甘いんやろうな。せやから相手を傷付ける選択肢を避けて結局行き着く先が何でもかんでも認めてやる事やねん。それで多少嫌な想いしたかて我慢は得意分野やから平気。柵は日常に不可欠なんや。
きっと柵でも何でもない純粋な好意と愛情の先に有るんは彼奴だけで、他は全部そんなモンやと思う。別に騙しとる訳や無いし一方通行なんは誰のせいでも無い。気付いた時に漸く終焉の音が響くっちゅうだけの話。

今無性に彼奴とシたい。勿論一緒にのんびりする時間も何処かへ出掛ける時間も好きやけどやっぱり好きやから自然と触れたくなってまう。
彼奴は前戯が好きやから何時も胸やの後ろやのをゆっくりじっくり味合われてしまうんやけど、焦れったさの中で少しずつ理性崩されて行くんが快感やねん。俺は出来るならずっとキスしてたい、彼奴の咥内は俺のそれより熱いから体温が移って来る感じが堪らへん。舌を絡めて弱い所を擽って、唾液も吐息も全部俺のモンにしたいんに何時しか離れた唇は胸の飾りにご執心。お陰で出逢うた頃より感度上がってもうてんなー…。彼奴にやったら何処弄られるんも好きやから構わへんのやけど。
それに噛むんが好き。血が滲む程っちゅうんやなく、噛み痕が僅かに残る位が良え。逆に噛まれたりしても尋常や無い快感感じてまうと思う。我ながらちょお変態臭いけどな、良えねん。彼奴と色んな行為を通して繋がる悦さを知ってもうたらもう戻れへんから。普通のなん数え切れん程シとるしちょおマニアックなプレイもしたわ。コスプレとか云々。せやけど道具は好きとちゃう。彼奴以外のモンでイかされるとか御免やねん、幾ら気持ち良うても好かん。…まぁ彼奴が使って楽しそうやとまた使われても良えかとか思うてまうんやけど。それは惚れた弱みでしゃあないやんな。

漠然とした不安の過ぎる瞬間っちゅうのが有る。それは明日迫る何かにやったり良う分からん焦燥感やったり、言葉で説明出来んモンばかり。生きるっちゅう上で不安の必要性と表裏有るモンの重要性とか大事なんは解っとるけどやっぱり余計やなァて思ってまう。とは言え柵を振り払う訳にもいかん。自由になったらなったでまた別のモンが心削るんは容易に想像つくしな。減るばかりの摂理ん中でプラスになりよる要因を作るんが一番良えんやろか。そう考えればあの人が居る俺は幸せ。設定しよった赤のイルミが灯ればそれだけで安堵が滲む。逆に灯らなければそれだけ自分が失速して行くんが解る。こういう気持ちは感情を揺さ振り過ぎてほんの少しだけ、持て余す。