ご利用前に必ずINFOをご一読ください。
※色見本  ◇WHITE ◇WHITE2 ◇WHITE3
スレ一覧
┗1065.ラストノートがわからない(68-72/188)

|||1-|||
72 :タルタリヤ
2024/03/26(火) 23:13

🐋🏹例えば傘を差すように

先日話していた友人の件がやっと落ち着いて?道を違える事にもならず安堵した経験を振り返り、同時期体調を崩していた俺とも重ねるべき点があり思考整理ついでにペンを執ってみる。
状況も人物も違うのだから正しい答えなんてのは無いのが当たり前とは分かってる、あくまで俺達の場合の話。
俺は季節の変わり目に必ず風邪を引く(今回はイレギュラー過ぎたが)し、大地との繋がりが抜けない鍾離先生は気圧変動に弱い。弱点をどうカバーしていくかが戦士の本懐だと思っているからこれを心の弱さとは考えていない、というか駄目な時は幾らやっても駄目でしかない。
それは交流でもあって然るべき事で、心配させてしまう申し訳なさやそれをさせまいと意地を張っても必ず無理に繋がってしまう。だったら前もって「今はなんか無理」を宣言して寄り添う時間と身体を休める時間にスケジュール付け?をしてみたら、俺達にはこれがあっていたらしい。
一旦数時間一緒に仮眠をして起きてみて、容態を見ながら寄り添って心の栄養に気を遣う。寝続けるのも疲れるしね。
不調を口にするのはどうしても躊躇うし申し訳なさも抱いた上で抱き締めたいと思えるような男であり続けたいと思うんだ。

好きの気持ちを信頼にも換算して、でも信頼に甘えずに切磋琢磨する手足も見せ合うこと。その姿すら見たいっていう独占欲の派生と言われたらそれまでだけど。
言葉を交わさないよりはいいと貴殿も思ってくれているのが嬉しい、と先生は言う。実際は単純な話で先生自身が嬉しい言葉をなんの気になしに渡してくれるからなんだ。
嬉しがらせてやろうと渡すものばかりじゃなくて、ただ渡したい物が偶々心地の良い場所へ収納しあえている。そんな偶々は今まで何万回やって、この先何億回やれるんだろうと考える。
この思考は何度か俺の中でやってきたけど結局は際限を付けたくない、鍾離先生と俺の仲で流れるままに。溢れるままの喜怒哀楽は小さい内に表に出して「しぇあはぴ」とトラブル回避に繋げていきたいに帰結するんだ。
どんなあんたの姿も抱きしめて慈しむから、あんたも条件反射の俺の気持ちを受け止めて。
鍾離先生の可愛いぽめ殿は戦場の後帰る巣をきちんと見定めて教えてもらった正岩水仙片手に帰りを待っているんだからさ。愛してるよ、せんせ。


[削除][編集]

71 :ニィロウ
2024/03/24(日) 00:17

  • 🪷💃🏻病み上がりと無尽蔵、ふたり

    漸く喉の痛みが九割無くなって咳の音もマシになって、ティッシュを二日で一箱無くしてしまう日も落ち着いてきたからペンをとってみようかな。まだ色々と混ざる咳は出るけど、とりあえずズバイルシアターに戻ることは出来そう!
    公演の穴も随分空けてしまったしアルハイゼンさんにも沢山心配を掛けちゃったけど、ご飯も普通のものが食べられるようになったんだ……こんなに苦しいのは毒キノコを間違えて食べてしまった時以来かも。
    ぐったり、ゆらゆらして自分自身は熱が回って船酔いしたみたいに気持ち悪くて、一つ動く度に腕と脚は勿論頭の中にも重りを付けられたみたいだったよ。
    それでもアルハイゼンさんは可能な範囲で慎重に近付いてサポートをしてくれて、「今日はどの程度まで塩味は摂取出来るんだ」「食事で栄養が取れて偉いぞ」「カーヴェが罹患した際は肋骨をやらかしたから君もサポーターを巻いておくといい」なんて細かく心配してもらって…。
    ごめんなさいよりありがとうだって私達の間で何度も確認してきたのに、いざ大病?になると自分の申し訳なさが勝ってしまって少し自己嫌悪になっちゃった。
    それでもアルハイゼンさんが好きで居てくれる私を私がダメにしたくなくて一生懸命引き篭って水分を沢山取って薬を飲みきった結果、ちょっとした後遺症はあってもどうにか楽になったの。
    こっちに関しては別のお医者さんにかかればきちんと治りそうだし、もうちょっとだけ頑張るよ!これに関する悪戯を沢山されるのも大変な事になっちゃう…。

    アルハイゼンさんに心配を掛けちゃったのは大前提だけど、それでもちょっとだけ嬉しかったんだ。自分がどれだけ私に惚れているか再確認したり、代われるものなら代わりたいと思うのも、なるべくそばに居たいと思うのも、全てニィロウが好きだから、って言葉をなんとなくの雰囲気で取り出してくれるのが嬉しかったの。
    口に出さないと分からない恋と愛がある話も何度も聞いたのに、何度取り出されても何度私も口に出しても足りないと思うのはあなたとの日々があるから。希望と好奇心と甘さを二人で分け合う幸福がまだまだ足りないんだ。
    早く完全に元気になるから、私の復活公演にはチケットをプレゼントさせてね。いつもありがとう。
    ……っと、アルハイゼンさんが帰ってきたからここまで。おかえりなさい。明日は…ちょっとだけ深くいちゃいちゃできたらいい、な。なんて。

    めたっとした余談
    お見舞い……?として旅人から会心ダメージだけ伸びた熟知付きの夢境の鉄花が届いたんだけどこれは…アルハイゼンさん宛、だね……?会心率だけ伸びた良い聖遺物を探しに行きたくなっちゃった…そこも楽しみ!
    >>
    神子さんの突破素材は稲妻のだいぶ地下にある地区の一番奥にあるんだ……旅人が到達まで長いって言ってたしギミックも調べないと熟せないくらい沢山増えているから頑張ってね!スメールで待ってるよ。


    [削除][編集]

    70 :八重神子
    2024/03/19(火) 14:28

    🦊⛩️罹る慮る

    これは久々にやってしまったのう……と一人奥に臥しておる。
    テイワット大陸において蔓延している流行病に今更掛かるとは。そも妾のすぺっくを凌駕して身を蝕むとは生意気にも程があろう。
    妾を貫通してきた病じゃ、旅人や巫女達と会い為せば間違いなく秒で床に臥せることになるじゃろうと十二分な距離をとり、食事を運ばせる際も奥へ至る何部屋かの中間に置かせているのじゃが出来たてを食い逃すのは勿論大好きな油揚げが喉を通った瞬間、妾の耳は盛大に逆立ち普段は出さぬ尻尾も猫じゃらしかと見紛う程に膨らみ激痛に喘いだなぞ何たる侮辱か。
    妾の美声も今は汚濁混じり、朗々と語るべき有難い祝詞に腹を響かせる咳を伴うなぞ。よよよ。油揚げは細かくした麺と共に意地で食ったが。
    妖力を治癒に回し煎じておいた薬を飲む。退屈は仙狐をも殺すが致し方あるまい。ここ最近の多忙で積ん読になっていた本を読んだり、持ち運びのできる映影機を用い暇を潰しておる。
    ───なのじゃが昨晩の我が主様と来たら公務の書類を腕いっぱいに抱えてずかずかと奥へ歩み、「残りの仕事はここでやる為に持ち帰ってきました。神子の傍に居たいです」「貴女の体調の変化を側で見ていられないのは不安になるから早く帰りたいだけです」
    と。迷うことなく妾の布団のすぐ傍に長机と共に湯と盥を持ち込みおった。
    公務をしつつ料理が作れぬ代わりに着替えや体を拭くのをせっせと励んだり、社との連絡係に勤しんだりと妾が当たり前に一人でこなすべきじゃった世話に勤しむ様は───いや、童のようとは言わんよ。
    雷電将軍に任せている外の仕事も全て「私が」励みますと意気込む様が、申し訳なくも素直に嬉しく思うたのじゃ。いざ移ったら気管支だけ取り替えればいいと宣う様は相変わらずの無法じゃが。
    眞への気持ちも多少はあるのじゃろうが、それでも妾を一人にはできませんと沿う真っ直ぐな瞳とはにかみ笑いを前にして突き放す真似は出来なかった。咳き込みに焦らせてしもうたのは忍びなかったが。
    …治癒の済む迄は愛くるしい小さなピンクの仙狐としてもふもふ寄り添い、世話をさせる負担を減らしてしまおうかと考える程度には妾も影の手を借りるのに躊躇いはあるのじゃよ。尻尾をもふらせる権利は基本あやつのものでもある故。

    影。妾の、妾だけの愛おしい稲光。
    今暫くは見苦しい姿を見せてしまうが…「病める時も健やかなる時も貴女の傍にいたいだけですよ」に甘えてしまうやもしれん。蜂蜜入りの茶、よく頑張ったな。美味いぞ。
    必ずや完治し元通りになった声で汝の名を呼ぼう。甘えてしまう妾を見逃してくれる寛容も愛と呼ぼうか。
    嗚呼、言うまでもないがこれを読んでいる数少ない読者諸兄も流行病には気をつけるのじゃよ。一昔前に妖力で病を祓う奇蹟とて、今で言う医学と実の所大差は無いのじゃから。


    [削除][編集]

    69 :タルタリヤ
    2024/03/16(土) 22:16

    🐋🏹然にすら奪わせない

    偶々覗いた場所でおや…もしかして君は…?と感じる事があってふと気掛かりになっている。外野が兎や角言えるものでは無いけどアイツの妙な自己責任能力の高さは日が浅くとも知っているつもりで、これが当たっていたら俺は相談を聞いてやりたかったなぁと少し不甲斐なく思った。
    スネージナヤ人は身内に甘い傾向が強くて俺も例外では無い、たとえ最初がいけ好かなくても直感を大事にしてきた以上此奴と関わるべきか否かはそれなりに当たる。無力感を味わうのは子供の頃だけで十分だったから、尚更俺が出しゃばりたがるのかもしれないのだけど。
    全くの別件で鍾離先生にも以前、相反する心が二つあると漏らした時どちらも貴殿の心なのだからそれを大切にして欲しい、と言ってくれたことは記憶に新しい。だから俺は当然困ることになるとしても理性と本音が合致しない時も素直に持つようにしている。(精神面の強さも真の戦士には大事だ)
    このままさらけ出すのに甘えていると言われたらそれ迄だけど、それでも俺は躊躇う暇なんて持たない。
    思い浮かぶままの俺を見せる以上剥き出しの感情をまずは見せてくれと戦場で培った感性が恋慕にも繋がるとは知らなかったが、それも存外悪くは無い。俺の我儘を聞いてもらってきた鍾離先生自身の駄々と子供みたいな喜怒哀楽のわかり易さは俺だけが受け取れるものだと分からせ続けてやらないと。
    昨晩寝落ちをして出迎えられなくてふと起きた深夜に明日の予定調整ギリギリまで俺の我儘を聞いて構ってくれた鍾離先生へ申し訳なさと大好きをあげるね、感謝を前提に書いた以上埋め合わせは今度密にたっぷりと。深境螺旋に潜ってすっきりした後鍾離先生の家でどっかり居座る俺に構い構われてくれよ。
    ……そしてまぁ、一応書いておこうか。君の好奇心を君自身で潰してしまう真似はつまらない。完全に断ち切る前に顔見せくらいしに来てくれよ、アルハイゼン。想いの一端の濃度を知る友人相手として、ね。

    🐳
    そしてこれは私信未満。正直君の世界には詳しくないが感性や文章を好ましく思い読んでいる何冊かの一つ、とあるアイドルの君へ。再起?を喜ばしく思う奴は陰ながらもう一人居たりするとひっそり書き残しておこう。頁の綴じ目の補強も愛情表現の自助努力だと身を引き締める切欠にさせてもらったよ。どうか変わらず幸せに。
    🐳💯
    へぇ、互いに距離を取った箇所から見合っていたとはね。成程これはこれで面白い。周囲がどう思おうが普段は気にしないのだけど、こんな形ならば暴れ散らかしている甲斐が有るというものだ。大切は表に出さなければ何も意味が無い、互いに確と励むとしようか。


    [削除][編集]

    68 :タルタリヤ
    2024/03/15(金) 19:33

    🐋🏹蟻地獄はどちらか

    先生とする「そういうコト」はわくわくして、潰される覚悟が心地好くて、でもムラつくタイミングが重なるとやっぱり照れ臭い話。(3%くらい先日出来た友人を話題のダシにしている)最初のきっかけはいつか俺が戦いの中で腕や脚、首が飛んでも必ず鍾離先生の元へ帰ってきて欲しいと願われたからだっけ。
    執行官の遺体を堂々と攫って冷えきった身体を暖めるだなんてこの生き物は本当に規格外だとなんとなしに戯れる中思ったものだけど、俺の中に入りたいと縋る声と仕草はいつもより小さく見えた。
    傷つけないようにしたいと告げた割には苦しいやり方ばっかりするしなんの覚悟もなしに普段は入るべきじゃない奥はぶち抜かれるし、顕如盤石なんて初めから無いみたいに鍾離先生の理性は簡単に焼き切れてがっついた挙句スキンを人の腹に投げるし本当に何なんだと今も思ってる。
    ……その獣性がたまらなく愛おしく感じた。剥き出しの我欲、神座を降りて尚強い男の生殖本能が生産性も無く俺への恋心一つで乱されている。色事なんて興味無い涼やかな横顔が髪を振り乱して、凡人のフリも曖昧で長く伸ばした舌がめいっぱいに粘膜を満たす余裕のなさは呼吸で一瞬開く俺の些細な気道の隙間すら鍾離先生で埋めたがるような独占欲に似ていた。ちょっと前まではフェラすら嫌がっていたのに。

    そこから多少間が空いて今度は俺が抱く番。鍾離先生はボトムをやった事にも無いにも関わらず俺に抱かれてみたいと願ったのは男の顔をする俺を見たい一心だったから本当に可愛い。童貞も処女も新兵時代に雑に捨てさせられたのを後悔したのはこの時が初めてだった。
    振って出す。切迫はしても何も俺を満たしてくれない、こんなに近くにいるのに心臓に鋒を突き立てない行為は無駄に思えた。とは言えそれは戦場が全てだっただけで、今の俺の恋人は鍾離先生なのだから話が違う。
    抱き潰す抱き方をされたからには丁寧に丁寧に解してじれったそうなのも無視して貪る。このやり方は大層お気に入りみたいでお喋り上手な言葉を紡ぐ唇は唸ることしか出来なくて、その癖内に弾けた欲の熱さに蕩けて絶え絶えになるばかりの顔が曖昧に笑う、何処にも出してやれないようなはしたなさを今更誰に渡してやれるのか、そもそもセックスってこんなに楽しかったっけとぼんやりする頭の片隅で考えていた。
    それからもペッティングやら鍾離先生の調教好きも判明したりを含めて抱いて抱かれてまあまあの回数を重ねた今、「足りない」タイミングを何となく分かってしまえるようになった、らしい。
    抱き潰し合う瀬戸際が狂おしい。名前を呼ぶことすら危うい上擦りがはしたない。もう出ない、イッたばかりだから困る、まだ出来るだろうと裏側を汲んでいるのか単に自分が恋人を食い散らかせていないのが不満なのか、そんな駆け引きは愛情の発散とやらを前にしたら無意味でしかない。
    一瞬の煌めきのような本気の手合せと比べたらこんなの遊びでしかない、俺の愉楽の先には辿り着かないと分かってる。それでもこのやり方でしか伝わらない愛情表現があり、鍾離先生とだから奪い合える瀬戸際があると教えてくれた。
    たのしい、きもちいい、くるしい、こわい、もっとたべたい、好きの数だけ俺をおいつめて。
    …またそうなれる予定を打診しただけで一頁取ってしまった俺が一番期待していてはしたない、なんてツッコミは無しだよ。鍾離先生。…楽しみだね。

    それはそれとして転寝をしていておかえりを言えなかった時にもベッドに意地でも潜り込む先生が好きだ。意地でも。

    [削除][編集]

    |||1-|||
    [戻る][設定][Admin]
    WHOCARES.JP