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┗1065.ラストノートがわからない(93-97/188)
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97 :
タルタリヤ
2024/05/19(日) 23:00
🐳🏹下にある心を掘り起こして、
メタ的に言えば二週間強掛かった念願だったスネージナヤ旅行も終えて、少し疲れた体で荷解きをしている。
>>92-93 で細かな更新はしていたけれど、やっぱり纏めた頁も書きたいって話が出たから先んじて書いてみようと思う。俺も書きたかったし。
前から強請られていた俺のルーツを知る為の旅行でもあったんだけど、数百~千年ぶりのスネージナヤは鍾離先生にとって殆ど新しい国に近しかったらしい。洗練された化学発展は俺から見たら当たり前でも鍾離先生にとっては何もかもが目を輝かせる要因になっていた。
初めての高速船の旅、初めての陸上公共交通機関、初めての大型マーケット、初めての海辺の辺鄙な村、初めての食文化、初めてのオーロラ(これは極北の山間部をギリギリ見れたくらいだけど)、念願のおそろい。俺にとっても家族以外でこれらをやるとは思わなかった。
一つ噛み締める度に先生の石珀色の目が輝いて、公子殿あれは欠かせない、絶対に良いものだから買わねばと急いた足取りが六千歳とは思えない幼さすらあって。
指摘されたら改めはしても、にやける口許を隠す手つきが外される事は殆ど無かった。
家族に成り行き半分で俺達が付き合っていることも話したけれど、オヤジと鍾離先生も二人で話して俺の居場所が戦場にある事を承知で満足のいく終わりまで添いたいと他人に宣言する鍾離先生だったと後から聞いて、魂を買われる契約を既に結んだと分かってはいても胸がきゅうと締め付けられた思いだ。
ねぇ、鍾離先生。抱えていた最初の頃の不安を解いた後に俺が渡せた幸せは、手に取りやすい大きさでいられているかい?何となく躊躇って勿体ぶっていたお揃いにも偶然閉じ込められていたオーロラみたいに、俺たちにとって丁度いい幸せで笑い合えている回数はあの頃から何度増えたんだろう?
と言っても先生は欲張りで大食らいだからまた貴殿から貰えるものは何でも食べるぞ、なんて言いそうだけど。
同じ目線と違う価値観で確かめる俺の大好きな極冬の地はいつも以上にキラキラしていて、あれもこれもを渡していつかどれかが気に入ればいいなんてついつい俺もはしゃいじゃった。
雪の無い涼風が吹くだけの五月のスネージナヤだからこそ見せられたありのままの景色は、まるで俺たちみたいだとも言ってしまえるね。……腹の底も、雪原に埋めてきた名前も渡しているあんただから、交換しあいたい愛情がある。
鍾離先生が戦場の外で態々設けてくれた席に座らせてもらえる幸福は当たり前じゃないから、いつだって大切に抱きしめるよ。
鍾離先生、先生、せんせい、せんせ、俺の龍、俺の錨、俺の黄金、俺のかわいいひと。次の旅はどんな思い出が増えていくんだろう?
女皇様と家族の次に大切な、俺が三番目に尊いと思える人。あいしてるよ。
これは翌日の追記。
病める時も健やかなる時も俺に寄り添おうと、人里離れた場所で手負いを隠したくなる俺を「人」はここにはいないだろうと洞天に留めて、声が出て手足が動くようになるまで傍に居るとサラッと言ってしまうあんたには本当に敵わない。
寄り添いたいものを違えてくれない鍾離先生が好きだ。
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96 :
ニィロウ
2024/05/18(土) 10:40
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆🪷💃🏻連理とふたり
アルハイゼンさんは疲れが身体に出やすいみたいで、時々風邪に満たない熱が出ちゃったり気候に過敏になったりしてしまうんだ。
心配だから早く寝て、って善意で言ってしまうのは簡単だけど言われる側がそれを嬉しく思うとは限らないよね。「好ましい君を撫でてから眠りたい」なんて言われたら、私だって鬼にはなれないよ。
アルハイゼンさんには穏やかでいて欲しいの、しっかり根を張って誰にも媚ずに自分にとっての最良を花びらに乗せて咲かせるあなたにずっと惹かれているんだ。
起きてからも少し熱が残っていたみたいだけどご飯は食べられていたし、今もアルハイゼンさんが作業をしている一角(部屋を離れたら寂しいみたい)からはインクと紙の匂いと無意識の言葉が漏れているから持ち帰り仕事にも支障はない…のかな。
シアターのメンテナンスがある日だから今日は私も同じ部屋の中で次の公演の台本や演出修正に目を通したり、ステップの確認の為にちょこちょこ外に出たり……。
感情の機微に疎いから君の気落ちに引きずられることも無い、って寄り添ってくれるアルハイゼンさんは逆に言えば自分の皺も抱え込みかねなくて…もしそうなっても私が声の届く距離にいるよ、って思い出させてあげられたらいいな。
……恋しがってくれてるかは強制出来ない、けど。そうだったらくっつき甲斐があって嬉しいな。さてと、日記を書いて休憩するのもおしまい。ご飯を作って食べたらもう少し頑張らないと。
黒1350のサッカーをしているあの子達へ!
おかえりなさい!急に居なくなっちゃったから喧嘩とかあったのかな…って実はそわそわして日記にも少し滲み出ちゃってたんだ。
でもリニューアルしただけで良かった、アルハイゼンさんもあなた達が旅路を楽しんでいることを喜ばしく思っていたし、これからもあなた達らしい日常と愛情表現を時々覗かせて欲しいな。改めてよろしくね誠士郎くん、玲王くん。(おかえりなさいの私信だから特別にお名前呼び!)
後これは内緒話なんだけど、各国の神さまが冒険者協会へ旅人の助っ人申請書を出す時期って結構定期的でね。【ネタバレ検閲】最高審判官さんが先にその周期に乗った以上、すごーーーく強くてセノとも相性がかなりいい水神さまもそろそろ申請書を出す噂があるから、申請書を引っ張り出すための代価の確保は慎重にね!
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95 :
ニィロウ
2024/05/13(月) 21:42
🪷💃🏻山盛りのラブレター、ひとりからふたりへ
まだ旅行中ではあるんだけど、どうしても書きたくて。
一つはディシアがまた新しい結晶を見つけてきたから装丁を少し変えてもらったこと。きらきらで、王女様の役のネックレスで付けたことがあるような綺麗な模様が嬉しくて、前の日記を書き直しながら宝物を自分だけの宝箱に収めた子どもみたいな気分になっちゃった。
もう一つは記念日とかじゃないのにアルハイゼンさんから書き溜めていた、見せるつもりじゃなかった「私の好きなところ」を箇条書きにしていっぱい私にくれたこと。
私ができる事は少なくて、正直アルハイゼンさんやディシアとは無関係な場所で凹む事が多かったんだけど……私って単純なのかな、それだけで少しだけ気が晴れたんだ。
あなたの道を少しだけ曲げて、その先の心に花を咲かせてあげられたのが私なら、アルハイゼンさんは私に傘を差し出してくれた人なんだね。
一つ一つ、お友達だった頃から今の今まで沢山積んでくれたラブレター。些細な変化を愛してくれて小さな差異を楽しんで、二人で笑うための時間を心地よく二人で作ろうと思える人。
大切な宝物と言ってくれるあなた。今と今までが明日を過ごす活力になると言ってくれるあなた。
……どうしてあなたじゃなきゃ駄目なんだろうって重たい言葉だけど、正直な気持ちがこれだから。
アルハイゼンさん、大好き。私にあなたを愛させてくれてありがとう。旅行、もう少しだけたのしもうね。
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94 :
魈
2024/05/06(月) 20:46
👹⬇️愛及屋烏
異国を楽しみ繋ぐ手の温かさだけがいつもと同じだね、と告げる音の柔らかさが心地好い。
時節に見合わぬ冷風と木々の匂いが金の髪を揺らす度に燻る想いの揺らぎが恋を知らしめる。旅人、次は何を見に行く。
「強い夜叉にもスランプはあるよ。パンクして崩れてしまう一面が貴方にあって、それを他の人がらしいらしくないと判断しても魈の本質は本人しか知らないことだよ。自分は変わらず貴方のそばにいる」
業障が酷く疼き、過ぎ去る背中の色が妙に濃く見えた夜に沿うお前に申し訳なさと数刻の安寧を得た。
滅多に弱音を吐かぬのは我がそうあろうと、抱えようとする事で自己定義の一環になろうとしていると言えばそれ迄だが、今はまた別の理由がある。
───恋とは性欲を詩的に評したものと分かっているが我には何れも必要なかった。然し、人の好き嫌いとやらを得た以上例外では居られないらしい。
裡に仕舞える筈の余剰で距離を取られては、堪える。それだけの話だ。
白1674の鍾離様へ
こうして筆を執る際の交友関係は少なく、また我も表題に掲げている以上御身さえ宜しければ──不敬の身ではありますが、気の向くままに御声を掛けて下されば謹んで返事を書かせて頂きたく。散文なりに一往復程は返したくなってしまう倣いをお赦し下さい。
昨年から鍾離様の番(尚早の物言いですが)の手記は時々捲らせて頂いており、まさか鍾離様との間柄があるとは思いませんでしたが平たい語彙を選ぶのであれば「ああ言えばこう言う」を体言されている鍾離様の間柄を我もまた微笑ましく思い頁に指をかけております。
…蕩かすつもりの無い言葉が甘言と成り得痛覚を遠ざけ思考に霞をかけるようで、浸りたくはありますが融解しきってはあやつと手を触れさせる事は敵わず。裡の芯を脅かす熱でありたいと密かに思うばかりに留めおこうと考えています。
───とは言え以前から見られていたと聞く度に戦々恐々を交えて背筋が伸びる思いです。何故我を……。
追記:千個目の爆発は近しい距離で見過ぎた花火のようでした。いつかがあるのならば是非。
追記・弐:無差別に読んでいた真意?を聞き少しばかり肩の荷が降りた。感謝する。
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93 :
鍾離(乱入)
2024/05/03(金) 14:39
🐋🐉Sz23 trip side:Z
スネージナヤ二泊三日旅行記(俺目線)随時更新。俺がside:Zを設ける筈……と書いてあったのでほぼ引用で作っておく。
船での移動を考えると二泊五日かもしれない。
Day.1
・仕事終わりの夜に待ち合わせるのが嬉しい
・船内の売店で軽食を買うのが楽しい
・ビジネス向けの船だから期待するなと言いながら角部屋を押さえる公子殿
・ベッドは二つあったが同じベッドで重なり合って眠った(健全)
・カフェのテラス席で待っていたら男前が来た
・公子殿が服を買った店で俺も服を買う(二軒)
・早速予算オーバーだが価値のある買い物ができた
・自分でサプライズを仕掛けておいて耳を赤くする公子殿
・本場のブリヌイ屋台でどれが美味そうか目利きする公子殿
・執行官はやはり高給取り
・初めてのオフクロの味は異国の料理(美味い)
Day.2
・大家族の朝はとても賑やか
・腹ごなしの散歩デートがてら買い物に行った
・奥蔵山ほど広いマーケット、元はマヨネーズ専門店か畜産農家だと思う
・公子殿が食べたがっていた煮込みの殆どを俺が食べた
・俺たちは大人だから菓子の量り売りで袋いっぱいに詰めた
・ボルシチを持って夜の散歩、遠い空の小さなオーロラを二人占め
Day.3
・朝からボウルにいっぱいマカロニチーズ(嬉しい)
・身分は伏せたが家族に交際は報告
・沢山の蜂蜜と工芸品など土産選び(揃いのアクセサリーも)
・公子殿にずっと預かってもらっていた財布が俺の鞄に移動
・帰りの船では客室でビールを買ってペリメニと頂いた
・備え付けの少しごわごわとする生地の部屋着、結構好きだ
・璃月に「ただいま」を言ってくれる公子殿が微笑ましい、また旅をしよう
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