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スレ一覧
┗1509.DOORS(1-5/119)

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5 :イゾルデ(リバース:1999)
2024/10/07(月) 23:46


「ドレスも、唇の色も……何もかも。君が迷った時は、僕が選んであげるよ。」

🦋

誕生と共にカウントが始まったわ。
始まりの一歩は終わりへ近付く一歩だなんて、誰が言ったの?ねえ、そんな恐ろしいことを一体誰が言い出したの?ほら、意識すればするほど、それは後ろから近付いてくるように感じるの。

だから、立ち止まってはいけないわ。ゆっくりと前を向いて歩いていれば、それに捕まることもないの。寄ってくるスピードと進むスピードは常に同じ。迎え入れてあげる必要も、撃退する必要もないのよ。わたしの後ろに忍び寄る大きな影……だけど、わたしは絶対に、その強大な力を認めてあげないわ。 

一緒に生きる、そう決めたんだもの。



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4 :イゾルデ(リバース:1999)
2024/10/07(月) 23:45


「……ひとりが怖かった?今にも泣き出しそうな声だったよ。」

🦋

あなたがいなければ────!
衣装室の陰に、影法師のようなものがひっそりと佇んでいましたの。それが、ゆらゆらと、兄さまの形にも見えて。わたしが無限の扉にしまい込んだ記憶の欠片たち。炎にまかれた可哀想な夢の残骸たち。夢が記憶の整理整頓なら、これはきっと現実に向き合うための悔悟なの。こうして心の痛みを開放しなければ、幸せを受け取ることすら出来やしないんだもの。

可笑しいでしょう…?ほんの少し離れていただけで、こんなにも取り乱してしまうだなんて。大層なことばかり口にしていても、わたしは、ほんの赤ちゃんなのね。



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3 :イゾルデ(リバース:1999)
2024/10/07(月) 23:44


「そんなに空っぽのグラスが恐ろしいのなら。それを……君の中を、僕で満たせばいい。今のようにね。」

🦋

大切にしていたお人形と、栞を挟んだ詩集。マイヤーリンクの白樺木立で見付けた、愛らしい蝶々たち。幼いわたしが箱の中に閉じ込めたもの。あの箱は、開けるべきではなかったのよ。何故なら、美しいものはより味気なく、輝きはこの世の外へと消え失せてしまうから。

だけど、あなたの言葉は、ここに。
美と永遠はともに過ごすことは出来ないけれど、記憶として、記録として、こうして形に残すことは出来ますもの。あなたの言葉は、わたしの存在喚起力。名辞の中に花が咲きこぼれているように……あなたとわたし、未完成の物語の中で、永遠に息衝いていられますように。



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2 :イゾルデ(リバース:1999)
2024/10/07(月) 23:42

☪︎

半完/作品越/NL/捏造含

𓅫
𓅪
··⋆.𖥔 ݁•··

幸運の神秘学家、彼はアベンチュリン。🍏’-
降霊の神秘学家、わたしはイゾルデ。

ここは芸術が花咲くウィーン。高貴な人々が、利己というシロップをかけて黄金のおやつを食べる街。その片隅で、愛と冒険、反逆を囁き合うふたり。孔雀とナイチンゲールの物語。

✦.*·⋆


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1 :イ_ゾ_ル_デ(リ_バ_ー_ス:1_9_9_9)
2024/10/07(月) 23:36


࿔‧ ֶָ֢𐦍ֶָ֢ ‧࿔────────࿔‧ ֶָ֢𐦍ֶָ֢ ‧࿔
𝖉𝖔𝖔𝖗𝖘
𓅫
【紹介】【本棚】
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【Q.A】【三題噺】
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【囀り】【余談】
🍏𝖎𝖘𝖔𝖑𝖉𝖊.

࿔‧ ֶָ֢𐦍ֶָ֢ ‧࿔────────࿔‧ ֶָ֢𐦍ֶָ֢ ‧࿔


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