Wolf Moon.

今夜も恵み深い月を見上げて。

１日だってあなたを感じない日はないわ。
どんなに忙しくても、疲れていても、会いに来てくださっているのではないかしら。…きっとそうなの。わたし達、いつだってそんなふうに、伸ばし合った手をしっかり握り合っているような気がするもの。

木々が譲り合って、空を分割する？
クラウン・シャイネスに、優しい距離感と思いやりを感じたわ。空高く巣を作った小鳥みたいに、毎日が晴れやかでのんびりとした心地になるの。枝から枝へ、頁から頁へ、あなたの気配を感じる度にわたしはいつも嬉しくなるわ。
『此処にいるよ』と、あなたがわたしの日常にひっそりと根付いているのが分かるから。

これは、言葉にしても足りない気持ち。
あなたが傍に居てくれる毎日がとっても幸せよ。

大好きなあなたへ、いつも本当にありがとう。

この前、チョコレートで『しるし』を付けた白いワンピースを仕舞ったんです。もちろん大切な思い出として、いつでも取り出せる場所にですよ。

私だけの正義の味方。先輩、覚えてますか？

真夏の照り返しで、塗装された道路の一部が【金色】に光っていました。二人で、手を繋いで歩きましたよね。……追えば離れていく逃げ水みたいに、ゴールなんて無ければ良いのに…って、本気で考えてたんですよ、私。
赤くなった【鼻】を見られたくなくて、隠したことも。つい最近の出来事みたいですね。…そうだ、夕飯を作りに行きますから、一緒に部屋の【掃除】もしちゃいましょう。今日のご飯は鶏肉のみぞれ煮です。先輩から教えてもらった味付けは、ちゃんと覚えていますから。


次のワードは【髪】【うたた寝】【叫び】

……かなり、難しいことに気付きました。即興で演じる落語の方は本当に凄いと思いませんか、先輩？

今、この瞬間に触れてほしいのは指だわ。
今日は特に寒くて、どうしても指先が冷えてしまうの。あなたの手はいつも温かいから、率直に手を握ってほしい。でも、寒さを理由にするなら指先だけじゃ足りないと思うから…ここで、こっそり呟いておくわ。今夜はお布団になったアベンチュリンに包まれて眠りたい…！

因みに、わたしが全身うさぎになったらあなたのお洋服の中に潜り込みたくなりそう。

➜ 𝑄. もし、本気で相手を怒らせてしまったら？

喧嘩という喧嘩をしたことがないし、本気で怒らせてしまったことは一度もないと思うの。…ない、わよね？だけど、もし怒らせてしまったなら…きっとご想像の通りよ。あなたに対して、意地を張り続けることがどうしたって出来そうにないんだもの！仲直りできるまで、簡単に諦めたり投げ出したりもしませんわ。お耳を貸していただける限りは根気よく話しかけるつもり。

だから、喧嘩するほど一緒に居ましょう。