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┗文は人なり、筆は刀よりも強し。(47-56/109)
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56 :
竈/門/炭/治/郎(鬼/滅/の/刃)
2024/08/12(月) 23:59
久々に会えた時の夜に善/逸に桔梗の押し花を見せた。
巧く出来ていると褒めてくれて、嬉しかったな。
善/逸に押し花の作り方を教えてくれたから綺麗に出来た。
#"これなら花もずっと綺麗な儘で居られるから、少しでも幸せに咲き続けてくれるといいね"
此の桔梗の押し花の様に、
善逸への想いを枯らす事はないよ。
#ずっと、
#ずっと…
#大切にする。
#初めて作った押し花も。
#善/逸の事も。
#善/逸の幸せな笑顔が咲き続ける様に。
#善/逸に沢山の幸せを…。
あっ、
そういえば。
善/逸が眠ってしまった後に気付いた。
眠る善/逸の傍に置いてあった一冊の本。
あれは一体何だったんだろう。
…本とは違う匂いが、微かに香ってはいたけど…
…今度聞いてみよう。
また、会える時の楽しみが増えたな。
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55 :
竈/門/炭/治/郎(鬼/滅/の/刃)
2024/08/12(月) 01:05
今日からまた任務だ。
任務の間、また善/逸とは暫く会えないな…。
直ぐにでも会いたいと思う気持ちを、
善/逸と過ごした事を思い出して紛らわせよう。
>ーーーーーーーーー
善/逸と一緒に眠って……
目覚めた時にも、
善/逸の匂いだけじゃなくて、
善/逸自身が俺の傍に居る…
#"久し振りの俺と寝られた夢見はどうだった?"
夢…
覚えていないだけかも知れないけど、
見なかったな。
善/逸の匂いと温もりを感じながら眠るのだから、見るのならきっと温かくて優しい夢だと思う。
けど、夢を見る時間があるのなら、
起きて現実の善/逸と楽しい一時を過ごしたいと思った。
寝坊してしまったけど、約束していた鰻を食べに街に出た。
店に入る前から魚を焼く芳ばしい匂いと甘辛い匂いが漂っていて、自然と涎が出てしまった。
俺は初めてだったから、注文も善/逸に任せていたんだけど…品書きを見て値段に驚いた。
……鰻って、こんなに高いものなのか…。
善/逸が注文してくれた"特上"って…っ!?
……鰻って、こんなに高いものなのか…。
目が飛び出してしまいそうな程に動揺して、同じ事を二度も言った事に気付かない位だった。
善/逸に笑われてしまった。
い、いざ……実食っ!
食欲を唆る鰻のたれの香りと炊き立てのごはんの香り…
うぅ……涎が止まらないぞっ…
#ぱくっ……
ーーーっ!!……〜ッ…!!!
や、柔らかっ!
ほろほろと、口の中で鰻の身が解れて、
蕩けた脂と甘辛いたれが絶妙に米と絡んで……
#美味いっ!!!!
凄く美味いっ……これが鰻……
感動しているのが顔に出ていたのか、
善/逸は俺の顔を見て嬉しそうに頷いていた。
その後、善/逸も食べ始めて……
#うわ、ぁ……
#凄く幸せそうな顔で食べるなぁ
#見てる此方まで幸せになる…
鰻とごはんを口いっぱいに頬張って食べる善/逸の表情は幸せそのものだった。
#"んん"〜〜〜♡♡美味過ぎてほっぺたが落ちるうぅ〜〜♡"
"ほっぺたが落ちる。"
ふと昔を思い出した。
うんと幼い頃の話…。
母さんの作った団子を食べた父さんが、
>"ほっぺたが落ちてしまいそうだ。"
そう言った時、
俺は慌てて父さんの頰をこうやって押さえて落ちない様にしたんだ。
…っていう話を、善/逸の両頬を両手で包み込みながらした。
だって、ほっぺたが落ちてしまったら大変だろう?
そんな事を言っていたら、
善/逸が硬直していた。
嫌だっただろうか?匂いは平気そうだけど、
鰻のたれの匂いが強くてはっきりと分からない。
というか、食事の邪魔をしているな!
長男でありながら行儀の悪い事をしてしまった…。
善/逸を困らせてしまわない為にも、気を付けないとな。
……でも、
もし、善/逸のほっぺたが落ちたら、
善/逸自身も困るだろうし、
俺も、赤く染まった愛らしい頬を見れなくなる
撫でる事も、口付ける事も出来なくなってしまう。
それは凄く困る。
ほっぺたが落ちるのは駄目だけど。
善/逸のこんなに幸せそうな笑顔を見られるなら、
非番が重なった時は、
一緒に鰻を食べに行こう。
善/逸の幸せな顔を沢山みたい。
俺も善/逸の事を、鰻を食べてる時の様に幸せにしたい。
善/逸を簡単に幸せに出来る鰻が、
羨ましい。
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54 :
竈/門/炭/治/郎(鬼/滅/の/刃)
2024/08/10(土) 02:03
長期の任務を終えて帰って来た善/逸。
#やっと会えた。
部屋に入ってきて、直ぐに善/逸から抱き着いてきて。
つらい匂い。
くるしい匂い。
うれしい匂い。
色んな善逸の匂いで一杯にしてくれた。
大変だったんだな。
匂いで伝わってくる。
疲れも相当溜まっていたのか、そのまま善/逸は寝てしまった。
きっと急いで帰って来てくれたんだろう。
たくさんの汗の匂いがする。
善/逸の汗の匂い。
頑張った匂い。
#俺は好きだよ。
けど善/逸は気にしちゃうみたいだから。
明日は朝からお風呂だな。
一緒に入ろう。
裸の付き合いは仲良くなれるからな!
仲良しならもっと仲良くなれる!
明日は、俺も善/逸も非番だ。
#うんと甘やかそう。
俺も沢山匂いを嗅がせて貰おう。
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53 :
竈/門/炭/治/郎(鬼/滅/の/刃)
2024/08/09(金) 01:40
大きな建物が建ち並ぶ、
どの方角を向いても人…
人で溢れている。
色んな物の匂いが、
色んな人の匂いが、
色んな感情の匂いが、
此処にはいっぱい…
鼻がもげそうだ…
少しでも人気の少ない道に行きたい。
少しでも…
匂いの元が無い所へ…
うぅ……
気持ち悪い。
不意に、善/逸の匂いが嗅ぎたいと思った。
善/逸からも色んな匂いがするんだけど、
不思議とずっと嗅いでいられる。
善/逸の匂いの中でも、
甘くて…
心がぽかぽかと、
温かくなる匂いは、
嗅がずには居られない。
あまりに嗅ぎ過ぎるものだから、
善/逸には怒られたな。
嗅がない様に、指で鼻を摘んだら、
善/逸が傷付いてしまうらしい。
嗅ぐのは程々にしないといけない、
頭では分かってしても、
止められない。
止めたくない。
長男なのに、我儘を言ってしまいそうだ。
次、会った時…
善/逸の匂いで、
肺が満たされるくらい
嗅ぎたい。
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52 :
竈/門/炭/治/郎(鬼/滅/の/刃)
2024/08/08(木) 01:50
昼間は蝉の鳴き声が、
そこらじゅうから聴こえる。
色んな鳴き声が混ざり合って、
一つの歌の様だ。
歌……
歌は好きだけど、俺が歌うと、
耳を塞がれたり、
変な顔をされたりする。
どうやら俺は、音痴らしい。
伊/之/助も歌が下手だったな。
一緒に鯉のぼりの歌を歌うつもりが、
雛祭りの歌を歌い始めるし。
耳の良い善/逸には、堪えたらしく、
伊/之/助共々凄い剣幕で怒られた…
…というか、あれば指導だったな。
語尾の音の上がり方だとか、
歌い方のクセがあるとか…
善/逸の歌を聴く事は無かったけど、
その指摘された事に気を付けて歌うと、
少し歌が上手くなった…
様な気がする。
終始、口がへの字だった
善/逸の顔を思い出すと、
自然と口元が緩んでしまう。
今度は善/逸の歌も聴きたいな。
ちゃんと聴いた事が無いから。
でも、もしかしたら、
俺は何度か、
善/逸の歌を聴いているかも知れない。
記憶に残る、母さんの子守唄。
禰󠄀/豆/子へ偶に歌ってあげるこの歌は、
善/逸も口をへの字には曲げなかった。
あまりに善/逸が集中して聞くもんだから、
少し恥ずかしくなって、
善/逸達の前では歌う事を、
控える様になったけど。
もしかしたら、
覚えてくれたのかも。
なんて…
流石に都合が良過ぎるかな。
寝苦しい時は、
子守唄を歌って欲しい…
なんて。
#善/逸が傍に居てくれるだけで。
#俺は幸せだよ。
善/逸は蝶/屋敷に帰れたのだろうか。
それともまだ任務の途中?
週末には善/逸に会えるだろうか。
会いたい…
会いたい…
善/逸…
今直ぐ善/逸の匂いを、
いっぱい嗅ぎたいくらいに、
善/逸が足りない。
けど、今は我慢だ。
長男だから我慢出来る。
桔梗の押し花を見て気持ちを落ち着かせよう。
………、……。
………………、っ……。
#余計に会いたくなった。
我慢。我慢だ炭/治/郎…。
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51 :
竈/門/炭/治/郎(鬼/滅/の/刃)
2024/08/07(水) 02:02
>キメ/学
今日は夏期講習が無いから、店の手伝いだ。
パン作りは大変だけど、とてもやり甲斐のある仕事だ。
母さんや俺たち、家族で作ったパンを、
買ってくれる人の笑顔を見ると、
俺も凄く嬉しくなる。
最近は、それ以外にも
嬉しい事がある。
店の扉が開くと同時に、元気な声が聴こえる。
出迎えると、辺りを見渡して誰かを探す善/逸が見えた。
禰󠄀/豆/子なら、友達の真/菰の所にお泊まりだから居ないぞ。
露骨に残念がるけど、帰らずに店の手伝いをしてくれる。
夏休みは遊ぶって言いながら、手伝ってくれて…
本当、優しいなぁ。
お昼になって、母さんと竹/雄と交代して善/逸とご飯休憩。
居間に用意されたおにぎりを一緒に食べた。
善/逸の幸せそうな匂い。
善/逸の笑顔だ。
あっ、口元にごはん粒が…
付いてたから、指で取った。
そうしたら、何故か善/逸が急に背中を向けて食べ始めてしまった。
心配だから少し強引に顔を覗き込んだら、
顔が真っ赤だった。
体調が悪そうではなかったけど、
手伝いが大変だったからだろうか、
無理をさせてしまったか、
色々と心配をしてあれこれ質問したけど、
全部否定された。
じゃあなんでそんなに顔が赤いんだ!
#お前のせいだよ!
#お前のせいでこんな事になってんの!
#ごはん粒付いてるよ、って言えば良いだけじゃん!?
#なんで炭/治/郎が米粒取るのよ!?
#しかもその後それを……っ…食べ…〜っ
#少しは自覚しなさいよ!
#この天然スケコマシ!!
怒濤の様な言葉に唖然としてしまった。
そういえば、食べたな。
善/逸から怒りとか、不快な匂いがなかったから、問題無いと思っていたけど、駄目だったみたいだ。
家族とも偶にする事だから、つい…
今度からはしない様に気を付けるよ。
……、…?
今度は喜びと、少し不満の匂いが混じってる?
真っ赤な善/逸が何か言いたげにしている。
瞳も少し潤んで…
ーーん……なんだろう?
今の善/逸を見てると。
お腹が空く。
さっきおにぎりを食べたのに。
どうして…?
…あぁ、…凄く……。
>ーーーーを食べたい。
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50 :
竈/門/炭/治/郎(鬼/滅/の/刃)
2024/08/06(火) 00:19
蝶/屋敷に帰ってきたけど、善/逸は少し遠い地の任務へ向かったから戻っていないらしい。
桑の実は、屋敷に居るみんなで食べよう。
良かった…みんな喜んでる。
嬉しそうな笑顔と匂いで、
俺も凄く嬉しい気持ちになれた。
#此処に善/逸も居てくれたら…
#善/逸の笑顔を見られたなら…
…………、……。
会いたいな…。
頭の傷は良くなっている事を、し/の/ぶさんから聞いてはいるけど心配だ。
そうだ、手紙を書こう!
早速書いて鎹/鴉に届けてもらおう。
>ーーーーーー
善/逸、
遠い地での任務で大変だろうけど、
ちゃんと休息はとっているか?
また無理をしていないか?
頭の傷…ちゃんと治すんだぞ。
俺は幸い、酷い怪我も無く、
任務を全う出来ているから、
安心してくれ。
禰󠄀/豆/子も復帰してから、
張り切ってくれている。
元気いっぱいで、
人を守ってくれる事は
嬉しいけど、
無茶をさせてしまいそうで、
心配が絶えないよ。
俺も明日から数日間、
蝶/屋敷には戻れないけど、
週末には戻れると思う。
だから、週末に善/逸が、
蝶/屋敷に戻っているのなら、
少しの間だけでも、一緒に居たい。
もし居られるなら、
お昼に二人で、
鰻重を食べに行こう。
怪我をしたら、
大好きな鰻重を食べに行けないぞ!
だから、無事に帰ってくるんだ。
どうか息災で。
大好きな善/逸が無事である事を
心から願ってる。
>ーーーーーーーー
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49 :
竈/門/炭/治/郎(鬼/滅/の/刃)
2024/08/05(月) 12:56
任務を終えて蝶/屋敷へ帰る途中の山で、
何処からか甘い匂いが漂ってきた。
嗅いだことのある、
果実の匂い。
そう離れてはなさそうだ。
少しだけ、寄り道をしてみよう。
…………。
あった!
桑の実だ。
沢山実っている。
丁度時期だから、凄く甘い匂いがしている。
少しだけ採らせてもらおう。
蝶/屋敷の皆へのお土産。
みんな喜んでくれるかなぁ…。
善/逸も居るだろうか…。
饅頭やかすていらを食べていたから、
甘い物は好きなんだろうけど、
果物とかも好きなのかな。
善/逸の事を考えていたら、
昨日の事を思い出した。
あの人、強かったな。
怒りの余り腕を掴んでしまったけど、
とても鍛えられていて、
がっしりとした、逞しい腕だった。
きっと沢山鍛錬を積んで努力したんだ。
でも、だからと言って他者を貶して良い訳じゃない。
それにあの匂い。
鬼を倒しても、
…足りない、
足りないと言ってる匂いが、
悲しく感じた。
あの人の、
求めるものが、
見つかるといいな。
………、……。
はっ!長居しては此処の動物達に迷惑が掛かってしまう。
桑の実を綺麗な布で大事に包んで、
帰ろう。
みんなの所へ。
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48 :
竈/門/炭/治/郎(鬼/滅/の/刃)
2024/08/05(月) 02:07
藤/の花/の家/紋の家を後にして、
任務に向かう道中の森の中…
目的の場所じゃないけど、
森の奥から鬼の匂いがした。
それと、雷の様な音が聞こえる。
其の音が聞こえた方角から鬼の匂いが近付いて、
手負いの鬼が俺の目の前に飛び出して来た。
鉤爪の様な鬼の爪の攻撃は避ける事が出来たけど、攻めに転じられる程の余裕が無い位、
鬼の動きが素早い…。
>邪魔だっ!どけっ!!
背後から聞こえると同時に昨夜出会った隊士の人が物凄い速さで鬼との間合いを詰めて刀を振る。
鬼の頸を斬った時、その人の周りには雷の様な物が見えた…。
すごい…っ。
素早い斬撃と動き…。
>……ちっ………。
鬼を倒したというのに、
なんでこの人は、
こんなに不満な匂いをさせているんだろう。
あっ、
さっきの技凄かったですね!
あの技って、何の呼吸の型ですか?
>…………。
雷の様な物が見えたから、雷の/呼吸ですか?
俺の友達にも貴方と同じ雷の/呼吸を使う人がいるんですよ!我/妻/ぜん……
ーー…っ?…
急に匂いが変わった…この匂いは…
それに気付いた時には、
その人に胸倉を掴まれていた。
怒りと、
憎悪の匂い…
>カスと同じにすんじゃねぇ!
>弱っちい彼奴とは出来が違うんだよ!
>彼奴やテメェみたいな弱い奴に価値なんて無いんだよ!
……っ…なに、を
急に言い出すんだ?
カス?
弱っちい?
善/逸の事を言っているのか?
善/逸はカスでも、弱くも無い。
何か勘違いしてるんじゃ…。
いや、それよりも。
凄く…腹が立ってきた。
#善/逸は弱くなんかない!
咄嗟に胸倉を掴む腕を掴んで反論してしまった。
友達を、悪く言われたのもあるけど、
>"弱い奴に価値なんて無い"
その言葉が、あの鬼の…
猗/窩/座の言葉を思い出させる。
煉/獄さんの言葉まで否定されている気がして、
看過できなかった。
>弱者同士仲良く傷の舐め合いか?…はっ、お似合いだなぁ。
>勝手に舐め合ってろよ、弱者が俺に触るんじゃねぇ。
振り払われた手で拳を作ったけど、
"鬼/殺/隊同士の争いは御法度"
其の儘去っていくその人の背中を黙って見送っていた…でも…
我慢出来ないっ…
善/逸は弱くないっ!
泣いたり逃げたり、
情けない姿を見せるけど、
心は凄く優しくて、強くて…
頼りになる仲間なんだぞー!!
…その人は振り向きもしなかった…
けど、風に乗って、
憎悪と嘲笑と、
強い不満の匂いが、
漂ってきた。
善/逸はあの人と知り合い…
なんだろうな……。
あの人の様子からして、
あまり仲は良くなさそうだ。
今度、善/逸と会って色々と近況を話す事があっても、
この事は黙っておこう。
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47 :
竈/門/炭/治/郎(鬼/滅/の/刃)
2024/08/03(土) 23:35
今日と明日は少し遠い所での任務だ。
善/逸は無事に戻れただろうか…
また何処か怪我をしていたり、
血/鬼/術で苦しんでいたり、
していないだろうか?
不安や心配は絶えないけど、
それ以上に、善/逸の事を信じている。
#善/逸なら大丈夫だ。
俺も善/逸に倣って、頑張ろう。
任務に向かう道中でも鍛錬だ!
全/集/中の常中をしながら走って向かおう!
ーーーーーー
今日、泊まらせて貰う藤/の花/の家/紋の家には、
鬼/殺/隊の人がもう一人いた。
見たことの無い人だ。
お互い単独任務だけど、仲間だから挨拶は基本!
こんばんは!初めまして!
>………あぁ?
俺、竈/門/炭/治/郎って言います!
貴方の名前…
>お前の事なんてどうでも良いんだよ。
……ん?
なんだか初対面なのに、
凄く嫌われてるぞ…?
あの…どうして…
>話し掛けてくんじゃねぇ。
…あ、部屋から出ていってしまった。
あの人は、
どうして、
あんなに俺を嫌うのだろう。
どうして、
あんなに不満を抱えているのだろう。
お腹が空いているのかな…。
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