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┗1588.Mystery Encount(41-45/71)
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45 :フォスフォフィライト(宝石の国)
2024/04/26(金) 01:49
いるだけで迷惑。……そんなあいつが月に攫われるのをずっと待ってる、だってさ。僕も自分の価値すら分からないけど、絶対にきっと何かあるはずだって毎日毎日、いや、ときどき……な、はず。ときどき身体を開きながら自分にできることを探してるけど、まだ諦めてないよ。でも……シンシャは自分にできることがなにもないから、ぜんぶ、諦めちゃったのかな。矢や月人を溶かす毒も、洞察力とやらも、僕は羨ましくてたまらないのになぁ。……、……戦いたくないって言ってたのに助けてくれた。月に攫われかけた僕を羨んでいたんだ。そんなあいつを夜に閉じ込めたまま、これからずっと、死なないのに生きていくの?そんなのいやだな。
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44 :オーエン
2024/04/22(月) 23:31
不意をついたことを告げられて少し驚いた顔、悪だくみをしようとワクワクしている顔、眠たいとくずりながら泣きそうになっている顔。あいつのことを感情の起伏がないなんて言うやつがいるけど、そういうやつは一度殺されても分からないだろうね。ああ、普通は死ぬのか。大口を開けて笑うし、目を細めながら眉を寄せて不機嫌を前面に出す、本人は無自覚だけど寂しいという感情が表情に出てる。……ミスラの『不意に目先のものから興味を失ったときの顔』が一番好きかも。あんなに瞳をぎらぎらさせて熱を注いでいたくせに、もう存在しないもののように踵を返す背中とか。あれさ、自分がされる側になると本当に腹が立つんだけど案外僕も癖になっちゃってるのかもね。あの瞳にまた熱を灯してやるのも含めて楽しい。だから本人には絶対に言ってやらない。でも、そうだな……もうひとつ好きな顔は『決して食べられもしないものを目の前にして真剣に可食かどうか判断してるところ』かも。
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43 :オーエン
2024/04/22(月) 12:00
魔法舎に来る前から、自分の媒介になるようなものに関しては敏感だったかな。誰に教えられたわけでもないけど。そもそも自分の一部を他人にどうこうされるのって気分が悪いし。でも、強い魔法使いであればあるほど呪術や祝福の効果はすごいって聞いたから一度オズの髪の毛を一本むしり取ってやろうかと思って城に行ったらドアを叩く前に雷を打たれちゃって。黒焦げになって死んだのはあれが初めてだったよ。若い魔法使いならまだしも、ちょっと長く生きた……ネロから上の魔法使いなら自分の髪の毛一本残さずに生活してるんじゃない?髪の毛だけじゃなくて、体液も媒介になるから食事で使うカトラリーなんて収集するには絶好の機会だしさ。……ふふ、今度若いやつらに囁いてやろうかな。怖がって食事ができなくなったりして。
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僕は誰か待つことに向いていないから、尊敬してる。一度しか言わないよ。こんなことを言ったら待つ間に、きみが行動する為に踏み出した足へ枷をつけてしまうかもしれないけど。……僕は、騎士様の瞳が細められるくらい楽しそうにしているほうがちょっかいをかけやすいからさ。これからの人生も魔法使いとして長いんだし自分がしたいように生きて、僕の目玉を取り返そうと立ち向かってきてよ。なんて、ひとりごと。
……別に、僕が伝えたかっただけだし。くよくよしてる騎士様を見るの、僕は好きだけどね。
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42 :オーエン
2024/04/20(土) 02:00
この前ちょっとだけヤケになって夜の街を散歩していたらミスラが迎えにきた。僕と色々言葉を交わしたことを、あの暴力と眠りしか占めていないような頭で考えたんだって。馬鹿だなぁ、ほんとう。……僕たちは何がなくとも殺し合って、お茶を飲んで、顔を突き合わせて過ごしていたのになんとなく言葉を詰まらせるような経験をしたのは初めてかもね、と詳細を話さずとも感じていたのかもしれない。それが悔しくて、むず痒くて、たまらなかったけど。厄災の下でミスラの顔をずっと見てた。昔はもっとスッキリしていたし、そっちの方が好きだった。一言も漏らさずそっくりそのまま言うと、いつも眠たげな目尻を吊り上げていらいらしだすから面白くて、かわいい。不安定な箒の上でべろっと瞼を舐め付けてさっさと魔法舎に帰って寝て起きたらベッドが血まみれになってた。多分一回死んだんだろうな。もう数百年は馬鹿馬鹿しい時間を過ごしてもいいかな。
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41 :オーエン
2024/04/17(水) 11:48
あることが嫌いなあいつと、そこまで気にならない僕ってそこだけ相性が悪いのかも。たまにそこに指先を引っ掛けてしまうらしい。自分でも何か嫌な記憶でもあるのかな。……そこだけが、何百年顔を合わせていてもよく分からないところだなって感じる。そもそも急に気分が変わるあいつのことなんて、元々分からなかったけどね。……なんだかだんだんムカついてきたな、もういいよ。そこにはもう今後一切触れないから、って思っても、もう少しやり方があるんじゃないかなと納得できないことがある。触れられるのが嫌なくせに、自分から言う時もあるじゃん、って。僕たちは気に入らないことを全て力でねじ伏せて来たのに、頭を悩ませるなんて悔しい。
こんなことを夜に書いて眠ったら、次の日の朝にはころっとなんでもなくなってるんだ。なにも、なくはない、けどさ。まぁ、いいやそんなことって顔を見たら思ってしまう。僕はあいつの顔が好きだからそれだけで絆されるんだよね、ああ本当に僕があの男を最後に殺してやりたい。
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