おやすみをした後ですがせっかく普段よりも時間にゆとりがある週なので、瞼を閉じる前にすこしだけ。
フロイドは甘えたがりに見えて甘やかすのもとても上手な子だ。まあこんな面倒極まりないタコを相手にしてくれている時点で薄々気付かれている方も多いでしょうけれど。（悲観しているわけではありません！フロイドは面倒な僕のことも愛してくれますから。）
その中でも僕が特に好んでいる仕草について。朝は僕を抱きかかえて身支度を整えながら、つい数十分ほど前はベッドの上で僕を身体に乗せながら。こう、ゆらゆらと緩く揺れてあやしてくれるんですよね。稚魚でもないのにあやすという言葉が当てはまるのかはわかりませんが。僕はそれがとても好きで、朝であればつい寝癖を直すのを委ねてしまうくらいに緩んでしまうし、夜の場合はフロイドの体温も相まって早々にうとうととまどろんでしまう。そこに「いっぱいゆらゆらしてあげるよ。」なんて甘くとろけたあの子の声音が加わったらもう駄目です。駄目なんです、僕は。オクタヴィネル寮長とあろうものが極限までゆるんでいることを自覚しています。

>フロイドへ。今ここに書くことか？？と思うかもしれませんがもはや忘れ去られているだろう書きかけの私信が僕のメモ帳に眠っています。強めに気合いを入れると完成しそうだ。大好きです。

#まさか正夢になるだなんて思わなかった。
今週のオフは赤井とゆっくり触れあうことができました。赤井に触れてもらえることが幸せでたまらなかったし、夜が明けなければいいのにと思うくらいに満たされてた。どうして楽しい時間ってこんなにも過ぎるのが早いんでしょうね。
やっぱり大好きだなあって思ったんです。重なる唇の熱さややわらかさ、僕だけを見てくれるまっすぐな優しい瞳。他にもたくさん。あたたかい手のぬくもりに撫でられるたびに凝りかたまっていたものが自然とほぐされるようでした。誰にも渡したくない僕だけの宝物が、数えきれないくらいにある。
すこしだけ怖かったけれどおたがいに歩み寄って、気持ちを伝えあって、ふたりで一歩踏みだすことができてほんとうによかった。心からそう思える2日間だった。赤井が僕の隣にいてくれるこの幸せは当たり前のことじゃないってわかってるから、これからも大切にしていきたい。
秀一さん、あなたのことを誰よりも愛してる。いつもほんとうにほんとうにありがとう。今日も一日、ふたりでがんばりましょうね。

零くんがプレゼントしてくれた入浴剤がついに底を尽きてしまった…。なくなるのが惜しくてもっと使うのを勿体ぶろうかという気持ちも実はあったんだが、最後のひとつはやはり夏のうちに使いたくてね。クールなスーパーミントの入浴剤はやはり夏にふさわしく、清涼感があって身体や喉の辺りがすーっとして、爽快でほんとうに気持ち良かったよ。零くんも8月中に使えて嬉しいと言ってくれてな、勿体ぶらずに良かったとひそかにガッツポーズを決めた。

#…待て、考えてみれば。
昨日はクールミントな湯の中で零くんと心も身体も愛し合ったというわけか。ただでさえ逆上せそうだったのだから、もしこの爽快感がなければほんとうにふらふらになっていたかもしれんな。上がる時、零くんも赤くなってぽわぽわとかわいい顔をしていたから。
それほど身体が熱くなって、お互いに夢中だったということだ。ありがとう、クールミント。また君を使いたい。

「キスってすごいですね。」

そう言って嬉しそうに笑う零くんがかわいくて、ベッドの中でとても幸せな気持ちになったよ。昨日と今日、ずっと零くんとキスをしたり触れあったり身体を重ねたり、一度も離れずに過ごした。愛しい身体をこの腕で抱きしめられることの幸せが、改めて俺の心を強く打ったようだった。逃してしまわなくて、ほんとうに良かった。かなしい涙ではなく、うれしい涙で君の頬を濡らすことができて、ほんとうにほんとうに良かったと思う。
愛してるよ、零。君のことを心から愛しく思ってる。今までも、これからもずっと。今夜もこうして抱き合って、朝までふたりで眠ろう。夢の中まで、君と離れずにいるよ。

時間が前後しますが、僕もあの夜のことを綴っておきたいな。先日赤井ととある映画を観ている時に夜中にカップラーメンを食べているシーンが出てきて、とても楽しそうだったので僕たちもやってみるか！ということになったんですよね。
連休中、深夜にちいさな明かりがついた部屋で楽しいテレビを観ながらカップラーメンを食べる。たったそれだけのことなのに無性にわくわくして、 やっぱり時間が時間ですから少しだけ悪いことをしているような気持ちもあって。でも赤井とふたりでだから、その感覚すら楽しくてたまらなくてね。僕、カップラーメンをあんなにおいしいって思ったのははじめてかもしれません。大好きな恋人とふたり、笑いあいながら食べるひとときが幸せでした。またやりましょう！次は味を変えてみようかな。