なんか「アズールが宇宙船に連れ去られたらどうしよ！？」って急に心配になっちゃって、ずっとUFOの光の中にすぁーーって吸い込まれる想像してた。だってさ、メロン？とかいうロボット部隊くらいならまだ良いけど、宇宙人ってめっちゃ強いアズールでも太刀打ちできねぇじゃん！オレとジェイドが助けにいかなきゃじゃん！？本人は暴れる気満々だったけど空中でじたばたしてもだめじゃね。
だからオレらの愛じゃなきゃ太刀打ちできねーよって言ったの。あと重しになるからそば離れないでって。そしたら「つまり僕たちの愛は宇宙にも匹敵するということなのでは…」だって。…天才かよ…。そうじゃん、宇宙人に勝ったらオレらの愛は宇宙規模ってことになるよね。こねーかなー、宇宙人。証明したくなってきた！

#オレが思いっきりギューってするとアズールは喜ぶ。
めちゃくちゃ力入れて抱き潰してんだけど、あったかいし圧迫感が落ち着くんだってさ。分かる～。超かわいーね、アズール。またやったげるね、嬉しそうな顔と潰れて歪んだかわいいほっぺが見たいから。

さて、後編です！と言っても赤井が前のページに詳しく書いてくれたので、僕は書きたいことをさらさらと綴っておこうかな。ちなみに赤井編ってなんですか。朝も伝えたけどかわいいな。かわいくないところがないのはあいつの方だと思う。

「もうだめだ、一秒も我慢できん。」
そんな赤井の言葉を皮切りに、食卓についていただきます、と一緒に手を合わせるあの瞬間が好きだ。アメリカ国籍の癖して綺麗な箸使いで、男らしく大きな口をあけて次々とお皿をからにしていく姿は見ていてとても気持ちがいい。しまいには「おかわり！」ですからね。おかわり！かわいいにも程があるんじゃないか、赤井秀一。
ふたりで作ったたけのこごはんに栗ごはん、焼きさんまに豚汁。かぼちゃのサラダ、きのこ出汁の揚げだし豆腐！どれも思い返してお腹が鳴っちゃうくらいにおいしかったですね。ああ、あと赤井がいれてくれた温かい緑茶ももう、最高で…！幸せだったなあ。また飲みたい〜とここでこっそりおねだりしておきましょう。十中八九近いうちに聞いてくれると思います。
僕、こうして赤井と季節ごとのおいしい食べものをじっくりと楽しむのが好きなんだ。旬の食材は手頃に手に入りやすい上に栄養豊富ですし、味もおいしいときた！食べない手はないですよね。

結婚記念日にプレゼントしてくれた夫婦茶碗も、無事に使えて嬉しかったです。湯のみやお箸もおそろいでね、前にも書いたけどほんとうに素敵なんだ。食卓が一気に華やかになるから食器の力ってすごいなあと…！それからやっぱり赤井のセンスがいいのも大きな要因だと思う。
ふたりで料理をした日に使い始められてよかった。彼らは僕たちにとって、この先一日だって欠かせない存在になりそうです。大切に使いましょうね。
#秀一さん。素敵な時間とプレゼントをありがとう！今日もあなたを愛してる。

昨夜の残りの栗ごはんとたけのこごはんを、昼のお弁当用におにぎりにする。家庭、家庭だ。赤井家の今日の昼食はおにぎり弁当なんだ。うまく説明できんがとてもいいな、この感じ。
このご飯2種類の他に、昨日は焼きさんま、豚汁、かぼちゃのサラダ、きのこ出汁の揚げだし豆腐、そして温かい緑茶がずらりと食卓に並んでな。夫婦茶碗や箸の初仕事も兼ねて、豪華な秋の献立をたっぷり楽しんだのさ。俺に野菜を切るという大役を任せてくれた零くんは相変わらず手際良くあれもこれもと熟していって、あっという間に夕食が出来上がってしまった。あれはいつ見ても感動するな。食卓に並ばんうちからあまりにもおいしそうで、つまみ食いをねだってしまったくらいだ。
たくさん炊いたご飯以外は全てふたりで食べ尽くす程においしくて、目の前で嬉しそうに笑いながら食べる零くんが愛しくて、味ばかりじゃない、あの幸せな空間も含めてほんとうに楽しい夕食だったよ。「ボキャブラリーが失われるおいしさです。」「さんま…さんまが口の中でとろけます。さすが旬っ…！！」、そう言ってたくさん箸を動かす零くんに負けないくらい俺も食べて、食べ終わる頃にはこの腹はぽっこりだ。まあそれはいつものことかな、零くんのご飯は世界一うまいから。

「あの赤井がなあ…！おじいちゃんになっても言い続けますよ、これは…」
ああそうだ、俺が野菜を切ったりさんまを焼いたりしていたら零くんが感動してくれたようで。しみじみと言う姿に得意になるやら照れくさいやらだ…。死ぬ間際まで言われそうだな…！？と思いつつも、あの頃の俺を知っていてそれを言い続けるのはきっと零くんだけだろうから。なんだか嬉しいよ、零くん。

ここだけの話、同棲を始めた頃の赤井って色々と壊滅的で。お察しの通り、そんなところもかわいくてかわいくて仕方がなかったんだけどね。僕が潜入捜査で数日留守にした時なんてもう、見ていられませんでしたもん。食生活はもちろんのこと…あっ、麦茶と間違えて出汁を飲んじゃったこともあったよな！ふふ、懐かしいです。初めの頃は顔色も今より悪かったんじゃないか？睡眠時間も不規則でしたし。
そんな赤井が今では、率先して洗いものをしてくれたり僕がやろうと思っていたことを言わなくてもやってくれたり。もしかして以心伝心できてますか？いい旦那だよなあと頬が緩んでいます。包丁さばきも中々のもので、豚汁に入れる具材は全部赤井が切ってくれたんですよね。成長を実感しています。えらいぞ秀一！

僕も昔は料理はからっきしだったので、そういう意味でも懐かしかったりする。赤井が僕を超える日もそう遠くはないのかも…？なんて考えたりもしてね。あっ！あとこれは書いておきたいです。「味見していいか？かぼちゃのサラダ…」とお腹を鳴らしながらつまみ食いするところなんてね、もう。たまらないですよ、最高にかわいい。

しっかりと手入れをしたお気に入りのキッチンに並んで、旬のおいしい食材をたっぷり用意して、自分たちの好みに合わせて調理する合間に時折キスをする。こんな穏やかであたたかな毎日が、いつまでも続くといいなあと思った話です。
#長くなってしまったので、肝心の夫婦茶碗が出てくるのは後編で！続きます。夜に書きたい。

先にこね始めたのは赤井なんですよ。昨日、庁舎の駐車場についてから車内で時間ぎりぎりまで揉み倒されて。気持ちいい。身体がほぐれてとても気持ちいいんですが、大好きな恋人に触れられて反応しないわけもなく。あげくの果てには僕の尻をこねながら「おでん…おでんのもち巾着を思い出した。」なんて言うからちょっと嫌で笑っちゃいました。（※嫌じゃない）おでんを食べる時に思い出しちゃいそうだ。いや、いくら何でもそこまでやわらかくないだろ？？からかってるんだよな、僕を…！ちなみに僕は昨晩ちくわ…ちくわぶを連想したので報告しておく。おいしいですよね、おでん。冬になったら食べましょうね。

#あっ、そういえば。
日記としても300ページを超えましたね！いやあ、ここまで書いてきたなあ。いつもあなたのかわいい日記を読ませてくれてありがとう、赤井。ここ最近、クリスマスや大切なあの日までは足りるかな？と指折り数えているんだけど、単純計算でいけば前者はともかく後者は…あの日を迎える頃にはページが埋まりそうだなあと。ふたりでまた新しい日記を作っているかもしれないな。