「やったらやり返される～！って覚えておいたほうがいいですよ。」

ハイキングに行った有名な山の、お堂と清廉な滝のそばで。キャップのつばを引っ張って俺の視界を塞ぎながら不意打ちでキスをしてきた零くんの、悪戯が成功した子どものような顔と言葉がかわいくてたまらなくて、やはり俺は滝に打たれてもこの煩悩を洗い流すことはできんなとつよく思った。周りに見られないようにこっそり、それでいて大胆にこうして気持ちを伝えてくれるのがすごく嬉しいんだ。負けず嫌いなところもかわいい。

なだらかな道も少し危ない道もずっと手を繋いでふたりで山道を登り、滝に癒され、頂上に近い広場で手作りのお弁当を食べ。下りの途中で吊り橋を渡り、天狗をモチーフにしたおまんじゅうなどをたくさん買い込み…と、ほんとうに充実した一日だったなあ。吊り橋では大の男ふたりが「吊り橋効果！」「こわい！」「ドキドキしてる！」とはしゃいでいて、今思い出しても笑いが込み上げてくるほどだ。吊り橋くらいこわくもなんともない、吊り橋効果なんかじゃない。ドキドキするのは純粋に相手のことをかわいく思っているからだとお互いに分かっていて、真剣にふざけあってね。そうやって遊んで、零くんのかわいい笑顔にもっと嬉しくなって、ああ、この子といっしょになって良かったなと心から思ったんだよ。
#楽しい一日をありがとう、零くん。
またいっしょにハイキングへ行こう。ロッククライミング並みの登山や滝行も、未来の予定に入れておこうかな。君と俺、ふたりの未来に。

「君の心臓は俺ががっちりと掴んでいるからな。」
君をときめかせられてうれしいよ、なんて笑いかけられながら左胸のあたりをがしっと掴まれたのが昨晩のことです。一連の仕草から目が離せなかった。赤井ってかわいいのにかっこいいからずるいと思う。だって、ああ、こんな風に掴まれてるんだなあって自覚しちゃったんですよ。思い返すだけで顔が熱い。
赤井が僕の心臓を掴んでいるとなると、僕が逐一胸を高鳴らせてドキドキしていることや、心臓をぎゅっと締めつけられてどうにかなってしまいそうなことも全部丸わかりということになる。…すこし照れてしまうけれど、それが嬉しいです。僕もしっかりと赤井の心臓を掴めているでしょうか。これから先、何年経ってもあいつのことをドキドキさせられる男でいたいな。

#今日はいい天気なので、
赤井とハイキングを楽しんでいます！この件に関してはまた新しいページに綴ろう。自然豊かな場所の澄んだ空気、たまらないですね。隣に大好きなひとがいてくれると尚更そう思います。

「癖なのかな？このかわいいお口にぽいっとするのが…」

スーツのポケットからりんごのキャンディーを取り出す零くんを誰か想像してみてほしい。「ええっ…！！ふ、ふるやさんっ…かわいい！」と間違いなくときめいてしまうことだろう。実際にときめかれては困るので直にそんな零くんを見るのは俺だけだが、とにかくかわいくてかわいくて、いつまたポケットから出てくるかな？と心待ちにするようになってしまったよ。次はボンタンアメというのを食べてみたいな。
そう、そのキャンディーを食べるに時は俺の口にぽいっと放り込んでもらうんだが、ぽいっが多くなったきっかけはチロルチョコだったな。きなこ味をおやつに買っていた零くんがふと俺にぽいっと分けてくれてね。思い出を振り返ってみると、ずっと前にチロルを食べた時もぽいっとしてもらっていたらしい。どんな時も俺は君がぽいっとしてくれたものをキャッチしたい。小袋のメッセージも懐かしいなあ。今では本部でも堂々と愛を伝え合えるようになったから…しかしたまにはあの頃のように、遠回しなアイラブユーも素敵だな。

「…ポケットにキャンディーが入ってるのか！？かわいいな、君は…！」
たまたま持っていたキャンディーを赤井の口に放り込んだ時の話。そんなに驚くことか！？と思いながらも赤井の反応がかわいくて味をしめちゃいました。隙あらば狙っていこう。あっ、ちなみに味のリクエストはいつでも受け付けてます！
そういえば何年か前の…バレンタインの時期だったかな？あの頃はまだ、照れくさかったりで捜査本部内では今ほど赤井と仲良くできなくて。ちょっとしたメッセージが書けるキャンディーの小袋に「お疲れさまです！」や「大好きです」なんて書いてこっそりあいつのデスクに差し入れていたなあと。同じように赤井からの返事が書かれたものが置かれているのを見つけた時は、飛びあがるくらい嬉しかったんですよね。何だか懐かしくなっちゃいました。ひさしぶりにやってみようかな？

#ひとまず一言だけになりますが、
貝木さん、戦場ヶ原さん。3年記念日おめでとうございます！僕まで嬉しいです。これからもおふたりの幸せを見守らせてくださいね。
🦉3年記念日おめでとう、貝木夫婦。とても大切な節目だな。自分のことのように嬉しいよ、これからも君たちが幸せでありますように。

僕も綴っておきましょう。昨晩ベッドでじゃれあっていたところ、突然フロイドが「そういえば今日さぁ、アズールが宇宙船に連れ去られたらどうしようってすげー心配になった。」なんて言うんです。自分がUFO的な物体にゆっくり吸い込まれていくところを想像して…数秒の間、こう、ぽかんと間抜けな顔になってしまいました。危ない危ない。
魔法を使って暴れたとしてもあれの吸収力からは逃れられるかどうか、だそうで。凄まじいですね。…まあ実を言うと宇宙船のことはそこまで重要ではなかったんですよ。オレが重しになれるようにそばから離れないでよ、ときつく抱きしめてくれるフロイドの体温が心地よくて、このままずっと丸ごとくるまれながら潰されているのも悪くないなあと浮かれていたものですから。
たまにすっとんきょうな心配をし出すあの子がかわいくて仕方がない。大好きですよ。僕もお前が宇宙船に拐われてしまわないように、ずっと抱きしめていますからね。…ああ、僕の体重がいい重しになるという意味ではないのでくれぐれも誤解しないように！いいですね、フロイド。