日記帳 【壱】
┗212.[〆]ヒガンバナ(101-105/114)
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105 :
狛/治
03/02(水) 12:32
2022年3月2日-②
▼【恋人を語る10の質問】:(5~7)
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104 :
狛/治
03/02(水) 12:32
2022年3月2日-③
▼【恋人を語る10の質問】:(8~10)
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103 :
狛/治
03/02(水) 10:14
九十四日目
眠気に揺らぐ23時過ぎ。 今さっきまで頭を悩ませて埋めた 10の回答を提出する。
アイツはまだ帰ってこない。
ああ顔が見たい。 触れて、指を絡めたい。
そんな風に思いながら ひとり言を零していると いつの間にか睡魔に呑まれた。
アイツが帰って来たのが3分後だったと 知ったのは今朝で
どうしてあと少しが待てなかったのだろうと 自分の間の悪さに失望したけれど
0時丁度に残された "愛しているよ"のひと言が目に入ったら 胸がぎゅっと締め付けられて
恋しくて、恋しくて 堪らなくなって 甘い気持ちに包まれた。
寝起きからこんな情緒だったんだ。 今朝の遣り取りは 本当にうれしかった。
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102 :
狛/治
03/01(火) 10:22
九十三日目
目が覚めて、 身支度をしてから顔を出したリビングは 食欲をそそる香りで満ちていた。
ぬるめに温まった味噌汁を啜りながら 今日から三月だどうだと他愛なくアイツと喋る。
付け合わせの根菜の煮物に箸を伸ばして 人参を食っていると "春だねえ"とアイツがふにゃりと笑うから
かわいいなあと思い、 その唇にそっと噛み付いた。
そうしたら アイツの腕が、俺の背に回って————
続く行為は、 携帯の着信に邪魔された。
せっかく気持ちが盛り上がったのに。 今夜触れたい。俺も愛しているよ。
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101 :
狛/治
02/28(月) 11:28
九十二日目
"ひとり分の飯を作るのが面倒だ" と 言うアイツに パスタが食いたいと強請って 一緒に食うことにした。
運ばれてきたのは ほうれん草とミニトマトで彩られた たらこクリームパスタ。
添えられたカラトリーの位置の違和感に アイツが左利きだと知る。
これは思わぬ副産物だ。
悦ぶ俺を横目にアイツは、 何が嬉しいのか分からないという顔を していたけれど、
俺からしたら 日増しに恋人を深く知っていく愛おしさを 理解できない方が不思議だ。
"左利きだろう?"と尋ねたあの瞬間、 普段よりも一層お前を近くに感じたよ。
これから時間を掛けてもっと暴いていくぞ。 覚悟しておくといい。
また一緒に食おう。 ごちそうさま。
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