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┗163.クリボージャー、そしてゲームレンジャーへ(301-320/1000)
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301 :ハイパーキングクリボー
2021/03/20(土) 00:32:33
出演シーンが少ないのは忘れてた...
でも半分以上は覚えてたかな
てかキャラの多さよりリンクが意外と文字数食っててビビッたw
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302 :すき焼きのタレ
2021/03/20(土) 00:33:48
名前にてるやつおおいから全く分からんwww
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303 :ハイパーキングクリボー
2021/03/20(土) 00:35:12
ホントそれな!実際『でか◯◯』とかごっちゃになった!w
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304 :ハイパーキングクリボー
2021/03/21(日) 09:09:11
予告通り(予告してないかもだけど)本日よりゲームレンジャーが始動します!1話をビミョーにリメイクして今夜投稿します!
そしてクリボージャーは終わった訳ですが、今まで読んでくれた方には感謝してもしきれません!!
本当に、ありがとうございました~!!!
画像(jpg) 122.6KB
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305 :すき焼きのタレ
2021/03/21(日) 11:17:28
おー楽しみ
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306 :ハイパーキングクリボー
2021/03/21(日) 21:56:17
『ビデオ戦隊ゲームレンジャー~Lv1 NEW HEROS~』
━━2021年1月━━日本。
閑静な住宅街。一人の男子高校生が息を切らしながら走っている。
そして、その男子高校生は一件のモダンな家の前でカーブ。ドアを開けて中へと入った。
「ただいまー!」
「千博くん、おかえりー!」
キッチンから優しそうな声が聞こえる。
「ただいまー!ってここ俺ん家なんだが?」
リビングから出てきたのは翔。千博の幼なじみである。
翔「母さんも我が子を迎えるような言い方するなよー」
キッチンからの声の主は翔の母親だったのだ。
千博「大大大親友が遊びにきてやったんだぞー?」
翔「その言い方よ...まあいいや。上がれ。みんな来てるぞ。」
おじゃましまーす、と言いながら千博は靴を脱いでリビングへと入る。
6畳ほどのリビングには、ローテーブルを囲むように幼なじみ仲間の涼、信穏、そして紅一点の怜奈がいた。
涼「あ、千博おかえり~」
信穏「新年早々部活おつかれー」
怜奈「昼御飯持ってきたー?」
千博「もちろん。今日はコンビニのカツ丼だ♪」
レジ袋に入ったままのカツ丼を見せびらかした。
涼「いいなー!俺もカツ丼食いてー!」
信穏「お前さっき麻婆丼うまいうまい言いながら食ってただろ!」
涼「ちぇー」
この5人、幼稚園からの知り合いでとても仲が良く、去年の春、5人とも同じ『担手ケ丘高校』に進学した。
翔「さて...みんな揃ったことだし、何のゲームやる?」
怜奈「今勉強中だから後でね」
涼「ほーえらーい、でも次のテストで負けんなよー?w」
「まあーそんなこと言える身分ですかー貴方?ちーなーみーにー前回の涼の物理の点数はー...」
「あー!物理だけは!物理だけは勘弁してください怜奈様あー!」
翔「昼間っからうるさい。ほれやるぞ。」
冷静に全員分のJoy-conを配る。
怜奈「...さては勉強させる気ないな?」
千博「まあまあーマリオハーホやってリフレッフリフレッフ(リフレッシュ)」
カツ丼を豪速で掻き込んだ。
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307 :ハイパーキングクリボー
2021/03/21(日) 21:57:15
翔がマリオカート8DXのSDカードを差し込む。しかし画面に映ったのは、白い背景、一点からこちらに向かって伸びている緑、青、赤、黄色、ピンクの5色の線、そして上部に明朝体で書かれた『NEW HEROS』の文字。何のゲームだろうか。
千博「...何これ?」
信穏「SDカード間違えた?」
翔「いやっ、ちゃんと入れたはずなのに...」
怜奈「これはこれで面白そうだけどさ」
翔はもう一度マリオカート8DXのSDカードを差し直す。しかし何度やっても出てくるのは、『NEW HEROS』である。
千博「...おかしいなあ」
涼「一回それAボタンで始めてみれば?中身はちゃんとマリオカートだと思うよ?」
「...それもそうだな」
AボタンでNEW HEROSのままスタートする。
するとテレビの画面上に青いモニターが現れた。誰か、若い研究者のような人の、メガネをかけた顔が映っている。しかし故障したように画面は荒くなり、ザザザッという音や、ピーッという音を立てながらモニターは歪み、画面は真っ暗になった。
千博「...なんだなんだ?」
すると今度は真っ暗い画面のまま、男の声が聞こえた。
『あれ...おっかしいなあ、ぶっ壊れたか?おい、しっかりしろ!日本の、いや、地球の未来のためだぞ!』
だいたいこんなことが聞こえた。
「やっぱりおかしいぞ、こんなんマリオカートじゃねえ!」
翔がNintendo Switchの電源を切ろうとしたその時。
怜奈「あ、あれ!」
再び画面に青いモニターが映り、先ほどの声の主と思われる若い研究者の男がモニターに姿を現した。
「お、やっとついたーよかったーどうなることかと...あ、君たち、ごめんよ、マリオカートがやりたかっただろうに...」
こちらに話しかけているのだろうか。
涼「え?俺たちのこと言ってる...?」
「そう。」
モニターの男は間髪入れず答えた。
千博「そんなことある...?」
翔「やっぱり電源切るぞ」
「ダメーっ!」
男が大声で制止してきた。
「申し遅れた。僕は機田 学(きだ まなぶ)だ。研究員をやっている。前は大学の教授もしていたが、色々あって、辞めた。少し、話を聞いてもらえないだろうか...。」
5人は目を点にしてその男に耳を傾けた。
「信じてもらえないかもしれないが、僕は新たな戦隊、『NEW HEROS』を作りたいと思っている。何も本格的なおこちゃまたちのヒーローごっこをしたいのではない。地球は今━━━ピンチを迎えているのだ。
騙されたと思って聞いてもらっても構わないが、これは事実だ。
『ゲームワールドクリエイター社、GWC』の存在を知っているだろうか。いや、恐らく知らないだろうな。
地球を、ゲームの世界の中に落とそうとしている組織だ。」
千博「えっ...?」
「GWCの本部は、みつからないよう、上空20000mにある。そこでは日夜、地球をゲームの世界に変えてしまおうという、恐ろしい計画が進められている。彼らは、理想の世界━━━つまり、何にでもなれる、創れる、ゲームの世界━━━そこに人類社会の未来を見出だしたのだ。
僕もかつて、一度だけ、戦士を募って彼らと衝突したことがあった。しかし彼らにも軍隊のような組織があり、強大な力を持つ幹部たちの前に、敗れ去った...。
そして僕も、命を狙われる身となった。
いつどこで彼らが僕の動きを監視しているのかも分からない。しかし僕は、何となく彼らの行動が分かるんだ。あくまで勘だけどね。あくまで推測だが、GWC地球侵略は...今日、始まる。」
5人「今日!?」
翔「いや、いくらなんでも信じられん。」
「でも、GWCは本当に侵略を始める!これは事実なんだ!」
男は叫ぶ。画面の中の自宅で机でもたたいたのか、ドンという鈍い音も聞こえてきた。
学「僕は今ひっそりと自宅に引きこもり、奴らよりも強力な戦隊をもう一度作るために━━━研究に勤しんでいる。命を狙われているため、大学の教授も辞めた。無論生徒たちにもこの事は話したことがない。信じてもらえないからだ。
だが、長年の研究により、ついに完成した。戦隊になるための━━━NEW HEROSになるための━━━セットだ。
急にゲーム機器をハッキングしたこと、すまない。そして厚かましい願いではあるが、これは地球の未来のため。
NEW HEROS、ビデオ戦隊ゲームレンジャーに、なってもらえないだろうか。」
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308 :ハイパーキングクリボー
2021/03/21(日) 21:57:41
5人「...」
千博「信じるよ、学さん。そのお願い、しかと聞いた。」
4人「えっ!?」
「お前...正気か?」
千博「お前らだって分かるだろ?きっとあの人は、嘘をつく人じゃない。」
涼「たしかに...」
信穏「そうだな。」
怜奈「やってみるか!このままじゃ地球がヤバイんでしょ?」
「ありがとう...ありがとう...!
僕は君たちを選んで、正解だった...!」
千博「泣くなよ、学さん。」
するとテーブルの上に、5台の腕時計のような、小型の携帯式ゲーム機のような物が現れた。
「これは?」
学「『ゲームチェンジャー』だ。これの電源を起動し、画面に出る『Transform』のアイコンを押せば、ビデオ戦隊ゲームレンジャーに、変身できる。」
翔「マジかよ━...」
学「さて、色を決めないとね。千博、君はリーダーのゲームレッドだ。」
「なんで名前を...」
学「僕はね、戦隊になるなら君たち5人組がいいだろうと、何年も前から信じていたのさ。」
涼「なんかすげーな。感動しちゃうよ。」
信穏「泣くなよ」
涼「泣いてないよ」
学「そして翔。君はゲームブルー。」
「オーケー。」
学「レディの怜奈はピンク。」
信穏「レディってw」
怜奈「何か言ったかー?」
信穏「いえ、何も」
「ブッw」
「笑われてんぞ」
翔が冷たい目で2人を見た。信穏は顔を赤らめる。
「さて...涼と信穏はイエローとグリーンなんだが...これはジャンケンで決めてくれ。」
涼 信穏「ジャンケン!?」
学「ああ。どっちでもいいよ。」
涼「ええ...」
ジャンケンの結果、涼がゲームイエロー、信穏がゲームグリーンとなった。
学「さて、これから君たちは5人揃ってビデオ戦隊ゲームレンジャーだ!
もちろん、正体はバレないように戦ってもらう。君たちを守るためだ。GWCは一筋縄ではいかない相手だ。黒幕は、大将、イッチス...!」
ここは上空20000mにある浮遊大陸。ゲームワールドクリエイター社の本部がある。
薄暗い紫色の、広いホール。高い壁には様々なゲーム機器のオブジェがライトで照らされている。そのうちのファミコンのオブジェの下の椅子に座る。1人の男が立ち上がった。
「なあ、イッチス大将。そろそろ、『ジューミン』を送り込もうぜ。」
3DSのオブジェの下にいる男も立ち上がる。
「そうだ。機田のヤツもそろそろ動くに決まってる。アイツの考えることは、俺の画面に全て映し出されているからな...」
プレイステーションの所に座る2人の男も席を立つ。
「どうせ新しい戦隊でも作るんだろ?俺たち兄弟だけで十分だ。」
「こら、何事も用意周到にと言っているだろ。末っ子の事を思い出せ。」
「ごめんごめん、俺も腹が立っててさあ...」
そして、最奥に座る男...イッチスが口を開く。
イッチス「そうだな...そろそろ、計画を本格始動だ。」
学「先ほど言った通り、敵も軍隊を作っている。とてつもない数の雑魚兵を従えているし、理想のゲームの世界の住人、『ジューミン』もたくさんいる。ジューミンはそれぞれ強い力を持つ能力者だ。気をつけなければならな、」
学の話が終わるとほぼ同時、町の広場の方から強い光、少し遅れて轟音が響いた。
千博「うわ、なんだあ!?」
学「来た...ジューミンだ!」
涼「ええっ!?」
「早速ですまないが、ゲームレンジャー、最初の仕事だ!広場へ向かってくれ!」
5人「ら、ラジャー!」
5人はゲームチェンジャーを持って家を出、広場へと走った。
翔母「あれ、みんなどこ行くの?」
翔「ゲームばっかりしててもアレだから運動を!」
翔母「ああ、そう...晩御飯までに帰っておいでよー!」
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309 :ハイパーキングクリボー
2021/03/21(日) 21:58:08
━━阿祖美町広場━━
千博「ジューミンとやらは、どこだ...?」
すると奥の方で、大量の、全身黒と灰色のスーツをまとい、被り物をしている人たちが暴れていた。人々は騒ぎ喚きながら逃げ惑っている。
翔「なんだあありゃ!?」
学「あれは雑魚兵、Aボタン兵。生身でも単体なら倒せるくらい弱いので心配なく。でも恐らくジューミンも奥にいる...」
ゲームチェンジャーの画面から学の声が聞こえる。通信機にもなるようだ。
涼「よし、じゃあ早速...」
学「あ!ここは防犯カメラがあるから正体がバレる!ダメ!路地裏に!」
信穏「ここも防犯カメラが!」
「ああ、めんどくさい世の中...あ、でも360°タイプじゃないから真下に隠れて変身を!」
怜奈「よーし、悪いヤツらを倒すよー!」
5人は腕にはめたゲームチェンジャーを起動する。
「電源、オン!」
すると5人の周りにゲームの画面を構成するドット(ピクセル)が大量に出現しそれぞれのカラーに変化。そしてピクセルが5人の体を完全に包み、発光すると...
5人は仮面をつけた『戦士』になった。
千博「おおおー!」
翔「ホントに変身しちゃうとはな...」
涼「すげー...これで地球を守るのか...」
「さあ、敵の元へ向かって!」
5人「よーし、いくぞー!」
Aボタン兵1「ん、あれは...」
Aボタン兵2「ゲームレンジャー!?」
Aボタン兵3「地球人は?」
「抹消する!」
胸に『A』と書かれたAボタン兵たちがゲームレンジャーを倒そうと走ってくる。その数、200、いや、300はいるだろう。
千博「やあやあ、お前らがゲームワールドクリエイターの連中か。」
翔「悪いが、このゲームレンジャーが一人残らずぶっ倒す!」
「ゲームレッド!」
「ゲームブルー!」
「ゲームイエロー!」
「ゲームグリーン!」
「ゲームピンク!」
「ビデオ戦隊、ゲームレンジャー!」
Aボタン兵1「かかれー!」
Aボタン兵は武器のつもりなのか、細長い棒を持っている。金属でもない雑魚武器だ。
千博「おりゃー!」
Aボタン兵を殴り飛ばす。変身したことにより、スピードもパワーも大幅に上がっているのだ。
翔「よっ!」
ゲームブルーはAボタン兵たちを次々と投げ飛ばしていく。
学「『S』のボタンを押せ!」
涼「これ?」
すると目の前に再びピクセルが現れ、それぞれのカラーに対応した剣が出現した。
学「バイトソードだ。これを使えば戦いが楽になるぞ。」
ゲームイエローは敵を斬り倒していく。相手も流石の雑魚具合で一撃で倒れていく。
「お、信穏、剣使うの上手いな。」
信穏「そうか?やったぜ」
すばやい剣さばきで敵を圧倒している。
怜奈「この『G』のボタンは?」
またまたピクセルが現れ、今度は銃に変化する。
学「それはビットガン。遠距離の攻撃に向いているぞ。」
怜奈「おー♪こりゃいいねー!」
敵を近づく前に射撃。
学「翔、『D』のボタンを押してみ。」
翔「ポチっとな、これでいいの?」
学「敵を1人倒してみて。」
ゲームブルーが敵を1人斬ると、その頭上に360という数字が現れた。
「ダメージ量が表示される新機能だ!」
「いや、いらん!」
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310 :ハイパーキングクリボー
2021/03/21(日) 21:58:40
Bボタン兵1「おい!ゲームレンジャーの好きにはさせないぞ!」
学「Aボタン兵より強いBボタン兵も混じってるのか」
上位種のBボタン兵は、右肩にBの字がついている。
千博「おりゃー!ビットガン乱射!」
上位種でも弱いBボタン兵は次々に倒れていく。
学「では、ここで自分のカラーのボタンを押してみて」
千博「これ?」
すると千博の体に凄まじいパワーがみなぎってきた。
「お?」
学「君はアクションゲーム。超素早く動けるし、炎も撃てるよ。」
「マジか!」
ゲームレッドはもの凄いスピードでジャンプで、敵を踏んだり、体当たりしたり、炎の塊を投げてどんどん敵を倒す。
翔「俺はなんだ?」
学「格闘ゲーム。体術が強化されるよ。」
敵に素早く近づいて怒涛のパンチラッシュ。さらに蹴り飛ばしたりアッパーなどでAボタン兵たちをふっとばしていく。
学「涼はRPGの魔法使いだ。ステッキが出てくるから使ってみて。」
涼「どれどれ。炎出ろー!」
するとステッキから火球が現れ、敵陣に向かって飛んでいった。
「すげー!」
信穏「俺は剣士か。こりゃあいい!」
剣がより強そうな見た目に変化。剣術も強化されバッタバッタと斬り倒す。
怜奈「ウチはどうなるの?」
学「音ゲーだよ。」
「...え?」
するとAボタン兵が赤く光る。
「今だ!バイトソードで斬って!」
ゲームピンクは言われるがまま斬る。すると今度は反対側のAボタン兵がオレンジ色に光る。
「なるほど、こうやってテンポよく倒していくと...」
8体目を倒したところで、今まで光っていた8つの明かりが爆発、周囲の敵を一掃した。
「どう?すごいでしょ。でも君の能力はこれだけじゃない。」
「え?」
「パーティゲームのようにサイコロも出るから、投げて!」
巨大なサイコロを投げると...
「3!」
いつの間にかゲームピンクが3人に増えた。武器も3倍になる。
「おおー!これこれ!こういうの!」
手数が増えてBボタン兵をどんどん倒していく。
千博「『必』の赤いアイコンもあるな。ポチっとな。」
すると千博の足が赤いオーラに包まれた。
そして地面を蹴って大ジャンプ。唖然として見上げているBボタン兵たちに向かって炎をまとった足で思いっきり急降下、蹴りつけた。衝撃波で周りのBボタン兵たちも吹っ飛んでいく。
「ブラボー!」
画面越しに拍手も聞こえる。
そして雑魚兵を全滅させると、ジューミンと思われる怪人が姿を現した。
クリボロス「これはこれはゲームレンジャーのみなさん。俺はジューミンのクリボロスだ。やるだけやってくれるじゃないか。」
そいつはでかいクリボーのような体をしていた。強そうには見えないけど。
千博「よし、コイツもささっと片付けよう!」
4人「オー!」
翔「おらー!飛び蹴り!」
しかしクリボロスの体はちょっとよろめいただけで倒れない。
信穏「なるほど。さすがに簡単には倒せないんだな?なら剣でどうだ!」
ビットソードを振り、クリボロスを斬りつける。
クリボロス「なんの!クリボロ体当たり!」
ブルーとグリーンに体当たりし、2人は後ろに転んでしまった。
千博「クリボーならこれが効くだろ!ジャンプ!」
レッドがクリボロスを踏みつけると、ちょっと縮んだ。
クリボロス「ひー!せっかくの長身がー!」
涼「スプラッシュラッシュ!」
大量の水でクリボロスを押していく。
怜奈「バイトガン!」
そこに銃撃を重ねる。クリボロスはどんどんに劣勢になる。
千博「よーし、トドメだ!」
学「みんなで『B』のボタンを押すんだ!」
翔「これだな?」
するとレッドの目の前に大きなバズーカが現れた。
学「プレイヤーバズーカだ!みんなで構えてー!」
4人「オッケー!」
千博「発射!」
クリボロスめがけて無数のゲームキャラクターが現れた。光を発しながら弾丸のように突進していく。クリボロスは爆散、頭上にGAMEOVERの文字が浮き出た。
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311 :ハイパーキングクリボー
2021/03/21(日) 21:58:56
「おー...倒した...」
学「ん?まだだ!」
GAMEOVERだったはずの文字が、CONTINUEに変わっていた。
クリボロスはみるみるうちに巨大化、10m、いや、20mを越えるほどの大きさになった。
千博「でかー!」
学「安心しろ、我が新兵器、『メガゲーマー』がある!」
翔「そんなのあるのか!」
信穏「しかしすごい研究員だな...」
学「『R』のボタンで乗れるぞ!」
5人はメガゲーマーに乗り込む。先ほど見上げるほど大きかったクリボロスが、今では同じ目線である。
信穏「すげーな、中はこうなってるのか...」
5人の席が用意されており、内装はボタンやランプなどの機械じみたデザインだ。
クリボロス「イッチス様のため、ゲームレンジャーを今度こそ倒すぞー!」
翔「うるさいキノコ野郎だ。おらよ!」
右腕を振り上げ、クリボロスの頭を叩く。
クリボロス「わー!頭ばっかり狙いやがって!体当たり!体当たり!」
メガゲーマーのボディに何発も体当たり。中が揺れている。
千博「どうすればいい?学さん!」
学「車のマークのボタンがあるはずだか、それを!」
千博「押すと?」
メガゲーマーの足にタイヤがつき、走り出した。そのままクリボロスを撥ね飛ばす。
涼「おおー!」
怜奈「この『?』ボタンは?」
押すやいなや、画面にコウラやバナナ、キノコのアイコンがスロットのようにくるくる回りだした。
怜奈「まさか!」
アイコンはコウラで止まる。
千博「投げちゃえー!」
クリボロスにでっかいコウラが背中から激突。
クリボロス「ぐえー!」
学「ジェット機のマークのボタンもあるはずだから、それを!」
千博「押すとー?」
画面が赤くなり、クリボロスに照準が向けられた。
学「シューティングゲームの要領だ!千博、もう一度ボタンを!」
クリボロスにミサイルが撃ち込まれ、再び爆散した。
クリボロス「ひえー!イッチス様あー...」
爆発の跡にGAMEOVERの文字。メガゲームの画面にはWINNERの文字が現れた。
学「おつかれさま。では、改めて聞こう。ゲームレンジャー、やってくれるかな?」
5人「もちろん!」
ーCLEARED!ー
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312 :黒帽子
2021/03/21(日) 23:05:58
イッチスだけじゃないなボスキャラは(予言)
他幹部予想
エディース
タヴィー
レイステ
ドキャート
オジオネ
アヴァスドン
ドガメブ
さて何が元ネタかわかったかな?
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313 :げらっち
2021/03/21(日) 23:06:56
>>312
ハードだなw
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314 :黒帽子
2021/03/21(日) 23:11:18
以前あった番外編からの派生だけどクリボージャーより格段に読みやすくなっていて今後に期待したい
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315 :黒帽子
2021/03/21(日) 23:25:48
今後の新要素予測
戦闘時に使われていた5人のジャンルは
アクション、格闘、RPG×2、音ゲー
今後出てくる追加戦士はリアタイで動くことを考えるとレースゲーム、パズルゲーム、シューティングゲームの3ジャンルのどれかから出てくるだろうな
1号ロボはバラメカが存在しないと言う戦隊では稀有な存在
今後出てくる何か合体させるものが存在するか?
列車型輸送メカ「デンゴ」とかありそう
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316 :げらっち
2021/03/21(日) 23:28:26
>>315
作者は戦隊要素無知&任天堂以外のゲーム無知だじょ
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317 :黒帽子
2021/03/21(日) 23:30:00
>>316
詰んだ 監修してやりたい
このままではクリボージャーの二の舞だ
恋愛ゲームをモチーフにした敵キャラに悪戦苦闘するとかどーよって思ったんだが
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318 :げらっち
2021/03/21(日) 23:32:22
課金して戦うとか
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319 :黒帽子
2021/03/22(月) 00:15:17
>>318
クレーンゲーム的な武器はどうだって今さっきひらめいた
その課金すれば強くなる敵なやつで500円入れれば6回分遊べるのを再現した攻撃があれば最高
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320 :ハイパーキングクリボー
2021/03/22(月) 08:38:20
ジャンルだけならある程度は知ってる。
敵サイドとして出すなら>>315や>>319も可能かな
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