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┗163.クリボージャー、そしてゲームレンジャーへ(382-401/1000)

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382 :げらっち
2021/04/20(火) 20:35:54

「CGR」の短さを見習ってくれ、誰か

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383 :暇人大魔王
2021/04/20(火) 21:00:53

>>381なるほどね!その発想はなかった
1スレ目はともかく2スレ目は極限まで情報量を削って、これ

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384 :暇人大魔王
2021/04/21(水) 23:33:12

『ビデオ戦隊ゲームレンジャー~Lv6   テスト前の決戦~』

ー2月のある土曜の午後ー
「あ、先輩おはようございまーす」
「外来、今日は早いな。まだ部活始まるまで40分あるぞ」
「早くに目覚めちゃったので✨」
「偉いなw」
すると凄まじい音と光、そして揺れが、任天ケ丘高校を襲った。
「うわ、びっくりした...地震?」
「...ちょっと俺見てきますね」
「いや、それは危ないだろ。とりあえずここは照明が落ちてくると危険だし器具室に行こう」
「...分かりました」
とりあえず先輩の指示に従った。しかしすぐさま彼の腕時計に通知が来る。
「...」

ー数分後ー
「特になんもなかったな」
「俺先生に確認してきます」
「そうか。悪ぃな」
いえ、とだけ行って速攻外に駆け出した。やはりGWC。大量のAボタン兵とBボタン兵が路上で暴れまわっていた。
「電源、オン!」
千博の体を赤いピクセルが包み込む。
「ゲームレッド!ビデオ戦隊、ゲームレンジャー!」
「来たぞー!地球人は抹消する!」
「抹消する!」
「お前らそれしか言わねえな。バリエーション増やしたらどうだ。」
右手にビットガン、左手にはバイトソードを持つ。怒涛の勢いで撃ちまくり、流れるように斬り倒す。段々と戦い慣れしてきたゲームレッドの前にAボタン兵は無力。
「フルスピードクリアー!」
最小限の攻撃のみで全ての敵をなぎ払う。瞬く間に何十もの敵が散った。

「どうだった?」
「最近この辺に出てきた怪物の仕業らしいです。もういなくなったみたいですけど...」
「またか...怖いよな。一般人にも被害が出たりしてるらしいし...」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ここは閑静な住宅街。モダンな黒い外壁の家では、1人の高校生が机に向かってカリカリと勉強している所だ。
「...いけね、もう昼時じゃんか...」
親が共働きでどちらも仕事中なので、財布の入った鞄を持ち昼飯を買いに外に出る。

一軒家の立ち並ぶ道を右に曲がるとコンビニである。止まっている軽トラの陰からてくてく歩く姿を見ている者が2人いる。
Aボタン兵「先輩、狙いはヤツでいいんですか?」
Bボタン兵「ああ。この間ヤツが友達とゲームの話をしてるのを盗み聞きしたんだ。きっとゲーム好きに違いない。連れて帰ったらジューミンの素として使えるかも知れん。」
「さっすが先輩!で、抵抗されないように俺の武器の細長い棒を頭めがけてドーン!て訳ですね?」
「その通りだ。俺は腕には自信がある。任せとけ!」
「先輩リスペクトっす♡」
「オラアーッ!」
棒は真っ直ぐ飛んでいき、確実に後頭部を狙っていた。
「...今かよ。」
道端を歩く高校生は持っていた鞄を振り向き様に掲げ、空中を猛進する棒を弾き飛ばす。棒は宙を縦に2回転し鈍い音を伴いながら地に叩きつけられた。
「電源、オン。」
高校生は静かにそう言い、彼の周りには青いピクセルが出現した。
「嘘だろォ!?ゲームレンジャー!?」
「先輩、ドンマイっす♡」
「爆風サークルパンチ!」
高く飛び上がり高速回転しながらの打撃。Bボタン兵はこめかみを打たれ失神、というか消滅した。Aボタン兵も巻き添えだ。

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385 :暇人大魔王
2021/04/21(水) 23:33:42

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ここは翔が行こうとしていたコンビニ、『エイトトゥエルブ』。昼時ということもあり客が6人ほど店内にいる。
「西木くーん、レジよろしくねー。シフトの時間終わったら好きな弁当1つ持ってっていいからー。」
「ありがとうござます太っ腹店長!」
ハイハイと言いながらバックヤードに入る店長を確認したのとほぼ同時、Bボタン兵3人が店内に乗り込んで来た。
「いらっしゃいま」
「そこの店員!レジの金全部出しやがれ!」
悲鳴を上げながら慌てふためき店の奥へと逃げ込む客。Bボタン兵の1人がうるせえと店の奥へ移動。残りの2人はオラオラ顔で店員に詰め寄る。
店長「ひゃ、110番ー!」
バックヤードから出てきた店長はそう言い残し再び戻る。
しかし店員は冷静だ。淡々とレジを開ける。
「(客も店長も俺の視界から外れた。好都合だ。)こちらでよろしいですか?」
100円玉。
「数少ない平成31年ものですけども」
「てめえぶん殴られてえのかよ!!」
でかい腕をレジカウンター越しに一振り。だが店員が一瞬でしゃがみこんだため空振り。
そして次の瞬間、ダンッとカウンターの上に飛び乗る。店員を黄色いピクセルが包んでいた。
「ぬァ...!??」
そしてレジの前で唖然とするBボタン兵2人の顔を手で鷲掴みにすると、そのまま飛び降りるとともに押し倒した。ターミネーターのごとく着地した頃には、変身を終えていた。
「もう一匹奥に行ったな?」
急いで残りのBボタン兵を後ろから引き戻し、ビットガンを連射し店の入り口まで寄せた。
あわくって逃げる3人。自動ドアが開き店の外へ走る。
「ファイアマジック!」
「ふぎゃあ~!」
アスファルトの上に火だけが残る。
「街路樹に引火するとまずい。スプラッシュラッシュ!」
証拠隠滅。

「あれ...?バケモノ強盗は?」
ひょっこり顔を出した店長。
「逃げてっちゃいました。警察呼んだからビビったみたいですね...む!1時だ!」
「あれえーホントだ。警察には僕が事情話すから、西木くんあがっていいよ。お疲れ様。」
「おつかれっしたー!あ、麻婆丼もらってきますね~」
制服から着替え、涼は麻婆丼の入ったレジ袋片手に店をあとにした。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ここは公園やショッピングモールを臨むマンションの5階。1人の少年がふとベランダから下を見下ろす。
「ん...?」
Aボタン兵「チビども!お兄さんと一緒に楽しい所へ行かない?」
「ギャー!」
「怖いよお~!」
「ママー!」
公園でAボタン兵たちがチビッ子を連れ去ろうと暴れているらしい。親が必死で匿っている。
「電源、オン。」
少年は変身するとベランダから室外機を伝ってするする下りていく。
「断罪断邪!」
3階から飛び降り隣の公園にいるAボタン兵めがけて両手で振り下ろす一撃。
「あっぶな!お前ゲームレンジャーか!」
その攻撃は反れる。敢えてだ。
「子供には刺激強すぎる。今のうちに逃げて!」
その場にいたチビッ子の親たちが頭をペコペコしながら公園を後にした。
「遠慮なくいかせてもらうよ。」
手にした勇者の剣で四方八方に五振り六振り。あっという間にAボタン兵をなぎ払った。
「見つかりませんように見つかりませんように...!」
「こんちゃ。」
「ギィャー!!」
土管に隠れたAボタン兵、無念。

数分後
「これ降りるの楽だけど上るのキツい...」
室外機を踏み台に何とか5階のベランダまで戻った。
するとちょうどリビングから5つ年上の兄が出てきた。
兄「あれ?信穏どっかいってたの?」
「...え?いやあ...」

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386 :暇人大魔王
2021/04/21(水) 23:34:05

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「さーて涼のバイトしてるコンビニでカニカマでも買ってやろうかなーっと」
カニカマを咥えながらそう呟くJK。人通りも車通りもこの辺では多めの国道を歩いている。
ふとすぐ横の車道に真っ黒いワゴン車が止まっているのに気がついた。特にガン見する気もなかったがついつい三度見してしまった。
「Bボタン兵!?」
「気づかれちゃしょうがねえ!」
急に運転席と助手席、それから後部座席からもう2人のBボタン兵が降りてきた。
「ちょっと来てもらおうか!」
白昼堂々誘拐未遂だ。もちろん『未遂』で終わるのだが。
「電源、オン!」
背後から掴みかかるBボタン兵を強烈な肘打ちで追っ払うとすぐさま変身。ピンク色のピクセルが彼女を包む。
「ミュージック・スタート!」
リズムに合わせて近くのBボタン兵から順に光る。そして瞬く間に3人が倒された。
「あり?あと1人は?」
「じゃあなーっ!」
なんとどさくさに紛れて車で走り去っているではないか。
「ちょぉーーい!何勝手に逃げてんのさ!」
しかし相手は車。もちろんダッシュでは追い付けない。
「アップテンポ!」
車の加速より早く狙いを車に定め、光を出す。
「間に合えーっ!」
なんとか車に飛び乗ることに成功。
「どけー!」
Bボタン兵は蛇行運転で振り払おうとするが車体の上の怜奈はギリギリで踏ん張っている。
いたちごっこをしてる間に目の前は交差点。信号は赤。
「やっべ!」
急ブレーキ。怜奈は振り落とされたがすかさず運転席へ向かう。
「赤信号で止まるとか偉いじゃん?」
ガチャっとドアを開ける。
「焦ってたからドアロック忘れてたー!」
「出てきなさあい!」
天井に頭をぶつけられながら強引に引っ張り出された。
「じゃあね。」
「ひえー!」

「ふー...なんとか一段落...」
その時ゲームチェンジャーに通知。怜奈のすぐ近くにジューミンが出たとのこと。
「えーマジぃー?」
「...怜奈か」
「さっきBボタン兵ぶっ倒したばっかなんだけどなー」
「翔に涼!」
とりあえず3人で200mほど離れた所にある塾の目の前まで来た。
「出たな...ゲーム...レンジャー...俺は...エンダー...マメン...だ......」
背の高く細長い、全身真っ黒の男が立っている。
「パッパと喋れ。ターニングハイキック。」
高いジャンプからのハイキック。だが相手がノッポすぎて胸当たりまでしか届かない。そしてビクともしていない。
「長い足のお陰で的もでかい!」
怜奈がビットソードで片足を短冊切りにしたが、もう片方の足でちゃんと立っている。
「効いてないのかな?」
「分からん...」
「デストロイスマッシュ!」
攻撃が読まれてしまったのか、どこかに消えてしまった。
「あれ?」
「遅...い...」
その辺にある石ころをしゃがみもせず吸い寄せるようにノーモーションで拾う。そしてノーモーションで投げてきた。
「地味にいたいのやめてよ!ミュージック・スタート!」
光を頼りに俊敏な動きで急接近。しかしエンダーマメンはあと一歩の所でどこかに消えた。
「またか!」
目をパチクリさせる涼の真後ろだ。そして両手でゴミバケツを担いでいる。
「後ろ!」
「わっっ!」
大急ぎでバックする涼を逃さない。クリーンヒットし痛みとともにゴミだらけに。
「瞬足ステップ&アッパー。」
攻撃後の隙を逃さない。翔の一撃は確実にヒット、長い体のエンダーマメンもピーンと直立のまま後ろにバタンと倒れる。
「スプラッシュラッシュ!」
涼の放水でトドメとなり、敵は消滅、GAMEOVERの文字が浮かび上がった。

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387 :暇人大魔王
2021/04/21(水) 23:34:28

翌日
学『君たち、もうすぐテストなんだって?』
「そ。学年末のな」
「来週の水木金だよ」
お馴染み翔宅。先日の5か所同時襲撃のことなどについての会議中だ。
『しかしここにきてGWCの活動が活発になってk』
ドーン
例の音と光だ。
「あ、来た」
『えー今しゃべってたのに』
すぐさま5人は出動。翔の家をぞろぞろ出ていく。場所は〈パパパパーキング〉だ。

千博「ここだな?」
なんとそこにいたのは、Aボタン兵でもBボタン兵でもないが、どことなく似ている、約30人の謎の軍団。
「なんだアイツ?」
「盾持ってんな」
手に持っているのはでっかい盾。盾にはXの文字が刻まれている。
『Xボタン兵...!Bボタン兵のさらに上位種だ...!』
「そんなのいんの!?」
「地球人はー?」
「抹消する!」
機動隊のごとく突進してくる。
「上位種でも言ってること変わんねー」
「とりあえずぶっ倒しますか!」
「「「電源、オン!」」」
「ゲームレッド!」
「ゲームブルー!」
「ゲームイエロー!」
「ゲームグリーン!」
「ゲームピンク!」
「「「ビデオ戦隊、ゲームレンジャー!」」」

Xボタン兵とゲームレンジャーの対決、ビルの上から高みの見物をする者がいた。ジューミンだ。
「この『タガーン』の所までこれるかな...フッフッフ...」
翔「! ジューミンもいるな」
千博「さすがよく気づくな」
「Xボタン兵は俺たちに任せろ。怜奈、ジューミンを頼む。」
「オッケー!千博、一緒に行くか!」
「りょーかい」
涼「いってら~」
千博、怜奈を先にジューミンの元へ送る。こうして3vs30のXボタン兵との戦いが始まった。
「とりあえずこれで様子みよう」
まずは信穏、バイトソードで切りかかる。だが体の半分ほどはあろう盾であっさり防がれる。
「背中がら空き乙」
そこへ涼が背後からビットガン5連射。見事にXボタン兵を捉えた。
「え、マジ?」
「耐えるのか!」
Xボタン兵は尚も消滅しない。
「スキル使わないと時間かかってしょうがない。車輪斬!」
上から斬撃で前後の敵を一掃。
「オイ!お前らが雑魚一匹二匹に手間取ってるせいでこっちは大変だぞ!」
その間にビットガン一本で20もの敵と対峙していた翔は限界ギリギリ追い詰められていた。
「はいはいすませーん!ボルタMAX!」
急ピッチで応援に駆けつけた涼が背後から大量の電気を放射。
「からのファイアマジック!」
相手が盾を構え直す前に追撃。ざっと12、3体を消滅させた。
「昇天抜!回転斬り!迅速突き!」
信穏は素早い剣裁きで盾の防御の行き届かない所を突いたり、盾自体を払いのけることにより攻撃の糸口を見つけている。
「やられてばかりはいれないぞー!」
盾を持ってない手で直接殴りにいく。さらには盾で叩くなどという古典的にも程がある戦いぶりのXボタン兵だ。
涼「いでででで脳震盪になるっつーの!」
翔「よければいい話だ。瞬足ステップ&ダイビングナックル。」
敵衆をかいくぐり密集地帯から外れる。そして綺麗な弧を描きながら頭上から殴り込んだ。
「おーナイスう!」
「爆風サークルパンチ。」
遠心力を味方につけ、殴打のみで盾を吹き飛ばす。
「あとは銃で十分だ。」
「お、ダジャレ入れてきたか」
「ボケたつもりはない...。」
あっという間に残ったXボタン兵は全て消滅した。

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388 :暇人大魔王
2021/04/21(水) 23:35:02

一方その頃
「コマンドアクション!」
軽快にジャンプしながらキックなどでアリのような見た目のジューミン、タガーンを狙うもののなかなか有効打を与えられない。
「サイコロ分身!」
出た目は4。この間の2に比べればかなり上々だ。ビットガン×2、バイトソード×2でタガーンの四方を囲む。
「やれるもんならやってみな。超速足針!」
6本ある足のうち4本を突き攻撃に使用。そして全てが命中、分身は消滅した。
「い゛い゛っ...」
「ウェポンチェンジ&ハンマーアクション!」
ゲームレッドのバイトソードが赤く光り、ハンマーに変わる。そして右後ろにある足を思い切り殴った。
「ナイス!」
「まだ5本あるんだよ。超速足針!」
タガーンはまだ余裕の表情だ。先ほどと同じ高速での足による全方位突き攻撃。一度見た技でもなかなかよけられない。
「クイックフットダンス!」
黄色と青に光るタガーンの足。それを左右交互に次々と追っていく。
「ここで使うのもしょうがないな」
そう言うと千博、『必』のアイコンを押す。足元に赤いオーラが輝く。
「神業アクション&ファイナルキックバースト!」
残像が見えるほどの素早い動きでタガーンを撹乱、そして相手が目を回したところで空高くジャンプ。炎をまとった蹴り、そして衝撃波でタガーンの足は3本吹き飛んだ本体も2回転しながらひっくり返った。
「さすが千博!ヤバイよ~!」
「フッ、バカめ...俺の攻撃手段は足だけだと思ってるな?」
「「え」」
気がつくと本体は2本の足だけ残して元の体勢に戻っている。
「ダンガーン!」
赤黒い砲弾が真っ直ぐ千博に飛んでくる。腹部にもろに食らってしまった千博、真後ろに背中から倒れ、危うくビルから落ちかけた。

「ミュージック・スタート!」
千博の敵討ちと単騎で突っ込む。だが、足が2本になってもタガーンの動きは素早い。1人では避けるだけでも精一杯だ。
「1人で何ができる?」
「1人じゃなきゃなんでもできんだろ。体落!」
翔だ。ビルの屋上まで駆け上がり、タガーンを見つけるやいなや投げ技で一本。
「千博、大丈夫!?」
涼と信穏は千博の元へ。
「すまん。まさか雑魚にあんなに足止めされるとは思わなかった。」
「ダンガーン!」
起き上がるのは得意なタガーン。すぐさま攻撃体勢だ。
「タイム・ショック!」
ステッキを一振り。砲弾の動きが鈍る。
「極落!」
そして信穏がその弾を真っ二つに。
「千博、アレいけるか。」
「ああ...もう大丈夫。」
翔の声掛けで全員が『B』のボタンを押す。千博の前に現れたのはゲームレンジャーの必殺兵器、プレイヤーバズーカだ。
「発射!」
無数のゲームキャラを象った光がタガーンを貫く。GAMEOVERの文字とともに爆発、消滅した。


翌日の月曜日
「杉並、起きろ~」
「ちょっと礼岡を起こしてくれるか」
「西木、またお前夢の世界か?」
「外来起きろ...って畔島もか!」
週末の連戦は相当体に堪えたようだった。

                    ーCLEARD!ー

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389 :暇人大魔王
2021/04/21(水) 23:36:21

いろいろあって遅くなりました第6話です
割と前半のシーン一人一人に集中できて楽しかったです~
あと、スタートが去年末で、2話まで3か月ほど空いたせいで時間軸が今2月なんですが、調整かけてゆっくり合わせていこうと思います
次回には3月になってます

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390 :暇人大魔王
2021/04/23(金) 22:02:18

できれば>>384あたりの感想がホシイ...

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391 :げらっち
2021/04/24(土) 20:22:42

ちゃんと読んで無かった上にアドバイスしても反映してくれた試しがないじゃん(なら感想を求めるなという話だが…)

問題点
○二次創作であるクリボージャーはキャラの説明が無くても何とかなっていたのだが、ゲームレンジャーではより描写不足が感じられる。人物の容姿や性格、行動心理がまるでわからない。
 >>372でも書いたのだが
 超常的な力を授かったごく普通の高校生が、仲間割れをすることも問題を起こすことも無く言いつけ通りに悪と戦うのは出木杉ではないか。
○人物が皆超然としており描きわけが少なく、クリボージャーの人間版という感じ。
○1話1話のプロットにつかみどころがない。他スレで「型にハマりたくない」と言っていたが、それ以前にプロット/ストーリー制作の基礎を学ぶべきでは。小説や漫画を読むだけでも学べるはずです。

評価点
○ゲーム要素でオリジナリティーを出し、無理な要素や複雑な展開の無いオーソドックスな造りになっている。
○コンスタントに更新できている。(もう少し推敲する余地はあるだろうが…)

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392 :暇人大魔王
2021/04/24(土) 20:49:20

えーっ反映できるところはしてるつもりだったのに...

全体的に話の中身が薄かったか...描き分けはある程度してるつもりだったかダメだったか...pixivでも漁ってみます

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393 :げらっち
2021/04/24(土) 20:50:17

まあ個人的な感想だからねー。

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394 :黒帽子
2021/04/24(土) 21:10:07

クリクリパーが治す気はないだろうけど描写不足の中でも俺が気になるのはここ最近は改善されつつあるんだが技名を叫んでばっかりの戦闘シーンがカッコ悪く見える。
戦隊モノでもここまで技名ガンガン言うか?

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395 :暇人大魔王
2021/04/24(土) 21:13:17

直す気はあるんだ。直すだけの力がないのが悩みなのだ。

技名ばかりなのはね、技名考えるのが楽しくてそうなっちゃうwがんばるわ

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396 :暇人大魔王
2021/04/27(火) 23:31:12

『ビデオ戦隊ゲームレンジャー~Lv7   パズルで倒せドラゴンズ~』

「死んだ...」
翔宅のリビングにて涼が果てていた。
『おい、どうした涼!』
テレビ画面に映る学がその様子を見て焦る。
『一体何g』
「テスト死んだ...」
『ズコー!』
「ゲームレンジャーのせいだ...」
翔「勉強してないからだろ」
リビングにさらっと入ってきた翔。
「ひゃ~ど正論」
人ん家にも関わらずカーペットのうえをゴロゴロしている。
千博「おじゃましまーす」
「千博!テストどうだっt」
「過去1よかった♪マジ今回英語神った!」
「ええええええー!??」
入ってくるなりウキウキ報告を受け涼は膝から崩れ落ちた。
『勉強しようか』
「ああ...誰も俺の味方をしてくれないなんて...切ない...」
『勉強しようか』
「ちょうど俺も今日勉強しようとここに来たところだ」
千博がローテーブルの上にドサドサと数学の問題集やらノートやらを乗せる。
「わおガチ勢」
「ぐずぐずしてねーで涼もやるぞ」
「しゃあない、やるかあ~...」

ドーン
「...来た」
せっかく勉強しようとした時に来るとはなんとも意地悪なものである。涼が内心ホッとしたのは言うまでもない。
「今日は俺たち3人でいくか」
思い起こせば初の123番手のトリオ。大急ぎで翔の家を出る。

ゲーム大会の会場となっていた阿祖美町アリーナに怪物がいた。もちろんジューミンだ。
「カードゲームなんてつまらん!パズルゲームで遊ぶんだ!」
千博「ゲームワールドクリエイター社(GWC)のくせしてゲームのジャンル巡ってキレてんのかよ、ヤバっ」
早速ジューミンの出た場所にダッシュで到着。
叫び声を上げながら逃げ惑う人の流れに逆らいながらなんとかメインホール まで辿り着いた。3人は変身の構えを取る。
「「「電源、オン!」」」
「ゲームレッド!」
「ゲームブルー!」
「ゲームイエロー!」
「ぬぁーっ!お前らはゲームレンジャー!話は聞いているぞ!俺のゲーム大会の邪魔をするな!」
赤いドラゴンのような見た目のジューミン。いちいち大きな声をあげて咆哮している。
涼「一人でゲーム大会って言わないだろ!」
「コイツらがいるからな!」
ABXボタン兵あわせておよそ100人が観客席から飛び降りてきた。いつの間に観戦してたんだ。

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397 :暇人大魔王
2021/04/27(火) 23:31:48

「地球人はー?」
「抹消する!」
「よし、サクッとボコすか。翔、武器交換よろ」
ゲームレッドとゲームブルーがビットガンとバイトソードをトレード。
2刀流千博、流れるように敵を斬っていく。しかしXボタン兵には盾がある。簡単にはいかない。
「なるほ、コイツはBボタン兵よりはまた格があがってるって訳か。」
「背後をとりゃイージーゲーだ」
後ろから翔が撃ち抜いていく。千博も合間を縫って色々な方向からXボタン兵に斬りかかる。
「敵はXボタン兵だけじゃないぞー!」
いつの間にやらBボタン兵が2人を取り囲んでいた。一斉に2人に殴りかかる。さすがに処理しきれず受け身を取るのが精一杯だ。
「おい涼!何してる!」
「はいはいごめんごめ~ん!ボルタMAX!」
翔のはるか左側にいた涼、急いで駆けつけ大量の電気を前線に流し込み半円状にBボタン兵の輪が崩れた。
千博「こうなりゃあとは楽勝楽勝!」
一気に形勢逆転。20秒で残りのBボタン兵を全滅させ、3人の力を合わせてXボタン兵も処理。Aボタン兵は言うまでもなくもはや敵ではない。

「ほおー、なかなかあの研究者(学)が見込んだ戦士なだけはあるな。ここからは俺とのパズルゲームバトルだー!」
足元に30個の球が写しだされた。赤、青、緑、黄色、紫の5色。不規則に並んでいる。
涼「さては...あのスマホゲームだな!?」
「その通り!そこにタブレットがあるから、操作して並べてみな!うまくできりゃ俺を倒せるぜ。」
千博「よくGWCも考えるな。暇人か?」
「挑発はいらん。さっさとアイツ消すぞ」
翔が奥の高いテーブルに置かれてあるタブレットへ向かう。だが涼もそれを追う。
千博「いや1人でいんじゃね?」
「俺に貸して!こういうの得意だし」
「は?今俺やろうとしてたろ。
それに俺の方がうまいし」
「え~俺に貸してくれよ~」
千博はもはや半ば呆れながら2人の揉め合う様子を見ていた。
翔「いいからお前は...ん!後ろ!」
3人めがけてレッドラゴンが火を吹く。
「うわっ、マジか!」
涼だけ逃げ遅れ、炎の渦に巻き込まれた。
「おい大丈夫か?!」
「イダイ...でも大丈夫」
スーツが若干ジュージュー言ってるがなんとか無事なようだ。
一先ず翔がタブレットを操作、千博と涼を気を引かせつつ隙を見て攻撃に転じる作戦に出た。
「ハイスピードクリアー!」
「ファイアマジック!」
千博は会場内を縦横無尽に駆け回る。涼はまっすぐ直線的に炎を飛ばす。
「ヌルイな。ドラゴンブレス!」
なんと、一息にファイアマジックを飲み込む。同じ手は食うまいとなんとか回避。
「翔、できたか?」
「ああ。」

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398 :暇人大魔王
2021/04/27(火) 23:32:12

地面に写された球が動く。3つ繋がると消える。6コンボだ。するとどこからともなく消えた球の色に応じて炎や水、風などがレッドラゴンに襲いかかる。だいぶ痛烈に聞いているようで、レッドラゴンは巨体に似合わず悶えていた。
千博「お、これ楽勝説?」
「んなわけあるかよ!スキルバン!」
突如大きな叫び声。しかしうるさいだけで特に何も起きない。
「ん?ミス?」
「それはどうかな?」
レッドラゴンはドヤ顔だがどこもいたくないし何か変化があったようにも見えない。
「どうやらポンコツ技っぽいな。ハイハイハイジャンプ!」 
アリーナの天井に当たりそうなほどの大ジャンプをする技。そこから急降下で踏みつける...はずなのだが。
「技が出せない...?」
「当たり前だ!俺のスキルバンは固有技を不能にする!」
そんなことできるのか、と千博。涼もステッキを振ったり色々試すもどれも失敗に終わる。
「ウイングライダー!」
巨体を生かした滑空による体当たり。さすがに千博と涼もよけきれない。

「ガハハハハ!ゲームレンジャーもまだひよっこだな!バーンアウt」
その時、炎に水、風、雷、闇がレッドラゴンを貫いた。
「ぐわああああ~!しまったあ~!」
「翔、ナイス!神!」
「今度は8コンボしといたぞ」
涼「お、ついでにスキルバンもなくなってる!」
「どわああ~!なぜだ~!」
「さては1回しか使えないやつだな?」
ゲームレッド、マスクの下で完全にニヤケ顔だ。
「ドラゴンブレス!」
「スクリューファン!」
高速回転する風の力で炎を絡めとり、無力化する。
「ハイハイハイジャンプ!」
今度こそ大ジャンプ。ジェットコースターもびっくりの急降下でレッドラゴンの頭に超速で着地。
「ぎぃやあ~!」
「できた。10コンボ!」
「きた!」
今までよりも強い炎などの5色の力。10コンボの力だ。レッドラゴンはその光とともに吹き飛び、2階観客席の壁に激突し爆発。GAMEOVERとなった。壁はピクセルに包まれ元通りに。

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399 :暇人大魔王
2021/04/27(火) 23:32:47

「優勝は、GAGO選手~!」
2時間遅れにはなったがカードゲームの大会は無事終了。観客も選手も皆笑顔で会場を後にした。
「翔、パズルゲームの大会出れるんじゃね?」
「さあな。」


━━GWC本部━━
暗室に置かれているのは、たくさんのカラフルな高さ2mほどのカプセル。それを前に、見上げるような大男がポケットに手を突っ込みながら一瞥していた。1つ、ため息をつく。
そこに1人の少年がやってくる。
「ロクシせーんぱいっ、何してんすか?」
「...ああ、レィング君か。いや、ちょっとな。」
「これ、明日の作戦に使うみたいですよ?パド先輩が言ってました。あの人すごいっすよねえ、ジューミン作るの得意ですし。憧れるなあ、あ、ロクシ先輩も尊敬してますっ✨もちのろんです✨」
「そうか。うまくいくといいがな。」
そう言い放ち、男はその部屋から出ていった。
「...兄ちゃんのためにも頑張らないとね♪」

                    ーCLEARD!ー

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400 :暇人大魔王
2021/04/27(火) 23:35:48

...なんかレィングのしゃべり方CGRのルルっぽくなっちまったな

7話は戦闘スタイルをパ◯ドラっぽくしてみました
うまくできてる自信はないw

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401 :黒帽子
2021/04/29(木) 11:19:42

これはクリボージャーを人間にしただけですか?

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384 :暇人大魔王
2021/04/21(水) 23:33:12

『ビデオ戦隊ゲームレンジャー~Lv6   テスト前の決戦~』

ー2月のある土曜の午後ー
「あ、先輩おはようございまーす」
「外来、今日は早いな。まだ部活始まるまで40分あるぞ」
「早くに目覚めちゃったので✨」
「偉いなw」
すると凄まじい音と光、そして揺れが、任天ケ丘高校を襲った。
「うわ、びっくりした...地震?」
「...ちょっと俺見てきますね」
「いや、それは危ないだろ。とりあえずここは照明が落ちてくると危険だし器具室に行こう」
「...分かりました」
とりあえず先輩の指示に従った。しかしすぐさま彼の腕時計に通知が来る。
「...」

ー数分後ー
「特になんもなかったな」
「俺先生に確認してきます」
「そうか。悪ぃな」
いえ、とだけ行って速攻外に駆け出した。やはりGWC。大量のAボタン兵とBボタン兵が路上で暴れまわっていた。
「電源、オン!」
千博の体を赤いピクセルが包み込む。
「ゲームレッド!ビデオ戦隊、ゲームレンジャー!」
「来たぞー!地球人は抹消する!」
「抹消する!」
「お前らそれしか言わねえな。バリエーション増やしたらどうだ。」
右手にビットガン、左手にはバイトソードを持つ。怒涛の勢いで撃ちまくり、流れるように斬り倒す。段々と戦い慣れしてきたゲームレッドの前にAボタン兵は無力。
「フルスピードクリアー!」
最小限の攻撃のみで全ての敵をなぎ払う。瞬く間に何十もの敵が散った。

「どうだった?」
「最近この辺に出てきた怪物の仕業らしいです。もういなくなったみたいですけど...」
「またか...怖いよな。一般人にも被害が出たりしてるらしいし...」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ここは閑静な住宅街。モダンな黒い外壁の家では、1人の高校生が机に向かってカリカリと勉強している所だ。
「...いけね、もう昼時じゃんか...」
親が共働きでどちらも仕事中なので、財布の入った鞄を持ち昼飯を買いに外に出る。

一軒家の立ち並ぶ道を右に曲がるとコンビニである。止まっている軽トラの陰からてくてく歩く姿を見ている者が2人いる。
Aボタン兵「先輩、狙いはヤツでいいんですか?」
Bボタン兵「ああ。この間ヤツが友達とゲームの話をしてるのを盗み聞きしたんだ。きっとゲーム好きに違いない。連れて帰ったらジューミンの素として使えるかも知れん。」
「さっすが先輩!で、抵抗されないように俺の武器の細長い棒を頭めがけてドーン!て訳ですね?」
「その通りだ。俺は腕には自信がある。任せとけ!」
「先輩リスペクトっす♡」
「オラアーッ!」
棒は真っ直ぐ飛んでいき、確実に後頭部を狙っていた。
「...今かよ。」
道端を歩く高校生は持っていた鞄を振り向き様に掲げ、空中を猛進する棒を弾き飛ばす。棒は宙を縦に2回転し鈍い音を伴いながら地に叩きつけられた。
「電源、オン。」
高校生は静かにそう言い、彼の周りには青いピクセルが出現した。
「嘘だろォ!?ゲームレンジャー!?」
「先輩、ドンマイっす♡」
「爆風サークルパンチ!」
高く飛び上がり高速回転しながらの打撃。Bボタン兵はこめかみを打たれ失神、というか消滅した。Aボタン兵も巻き添えだ。

372 :げらっち
2021/04/15(木) 17:58:25

では主人公が戦うモチベーションは?悪を倒せって言われたから倒すだけ?

ここをちゃんとしないとなんとなーく戦ってるだけになっちゃう
と私は思う

381 :黒帽子
2021/04/20(火) 19:59:10

HKKのスレ名が長いのはなろう系小説のタイトルが長いのと同じで、当たり判定を大きくしてタップしてもらえるのを狙ってるんだよ

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