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274 :コウタ
2024/08/12(月) 13:31:23

【ネタバレとか酷評とかが嫌な人用】

>>270
『あのコはだあれ』
"個人的"得点(評価)

68点(100点満点中)

因みに
『逃走中 THE MOVIE』得点

28点(100点満点中)

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275 :げらっち
2024/08/12(月) 13:36:08

ちょ、逃走中の得点www

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276 :げらっち
2024/08/12(月) 13:36:29

ちなみに28点という数字はどこから?

あと、コウタ的に高得点の映画は何なんだ?

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277 :コウタ
2024/08/12(月) 18:48:55

高得点の映画は

『ジュラシックパーク 』(無印)とか 
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズとか、最近のものだと

『ゴジラ-1.0』とかです。アニメ映画だと映画クレヨンしんちゃん

『あっぱれ戦国大合戦』とか『大人帝国の逆襲』とかです

28点という数値はどこからも何も、あくまで"個人的な評価によるもの"なので、

深く考えずに(コウタ(=僕)には)残念ながらあまりウケなかった。くらいで考えていただければ良いと思います

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278 :げらっち
2024/08/12(月) 19:04:47

そういう「どこから」ではなく…

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279 :げらっち
2024/08/23(金) 18:37:51

コロンボシリーズの殺害方法一覧
wikiwiki.jp

今後は本スレで感想なども投下していきたいと思う。
旧シリーズは見返してからまたいずれ書くので、まずは、二度と見返すことの無いだろう新シリーズについて書く。

新シリーズというのは、終了10年が経過して作られた、コロンボシリーズの続編である(相対的に昔のシリーズは旧シリーズと言われるようになった)。
一応コロンボらしい倒叙ミステリが楽しめるのだが、旧シリーズと比べお世辞にも質が高いとは言い難い内容になっており、ファンからの評価は軒並み低い。

主な理由は
○老けたコロンボ。ピーター・フォークの演技も締まりが無くなったように思う。
○フォーク以外の演者も旧シリーズと比べ演技が微妙。稀に上手い人も出ていたが(ジョージ・ウェント、ロッド・スタイガー等)。
○旧シリーズは75分、稀に90分という長さだったが、新シリーズは24本全てが90分。旧シリーズと比べダラダラ長い印象。75分でも良かったのに。
○内容がことごとくつまらない。これに関しては各話の感想に書くつもりだが、伝説級に面白かった旧シリーズと比べ、新シリーズはミステリ的にもドラマ的にも三流が良い所だ。
○ついに倒叙ミステリですらなくなり、誘拐や殺し合い、宝探し、銃撃戦などおよそコロンボらしからぬものを目撃することになるだろう。
○セッ●スシーンの急増。旧シリーズはこういった描写が0だったのに、新シリーズはやりたい放題である。
○少しでも視聴者の喰い付きをよくしようと安易に残虐な事件を扱ったり、ひねりの展開にする。これにより旧シリーズのような「犯人との1vs1の知能戦」は減ってしまった。
○オーバーなサービスシーンの増加。画面のこちら側の視聴者に話し掛けてしまうコロンボ。一部の人にしか伝わらないパロディやギャグ。しゅんトロン、これが良い(悪い)例だよ…
○これは日本版の問題である上に仕方がないが、旧シリーズの吹き替えで好評を博した小池朝雄が死去してしまい、石田太郎が後継者となったが、その演技が小池の下手な物真似にしか聞こえない。

大体のことはプロデューサーが変わったことに問題がありそうだが…

ちなみにこの新シリーズですら「まし」に思える、「ミセス・コロンボ」という作品も存在する!
コロンボシリーズでは(新シリーズも含め)「一度も画面に出してはならない」という暗黙のルールを守ってきたコロンボのかみさんを主人公に据え置いたショッキング作である!
これに関してはファンの間では新シリーズ以上に無かったことにされている場合が多く、「かみさんの作品を口に出してはならない」という暗黙のルールが存在するに至る。

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280 :げらっち
2024/08/23(金) 18:59:32

コロンボ新シリーズの感想&解説

第46話 汚れた超能力
10年ぶりにコロンボが帰ってきた!!
のだが、帰ってこなくても良かったんだよ、と言われてしまいそうな駄作。
とにかく間延びしている印象。種明かしが長い。見るのを止めたくなるぐらい!
犯人はエセ超能力者なのだが、一体何がしたいのか意味不明。犯人に霊的捜査を頼んでおいてことごとく否定していくくだり、滑稽な上に長い…
カード透視のトリックは誰が聞いても愕然として3分くらい口がきけなくなるだろう。マインドシーカーでもしていてくれ。
ギロチンを使った無駄に残虐な殺害方法も、趣味が悪いと思った。
評価できる点は、オシャレな曲くらいである。

第47話 狂ったシナリオ
新シリーズは「コロンボに貫録が出てしまい、目上の犯人を倒す快感が無くなった」という問題点もあるのだが、今作はそれを逆手に取り、最年少の軽やかな犯人が老けたコロンボを翻弄する、という新シリーズにしては悪くない出来になった。
今回も音楽が素晴らしく、対決ムードも悪くなかった。
…が、ラストシーンは腑に落ちない。犯人を蹴落とすことに快感を感じるコロンボなんて見たくないよ…
だがこの傾向は、旧シリーズ終盤からも見られていた。旧シリーズ終盤と新シリーズ序盤はプロデューサーが同じシモンズ氏なのだが、彼は自分の理想とするコロンボを作り上げようとしていた形跡が見られる。しかもそのベクトルと、ファンの理想像が、絶妙に噛み合わなかったようなのだ…
こんなのはコロンボじゃない、と言いたくなるが、それでもシモンズ編は一応「何かやりたかった感」があり、コロンボというより1つの映像作品として見れば出来上がっている物になっていた。
新シリーズ後半になると、そのようなコンセプトさえ消失し、苦しみながら何とかシリーズを続けている、というような酷い状態になってしまうのである。

第48話 幻の娼婦
題名から見てもわかるように、セッ●ス絡みの事件となっており、ファンから黒歴史扱いを受けている。
確かに見返したい作品ではないのだが、新シリーズ後半と比べちゃうと、まだ何とかミステリとしてはおさえられているな、という感じ。

第49話 迷子の兵隊
ストレートな対決と、コロンボらしいラスト…なのだが、とあるコロンボ解説本を読むとこのトリックが完全に破綻しているのがわかる。

第50話 殺意のキャンバス
シモンズ編の総決算となった作品。
激情画家という新しい犯人像は悪くなかったものの、シモンズの趣味がちりばめられ過ぎていて、特に生々しい男女関係と罵り合いは、見ていて辛い!!
シモンズはミステリ以外のドラマの掘り下げにご執心だったようだが、コロンボにそういった面を求めている視聴者は少なく、気合いの入れ方を間違えたと言わざるを得ないだろう。
それでも「殺しの序曲」から数えて11本、今までには無かったような異色でどこか華やかな、コロンボの様々な面を見せてくれたシモンズには、少しだけ感謝したい。

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281 :げらっち
2024/08/23(金) 19:23:02

第51話 だまされたコロンボ
今作から「殺人講義」までのプロデューサーはエプスタイン氏となる。
シモンズがシリーズを下りたことで、神作が生まれた。そう、新シリーズ1の神作である。旧シリーズには到底及ばないのだが…
ラストの快感は旧シリーズに匹敵する物である。まあ、たまたま死体があんな近くにあったというのは納得しづらいが…

第52話 完全犯罪の誤算
旧シリーズテイストの、無難な倒叙ミステリ。
なのは良いが、犯行現場にかじりかけのチーズを置いてくるとか馬鹿過ぎないか?どこが完全犯罪なんだろう…
全体的に大味な印象。

第53話 かみさんよ、やすらかに
突然このようなふざけた題名になって驚愕した視聴者も多かっただろうが、かみさんは一度も画面に出ないため、ルールは守られたことになる。
「犯人がかみさんとコロンボを狙っている」という点に重きを置き過ぎて、第1の殺人の影が非常に薄くなってしまった。そもそもコロンボファンはこのようなトリッキーな展開を求めていない。これも駄作の1つと数えていいだろう。

第54話 華麗なる罠
今作は「トリック」「手がかり」「対決ムード」の3点で満点に近い評価をしたい。
一方、またもや露骨なセッ●スシーン、冴えないラストは評価しがたい。せめてラストがバッチリ決まっていたら、かなり面白い作品と言えただろう。

第55話 マリブビーチ殺人事件
安直な題名。
ひねりすぎてよくわからないミステリ、すっきりしない解決法、と散々だが、曲および物悲しい雰囲気は嫌いではない。
被害者遺族が犯人をボコボコにするラストはある意味「対決の快感」と言えるだろう…

第56話 殺人講義
新シリーズの最後の栄光である。
学生2人組という犯人像、講師として大学に招かれたコロンボという構図が大変よくできました。
リモコン式の銃の存在や、それを車に付けたまま回収しないなど色々無理があるのだが、新シリーズではその程度のミスは目を瞑る必要があり、相対的に高評価を付けて良い作品と言えよう(新シリーズでファンの評価が高いのは「だまされたコロンボ」、「狂ったシナリオ」、そして今作くらいだ)。
エプスタインの死去により、今後新シリーズは泥沼の道を辿るだろう…

第57話 犯罪警報
ザ・場つなぎ回。エプスタインを失って色々苦労したんだろう…
ミステリとしてはオーソドックスだが、「犯罪警報」というユニークな設定が何の役にも立っていなかった。これで事件を解決する、というラストになっていたら評価は上がっていたはず。
ワン!という犬の鳴き声で終わるラストは凡庸もいい所で、次作と比べ最悪のラストの1つと言われても仕方あるまい。

駄58話 影なき殺人者
ピーター・フォークがシリーズを乗っ取ったことで、セッ●スシーンにまみれてしまい黒歴史中の黒歴史が今ここにスタートした!
面白くないのみならず、コロンボが嫌になるレベルの暗澹たる歴史の開幕作は、「お面を付けてアリバイトリック」というタブー!平坦なお面をして顔に影が無いから「影なき殺人者」なのだ。お面を付けて車を運転するという発想と、誰もそれを止めなかったスタッフたちには鼻水を垂らして賛辞を贈りたい。

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282 :げらっち
2024/08/23(金) 21:01:23

駄59話 大当たりの死
黒歴史中の黒歴史パート2。
宝くじを狙った犯行、という題材は面白いのだが、とにかく下品で、製作陣の品性を疑いたくなる。
ラストの瞬間まで落胆し続けることができるに違いない。

駄60話 初夜に消えた花嫁
黒歴史中の黒歴史中の黒歴史。
ついには倒叙ミステリの伝統さえかなぐり捨て、他の刑事小説を原作に誘拐事件を扱うことになってしまった。
いうなれば、ヒカリアン二次創作を書いていたしゅんトロンが、ラブライブやトランスフォーマーの要素を入れまくって、結果として途中からラブライブの二次創作に変わっていた、というような塩梅である。
ここまで歴史を積み上げてきたコロンボシリーズを実質的に終了させてしまったという問題作。
犯人を撃ち殺すラストが刑事コロンボとは絶対に認めたくない…

駄61話 死者のギャンブル
黒歴史中の黒歴史中の…(略
お下品シリーズは続くよどこまでも。誘拐事件を扱った前回とは対極となり、今回は3つの殺人が起き、無関係な人まで爆死する。しかもそれを助けようとさえしないコロンボ。迷走っぷりがうかがえる。
後半のつまらなさは異常。

駄62話 恋に落ちたコロンボ
少しはましになっただろうか?ただ、死体役の俳優がまばたきをしてしまう凡ミスがあるので-20点。

駄63話 4時02分の銃声
前作と合わせ、この時期にしてはマトモな方だろう。ただそれは致命的なマイナス点が少ないというだけで、どうやったって旧シリーズのレベルには達せない、スカスカの内容。
なお男同士のカップルが登場するのは時代の経過を感じるだろう。

駄64話 死を呼ぶジグソー
もう打ち切りにした方が良かったんじゃないか、と思える他小説原作第2弾。
今回は殺し合い、宝探し、暴行を受けるコロンボ、という凄まじい内容になっており、初夜に消えた花嫁、死者のギャンブルと並んでコロンボらしさの欠片も見当たらない。
殺人事件の途中で突然宝探しを始めてしまう刑事とは何なのか?
宝が見つかってヨカッタネ、というハッピーエンド。コロンボが出ている以外、コロンボ要素がコの字も無い…

駄65話 奇妙な助っ人
2作連続でコロンボが暴行を受けるという、すごいことがおきた。
今回は大々的にマフィアと組んで犯人を追い詰める。刑事コロンボとは何だったのか考えさせられる内容だが、意外にも評価できない点が無いわけではない。
それは演技面である。犯人役のジョージ・ウェントが非常に良い味を出しており(デブで~なのだ、と喋る、マフィアに怯えている等)、マフィア役のロッド・スタイガーの風格もスゴイ。
もう少しマフィアの描き方に配慮があれば、これは佳作にはなれたかもしれない。

駄66話 殺意の斬れ味
コロンボのキレ味が悪く、殺意が沸くという点で素晴らしい題名のセンスと思える作品。
ドロドロした男女関係はもはや新シリーズ恒例。そこにオーバーな演技(吹き替えもなかなか酷いが、これは元の演技に合わせていると考えれば合点がいく)と、これでもかというほど冗長な演出をMIX。
ついに視聴者に話し掛けてしまうコロンボ!犯人が逮捕された後も長々と続く回想を交えての説明シーン!

第67話 復讐を抱いて眠れ
ミステリ的にはまだまだまだ弱いものの、ようやく立て直してきた。ここまでまともなのは「殺人講義」以来だろうか…
静かな中に、バチバチとアツい対決が見られ、魅力の感じられる作品になっている。
銀河万丈版の吹き替えは中々秀逸。やはり石田太郎のオーバー演技も戦犯の1つだったようだな…

第68話 奪われた旋律
前作と共にちゃんとした倒叙ミステリになっている。コロンボシリーズもここまで来て、風呂敷を綺麗に畳もう、という気概が見えたかもしれない。
但しラストは物申したい。証拠が1つも無いではないか!!「事故ではなく殺人だったという立証」+「動機の解明」のみで逮捕を宣言してしまっている。物的証拠が1つも無いのに諦めてしまう犯人…
コロンボのテーマと共にフェードアウトするラストはどこか寂しく、コロンボは終わってしまうんだな、としんみりした気持ちになることができる。
今作も銀河万丈版が良さげ(前作程ではないが)。

駄69話 殺意のナイトクラブ
前作で終わりにしときゃいーのに、やや蛇足な最終回。
今回は新シリーズ後半の作品群の中でも特に対決色が薄く、コロンボらしさはまるで無い。
「ロンドンの傘」の現代版、と捉えることもできるかもしれないが、それにしても現代の風俗とコロンボはなんとミスマッチだろうか…やはりコロンボはあの時代に作られたからこそ面白かったのかもしれない。

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284 :マキスピカ
2024/08/23(金) 21:04:35

聲の形まだ観たことなかった
これも京アニなのよね

>>283消しといてください

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285 :げらっち
2024/08/23(金) 21:06:14

ダブったか…
よし、消しておきます。

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286 :げらっち
2024/08/23(金) 21:06:27

>>283
>聲の形、ついこないだ見ましたぞ。面白かったー。

>ネタバレ有り
最初主人公グループと思えたのがいじめっ子集団になるというひねり。
その後のいじめの描写はリアルすぎてちと見るのがつらかったが…
同じくいじめを題材にした『かがみの孤城』と比べても、納得のいく着地点だったように思える。

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287 :げらっち
2024/08/23(金) 21:09:59

『かがみの孤城』も面白いが、超常的過ぎるのと、結局はメンクイだったからねえ。
『聲の形』のような、障害もいじめられた過去も結局は付き合っていくしかないよね、というアンサーが現実的だと思った。

京アニの作品はやはり作画が凄いな…
ゆづるかわいい。ながつかくん良い人。
島田たちは何であそこで助けたの?wと思ったが。あそこだけ都合よくないか?

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288 :マキスピカ
2024/08/23(金) 21:21:19

>>285
あ、ありがとうございます

まだ全部観れてないけどw

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289 :げらっち
2024/08/23(金) 21:22:39

面白かったですよ~
暇があったら感想書いてね~

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290 :黒帽子
2024/08/24(土) 20:43:55

噂じゃ今年もクレしんがラストが面白くない、というふうに言われてるらしいってな。

げらっちが去年言っていたのが、「本来序盤に提示された問題に対して結論が紐づけられておらず、脱線している」みたいなことだったよね。

これどういう事なんだ?結論ありきで話を作っていないの?

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291 :げらっち
2024/08/24(土) 20:50:02

>>43,59参照。

今年のは見てないが、またテーマを大きくし過ぎてしまい収束させられなくなったのだろうか。
しんちゃん映画は時代劇2本(雲黒斎、戦国)が傑作だったりする。

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292 :黒帽子
2024/08/24(土) 20:52:39

>>291
創作スレにも言いたくなるが、おそらく最初の方から順番に考えた結果だと思う。
まあみる予定はないが、恐竜なんかに手を出して、ドラえもんの真似事だろうか?(のび竜は原点にして頂点)

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293 :げらっち
2024/08/24(土) 20:55:38

ドラで3回、しんで1回、恐竜多すぎ!

>>291
加えて、カスカベボーイズも好きだったりする。こちらは西部時代劇。
いくら時代劇が好きでも白亜紀は古すぎるよねえ。

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283:削除済
285 :げらっち
2024/08/23(金) 21:06:14

ダブったか…
よし、消しておきます。

291 :げらっち
2024/08/24(土) 20:50:02

>>43,59参照。

今年のは見てないが、またテーマを大きくし過ぎてしまい収束させられなくなったのだろうか。
しんちゃん映画は時代劇2本(雲黒斎、戦国)が傑作だったりする。

43 :げらっち
2023/08/21(月) 11:20:40

>>40,41
実は映画のコミカライズに目を通したので内容やオチを知っていたのだが、ベリーの指摘も尤もだと思う。

「日本の将来は暗い」という大命題を提示しておきながら、そのアンサーが「努力不足だから努力しなさい、頑張れないのなら他人のために頑張りなさい」というのは着地点として無理がある。ひろしという妻子持ちで一定の生活水準を保てている人の押し付けだし、「それってあなたの感想ですよね?」レベルの答えに思う。

ぶっちゃけ、日本の未来は暗い。ていうか既に現在が暗い。解決策は高齢者37564にするくらいしかないと思う。
まあそんな極論は置いといて、まずは政治家が国民の声を聞き、それに寄り添った政治をすべきと思う。この辺を上手くクレしん風にブラックかつユーモラスに描けていたら、アンサーとして納得のいくものだったかもしれない。

私の好きな雲黒斎やカスカベボーイズにはそういった重い命題はなかった。
名作とされる大人帝国なんかは、「平凡な日常、現在が一番大事」というクレしんらしい素朴なメッセージが込められていた。
野生王国は環境保全のメッセージ性が強すぎて駄作になってしまったが、やはりメッセージ性に重点を置こうとすると失敗するのだろう。

59 :げらっち
2023/08/28(月) 22:44:32

>>58
いや、敵を倒すのではなく、しんちゃんが敵のトラウマを一緒に克服してあげる、というendなのだが…

確かにトラウマを乗り越えることも大事だが、「日本の将来を良くする」という大命題には直接関係無いし、国全体を良くしたいなら国を動かす人たちを、個人ではなく全体を変えなきゃダメなんだよねえ。
そこにひろしの「努力しろ」、根性論は時代遅れだぜ。映画のクエスチョンとアンサーが噛み合ってない例だと思う。

270 :コウタ
2024/08/11(日) 20:47:21

【あらすじ】夏休みに臨時教師として補習クラスを担当することになった君島ほのかの目の前で、ひとりの女子生徒が突然屋上から飛び降りて不可解な死を遂げる。教室にいるはずのない生徒の謎に気づいたほのかは、補習を受ける三浦瞳や前川タケルらとともに、生徒たちの間で囁かれる“あのコ”にまつわる驚きの真実にたどり着く。



ーーというストーリーで物語中の怖がらせ方の演出は個人的には怖さや不気味さの演出は良いと思ったが、

肝心の物語の起承転結や何を伝えたいのかが、やや分かりにくかったのが残念!映画終了後、僕以外の若いお客様達にも少しそんな声が上がっていました。後、こう言っちゃ悪いのですが、前半はとにかく役者さんの演技力が低すぎ!こう言っちゃ失礼だけど、学芸会レベル!

ストーリーの理解は前作『ミンナノウタ』を観れば理解しやすかったのでしょうか?
レビューサイトを読んでようやく理解。

幽霊や怪物がしつこく襲って来るような驚かせ方ではなく、呪いでじわじわキャストを●していくような怖がらせ方

ラストは助かったと思わせておいて結局死んでいた………に近いオチ

後、出演者の女性陣も髪型をあそこまで似せる必要はあったのでしょうか?双子でも姉妹でもないのにちょっとややこしいです…

次々と人が●されていくタイプのホラーなんですが、なんか怖いというよりは気持ち悪かった………

もう少し分かりやすい起承転結で物語を作っていて演技力も猛練習してたら個人的な意見ではありますが、もっと面白くなると思います。惜しい!すごく惜しい!


ただ、本格ホラーだけあって前に観た『逃走中THE MOVIE』よりかは面白い。
言うまでもなくホラー映画だけあって怖さはこちらの方が圧倒的に上(そもそもジャンルが違いますが…)

(なんか偉そうで悪いのですが、)
得点を付けるなら…

68点(100点満点中)

40 :ベリー
2023/08/20(日) 15:15:30

>『しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 とべとべ手巻き寿司』感想

あらすじ
 不思議な光が2つ春日部に落ちる。1つはしんのすけに。もう1つはフリーターでドルオタの非理谷 充(30)に落ち、二人はエスパーパワーを手に入れた。
 未来が暗い日本に鬱憤を覚える非理谷 充(ひりや みつる)は、無敵の人と化しエスパーパワーで国家転覆を試み、しんちゃんは正義のエスパーとしてミツルとぶつかる。

 初CGは賛否両論あるみたいだけど、私は良かった。ヌルヌルしてて、クレしん特有のテンポがちょっと乱れてた感じはしたけれど、私は大丈夫だった。
 ところどころに挟まれるギャグは楽しくてクスッて笑ってた。カンタムロボをエスパーで操ったダンスもノリノリで楽しかった。けど、ノリノリ部分を修行シーンで消化して良かったのか? と思ってしまった。なんか最終決戦のラストスパートとかの方が熱くなったんじゃ……。
 アクションシーンはCGだからこその格好良さがあった。名探偵コナンのアクションシーン見てるみたい。ただ、クレしん特有のデフォルメ化されたギャグアクションとはちょっと離れたものだったな。肉弾戦バチバチじゃない、ドタバタギャグおバカアクションシーンを楽しみにしてた部分はあったから、ちょっと残念。でも仕方ないよね。CGでデフォルメアクションシーンはムズカシイ。

 内容は、ちょっと納得いかない部分が多くあったかな。レビューを見た限り、今までのクレしんと違う毛色で苦い顔されてた方が多かったっぽい。

 まず肉弾戦がちょっと……。幼稚園でミツルがかすかべ防衛隊+先生を人質にしてひまわり組に立てこもるところで、しんちゃんがテレポートして助けに来るんだけど、そこの戦闘がちょっと生々しかった。
 ミツルがエスパーパワーでかすかべ防衛隊’sを浮かせて壁にドォン! させるんだけど、CGも相まってダメージが生々しかった。相手5歳児……。
 最終決戦の中学生いじめっ子3人VS中学生ミツルとしんちゃん
 では、言い換えれば中学生三人VS中学生と5歳児。な訳で。中学生に物理的にボコられるしんちゃんもちょっと生々しかった……。
 しんちゃん、そんな肉弾戦するタイプだったか? もっとおバカな方法で敵を倒しちゃってよ……君は5歳児なんだよ……生々しいよ……。
 しんちゃんのエスパーパワーがテレポートとか念力とか、なんというか。良くも悪くもシンプルというか。カンフーボーイズの「ぷにぷに拳」みたいなおバカ能力が無かった。アクションシーンも。
 おバカを期待してた身としてはちょっと残念だったな……。

 ヴィラン非理谷 充の周辺が色々と不遇。
 不景気で若者にとって暗い未来しか日本は見えない! と、嘆くフリーター、ミツル(30)。大きな力を手にして「こんな国壊してやるー!」と大暴れ。
 まず、幼児向けアニメで「日本の未来は暗い」をテーマにするのは重すぎないか? と思った。クレしんで「少子高齢化」なんて単語が真面目シーンで出てくるとは……。しんちゃんがヒロシに「オラ達、未来暗いの?」と聞く時は胸が絞まった……。私も不安だけどさ。悪い話しか聞かないから。けどさ。小さい子達には、そういうの考えずおバカなギャグにゲラゲラ笑って、偶に現れる人間としての深いテーマに首を傾げながら自分の中で消化して欲しいんだ……。ちょっと幼児向けアニメのテーマにしては重すぎやしないか……、と思った。
 
 それに、ミツルの悪役としての処遇も不遇だったなと。
 未来は暗い! こんな国クソだ! 俺たちに希望なんてないんだー! と暴れるミツルを止めた方法は、彼のトラウマを一緒に克服する、だった。
 ミツルは幼い頃に両親が離婚し、学校で虐められた過去を持つ。ひねくれた考えは、そこから来るものだったのかな。それを、ミツルの精神世界に凸ったしんちゃんと共に克服する。中学生いじめっ子×3VS中学生ミツルとしんちゃん、がクライマックス戦闘だった。

41 :ベリー
2023/08/20(日) 15:15:55

 ここで、日本の未来云々の問題からミツル個人の問題にさせるのはちょっと無理があるくないか? と思った。ミツルがトラウマを克服しても、日本の現状は変わらないわけで。ならどうすべきかというと、ヒロシが「今までダメだったのは君(ミツル)が頑張らなかったからだろう? 頑張れ!」なんだよ。いや頑張るべきだけどさ。若者が頑張ってどうにかなる問題なん? 今の日本って。中年~老人の方々にも同じぐらい頑張って貰わなきゃ解決の糸口見えなく無い? だから若者絶望してんじゃないの?! 税金も頑張り云々で解決する話とは到底思えないしさ。第一、ひろしって一軒家とクルマ持って子供2人と妻を養えてる分、裕福なお家に入っちゃうから、今の時代。ネット感想では勝ち組ってよく書かれてたから、私もヒロシを勝ち組と表記するけど。そんな勝ち組が底辺で絶望しているミツルに「頑張れ」は、ちょっとなぁ……てなった。というか、ヒロシなんぼなん? 35歳? ミツルと5歳しか変わらんやん。でも、このときのヒロシはもっとおじさんの様な感じだった。
 あと、「今までダメだったのは君が頑張らなかったからだろう?」も。ちょっと。ヒロシはミツルの過去を知らないまま話してたし、ミツルが本当に頑張ってなかったとしても、ヒロシの偏見が入ったようなセリフでいい気分じゃなかった。それに、「君は今まで頑張らなかったんだろう? 頑張れ」このセリフは観客向けに用意されたセリフとも当てはめられて、余計モヤッと。私が敏感なだけかな。
 フリーター男に背負わせられるようなテーマじゃなかったかなって……。多分制作側も答えが見つからなくてあの「頑張れ説教」に行き着いたんだろうけど……。

 それから、戦いの規模が小さすぎる。世界を壊すなんて話なのに、遊園地の廃墟で趣味でエスパー研究してたオッサンが手違いでミツルパワーアップさせちゃって。最終決戦の舞台は誰もいない廃墟の遊園地。夜とかなら風情あったのに真昼。立ち向かうは、埼玉にしか支部がないエスパー国際平和なんちゃらの組織のメンバーである、お姉さんとおじさん、野原1家、エスパー研究してたおっさんだけ。エスパーパワーでうわー! てなったり操られたりする市民は居ないし、立ち向かってやられる警察や自警団も居ない。私はクレしん映画、ロボとーちゃんとカンフーボーイズとユメミーワールドと宇宙人シリリしか見てないからだけかもだけど、規模が小さくて盛り上がりに欠けたように思う。

 クレしん特有の世界観が今回はなかった。クレしん映画といえば、奇妙な生物や奇抜ファッションの悪役や重量無視したような不気味建物が特徴だと思ってるんだけど、今回はそれが全然出てこなかった。エスパー研究してるオッサンの本拠地ぐらい。それもワンカットしか出てこんけど。
 ラスボスの最終決戦もクレしん感はなくて。普通にキモイ生物だった。妖怪ウォッチにも出てこんぞそのキモさは……。そこも残念だったな……。

 結局エスパーパワーはなんだったんぞや。不思議な隕石でした! で終わるのは納得出来る。けど、ラスボス倒したあとのしんちゃん達が持つエスパーパワーには言及されなかったからちょっとモヤ。この話はクレしん原作の話をベースにされたらしいんだけど、原作では最後の一コマに「エスパーパワーはなくなった」てあるんだけど、この映画はそういうのが全くなかったから。エスパーパワー持ったまま終わったの? て引っかかった。

 クレしんの雰囲気は作中全体を通してあったけれど、それだけじゃ印象が薄くなってしまう。加点表記をしたら他映画と比べて印象が薄くなるし、減点評価をしたら結構低い評価となってしまう。
 CG映画はなんで内容にも、問題が出てきちゃう映画が多いんだろう……。悲しい……。

58 :黒帽子
2023/08/28(月) 21:43:55

>>43
ネタバレ踏んだがネット民は高い確率で敵側に感情移入できそうな敵の設定だからなあ

そのうち敵の勝利ifを書くやつ出てきそう