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┗91.マリルイ学園CGR(782-801/1000)
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782 :黒帽子
2020/09/18(金) 16:46:50
秋に年末年始のエピソードを書こうとして破綻している小説はこちらです〜
年末年始商戦ネタでスーパー形態だしましょうよ
女児意識でプリキュア衣装にして商品ネタを…
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783 :げらっち
2020/09/18(金) 21:07:28
>>782 安心しろ、最終話までの見通しが立った。
女児向けだとしたらたまごっちのようなキズナフォン、
もうちょっと対象年齢が上だとしたらアプリ化となるわけだがCGRの対象年齢ってどん位?
>第14話つづきです↓
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784 :げらっち
2020/09/18(金) 23:03:01
「わあ、真っ白…!」
目を覚まし窓の外を見ると、庭には真っ白な雪が降り積もっていた。
ドタドタと階段をかけ降り、服を着替えると庭に飛び出す。
雪は朝の光を受けキラキラと輝いていた。
長靴がザクザクと深雪に沈み込む。
ルルはフワフワな雪の上に寝転がってみた。
太陽がまぶしい。
「クリスマス・イブに雪が降るなんて、素敵です…」
すると屋敷の3階の窓から、キーがこちらに手を振っていた。
「あっキーさーん!やほです!!」
手袋をつけもっこりした手を振り返す。
「ルルちゃん、おはようございます~。ルルちゃんには屋根の雪かきをお願いします!」
「えええええええ!!」
キーは指を立てて屋根を示した。
屋根にはどっさりと雪が乗っており、ポタポタと水が滴り落ちていた。
「雪かきはめっちゃ腕の筋肉がつきますよ~。これも訓練の一環です(´。✪ω✪。 `)」
「もうキーさんたら何でも訓練に結び付けて…」
ルルはブーブー言いながらも梯子を登った。
すると誰かが山路を登って来るのが見えた。
りんごとタレだ。
「せんぱーーーい!!おはようございます✨」
ルルは梯子の途中で片手を離して手を振った。
するとりんごが走ってきて梯子を掴んで揺らした。
「ルルこのーーー‼」
「ちょ、マジで危ないからやめ、」
ルルはサッと梯子から飛び降りた。雪の上に着地するともふっと沈み込んだ。
ルル「何するんですかりんご先輩!推しにバズーカ砲で撃ってもらいますよ」
りんご「うるさーい(# ゚Д゚)ルルのせいだルルが昨日あんなこと言うから‼」
りんごはルルの首根っこを掴んでガクガクと揺らした。
ルル「何の話かさっぱりですぅぅぅ!!」
タレが追いついて来てりんごを引き離した。
タレ「なんか生まれて初めてサンタのプレゼント貰えんかったらしい。八つ当たりはやめーや。こいつうちにも会うなりももかんしてきたしな。情緒不安定なんとちゃう?」
りんごは涙目で、ほっぺをぷくっと膨らまして本当の林檎のように赤くなっていた。
タレ「いやかわいくないから。」
ルル「ああ、ちゃうな。もうサンタとか言う年じゃないし、そもそもサンタさんなんて居ないし、だったら推しを見てた方が幸せすぎる。 ・・・あ」
ルルは何とも意地悪な気持ちになった。
「そういや昨日キーさんに“おりこうさんにしてるから”とか言われてましたよねw 今年はおりこうさんにしてなかったからサンタさん来なかったんですぅ、きっとそうですよ!( ̄+ー ̄)」
ルルはにっと笑った。りんごはブチ切れて雪かき用のスコップを振り上げた。
その時ラインの着信音が鳴った。
タレ「ん?なんやろ。」
CGRのグループラインに潤からのメッセージが入っていた。
[町でメンズスターの怪人が暴れてるぜ!町の人を次々にプレゼントの袋に閉じ込めてるみたいよ!]
そして潤がトナカイのような怪人に襲われている自撮り写真が送られてきた。
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785 :げらっち
2020/09/18(金) 23:33:44
「フォッフォッフォッ…お前ら全員ゲラッチ様へのChristmas Presentになるのだー!」
「いやー!」
「キャー!!」
「ぴえーん!」
雪の積もる午後の町、レッドナカイが女児たちを袋に吸い込んでいた。
「大分溜まったな!もしこいつらの中にキャスストーンが居れば袋の中で石の姿になり果てる!残りの女はゲラッチ様のコレクション行きよ。素晴らしい作戦ですねぇ…フォッフォッフォッ」
「そこまでよ!」
「フォ?」
CGRの潤、ルル、タレ、りんごが駆け付けた。
既に変身している。
潤「みんな、必殺技でいきなりとどめを刺しちゃうわよ!」
りんご「りょりょりょ」
「コミュニティエレメントレーザー!!!!」
4人のエレメントが合わさった光線がレッドナカイを襲った。
「わあああああああ!!」
いや、襲いかけた。
光線は途中で屈折してしまった。
タレ「ほえ~ん?」
光線を受け、刀がギラリと光った。
そして光線は反対に飛びルル達の足元を襲った。
ルル「いいやー!!」
潤「何事?」
「ヴェハハハハハハハ!!久しぶりだな、」
迅が三日月刀を構え、レッドナカイの前に立ち塞がっていた。
「迅様!私を助けに来てくれたのですか?」
迅は雪の上にへばり付くレッドナカイを、まるで反吐でも見るかのような目で見下す。
「三下のお前に興味はねェ、俺の目的はだな、CGRをぶっ潰すことッのみよ!」
「ああそうですかそうですよね笑笑」
「正体を現せクソガキがああああ!!」
「わ~!」
迅はレッドナカイを斬り付けた。
赤いサンタの装束が破れ、中から3体積み重なったキノボーが現れた。
りんご「うわまたあいつか‼」
キノボーA「それがですねー、」
キノボーB「僕たちー、」
キノボーC「少しでもゲラッチ様のお役に立とうとー」
タレ「どうでもいい。二度と出てくんな。」
タレにぴしゃりと返され、キノボーたちはわらわらと逃げて行った。
潤「で、メンズスターの重役さんがわざわざ前線に来るとはどういう風の吹きまわしかなー?」
「笑止。僕の狙いはキャスストーンに決まってるでしょうが。」
迅はキノボーの残していった白い袋を拾い上げた。
「こいつさえ貰えばあんな雑魚坊に用はねぇからな。おっとお前ら、間違ってもこの袋を攻撃すんなよ?この中にはおにゃのこたちがたーくさん詰まってるんだからな!ヴェハハハハハハハ!!」
迅は筋骨隆々の巨体でキメポーズを取った。
潤「それじゃあ作戦変更よ。ルルは真正面から奴を攻めて!タレとりんごは援護。私は隙を見てあの袋を取り戻す!」
ルル「おけです!」
タレ「脳筋野郎をもーやすもーやぁーす\(^o^)/」
「ファイナルアタック!」
ルルが炎に身を包み迅に突進。
「飛んで火に入るブイヤベースの素ってか、阿呆め!」
迅は袋の口を開けた。
「木の弓や!」
「アアン゙!?」
タレが飛ばした木の矢が迅の手の甲にブスリと命中。
火花を散らし、袋が宙に飛んだ。
「キャーッチ!(`・ω・´)」
潤がそれをキャッチ。
「今です!」
ルルは迅の懐に飛び込んだ。然し。
「全く甘い!!」
あと一歩のところでかわされてしまう。
「あらっ」
ルルは迅の脇をかすめた際首に鎖をかけられ、気管が潰れるほど強く締め付けられた。
「ッ!」
「ホラよ!」
迅は鎖をジャリジャリとしならせルルを吹き飛ばす。
「ぐええ!」
「ぴえ」
火をまとったルルはタレの上に落ちタレも負傷した。
さらに迅は潤のかすめ取った袋にも鎖をかけていた。
「僕の商売道具を返して貰いましょうか!」
「あっ!」
袋は弧を描いて飛び迅の手に戻った。
何もしていないのはりんご1人だけだった。
タレ「おいりんご!お前のびりびりでアイツを痺れさせてたら全部うまくいってたんとちゃうん?突っ立ってないで加勢しろや!」
りんご「やだ。」
タレ「は?」
りんご「ルルの援護なんてしたくない‼」
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786 :げらっち
2020/09/18(金) 23:50:03
タレ「まーたワガママを…」
その時、雪道の向こうから誰かが走ってきた。
「お待たせしました~!」
キーが赤と白の毛皮のコートを着て走ってきた。まるでサンタさんだ。
キー「すいません、トレーニングしてたら遅くなってしまって…(A;´・ω・)アセアセ」
ルル「訓練のために実戦をすっぽかすって本末転倒じゃないですかああああ!?」
キー「とにかく、変身です!コミュニティアプリ起動!」
キーは桃色の戦士に変化した。
キー「あっ迅さん!お久しぶりです〜ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ」
迅「へっ、CGR新司令官キー嬢か。1人増えても時間の無駄!返り討ちにしてやるぜ!」
迅は袋の口を大きく開く。
「吸い込まれちまいな!」
「キーさん危ないっ!」
ルルが叫ぶ。
だがキーは物怖じせず、風圧に身を任せ吸い込まれていった。そして、
「逆旋風!」
キーが逆に風を吸い込んだ。袋の中から女児たちが一斉にスポーンと飛び出した。
「すごい!(`・ω・´)」
「みなさーん、このサンタサンは女の子たちをさらおうと企んどるエセサンタサンやよーっ!ヨウジョにげろ」
潤とタレの誘導で女児たちは逃げていく。
「ファッ!?折角集めたのにい!ああっ、最後の1人までもが!」
袋がこんもり膨らむと、比較的大きい女性が頭から飛び出した。
タレ「ん?あれは…」
りんご「お姉ちゃん‼」
ルル「え?」
りんごの姉、林かのこは雪の上に気絶していた。
「いったい…」
キーの一瞬の戸惑いを迅は見逃さなかった。
「そり攻撃!」
「わあああああっブワワワッ。゚(゚இωஇ゚)゚。」
迅は巨大なそりに跨って車ほどのスピードでキーに突撃、キーは吹っ飛ばされた。
「決まったっす!」
潤「キーさん、ちょっと~!」
ルル「どういうことですか?何でりんご先輩のお姉さんが…」
りんご「知らないよ‼」
りんごはわけがわからないという表情だ。迅は下衆のように笑った。
「ルァッハハハハハハハハ!!いや、ハハハハハ!!りんご嬢の姉とは面白い、始末してやるぜ!」
迅は太い3本の鎖を束ね、鞭のように振り上げた。
りんご「やめて‼お姉ちゃん‼」
りんごよりも先にルルが走っていた。
そしてかのこの上に覆いかぶさり、鞭を背中に受けた。
ルル「あぐぅ!」
りんご「ルル‼」
「生意気な小娘だ、どきやがれ、」
迅は鞭でルルをバシバシと滅多打ちにする。
ルル「うううう!!絶対どかないですぅぅううう!!」
ルルは歯を喰いしばって猛攻を耐えていた。
スーツに身を守られていようと、想像を絶するほどの激痛がルルの小さな体を襲う。
背骨が砕けて、全身がバラバラになるような痛み…
りんご「ルル…っ‼」
「痛めつけた後は袋行きにしてやるからな…オッ?」
迅は鎖の鞭を振り降ろしたが、空打ちしてしまう。見ると鎖は途中でスッパリ切れていた。
焼け焦げた匂い…
りんごが電流を走らせ鎖を焼き切ったのだった。
ルル「りんご先輩っ!」
りんご「お姉ちゃんを助けたんであってルルを助けたわけじゃないからね‼ツンデレジャナイカラネ」
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787 :げらっち
2020/09/19(土) 00:08:23
「余計なことを…!ダンッ!迅ちゃんの特製鯛茶漬けェェェェエ!!!」
何もない宙から鯛茶漬けが現れ、りんごの手に落ちた。
「んー?( ・∀・)うまそ、」
りんごは不用心にもマスクをずり上げてそれを食べる。
「っ‼」
りんごは口から炎を噴いた。
「馬鹿め!そいつは毒入り鯛茶漬けだっ!毒物のエキスパートであるこの俺様を甘く見るんじゃねええええ!!」
タレ「あー、りんごのあほ。」
迅は間髪入れず2本の三日月刀を前に突き出し猛進する。
「ブラッディー・メリークリスマース!!」
「あんんんっ‼」
りんごの胸にクロスした刀が突き刺さり、鮮血が飛び散る。
血飛沫が顔に掛かった迅はそれをぺろりとなめてみる。
「ブゥゥゥゥゥン!…あなたはO型ですね!」
「それがどうしたい‼」
りんごは腕で刃先を抱きかかえ、こう言った。
「俺は足を引っ張って皆に迷惑ばかりかけて来たけど、やるときゃやるって、見せてやんなきゃね‼バチバチ行くよ‼」
りんごの手から刀を伝って電気が流れ、迅の骨が透けて見えた。
「あべべべべべべべべ!!」
ルル「りんご先輩、何を…っ!」
タレ「よせりんご!その技は!!」
「何っ、」
「雷雲・りんごタイフーン‼」
りんごのスーツから電流が走ったと思うと発光し、迅とりんごはまばゆい光に包まれた。目を当てられないくらいの、光…
雷が上空に駆け上がった。
りんごは自爆した。
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788 :げらっち
2020/09/19(土) 00:35:41
ルル「せんぱあああああい!!」
潤「りんごっ!」
潤はかのことルルを爆炎から引き離した。
タレ「…あっ!!」
煙の中に、うつ伏せに倒れているりんごの姿があった。
変身は解けている。
タレはすぐさま駆け寄ってりんごの背中を揺り動かした。
「りんご、死ぬなっっ!」
タレはりんごをゴロンと仰向けに転がした。りんごは苦虫を噛み潰したような顔で目をぎゅっとつぶっていた。
「うー、綺麗に死なせてくれよー…」
「何言ってんねあほ!お前が死んだらみんな悲しむだろ!!あんま無理すんなや!」
タレはボロボロになったりんごを抱え起こした。
「全身が痛いよー💦」
「だから無理すんなって…」
ルルはホッとした。しかしそれは束の間。
煙の中から無傷の迅が現れた。
恐怖も絶望も通り越し、ただ頭がクラクラとした。
何という、強さ。
「おい。」
迅は目をぎょろつかせて言った。
「あんま舐めた事してくれてんじゃねーぞア゙ア゙ン゙ン゙ン゙!?てめーら全員、ぶっ殺してから、袋詰めしてやれば、いいだけの話、イキってんじゃねえぞガキ共があああああああああ!!!!」
迅は三日月刀を思い切り地面に叩きつけた。
衝撃波が起き、その一撃でルル達の変身は解けた。
「死寝や、」
日が落ちた。
ルルは仰臥し、死を覚悟した。
すると、なにかがひらひらと舞い落ちてルルの頬に乗った。
触ってみる。
冷たい。
これは…
「雪!」
潤「雪が降ってる!」
タレ「こ、こんな状況なのに…」
ルル「きれい。」
夜空をひらひらと雪の華が舞っている。
“聖夜に、何かが起こる”
「久しぶりだな(笑)」
潤「あなたは!」
見覚えのある顔。
見慣れた顔。
いや、ずっと見たかった顔。
ぽっと青白い姿で、そこには雪華司令が立っていた。
ルル「…司令、」
また会えることはわかっていた。だから、寂しくなかったの。
「おひさです!」
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789 :げらっち
2020/09/19(土) 01:08:04
「私は、亡霊剣士…雪華!!」
「はぁ?」
迅がポカンとするのも当然だ。
いきなり現れた半透明の雪華は、変身もせず装備も無く、生身の体で剣を構えていたのだから。
「雪さん、あんたは叔父貴の手で地獄行きになったと思ったんですけどねえ?まあいいや。死ねェイ!!」
迅は2本の三日月刀を力任せに振り降ろす。
だが雪華の滑るような剣さばきで、いとも簡単に力を分散されてしまう。
タレ「さすが雪華司令!やっちゃえぴよぴよ!!」
「…つーかさあ、避けてばっかりいないで戦ってくんねーかな、」
「刀をよく御覧なさい。」
迅はハッとする。
三日月刀の刃先は欠け落ちていた。
「な!いつの間に!!」
「あなたの負けですが、戦えというならそれも良いでしょう。無益な殺生は嫌いじゃないタチなんだな…(笑)」
雪華はにやにやと満面の笑みを浮かべ、剣を思い切り振り上げた。
「雪月花。」
「く…白刃取りィィィイイ!!!」
迅は苦肉の策で剣を手で受け止めようとした。しかし剣はするりとすり抜け、迅の体を真っ二つに割った。
勝負あった。
「しれいいいい!!」
ルルは雪華に駆け寄った。
雪華の体に触れようとしたがかなわず、ルルの手はただ冷たい霧の中を突き抜けた。
「これは…いったい…」
「私は一度死んだ身ですからね。聖夜には雪のエレメントが増強し、皆の前に姿を現すことが出来る。それだけです。私は今も死んでいます(笑)」
「そんな…雪華司令!」
「それに私はもう司令ではありません。キーちゃんが2代目の司令としてうまくやってくれてるでしょ?皆がキズナパワーを1つにすれば、メンズスターにも打ち勝つことが出来ます。」
キー、りんご、タレ、潤。ボロボロになれど、皆一緒に居た。
「だから、今日でまたしばらくお別れです。永遠の別れではありませんがね(笑)」
「ちくしょおちくしょおちくしょおおおおおおおおおお!!!!!!!」
ムードをぶち壊す怒声が響いた。
「まだ終わりじゃねーよ、CGRの皆さん!第2Rが本番だからな。決して負け惜しみではないッ」
りんご「あれは‼」
迅が自力で体を膨張させていた。
ビルほどの大きさにまで膨れ上がっている。
雪華「しょうがないですね、思い出話をしている暇もありませんね(笑) キーちゃん、いや、キー司令。CGRロボです!!」
キー「…はい!」
6人はCGRロボに乗り込んだ。
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790 :げらっち
2020/09/19(土) 01:57:11
雪の降る夜の街を、巨大化した迅とCGRロボが戦っている。
迅は素手で高層ビルを破壊すると瓦礫をCGRロボに浴びせかけた。
CGRロボは火花を撒き散らし、分離寸前の状態に追い詰められていた。
「その程度か?オンボロメカじゃ俺様には勝てねーぜ!」
キー「…いや、このロボのパワーは本体ではなく、乗っている僕たち自身にあるんです!」
タレ「せやな!」
雪華「皆のキズナパワーを1つにしましょう!!」
潤「あいよー!」
りんご「りょ、ルルが音頭を取って‼」
ルル「りんご先輩、おけです!いきますよー!!」
「コミュニティエレメントレーザーDX!!」
「戯れ言をほざくな、」
然し、迅の半身は既に吹き飛んでいた。
CGRロボは見切りをつけ、攻撃の手を止め背中を向けた。
「よくもこの俺様を…やるじゃねーか、CGRのお嬢さん共ォォォオオオ!!!!!!」
迅は唸りながら倒れ、大爆発を起こし消し飛んだ。
「…迅が散ったか。最後は拍手を送らせてもらうぜ。」
クロボー師はひっそりと夜の街に消えた。
タレ「やりましたね雪華サン!/^o^\フッジッサーン・・・あれ。」
タレと相乗りしていたはずの雪華の姿が消えていた。
タレ「雪華サンは…」
ルル「…もう。」
ルルは沈む気持ちで下を見た。
ルル「…あれ?」
膝の上に、プレゼントが乗っている。
ルル「これは…クリスマスプレゼント?」
キー「きっとそうですよ!」
キーは隣でにっこり微笑んだ。
生まれて初めての、クリスマスプレゼント…!!
ルルはドキドキしながら蓋を開けてみた。
ルル「あっ、欲しかったすみっコのポーチ!やたー✨」
りんご「僕ちんにも来てたよー‼」
タレ「うちは図書カード5000円分や!ロカVじゃないのかぴえん」
ルル「サンタさんって本当にいたんですねぇ!!」
でも本当はわかっていた。
雪華がくれたプレゼントを大切にしなくちゃ。
雪はしんしんと降り続けていた。
つづく
🌟次回予告!
迅「俺退場かよ…」
ルル「おつかれですぅ!」
koto「ついに最終決戦だね。でも何か忘れてないかにゃ?」
クロボー師「戦隊恒例のあの企画を忘れているな。」
タレ「いやあんたは帰ってくれー」
koto「次回、ルル先輩とkotoのおデート…」
ルル「違いますってば!次回!年末年始総集編SP!今までの活躍を振り返りましょ!」
クロボー師「絶対見てねー✨」
タレ「だからあんたが言うなー」
迅「グダグダだな!」
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791 :あめそ
2020/09/19(土) 07:27:11
失踪してた分読みまーす!
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792 :げらっち
2020/09/19(土) 17:40:07
>>791 読んだら感想やツッコミ、予想や要望を!
作者が喜ぶよ。
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793 :あめそ
2020/09/19(土) 17:42:07
読み終わりましたぜー なんかフラグができてる・・・
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794 :げらっち
2020/09/19(土) 17:42:45
ぬわぁんのフラグ?
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795 :あめそ
2020/09/19(土) 17:45:32
>>794
そです
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796 :げらっち
2020/09/19(土) 17:49:21
ぬわぁんの(何の)フラグ?
まあ、チャンと読んでれば結末は予想できると思うが…!
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797 :げらっち
2020/09/19(土) 19:50:14
CGRリメイクは誰か外してあめそ入れようかなー?
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798 :黒帽子
2020/09/19(土) 21:24:00
ストーリー終了して即リメイクだなんていったいどういう風の吹きまわしか?
エヴァみたいに同じ世界の中をぐるぐる回って延々と続けんのか?そもそもあの作風って東日本大震災前後を境に廃れていったし…(2009年のけいおんあたりからそういう空気になっていった気がする)
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799 :超ウルトラハイパーグレートキングクリボー
2020/09/19(土) 21:36:56
なんかいつもよりもいい話...!
りんご死ぬかと思ってびびたw
雪華司令も一夜限りの復活!
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800 :げらっち
2020/09/20(日) 21:26:11
~今後の予定~
総集編
ラスト3話
番外編×2話
で、終了。
目下の作品に集中します!
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801 :あめそ
2020/09/20(日) 21:53:34
>>800
800おめでとーでぇす
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