#ちょっと、聞いてよ、安.定! あの子が好き過ぎて苦しいんだよ!
其れは記憶を辿る事昨晩の話し、俺の盛大な告白は中ぶらりん。嗚呼、告白は一週間程前にしたんだけどね、「今は未だ答えを出せないから少し待ってくれ」と言われ俺の気持ちはどっち付かず宙を浮いてるんだけど、ってそんな話しは正直今は如何でも良いんだけどさ。好きだー、って説いてる俺の前で他の刀の話、其処で嫉妬だ何だと言ったら昨晩の嫌悪の二の舞。俺はぐっと口を噤んだのに彼奴なんて言ったと思う? 正直溜息が出たよ、其れを俺に言わなくても良かったんじゃない、って思いながら悩ましげな其れを推奨した。正直こう言う時は嫌味みたいなものでさ、否、強がりって言うのかな。好いた御仁が俺以外に触れるのは厭だけど、気付いたら其れをいいんじゃない?して来なよ、なんて推奨しちゃうんだよね。 そしたらそれは出来ないって、俺とは出会い頭早々していた其れに断りを入れた。耳を疑うよね #そして下がっていた気分は一気に急上昇、莫迦みたいに舞い上がった俺。
確かに言われてみたら厭われてたかも知れない、はいはい、なんて流してたけど本当に厭われてたとは思わなかったんだよね。相当心の中で浮かれたし舞い上がったよ、自惚れもした、嗚呼矢っ張り好きだ。
面倒臭いとか、情緒不安定だなんだと嫌煙されるのは控えたいからさ。自分の心を、感情を隠すのにも慣れてきた筈なんだけどな。 ねえ、今日も大好きだったんだよ。早く俺のものになりますよーに。
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