ホンマ、すぐ苛ついてヘラんの辞めたいんやけど。
そういえば僕ばっかりここにお目見えしとるけど、ただ単に一番おしゃべりなんが僕、ってだけで他意はあらへんで。グルちゃんは少し無口やからなぁ。
よくよく考えんでも別に僕悪ないわ。
突然やけど僕、セックスすんの好きなんよな。受け身の方が好き。勿論、ひたすら突っ込まれたい訳や無いし僕が突っ込む方も楽しい。相手の事をとろっとろに仕上げて食べてまいたい。
でも突っ込まれんのも堪らなく好き。だって突っ込むまでに慣らしたりの過程を踏んで、その上で挿入して気ぃ狂うくらい揺さぶられて…ってさ、そん時は僕の事ばっかり考えるやろ。別に他の奴の事考えてくれててもええんやけど。僕の事気持ちよおするんやから僕の事考えとうやろ。知らんけど。
多分彼奴は考えとうからええねん、僕の事だけ。んは、彼奴意外と手付きやさしいからなぁ、一回くらいはもっと、本能的に食い散らかして欲しいんやけど。ほら、法が許さんとはいえ、それを受ける僕が許したるから殴ってみて♡ついでに首も絞めて腕とか縛ってみて。って強請った所で、彼奴は腕の拘束とか以外はちゃうな…とか言う。言った事は無いけど間違いないね。思いっきり奥まで責めて快楽漬けにしてくる癖に。
こんな話こんな早朝に書くなや色情魔、とか思ってはる?
いや彼奴が悪いんやもん。散々もう無理って言ったんに焦らして寸止めしまくるし、やっとええよってイかせて貰ったら今度は止めへんし。メスイキずぅっとキメんのって辛いんやって。絶対分かってへん。せやからこんな朝に起きてもうて、余韻でぜんぜん、甘イキ止まらんくなっとお訳で。ぽちぽちしとるけど実際の僕は今現在大変な事になっとるから。起きてきた彼奴に責任はよ取らせたい。タダでさえ暑いんに余計身体熱いんやけど僕もしかして夏にセックスしたら死ぬんちゃう?
もう意識途切れるまで耐えるしかあらへんしベッド戻ろ。座ってんのも辛いわ。
ひっっっっっさびさにそういう事をしたんやけど、やっぱ彼奴何時まで経っても童貞抜けへんな。
がっつくには理性を捨てきれへん割に止められんくなったら止まらんってどういう事やねん。
今日やって緊張するだの何だのほざいてた割に、俺がやる事成す事に対して逐一欲情しとったやろ。ほんまおもろいわ。ガッチガチにしたまま震える手でゴム着けようとした所で爆笑やったね。要らんやろそんなん、なぁ。
彼奴の私への溺愛っぷりが留まる事を知らないようで。
その節は見えていたは良いものの、まさかここまでとは。ほとほと感心する。
正直、私はそこまで素直で可愛らしい存在では無いんだが、彼奴の思考、及び視力は仕事をする事を放棄して狂っている。ある種哀れでしか無い。もう少しマシな目を培ったらどうだ?と問い掛けてみても恐らく無駄であろう。ホンマに可笑しいやっちゃな。
好い加減夢から醒めるべきや、俺の事を可愛がったとて利益になる事など今後一生無いだろうに。
彼奴は頑固やからこんなんで揺らぎはせんのだろう。つくづく面倒臭い、が、それに付き合っている私が一番、まぁ、な。
離れたくない。名残惜しい。四六時中目の届く場所に居って何処にも行かないで。余所見せんといて、僕だけでええって言ったなら僕の事だけ見て大事にして。
なぁんて、そんな事ばっかり思ってまうのも困りもんやな。僕に友人とやらが居らんからなんやろうけど。居ったらまたちゃうんやろうなあ、と思いつつ、作る気も無いのが事実。
やって、もし友人を作った所で僕は愛されてまうんやもん。しゃあないやろ?こちらにその気が無くとも、気が付いたら愛されてて、クソデカ感情をぶつけられんのは目に見えとる。そんな見え見えのもんに引っ掛かりにいくほど愚かや無いの。
せやから、僕には彼奴だけでええ。ええの。
どうも僕です。
え?さっき書いたばっかやって?ええやないの、折角やから顔出したろって思っただけやんか。嫌やなぁ、そんな顔せんといて下さいよ。あは。戯言でも聞いていかれます?
あ、ねぇ今どっちで読んだ?ざれごと?たわごと?後で決めてもろて平気ですよ。それが貴方の解釈ならそれはきっと正しい。
まぁ、まぁそれは置いといて。
本来の僕は、ひとのことばの裏を読んで、読んで読んで読んで読んで読んで読んで気付かれへん様に、此奴はこういう奴やしなあなんてあやふやな認識で済むくらいそぉっと揚げ足を取って、そのひとが無意識下に於いて傷付いたり不快に思ったりモヤついたりする様を見ているのがだぁいすきな偏屈な野郎なんすわ。飽きたらばいばい♡ってして、そうやって生きてきてしまったから、そうやって生きてきても平気やったから、そんな感じでずっと先まで逝ってしまおうと思っていたのに。
どうやら彼奴の前での僕はただの小動物。みぃみぃ鳴いてみるくとおかあさんを待つ子猫ちゃん。毎日もう許容量を遥かに越えた様な、あい…?とやらを与えられて、同じものを返して、好き好き大好き愛してるなんて囁いちゃって、少しでも強く言われたら萎縮して取り繕う事も上手く出来なくて心臓にぶっ刺さった棘が食い込んでは苦しくて呼吸も出来ず刺した本人にそれとなく助けを求めたら最期、ゆぅっくり抜かれた傷口から出てくんのはなんやろなあ。なあ。離れる事は有り得へんなんて不確定にも程があるかっるい言葉を信じてしまいそうな位には言葉でも態度でもそんなものを表されて、なあ、それってさあ、もしかして僕の事縛ってる?
ほんの些細な一言で大仰に傷付いて揺らぐ自分が気持ち悪い。求められれば二つ返事で股を開いて女の様に声を上げる自分が浅ましい。猛スピードで依存して繋ぎ止める為に阿呆みたいに重ねた情事も、欲しがった関係性も、全てを手に入れた筈やのにこのザマか。聞いて呆れる。さっきだってほら、ほんのちょっぴり否定されただけで、感じていた眠気すら死ぬ様な絶望に支配されて呼吸がし辛くなった。僕は一体何がしたいんやろか。
こんな事ばっかりやってのにどうしても彼奴は僕を見捨てる気が無いようで。嗚呼でもいつかは愛想を尽かしてしまうんやろか。今のところそんな片鱗は見えへんけど、もし、もしホンマにそんな様な事になってしまったら、ぼくは、ぼくはきっと、あいつを、ころしてしまうよ。うそつき、うそつきって。
悪い癖なんはとっくに分かっとうからええんやけど。捨てられたがっていた癖に、こうしてずぶずぶに堕ちたらすぐにこうなる僕がホンマに嫌い。あはは、せめて捨ててもええから身体だけは気に入ってくれへんかな、無理かな。どうやろ、な。
嗚呼それにしてもすき、やなぁ。依存と執着、それからもっと汚い独占欲やら何やらもぜぇんぶ纏めて可愛らしいすき♡ってラッピングに包んで渡すの。何があっても絶対に開けちゃあかんよ、ええ子なら意味分かるよな。もしかしたら穴が開いとうかも知れんけど♡えへへ、ドジっ子うっつん♡
───嗚呼もう、なんて顔してはりますの?嘘嘘、全部うそだよ、僕は詐欺師やの。わすれちゃった?悪い子やねえ、しんじゃおっか♡
なんて、彼奴が見た所でひどいかお、なんてせえへんのやろうけど。彼奴はここの事も、にっき、ってものも知らんから。そこだけは、僕のラッキーなところ。
なあ、相棒、余り俺の事を暴いてくれるなよ。
彼奴の事を阿呆と称したが、本当の阿呆はきっと私であろうな、と。
どうも、ぐるなんたらです。
突貫工事でテンプレを探し突貫工事でタイトルやら何やらを考えこうして執筆する為に筆を取った訳ですが、残念ながらこれは鍵を掛けて居ないだけの吐き溜め。誰かに見せるつもりで、意思表示をするつもりで書くものでは無いので、フレンドリーッペンはここまでとなります。
嗚呼、分かっている。本来ならば鍵を掛けたまま連ねてゆくというのが正しい。見せるつもりが無いのなら尚更。但し、どうやら私は正解を追い求めては居ない。そもそも、正解なんて何処にも存在していなかった。結局私は何処までも自分勝手であった。
ただそれでも、あの何処までも底抜けに阿呆で狂っている様な良く分からない人間…人間か?豚かも知れん。豚でええわ出荷してやろう。
失礼。話が逸れた。とにかく、彼奴は引き下がる事を知らぬ愚かな者であったので、私の何かが壊れる前にと、こうして文を連ねる場所を求めたに過ぎない。ただこの場所は、私だけの物である事に変わりは無いのだからそれで良いだろう。
彼奴にそのつもりは毛頭ないであろうが、無意識に舞台へと引き摺り出されるのは癪に障る。たかだか一つの存在に情緒を掻き乱される簡単で愚かな自分に反吐が出る。恨み辛み、そんなもの。
そんな事を連ねながらも、彼奴の傍を離れるという選択肢は提示されていないのだからタチが悪い。私も、彼奴も。
text
注意事項
虚実及び陰鬱表現/同性愛表現/背後透過/本文検索避け無し/ネスラ/半完混合/R20/閲覧注意/1PL多PC
僕、及び俺、そして私
取り留めも無く、形容するならば心臓が潰れてしまいそうな時、それを押し殺して舞台へと上がる事を快楽として感じてしまう様な自傷型の存在。
彼奴、あの人
ここで吐露する心情、内情に於いて避けては通れない人間。
底無しの阿呆。
何かあったり哀れな奴に伝えたい言葉があれば表紙のポストから。