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┗拝啓、愛しのペリカンウナギ殿。(141-150/368)
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150 :
跡部景吾
2008/05/19 13:49
150。
区切りとなる此の数字は本来の持ち主に任せる心算だった。
然し多忙な姫の帰りを待っていたら何時になるやら判んねえから、俺が大事にしよう。
元々綺麗な心を何処にも持ち合わせてねえから綺麗な言葉を綴る事は出来ねェが
一頁一頁を大切に書いていく事を当面の目標にする。
今は未だ自分の気持ちが追い付かねえが、何時か遠い未来にはアイツにとっての真の友人になれたら良いと思っている。
年に一度でも構わない。
元気だと云う其の言葉が聞けたら良い。
写真だけでも良い。
文字が無くても其れだけで伝わる俺になってみせるぜ。
唯…
時折来る其の言葉で、元気になれねェと言って貰えたらと其れ以上に思う。
弱い姿を見せられる俺で在ってくれたならと。
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149 :
跡部景吾
2008/05/18 07:19
矢張り自分の日記を持つべきか。
自分の状況を他人に置き換えてみても分かり難い事此の上無ェ。
然しこうした事情が無い限り断念しちまいそうな気がしてならねえし
規約上其れは余りに不適切だ。
まあ一応考えておく。
―‥唯。今は何故か、姫の日記を汚し続けている様な気がして如何しようも無ェ。
姫の文字ならばアイツの言う通り、書いたページを破いて自分の物にしちまえば良かったのかも知れねえ。
他でも無い自分が決めた事だが俺がこうして慣れない筆を執る事にどんな意味があるのか。
其の意味は未だ藪の中だ。
毎日忙しなく頑張っているだろうアイツが馬鹿をやらかして、怪我や病気なンざ引き込まねえ様に。
今日は良い天気だ。気分も落ち着くんじゃねえのか。
好きだ。
好きだ、好きだ、好きだ。
ウザったい事は承知の上。
如何しても言いたくなった。
確かに此処に俺が居るのだと。
御前を必要とする人間が、
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148 :
跡部景吾
2008/05/17 19:50
今日はジローに連れられて行ったファーストフード店でフル○リーとやらを食わされた。
あれ程甘ったるい物だけを大量に宛がわれたのは生まれて初めての経験だったぜ。
ジローも好物だと言っていた事だし好きな奴も勿論多く居るだろうが俺様には難しい味だ。
元々甘い物が得意じゃねえからな。
食い物の話で思い出したが合宿中に俺の手料理を振る舞った時の事。
当然の様に「御前等キャベツ何個食うよ。」と尋ねたところ、全員が如何にも怪訝な顔をした事には眼力を使わずとも気付いていた。
然しまあ其の時の俺は「コイツ等はキャベツが嫌いなんだな。まあ俺も昔は青虫になった様な気がして不得意だった。」としか思っていなかった訳だ。
実際に答えは「え、否、あの。うん、一個の半分の半分の更に半分位で。もっと少なくてもいいかも」だったからな。
次に「肉は何キロ食うんだ」と聞いた時、遂に「…単位がおかしいんだよ」と言われて真実を知ったが。
昼飯の時に宍戸や向日がよく持っている小せェ箱はどうやらランチであったらしい事も其の時に聞いた。
フン、アイツ等は小食だな。
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147 :
跡部景吾
2008/05/17 11:45
ふと考えてみる。
もしかして此の面で日記を引き継いだ事は間違ってたんじゃねえだろうか。
アイツの日記において「俺」は飽く迄「忍足」で通されていた。
つまり忍足を連れて来るべきだったんじゃねえかと今更ながらに悔やまれる。
そうすればもっと話もスムーズに運んだんじゃねえのか。
…まあ俺様に後悔なンざ似合わねえから取り敢えず押し通してみせるが。
序でにタイトルについて。
初代タイトルを持って来ようと考えていたが、姫がボツにした(変換で真っ先に勃が出て来た事にさえ興奮する中学生男子な俺)eyewashにしてやった。
暴君は深海魚の夢を見るか、だったか。
姫お薦めのあれも非常に捨て難かったが、似た形態のタイトルが既にある様だったんで自重しておいた。
何よりも俺の此の戯言に戴くに相応しい単語だと勝手に運命を感じちまったからな。
人の言葉を覗く作業は根本的に好きだが自分の其れを綴るッつぅのは非常に不向きだ。
だが苦手とする俺だからこそ、言葉の美しさを知る自信もある。
あんな風に軽やかにと、柄にも無く憧れていた。
―――――――――――――――――――――――――
…如何すりゃ良い。
取り敢えず謝罪を。
>
ビンビン敏感ドキドキDV★禁断の果実と秘密の黒美姫
気付くか。折角私信を貰って申し訳無いが、俺は此の日記を一時的に預かっているに過ぎない身だ。
是非其れは本物のマルマロ宛に。
済まない事をしたが珍しく絵文字で飾ってみた俺様に免じて許してやってくれ。
此れだけじゃ足りねえか。
此れで如何だ。




兎に角俺の不手際だ。重ねて悪かったな。
後は―‥ハッピーバースデー。今年を先取りだ。
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146 :
跡部景吾
2008/05/17 00:06
あんな所で筆を休めておくと、まるで盛り過ぎた俺様が日記を書く暇も惜しんで姫を襲い尽してるみてェじゃねえの。夢の又夢だな。
‥空しいから余り言わないでおくとするか。
本来俺は攻め喰いッつぅのが好きじゃねえ。
と。其の前に。
此は個人の好みだろうから俺の好みなんだと聞き流してくれりゃ良い話だが不快になる奴がもし居たら済まねえ。
御前の好みを否定する心算は無い。
否。ンな事を気にする以前に此の文を読んでいる奴自体が稀だと理解してはいるけどよ。
話は逸れたが不器用な俺は如何しても受が出来ねえンで、リバ以上を相手にする事態に慣れてねえ。
此を話すと「真の攻ならそれは無い」と言われた事もあるが、別にどうせ掘るか掘られるかだけの話に真も何も無ェだろうと考えている。
俺が愉しいか愉しくねえか。此だけだ。
だからこそ何故こうにも触れさせてくれねえ姫に此程執着しているのかは自分でも理解し難いところだが、愛があれば属性なんてッつぅ奴だろうか。
> ただすき、なんだよ。
> 嫌いになりたければ色んな理由が必要だけど、すきになるなら恋に落ちるだけだろ。
>ほんのちょっとの希望があれば充分だって、どっかのえらいヤツがいってた。
ほんの少しの希望すら無くとも、恋に落ちちまえば其れ迄だがな。
例えばあの月に幾度手を延ばしたところで何も掴めはしなかったとしても、夜に焦がれて堪らない道化の如く。
俺は御前の物だ。
―――――――――――――――――――
どいつもこいつも俺は其処迄物覚えが悪いと思ってやがるのか。
生憎どちらかと言えば其の逆だ。
何はともあれ幸せそうで何より。
姫も此の間そんな御前の姿を初めて見て嬉しそうだったぜ。
多忙の最中で結果的に自分から絶っちまった糸を悔やみ悲しんでもいた。
―‥其の辺りを俺が明かすのはフェアじゃねえな。
残念な事に俺も連絡を殆ど取っちゃいねえが、取り敢えずこうして元気にやらせて貰ってる。
気付いてくれて有難うよ。何となく言っておきてェ気分だった。
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145 :
跡部景吾
2008/05/15 07:42
姫に「似ている」ヤツは所詮アイツじゃねえ。
寧ろ個性が際立って違いが余計鼻につく。
アイツならこうは言わねえだろう。
アイツなら此処で。
アイツなら―‥
いっそ目隠しでもさせて猿轡を噛ませ、後ろから抱いてやろうと考えた事がある。
こう迄も欲を持て余す俺には皮肉な事に、頼めば抱かせてくれそうな奴は少なくねえ。
但し勿論相手に対し余りに礼を欠いた行為だ。
実行には移さなかったぜ。
性欲は強い方だと自覚している。
然し如何にも俺はロマンチストの気がある様だぜ。
「下半身は別」とは絶対に言いたくねえ。
触れてェのはアイツだけだ。
我ながら甘ったるくて嫌になって来るぜ。
其の実縛り付けて奪いてェと感じている俺は真性の阿呆だろうよ。
#こっちに来な。
#―‥優しく傷つけてやる。
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144 :
跡部景吾
2008/05/15 02:15
姫は雪に似ていると、知り合った頃に思った事がある。
真白く透き通って何処迄も気高く、近くに在れば嬉しい。
あれから数年が経った今も其の気持ちに変わりは無ェ。
唯、恋をする俺は勿論愚か者だからな。
春の日溜まりにも夏の鮮やかな緑にも、そして秋の紅葉にも姫を見出しちまう様になっていた。
其の内旅先の土産物屋で見つけたこけしまで、アイツに見えて来ちまったらどうするか今日は本気で考えた。
其れでも自分では如何にも対処のしようが無ェから、姫が笑ってくれたら良いかも知れねえ。
―‥嗚呼、満足だ。
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143 :
跡部景吾
2008/05/14 16:34
水曜日。部活の休日だ。
まあ俺には生徒会の仕事があるから関係無ェし、此の雨ではどうせ自主練になっちまってただろう。
雨の日には、雨の日の愉しみ方を。
父のレコードに耳を傾けるッつぅのも悪くはねえ。
もう2週間もすれば薔薇も見頃か。
雨に薔薇。5月の終わりから6月に掛けてはアイツの嫌いな物のオンパレードだ。
俺様はどちらも嫌いじゃないぜ。
其れを嫌がるアイツが甘えてくれるなんて訳は無ェが。
せめて好きか嫌いかの感情位は表に出してくれた方が此方としては安心だ。
「何でも好き」では余りに嘘臭いじゃねえの。
余りに検索が出来ねえから板でも作ってやろうかと考えたが、訪ねてくれる奴の存在が見えなかったンでやめておいた。
然しながら声を掛けてくれる奴も居る様でこう見えて少しは気付いているつもりだぜ。
‥まあ少し気になった事が有るとするなら「物好きな友人の友人」ッつぅ言い方からして俺は友人じゃなかったのかという切ない事実だ。笑
後は手塚の日記。俺宛かは分からねえが敢えてそう考えて置く事にした。
もし当たりなら此程嬉しい言葉は無ェ。
俺も何時か姫の様に読み応えある日記を書きてェ所。
そして唯一名前を出しやがった一丁目の忍足は俺が其処迄物覚えの悪い俺様だと思っていやがるのか。笑
覚えてるに決まっている。バッタ呼ばわりされなくて安心したぜ。
恋人サンの御赦しが貰えるなら是非。
勿論俺は安全牌だろうがゴタゴタに巻き込まれるのは御免だ。痴話喧嘩のソースを提供する位なら喜んでしてやるけどな。
姫から久し振りの連絡が来て柄にも無く浮かれているみてェだ。
何時振りか分からない程だが、今夜は町にでも出てみるとするか。
> 「ケーキのイチゴは一番に食べる派。」
馬ァ鹿。今更なんだよ。
其れにしても支離滅裂な文章を突然送ってくるところは相変らず。
そんなメールで昔誰かと一緒に観たドラマを思い出した。
俺はあの中なら間違い無く女教師か青の少女に惚れていたぜ。
今は姿を見なくなったアイツの役と同じ趣味だな。
「両親/共にニュー/ヨーク。お留守番」のセリフは随分姫と俺の間で流行した。
中学生の男なンざ大人に見えたところでガキ極まり無ェ。
よくもまあ此程下らない話で盛り上がれると冷静になった時は其の時の自分に感心さえ覚える。
恋だって本来そうあって欲しいものだぜ。
何時迄経っても冷めない熱はもどかしい。
初めて言葉を交わしたあの夜から。
様々な感情を押しのけて、アイツばかりが心の中を占めている。
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142 :
跡部景吾
2008/05/14 10:29
雨が降ると「空」が泣いている様な気がするとよくアイツは言っていた。
其のツラが情け無ェ位に今にも泣いちまいそうで、抱き締めたくなる衝動を抑える事に必死だったな。
決して超えちゃならねえラインがある。
唯傍で見守らせて欲しいと云う望みを打ち砕かない為に。絶対に。
―‥利用しろと幾度伝えただろうか。
もしもアイツがそんなに器用な奴だったなら。
もっと容赦無く俺様の物に出来たんだぜ。
こんなに甘ったるくはならなかった筈だ。
だが、そんなアイツだから。
意志の強い真っ直ぐな眼差しで俺の期待なンざ微塵も残さず振ってくれちまうアイツだから。
こんなにも愛しさが増すのかも知れねえ。
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141 :
跡部景吾
2008/05/13 16:45
何時もながらアイツの感性は不思議だ。
ある日寄越されたメールには、言葉一つ書かれちゃいなかった。
唯写真が一枚。此だけ。
なのに其の時のアイツが伝えたかっただろう事は何となく理解出来て、其れを嬉しく感じる事実が何処か悲しかった。
例え言葉に出されずとも、不安な気持ちは充分に解っているつもりだぜ。
だからこそ俺は留守を守ろう。
分かり難い気遣いもサインも、此の眼力で読み取ってやる。
無理して独りになンざ慣れなくて良い。
御前は「寂しい」を知った筈だろうが。
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