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┗盲亀の浮木(450-459/499)

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459 :切原赤也
2009/08/02 01:45

この眼で見た景色、感じた事の一つひとつが、この胸の変わらねぇものを予感させた。


仕合わせを感じるっつう事の意味。
先輩のおかげで、なんて事知ってっけど、改めて書いて置くか。

#忘れねぇように、自分に言い聞かす。

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458 :桃城武
2009/07/23 00:42





あの時のあの一歩が、紛れもねぇ分岐点だった。歴史にもしもがねぇように、俺の過去にも無い。あの時、ああしていたら。後悔の連続は、同じ過ちを繰り返さない為に必要だと知った時のように。逃げてばかりじゃ、いけねぇんだって、忘れてちゃいけねぇな、いけねぇよ。


夏が終わる

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457 :桃城武
2009/07/23 00:34




「おめでとう」


そう告げてくれたっつうことは、覚えててくれたんだな、誕生日。

ありがとよ、海堂。
嬉しかった。

あ、あともう一つ忘れねぇうちに、五月のあの借りはいつか返す。
どっかで覚えとけ、マムシ野郎。

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456 :柳蓮二
2009/07/12 04:45




梅雨が明けたらしい。


日が暮れ始めて来た何時もの放課後。この校舎、教室、廊下、図書館、部室にテニスコートを辿りながら一つひとつ眺めた。
何時か、恋しく想われるだろう、景色と音色を忘れぬよう眸に閉じ込める。

…、そろそろ戻らねばならないな。たまには待たせる事も良いだろう。

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455 :切原赤也
2009/07/04 18:52



あ、七夕でしたね、昨日。
先輩が短冊に書いてた願いが、どうか来年のこの日まで、叶い続きますように。

俺からの願いも同じっつーことで。
7月7日、切原赤也。

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454 :柳蓮二
2009/07/04 18:50



不意に重なっては直ぐ様現実となる二枚の絵。きつく握られた拳が掴む肉片に爪を立てれば、じわりと滲む三日月の疵。気持ちが落ち着かないのではない。単に何かに訴え掛けられているがの如く断片が遮ることがあるだけ。
嗚呼、矢張り飾りには出来ないらしい。

以前の己と比較したとて歪んだ根は深く沈んでいる儘。




眩しい朝と共に彼奴はもう直起床するのだろう。寝顔にそっと接吻を。
──御早う、赤也。

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453 :仁王雅治
2009/07/02 06:09

漸く上書きされたと喜ぶんは一瞬、直ぐ様その端正な表情にくっきりと不快を示す皺が刻まれるんじゃろうな。それもそれで味が有ると想う俺は俗に云う恋病みか。と、まぁこの辺の解釈は放棄させて貰うが。俺に何か有った訳でも無く、日記帳に記せる程の面白え事件もない。相も変わらず参謀の隣はモジャ毛が占領、ベタベタに寄り添っとる。二人ふやけた顔して笑っとる様子は俺には眩しいが、たまーに此処に顔を出して筆を握る位は良いじゃろ。なぁ、柳生。御前だけは頷いてくれると俺は知っとうよ。(…)
梅雨明け報告まではもう暫く掛かるようじゃが、纏う雰囲気迄湿っぽくならねぇように、せめて、


嗚呼、甘いモンが食いてェがそれよりも、
久々ん太陽が、眩しい。

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452 :柳蓮二
2009/06/06 21:57



緩りと、時を想い過ごす夜明け。
彼等の年に一度の逢瀬が行われるか否か。


空の悪戯に、天の川が惑わされぬことを切に願いつ、俺と御前も二人で何処か出向こうか、赤也。

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451 :柳蓮二
2009/06/06 21:56

異空間に存在した一瞬にも想える彼の時間、確かに、居た。
こうして、回想と云う言葉を借りて、想いに耽ることが好きだ。



#end less 
有難う、と。
温かい星詠みの主が、どうか笑って居てくれ、と願うことだけは許されるだろうか。

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450 :切原赤也
2009/06/04 21:01


温かく言葉を紡いでくれている柳先輩へ

誕生日、おめでとうございます




何時かお逢いした時にその隠された眸見れたら、なんて思ってるんで。
以上、独り言。

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