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┗盲亀の浮木(471-480/499)
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480 :
柳蓮二
2009/11/19 03:44
何が抑えていると言うのだろう。
常に其処と向き合うことが絶え間ぬ時の流れの変わらない唯一。
じゃじゃ馬と零したその言葉に、己を重ねていた時も有ったと言うのに。
余す事無く知り尽くしたと思っていたが、それは単なる知った振りでしか無かったらしい。
所詮は他人。知った風な言葉を吐露出来るだけ幸ととるべきか、否か。
物を数えることで個の線引きを促すように、それに似たり寄ったりの心算が、一線ならず距離を置く理由になっていたとすれば古来より、と良い言い訳の一つになり得るに違いない。
拘束する時間はそう長くは取らせない、あくまでつもり、と追記して置く。気分転換の序でに。
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479 :
切原赤也
2009/11/15 13:45
もしものチャンスが一回だけ使えたら。
とか考えるんだけどまあ無理な訳で。そういえば最近、無理と無茶の違いを知った。どうやら逆だったっぽい。吃驚。
借りた携帯が無性に懐かしくて色々弄ったら即手に馴染んだ。…コイツ相棒にしてぇな。
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478 :
切原赤也
2009/11/13 04:24
アイツと居た年月はあっという間だった。何時一緒になったか、その具体的な日付は覚えてはねぇけど、楽しい事も苦しい事も、数えきれねぇ。なんでこうなっちまうのか、俺に問題があんのは重々承知。けど、この喪失感ったら言葉になんねぇ。
……、ちょうど一年連れ添った携帯の液晶画面が破損しました。（…）
去年のこの季節に買ってから約一ヶ月。あの日も気付いたら枕の下にアイツは居た。…今日も全く同じ状況、やっぱり起きたら枕の下に、丁寧に開いたまんまで。…二回目ってことが言いたいだけです、ハイ。水没ならまだしも、液晶画面の破損ってなんの罰ゲーム。機種変ペースは速い俺でも、液晶二回は初。相性悪いのか使い方の問題か。いや、後者なのは分かってんスけどね、こういう時ってどっかに救い求めてしまいません？って話で。時間は戻って欲しくても、絶対に戻らねぇ。あの時の俺のように取り乱して（…）泣ける程ではねぇにしろ、結局俺の財布が泣くことだけは変わりない、変わってくれねぇ。マジ、寝相どんだけ悪いんスかねぇ。閉じて置いてたつもりだったんスけど、まー…つもりだったってことか、多分絶対確実に。
ショックさは否めねぇけど、朝イチでショップ顔出しにいこ。三日前に行ったばっかだってのに、今度は故障。あーあ、早起きしたってのに凹む。
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477 :
切原赤也
2009/11/07 10:45
一個前のページに書いたことは反省し切れてねぇっぽい。如何にもやるせねぇ、なんてそういった繰り返しだから変わらないんスかね。
案外昔であっても、ちょっとした失敗だとか覚えてたりすんのに、振り返って気になっちまうこととかは覚えねぇ。あ、覚えてねぇから気になんのか。（…）まぁ良いや。それだけ、自分にとって大したことねぇ事柄だったのか、すんなり日常に溶け込んだのか、その辺りが謎過ぎて真面目に考え込んだ。パンクし掛けて焦った。…気になり過ぎて、唯一知ってたヤツに久々問い掛けたら返ってきたのは「覚えてねぇ」の一言でちょっと笑った。だよなーって言ってたら、キッカケは覚えてたりして。人間の記憶構造？って何なんスかねぇ。英単語とか全然覚えらんねーけど、人に言えねぇような覚え方した数個だけはどんなに難しい意味のやつでも覚えてたりする。あ、覚えてんのと書けっていうのじゃ別っスけどね。
そういや俺、手帳を一年間通じて使い切った事がねぇかも。スケジュールすっかすかだからとかじゃねぇ、書かなくても覚えられるんスよ。
――苦し紛れの言い訳。
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476 :
切原赤也
2009/10/28 02:01
つまんねぇと何度も口にしたら、今にも泣きそうな、はにかむ表情が浮かんだ。其れを思い出したら寝ちまうには早いって身体が拒否反応してんのか、睡魔が飛んでった。
我慢の糸がプチッと切れた瞬間、俺の口から吐いて出る言葉程汚えモンはねぇと思う。だから聞かせねぇように、そうした時の独りは心地好い。…嗚呼、やっぱ、人の心を抉るような真似だけは、したくねぇ。
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475 :
柳蓮二
2009/10/23 21:54
思うが儘、進めば良いと。
口では容易く言えてしまう事象で有れど。
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474 :
柳蓮二
2009/10/23 21:53
天高く馬／肥える秋と云うが、全てはそういう事にしておこう。
情が深いと言うことは、そう切り出されたコトバが脳裏を占めて行く。傷は浅い内に対処を施すことを鉄則と言わんばかりに、此れまで幾人と交じり合う夜を過ごしただろう。
見せている人柄と中身の相違が有るのは一人に限らない、嗚呼、知って居るさ。
評価は所詮、他者による其れであり、それ以上にも以下にもならない。そう、常に一定とは限らない。
この薄汚れた掌は未だ見ぬ何かを欲すかの如く、またか。
制御の効かぬ其れを留めていた唯一の鍵を亡くしたように。
其れも又、と口にするのは、
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473 :
柳蓮二
2009/10/19 17:00
出遅れた感は否めないが、おめでとう、柳生。
此れまでの道程で根本から変えてくれたであろう二人。時期は違えど、偶然か必然か、同じ姿の彼であったなと此の日ばかりは彼等を想う。今や其の姿を見る事は叶わぬ夢となってしまったが、元気にしているだろうか。当時、恋心か又は其れに似た憧れだったのだろうか、…判別が付かぬ程、とりわけ深く心を突き動かされて居たことだけは確か。随分と素直に為れ切れなかった自身と、親密に交流を持ってくれたことに、感謝は尽きない。
懐かしい記憶は町のあちらこちらに残り、色褪せることなく。此処にも、ハラリと紅葉と共に舞い落ちていたらしい。
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472 :
切原赤也
2009/10/16 03:08
久し振りに開こうと思った日記帳が消えていた。惹かれる綴り手だった。幸運なことに話すきっかけを作って貰えて、アレは去年の秋か冬だった気する。鮮明に覚えてんのは話す直前の緊張感と、思った通り優しい人っつうのにホッとしたこと。今は無くなってて寂しいっつう気持ちは否定出来ねぇけど、何より大好きな日記帳だった。たいした言葉は言えねぇけど、お疲れ様っした、真田副部長。
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471 :
切原赤也
2009/10/16 03:03
イヤホンから届く無機質な音が繋ぐ明日は、多分、変わらねえもの。
小さな機械から流れる音が心地良い。久し振りに長年追った奴等の(気持ち的にだけど、)爆音が聴きたくなっちまって、先輩からの提案にかなり嬉しくなったのは、秘密で。
寝ちまっただろうから鳩には載せず此処に。
無茶しやがる先輩だから、気付いたら身体を壊してたり、結構、年がら年中心配してる。今晩、無事帰って来たら、整えてる髪を滅茶苦茶にして遣ろうと思う。(公開宣言/…)
オヤスミ。
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