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┗低温火傷(441-450/500)

||||||記入
450 :千歳千里
2012/12/08 01:11



鼻ン奥がツンとする。歩く度に頬を掠める冷気が痛くて適わん季節、指は悴み爪先がジンと痺れる。
其れでも、霜を見ると顔が綻ぶ。足を踏み出す度に音のする道が楽しい。澄んだ空に白か吐息を広げるのも、冬ならではっちゅう言葉が似合う。

何度目の冬やろうか。冬にも多くの記憶が在る。
思い出すと不意に温もりば感じるのは、きっと冬の寒さの所為だけじゃ無かろう。
掌に吐息ば吹きかけて指先ば温める感覚に近い、淡い温もり。
そんな感覚に浸れる冬は、嫌いじゃなか。


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揺らぐ時、見上げる空に救われる。
何時だって、其処に在る。

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449 :千歳千里
2012/11/23 01:50







今日も、寒か。
悴む指先が痛くて適わん。
指先だけじゃなく、何もかも。

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448 :千歳千里
2012/11/17 23:05



今夜は獅子座流星群げな、


――10ヶ月を迎える夜には、嬉しか夜。


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(2012/11/18 00:49)

流星群ば見たくて、部屋の電気を消し窓を開けた。生温い雨が朝に降った所為か、今夜は其処迄冷え込む事も無く。
其れでん漂う冷気から身を守るべく、ダウンを羽織って窓辺から身を乗り出した。

流星群は東の空に見えるらしく、空を見上げた所今夜は薄い雲が星を隠しとった。
何時もなら見えるオリオン座も双子座も、今日は雲の向こうに隠れて星ひとつ無く冬の大三角形も、今夜は身を潜めて。
此れなら流星群も見られんやろうち、残念に思いながら窓を閉めた。


灯りを落とした部屋ン中で、もし流星群ば見られたとなら、俺は何を願うのか考えた。
ひとつ、ふたつ。今は其れ位しか思い浮かばん。
ひとつは自分の事。と、言う依り、俺が願う事。何時も考えとる其れは、此処でも自己主張ば怠らん。
もうひとつは、大事な子が今頑張りよる事。
叶って欲しい反面、スレ違いが増える事を考えたら俺が複雑な心境で在る事はあん子も知っとうばってん、其れでん矢っ張り応援したい気持ちン方が強かとやろう。
俺もなかなか悪い男には成りきれん。
いっそ強引に出来たら良かとに、そう考えたら我ながら盲目ち、呆れるようで恥ずかしいようで。

何を願うのか、どちらを願うのか。
そげな小さな葛藤に、情けないながらも迷いば生じる。
其れならせめて、…そう、せめて。


(夢が、現実に成りませんように。)


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(2012/11/18 02:29)


折角の流星群やけん、また暫く窓から空を眺めてみた。するとどげんこつか、一時間前依りは雲も引いて星空が広がっとって。
オリオン座も双子座も、指でなぞれる位に輝いとった。

白い吐息ば漏らしながら見上げる冬空は、此の季節だけあって澄んだ空。
あん子と冬ン空が好きやち去年話したのを思い出して、肌を刺す冷気も忘れる程に胸から温もりが流れ出した。
11月に入ってからと言うものの、星を見付ける度にあん子との思い出が頭を過ぎるのが多くて。
そんな思いもあってか首が痛く成る位の結構な時間、空を見上げて流れ星ば探したばってん残念ながら見付ける事は出来んかった。
1時間に10個も流れたら良い方だと言う今年の流星群、そう簡単には御目に掛かれんらしい。

其れでも、視界一杯に広がる星空ば見たら。
流れ星に願い事なんかせんでも、屹度俺ン願いもあん子の願いも聞き入れてくれるやろうち、そげん思うた。




実は流星群ば諦めたのにはもうひとつ理由がある。
とても珍しいモンを見た、其の衝撃と言ったらUFOを目撃した事に匹敵する程の。
其れみたらもう満足で。
早速、あん子にも報告しました。

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447 :忍足謙也
2012/11/11 20:03


「お前、自分にデリカシー無いて前に悩みよったやんな。コレ見て女心勉強しろ。」


そう言われて机にドンと置かれたTSU/TA/YAのレンタル袋に訳解らんくて思考停止したのが金曜の放課後。
如何やらツレの彼女がレンタルした少女漫画を俺に又貸しするっちゅう話らしい。ホンマ意味不明で言葉発せんと居ったら「取り敢えず読めクソ」や言われて、っちゅうか何でクソ言われなアカンねんな。押し返そうとするよりも先に「ほな彼女待ってるから」言うてさっさと女の元へ行くツレを此の時程殴りたァ成ったンは初めてやった。月曜絶対殴ったる。

そんなこんなで今日、部屋の隅に置いた儘の漫画を読む事にした。ガチで少女漫画やった。何やかんや言うてワ/ンピ/ースが入っとるンちゃうかって淡い期待も無駄やった。
まァ暇やし読んだろ、て、女心を擽るであろう少女漫画を読む男子中学生てぶっちゃけ如何なん、とか思うたけど。
まァ昨今のブームは少女漫画やんな、よう映画やらドラマやらやっとるし。そんなん俺は見てへんけどツレが彼女と見た時感動したとか言うとったし、や、恋愛モンとか俺の趣味ちゃうねんけど。
寧ろ其れユーシやん、とか思うねんけど。

半日掛けて長ったらしい話読んで、結局女心について理解したか言うとそうでは無い。
性別ちゃうねんからどんなんにトキめくとか、どんな男が良いとか、っちゅうか少女漫画みたいな男とかなかなかそうそう居らんで。難しいであんなん。
爽やかイケメンとか?肉食男子とか。いやいや男はそんなパーフェクトちゃうで、とか思うたけどウチの部長はパーフェクトやったなそう言えば。勉強もスポーツも顔も女子から言わせればホンマにイケメンの。ただエクスタシーとか言うてカブトムシ可愛がる阿呆なんがアレやな。
阿呆な部分在るから完璧ちゃうやん、とか思うたりもするけども。そんな部分もひっくるめて白石はモテるンやろうけども。

こないしても女心を把握するのは難しいけど。
好きを伝える、とか。素直に成る、とか。
難しい事考えんと、気持ちをちゃんと伝えたり考えを話したり。自分一人で考える依り二人で考えたり。
何やろう、独り善がりはアカンねやな、と、思った。
多分、付き合うっちゅうのは好きの押し付けや無くて。好きや言うのと、付き合うのは何か別モンのように思えた。
二人で過ごす上で訪れるあらゆる事を、二人で決めて進む事なんかな、とか。


そんな事考えたら、キャラが違い過ぎて自分がめっちゃキモく成った。
けど、其れと同時に。
アイツに、めっちゃ会いた成った。

我が儘めっちゃ言うてきたし、泣かせてばっかやし、俺頑固やから傷付けた事も多かったと思う。
酷い事言うたり、言わせてもうたり、空回りする事も多かったけど。
此れからも一緒に居たい、て、思うたのがホンマ柄や無くて穴に入りたく成ったけど。

一年迎えた付き合いを、此れから先も続けたい。
続けば良い、や無くて、続けたい。
続ける。



取り敢えず、此の漫画押し付けてきよったツレはホンマに殴ろうと思う。八つ当たりやけど。

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446 :忍足謙也
2012/11/08 19:04




お気に入りナンバーワンの後輩が恋人作りよった。流石イケメンと名高い後輩や、引く手数多っちゅうモンは都市伝説や思うとったけどホンマに在ンねんな。別に嫉妬ちゃうで、此れでも純粋に喜んでる。
連絡無精な俺が偶に声掛ける時はタイミング良くおいコイツ大丈夫かっちゅう時ばっかりやってんけど、此処数日のソイツの顔(顔ちゃうな。コイツ何やかんやでポーカーフェイスやから雰囲気か。お前はユーシか。)は穏やかで。良え彼女見付けたンやなァて勝手に思うとったりしてます。ってかそうやないと困るやろ、主に後輩が。

懐かしい話やけど、コイツが去年彼女作った時「俺、彼女出来ました」言うてドヤ顔の態度は今でも覚えとる。腹立って(勿論良い意味でや)プチン来た俺の絶叫も今と成っては良い思い出。なァ。ホンマあの時ハアアアアアアアアア?て手に持っとったコップが滑り落ちてんで。ガチやで。
アレや、めっちゃ気に入っとったオモチャを没収された子供みたいな。そんな感じやってんな。まァあん時の俺等毎日クソみたいに遊んどったしな。しゃあないよな。結局ナンパ出来ひんかったな。堪忍やで。

今回は普通に、おー良かったなァ、て。一回所かまァその後も何回も没収されとったし、そう言う経験も相俟ってハアアアアアアアアア言う事も無く。寧ろそん代わり惚気でも聞いたろうかと俺は待ち構えとるワケで。

何人も後輩の面倒見れるような器用な人間と違う俺の自慢の後輩は寂しい事に此処で先輩離れを迎えとる。
寂しさ半分嬉しさ半分、そんなんより幸せが一番なのはちゃんと解っとるしオメデトウ財前。ちゃんと卒業出来たやん。で、其の子ナンパして捕まえたンか報告ヨロ。今度紹介しろ。

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445 :渡邊オサム
2012/11/08 01:28




大人気も無く夢中に成って、何時からこんなん成ってもうたンか。其の情けなさに煙草の空き箱を衝動で握り潰す。
無気力に其れをゴミ箱に投げ捨てて、まァものの見事に外してまうンは当たり前っちゅうな。狙い定めても外れるンは何に置いても定石、ハッハァ。
――ハッハァ、ちゃうがな。阿呆か。

服やらゴミやら新聞やら散乱した部屋を見て煙草吹かした所で何の余裕や、時間を物思いに浪費する。
垂れ流す時間と煙は留まりもせんと消える一方や言うのに、なァ、天井にこびり付いたヤニを見て無駄に笑ける。

阿呆か、ホンマに。俺は何しとんねやろな。

年甲斐も無く追っ掛けて、せやけど歳やから何処かそんな自分を達観しとって。言いたい事も思う事も遣りたい放題する直前、其の寸前に我に返って足を止める。
頭ン中で打算掛けて、「何かあった時の為に」備えを忘れへん所がもう、――ホンマ歳やな。

そうこう考えとる内に短く成った煙草を灰皿に押し付けてフィルターごと潰す。…嗚呼、潰すン好きやなァ、俺。
重い腰上げて漸く部屋の片付けを始める深夜一時。ベッドが空く位に片づいたら其れで良え。

完璧な大人には程遠いわな。
何や言うて歳喰っても胸張って大人や言えるンは何時に成る事やら、そんなもんや。

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444 :鳳長太郎
2012/11/07 01:35



如何しても忘れられない、人から貰った言葉が幾つか在る。
其れは何気無い一言だったり、俺が言わせて仕舞ったり、幾つもの感情が詰まった言葉だったり。
自分自身で書いてきた此の日記を読み返す度、其の時の事を思い出して、思い返して。
そうして無意識に、「   」と零して仕舞うのは俺が未だ未だ子供だからかもしれない。


投げられた其れは、着地する事の無い水の中を未だに落ちて居る。
そうして俺を凪いでいく。いつまでも。


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其の言葉のひとつを、最近に成って幾度と無く思い出す。
当時の俺は言葉の重みを軽んじていて、相手がそう口にするのは仕方の無い事だったと思う。
仕方無い、とする時点で結構駄目だとも解っている。

「__が__だなんて、御前が言う資格は無い」

其の通りだと、思った。
けれど、反論出来ずに悔しかった思いをしたのも確かだ。
__が__だからこそ、と、思っていたけれど。其れが伝わって居なかった事や、其れを気付けずに居た自分自身、悔しくて仕方無かった。


こうして思い出して自責の念に駆られる位に、俺に向けられた其の一言はとても大きい。其れは、今後ずっと変わる事も無いんだろう。


>>>>>


そして、貴方から受けた言葉も。
ずっと耳にこびり付いて、離れないんだ。

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443 :千歳千里
2012/10/28 12:58



知りたい/のは/自分のものに/したいから



そうなら、

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442 :千歳千里
2012/10/24 01:55


冬の吐息で満たされた朝を窓の内側から眺めて、其の冷えた硝子に掌を添える。
其処で漸く冷静に成るのがやっとで、…いかんね、斯うでもせんと駄目らしい。


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躊躇、足踏み。
答えが笑う。何時だって、直ぐ傍で。
其れが悔しくて、仕方無か。

何処迄抗えるやろうか、俺は。
不変を望む為に変わる事は果たして正しいのか否か、其の正当性も真偽が疑われるばってんが。
欲しい結果が在る。
其処に到達する為の過程を、模索。

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441 :芥川慈郎
2012/10/22 00:26

例えば、俺が持っているモノを目の前に居ない奴が気にしているとする。

俺は、ソレが確かに在る事を知って居る。
けれど目の前に居ない、ソレを視認出来ない相手にとってはソレが本当に在るのか如何か、確信出来ない。
だから相手は疑問に思う、ソレは今確かに在ンのか、って。実は無かったりして、なんてさ。
其処で疑問を持たれちまった時点で、本当に在るのかって問われた時点で、幾ら俺が「在るよ」って言っても疑問は消えねェんだろうな。
一度疑念を抱くと癖に成る。

もし疑念を持たれる依り前に俺が「ソレはちゃんと此処に在るよ」ってさァ、説明すれば少しは変わンのかな。


>>>>>


ソレがもし、個体を持たない無形のモノなら口で説明するしか無ェから厄介だ。
其れでも、在るのは事実だから。
在る事を証明するには、方法も限られる。


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在るモノを在ると証明するのが難しい。

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