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[ Pure sky ]
500 :
千歳千里
2014/01/18 00:00
…さて、そんなら。
--行ってきます。
(白石への返事は>>497,0にて。)
(今日、此の日に。此れを迎えられた事を、幸せに思う。)
(大事な今日という日に、)
>>>>>
ずっと、探しとるモンが有る。
其れが何か、俺自身解っとらんばってん、探して、手にしたか。
流して、流されて。何時も俺は水ンごつ其の流れに身を任して。
其の中で手にしたモンは勿論俺にとって掛け替えの無い価値有る存在ばってん、…一度で良か、たった一度で良いけん、自分が歩む道で見付けたか。
大切ち、言える事。
其の幸せば、今度は自分の手で引き寄せたか。
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499 :
白石蔵ノ介*
2014/01/17 18:00
千歳が大事に大事に育ンで来た此の日記が、何時の間にかゴール目前に差し掛かっとるとは。
自分の事適当なマ_ダ_オや云うてる癖に、然う云う処マメやんなァ。
──嗚呼、ちゃうな。然う云う処以外も、御前は何時でもマメやった。
マメで、誠実で、真っ直ぐで、阿呆で、わんこで、マ_ダ_オで、スケベで、変態で。
御前の然う云う処な、実は尊敬しててん、俺。
……ア。訂正。「阿呆~変態」に掛けては尊敬は為てへんわ。ゴメンゴメン、話盛ってもうた。(笑、)
なァ、千歳。
俺は此ン日記を通して、御前に触れる時間が好きやったで。
基本何考えてンか良ォ解らン頁も多かったけどな。(笑、)
其れでも、指先で癖有る文字を辿って、捻くれた思考に噴いて、御前らしい真摯さに頬緩めて、揺るがん個性に憧憬する。
然う為る内に、自ずと擡頭為る思慕に疼くンも好きやった。
指先が妬ける様なあの悋気に胸焦がすンも好きやった。
喧嘩為た時に読む頁は、受け手で在る俺の心情の所為で、好きな筈の御前の文字を辿る事にも其れはもうエライ痛みを伴った。
其ンな時でもな、痛い想い為るン解っとって、でも頁を捲る指先は其れを厭わへん。心臓抉る鋭痛も…アレはアレで御前に対する自分の気持ちを思い知らされて好きやった…なァ。
其の御前の日記が、次の一頁を以て閉じてまうンか。
完走、御目出度う千歳。良ォ頑張ったなァ。偉い偉い。
凄いなァて想う反面、本音を云うたら、寂しい。メッチャ寂しい。一読者と為て。ファンと為て。好きな“物語”が完結為る事に寂寥感じてまうンはしゃあないわ。……やろ?
でもな、真逆御前の日記の大事な節目に、俺が斯う遣って触れられるなン微塵も思わンかったさかい──メチャクチャ嬉しかった、で。
大切な一頁を俺に呉れておおきに。
復た、御前の綴る“物語”に触れられる日が来るンを俺は期待為てンで、千歳。
御前が好きなパンストやらAVやらメイド服やら何やもうアレやソレ的なモンは流石に誰が用意するかヴォケッ!やケドも、苺大福位やったら、買うといたるから。
フラフラ為た序でにでも、偶ァにでも良ェから、気が向いた時には顔見せにおいでや。
御前の日記に触れるンが好きやったンと同様に──…ンン、其れ以上、に。御前と言葉交わすンが、俺はメチャクチャ好きやってンで。
なァ、千歳。
此れからも、宜しゅう。
(答え合わせ、は、未だに有効?為て呉れるん?)
御前の飼い主より。
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498 :
千歳千里
2014/01/09 12:16
なあ、白石。
今でも御前は、俺ンこつを褒めてくれっとやろうか。
偉いなあ、よう頑張った、ち、
ばってん、俺はそげな良い人間じゃないけん。
…良い人間に、成りたか。今はそげん、思っとう。
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497 :
千歳千里
2014/01/04 01:12
小さな雑貨屋の硝子の向こう、まるで咲かせとるごつ小瓶に挿された造花ば見つけて、ーーああ、此れにしよう、ち、決めたったい。
白くて、柔らかな。
ふわふわした雰囲気で愛らしく、ばってん少し離れた所から見ると真っ直ぐ凛として。
お前に似た花やったけん、買うたと。
よう笑うて、其の癖何処か凛として。
俺は、お前ン笑顔ば好いとった。
よう笑うお前が、一番好きやったけん。
やけん、其の花ンごつ、何時も笑顔で居てくれんね。
俺ン好きな、お前の儘で居て欲しか。
何時までも、好いとうよ。
>>>>>
2015.03.05
何気に何時も、見とっとばい。
元気そうで何より、ち。
頑張りなっせ。俺も、頑張っとうけん。
2017.4.--
良かった、
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496 :
千歳千里
2014/01/04 01:07
知りたいという事 そうして知る事
知った後の事 知る前の事
知ってしまった事 知らずに、後から気付く事
>>>>>
沢山の事ば有って、ひとつずつ紐解いていこうとした。
ばってん、全て書ききらん位の思い出と傷と涙ば有って、其れを一頁ずつに収めるげな無理な話で。
ほんなこつ、沢山、有った。
兎に角知りたいが為に話ばした。
泣いた。泣かせた。怒ったり怒らせたり、悲しんだり哀しませたり、喧嘩して、仲直りして。
最後に思い出すのは矢っ張り、笑った顔で。
知りたく無かった事も有った。知らずに居れば哀しむ事も有った。
其れでん、知って良かったち思う。
一人だけの話じゃなか。
例えどんなに傷付いて傷付けて、多分また棚上げち言われるかん知れんけど、其れでん確かに“其処に居て“、少しの間でも笑ってくれた顔が今でも愛しくて。
色んな事を知った。何が好きで何が嫌いで、どげな風に怒るか、其の怒った顔も泣いた顔も、…笑った顔も。
温もりも、温もりが消えた後の寂しさも、遠のいた声の恋しさも、知らなければ知る事も無かった。
人と向き合う事、付き合っていく事、歩幅を合わせて歩いて、先に行って待つ事も有れば、其の背中を追い掛ける事も有って。
人を知って、己を知った。
生真面目で頑固で、感情的で。直ぐ怒るし直ぐ凹むし、欲深い上に嫉妬深くて、独占欲も人一倍強くて。
優しくなんかなか。俺よりも優しい人間は、他にも居った。
厳しさのなかに優しさを見せてくれたやつ、心配してばかりで気に掛けてくれるやつ、俺の背中をひたすら見守るやつ。
…嗚呼、俺は。こんな人たちが、傍に居ってくれたとやね。
気付くには遅過ぎて、未だ間に合うか如何か。
幸せやった。幸せ、でした。
そうして最後に思うのは、…御免、ち、言うこと。
>>>>>
解っとう。此れは、棚上げ。
大事、げな言葉を向ける資格も無い。
>>>>>
手を繋いで、額ば合わせて。
はにかむように、笑いあった。
そうして幸せば噛みしめたこと、ずっと、忘れんよ。
ありがとう。
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495 :
千歳千里
2013/12/30 21:47
何で年越し蕎麦ち、年越しに蕎麦を選んだとやろう。
ふと湧いた疑問に、一緒にラーメンば啜っとった謙也が顔を上げた。は?て、そらもうあからさまに怪訝そうな表情で。
「長く真っ直ぐに生きるとか過ごすとかそんなんや無かったか?」
ほお。
>>>>>
真っ直ぐに、生きて来られたやろうか。
真っ直ぐち、何やろうか。
人に対して真摯で有ること、自分に正直で有ること、間違わずに選ぶこと。
果たして其れが真っ直ぐなんか解らんばってん、一年ば振り返り何が有ったか考えた時、矢っ張り後悔する事の方が多く有る。
勿論中には良い事も有ったばってん、記憶は如何やら其れよりも色濃く残る後悔を先ず滲ませる。
正直、何もしなければ何も生まれん事を良しとして此の一年を過ごしてきた。
特段欲しい物も無く、変えたい物も無く。
変化する日常を、如何に変化させずに居られるか。
…其れを逃げち捉えられた事も有ったばってん、其れでん、今有るものを失わずに過ごせた事の方が俺は嬉しかったように思う。
そう考えたら平年よりは明らかに後悔は少なく、未だ穏やかに今年の終わりば迎えられそうで。
此れが良いのか悪いのかさておき、…真っ直ぐとは言われんやろうね。
長い息で過ごした一年とは思うても。
>>>>>
失った物の数は少なかれど、
失った物の価値は計り知れず。
其処に“居た“跡が、愛しくも哀しい。
>>>>>
「長く真っ直ぐに、なら、ラーメンでも良かとやろうか。」
「…縮れ麺なら紆余曲折過ぎるでソレ。」
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494 :
鳳長太郎
2013/12/19 00:13
もしかしたら、俺は。
怖かったのかもしれない。
変わり行く貴方達が、或る人に影響され浸食され、一歩ずつ遠退いて行く其の後ろ姿が。
……違う、そうじゃない。
俺が本当に怖かったのは、
>>>>>
雨が降る。
傘を差して空を見上げる度、鈍色の中に緑色を見る。
勿論実際はそんな事なんて無いけれど、…頭の中を過ぎるんだ。
二人が居た、あの頃。あの声。あの笑顔。
傘をくれた先輩。
ダーリン、ってふざけて遊んだ先輩。
甘えてばかりの俺に、色々と教えてくれた。
人と向き合う事、気持ちを汲み取る事、誰かと時間を過ごす意味、信頼とか、人として大事な事を。
もう会えないって言うのは解って居る。
だから、…ああ、また怒られそうだな、俺。
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493 :
忍足謙也
2013/12/17 19:17
>>492
書こ思うとった順番とは前後するけども。
ええか。俺やし。
>>>>>
其の俺が先輩に成ったとか言う頃、実は其の時が一番荒れとった時期やったりする。
あの頃色んなモンを手放してしもて周りに当たり散らしとったり、如何しようにも如何にも出来んような。
何や心機一転一発いったろて見つけた厨二が、お前やった。
ちゃうな。中二やな。
――ナントカ少年やって。懐かしいンと違うか、お前。初っ端からえらい話し込んだのを覚えてる。
夜な夜なようあんだけ話したわな、ぽいぽいネタ出るし俺もお前も拾えるモン拾うから終わらんボケツッコミにどんだけ笑たか。言うて今も対して変わらへんけど。
俺も俺でチャラ男です言うて今思えばクソ恥ずかしい設定付けてホンマ如何しようも無い、ついでに穴があったら入りたいっちゅう話やったりしなくもない。
そら此のブリーチ掛けた頭やで、眩しいに決まっとるやん。
せやなァ、此の頭目印に俺の後ろ付いてこいっちゅう先輩風吹かしたンがアカンかった。
俺らずっとアホな事ばっか続けとンなァ、昔も今も。
件名で遊ぶし無駄なメッセージ多いし駆逐してばっかやし極めつけは何時も「ナンパ行こか」やで。
全く成長が見られへん儘数年経過してもうて何や逆に恐ろしい。
勿論其の積み重ねの中でもしょうもない事で亀裂入ったことも無きにしも非ずやけども、其れでもこうしてお前が此処に来たっちゅう事はまァ、どういう事か。
先に言うとく。照れンでええからな。
お前ホンマに俺の事スキやろ。知ってる。知ってた。
流石自慢の後輩や、期待を裏切らんなァ。
おおきに、財前。
芽、大事に残してンで。
>>>>>
唯一変われずに居れた事やと思う。
再三言うけども俺が常に望むのは不変で、そんなんありえへんワケで、せやけどコイツだけはなァ、変わらず居ってくれとンねんなァ。
ホンマに有り難い事や思う。其のポジション陣取ってくれたンがお前で良かったて思う。
正直で真っ直ぐで俺には無いもの失ったものを持っとる、せやからホンマに先輩として前歩いたろ思うねん。
せめてお前が間違う事の無いように。
間違えるのは俺の前だけでええように。
後輩に対して意地張るンが先輩っちゅうモンやろ、何かあっても背筋伸ばして無理してでも先輩面するモンやろ、御陰で俺はこうしてくたばる事も無く屍に成る事も無く、下手な姿見られたないから踏ん張って歩く事もあるワケで。
そうして、何時の間にか立ち直っとったりするワケで。
何や結局助けられとンのは俺かいっちゅう話や。
――ハ、格好悪。
俺が屍と化したらちゃんと越えて行くンやで、頼むで。
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492 :
財前光(乱入)
2013/12/11 03:33
最初にアンタが俺の先輩に成ったン、何時でしたっけ。…云うニュアンスやと何や色々誤解を生みかねへんけど、此の際好き勝手書いたろ思った以上は特に訂正せんで其の儘突ッ走るとして。
某11月に気に掛けて貰って、其所で何と無く先輩後輩いう距離が若干近付いた様な。眩しい人や、恐らく此の距離の儘で行くンやろな、てか此の距離ってどないやねんとか、大して人と距離を築くのが上手くも無い俺はそんな事を考えてました。其れが災いしてやらかした事も記憶に新しいのはちょっとした黒歴史であり笑い話でもあり。…いやまァ、距離を掴むン下手クソなのは今も大して変わらへんねんけども。
よう考えてみたら数年跨いでも何時もの如くドヤ顔で先輩風吹かしとる姿にしっくり来て、其れに安心しとる俺。それから仮にアンタが眉尻下げて顔面蒼白で飛んで来た所で最後には腹痛余裕の笑いを土産に返す位には上手く教育されとる訳で。しっかりと築いた後輩ポジションは揺るぐ事無く安定しましたよって。…あああクッソ真面目腐って無い語彙捻って言葉整えろ云うン無理やん、てかむず痒。大丈夫かコレ。
…えっと、いや、まさかホンマにペン執ってええンかどうか今更疑問に思えてンけども。此の確立した後輩云う特権に有効期限が付かん事を日々祈ってます。てか付かせへん。
よって、どうやっても卒業っちゅう単語が見付からへんかったので今までも、今も、これからも世話ンなります。
それから完走、頑張ってください。
>>
ポケットには小さな銀色の鍵が一つ、何時ぞやに託された其れをそっと片手に握り締めた。
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491 :
亜久津仁
2013/12/04 23:30
気が付けば何時も雪だった。
若しくは記憶の中で降る雪の印象が強過ぎてそう思っちまうのか。
――ンなモン、如何だって良い。
兎に角寒い、雪の日。
あの頃、あの日、俺が選んだ選択肢が正しかったのか如何かは知らねェ。
選ばずに居た事で途絶えた道が何処に向かい何処に行き着くかなンざ解りやしねェだろ、其の中でも唯一解るのは、…今こうして思い出す事は無かっただろうっつう事だけ。
其の一瞬の判断により変わる何かが有るっつうのを身を持って思い知った。
其れには、犠牲が伴う事も有る、と。
果たして俺が払った犠牲っつうモンはどれ程だったのか、計ろうにも既に手放した今と成っては推測の域に過ぎねェ。
…だが、自ら手放すも言う其の物の行為が苛立つ。
上等だ、そうする程に価値が有るのなら、多少の痛みは堪えてやる。――なンざ抜かした所で、こうして冬に成る度思い出すモンだから如何しようも無ェ。
そして何より、…ンなクセェ事言える程度に忘れる気も無い自分が思いの外カスに思える。
後悔はしてねェ。
ただ、選択する事の意味を此処から考えるように成った。
ンで、――嗚呼、アレだが。見失った。遠くに。
多分何処かに在る。捨てちゃいねェよ。
カフェオレは今でも飲んでる。クソ甘ェから偶に。
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