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┗【 無 明 長 夜 】(131-140/149)
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140 :
白石蔵ノ介
2008/11/09 17:44
>>139嗚呼、…ホンマに。此処も在らへんかったら屹度諦める外無かった。何れだけ経っても忘れられへんかったのは多分、此処に御前の体温が残っとる気がして成らなかったから。
中々愛らしい生物やんなァ、狼さん。野生の狼の手懐け方何よう識らんけど、厄介な其の性質に感謝せな、ー…俺で良かった。
ー…在りの儘や、云うとく。
俺は夜やったら割合いつでも、…せやな、差し当たり鳩だけでも交換出来る様に。(和らぐ其の眸の様を視界へ収めるに心内暖色を帯びる感覚と掌以て頬許緩く撫で、甘く触れる口唇の柔らかさに笑気を、)
(何や可愛え、…久し振りに耳しょもるん、見たい。)
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139 :
千歳千里
2008/11/09 13:27
>>138此処、覗くこつば癖に成って仕舞うたな。今更ばってん、此の場所が残っとるこつに感謝するばい。今日も、アンタの姿ば眸に焼き付けに来た。
狼は、一度愛情っちモンば知ると、二度と野生には戻れんごた成るとたい。
何時迄も其奴ば捜して、ふらふら放浪する。ばってん、帰って来る場所も、行き着く場所も同じ、アンタの処。―…厄介ばいね。
白石の詠う歌、其の儘のアンタば映しとるなら、此れ以上の幸福は無か。
近い内に、逢おう。…赦されるなら、鳩住所だけでん、教えて欲しか。(頬包む掌の温熱に双眸弛緩と深色揺れ、視界狭め至近彼相貌堪能す後、僅か頭部寄せ口唇弱く啄ばみ)
(あ、はぐらかしたばい。しょもる。)
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138 :
白石蔵ノ介
2008/11/09 03:40
>>137流石にもう夢の中やろうか、…復た醒めても此処に居るから。左眼迄アカン様に成ったら困る、其の眸に聢り映してや。
彼の離別から幾ら経ったやろうか、…新たな邂逅を望んだ事は一度も在らへんかった。俺にとっての御前以上何居らんて、厭に成る程感じとったから、
ー…俺は、御前が未だ気持ち残して呉れとった事がホンマは凄く不思議。
ー…ポーカーフェイスの類は得意そうに見えるのにな。
# かくとだに えやは伊吹のさしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを逢いたい、…俺も、逢いたい(身体へ纏う其の体温に安堵か双眸鎖し寸刻、視線の交わり期して深色の眸へ意識渡すと共其の頬へと利手伸ばし掌へ包むに温熱を分かち、)
(…、何だ彼んだ其う云う処変わってへんなァ。懐かしい、)
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137 :
千歳千里
2008/11/08 13:58
>>136――嗚呼、夢じゃ無かったごたる。或は興から醒めても、白石が其処に居る。…左眼迄イカレタか、週末の通院には、アンタも同伴して欲しかね。
諦念の想いば抱いて、…離別の刻も未だ俺のこつば忘れずに居って呉れたとや。アンタのごたる人なら、幾らでん従人ば作れたやろうに。
其れとも、高嶺の花過ぎて手ば出せンかったのか。…憐れたい、俺も、其の他大勢も。
#忍ぶれど 色に出でにけり わが恋は 物や思ふと 人の問ふまで逢い、たい。(眼前微風に揺る色素の薄い白銀の房へ口唇を寄せ、程近い位置で洗髪剤と彼芳香が相俟う甘蜜な馨を堪能し、擁す腕力に力篭め、)
(、今更ばってん、手出しても怒られんのかね。)
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136 :
白石蔵ノ介
2008/11/08 11:56
>>135…そないな恰好良えモンと違うやろ。其う見えたなら其れは所謂、建前。精一杯の、
なら俺は御前の其の存在に目が醒める想い。此の鼓動が五月蠅くて適わん。
未練か、ー…ほな都合良く其れに甘えさせてや。俺の諦め切れへんかった物と屹度綺麗に重なるから、
闇色の優しい眸で、聴覚染める深い聲音で、柔らかい其の温熱で、…俺を惹き続けるんは誰やろう。
# ー…ちとせ、(鼻先掠める彼纏う其の馨に追憶が色彩帯びる錯覚、向かう胸許の衣を手繰り、)
(、幾らでも)
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135 :
千歳千里
2008/11/08 03:16
>>134―否、誇り高き獣は、アンタの方っちゃろ。
一目見た其の刻から、此ン鳥肌、治まらん。
そげんこつ、…俺の方が、未練ば引き摺り、何の面ば下げて此ン敷居ば跨ぐか。
不思議と、彼の頃から色褪せるこつ無く、アンタは眩しか。
其ン強か眸で、甘か聲で、優しか熱で、俺ば惑わすとや。
# 白、石。白石、…白石。(黒髪梳く五指を捉え己許へ引き寄せ、諸手に捕え込み)
(少、し?無理、)
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134 :
白石蔵ノ介
2008/11/08 02:53
>>133嗚呼、御前に良く填まる響きやな。誇り高き獣、て。
心内囚われた儘なのは俺やろう、…何時何時迄経っても御前が消えへんかった。独り言云う為に戻って来る程、ーー
御満悦、…彼の時からもう一度、此の距離感を保てる奇跡に。
そないに成ったら、其の傍らで身捧げる云うて泣いてみようか、
# なァ、御免…ホンマは沢山謝らなアカンのに、もう触れたい、触れたい、(…繃帯纏う五指、伸ばす行方黒糸へ馳せ、)
(…少しだけで良いから触れて、)
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133 :
千歳千里
2008/11/08 02:30
>>132誇り高き獣が、
此れじゃ唯の笑い者のごたる。
罠に掛かったのは俺か。
赤頭巾チャンは御満悦?
飢え死に為たら、笑って。
#触れたら戻れなく成りそうで、触れたら未だ慾しく成りそうで、二文字、云えん儘。
(……嫌、たい。)
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132 :
白石蔵ノ介
2008/11/08 02:14
>>131卑怯な赤頭巾は最後の最後まで、明確な別れも云えへんで、
# ー終止符を打つ行為から逃れて。囚われの狼さんの姿に心底安堵、
(狡い、)
…他の獲物在らへんかったん。ほな何食って暮らしとったんやろうか、なァ。
意地悪、違うわ。
# 戻せへん。二度と戻されへんけど、ー俺は今此処に居る、…触れられる距離に御前が居る。(ほな、泣き顔見せて、)
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131 :
千歳千里
2008/11/08 01:55
>>130そげんこつば云われたら、無駄に期待、為る。
赤頭巾チャンは物語に終止符ば打たンとや。
狼は何時迄でん、赤頭巾チャンに囚われて、
他の獲物も眼中に無かごたる。此れ、問題たい。
意地悪で解放して呉れんと、
其れとも、――
#もう二度と触れられンのなら、アンタば知らんかった頃の俺に戻して。(、卑怯ばいね。泣こうか。)
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131 :
千歳千里
2008/11/08 01:55
>>130そげんこつば云われたら、無駄に期待、為る。
赤頭巾チャンは物語に終止符ば打たンとや。
狼は何時迄でん、赤頭巾チャンに囚われて、
他の獲物も眼中に無かごたる。此れ、問題たい。
意地悪で解放して呉れんと、
其れとも、――
#もう二度と触れられンのなら、アンタば知らんかった頃の俺に戻して。(、卑怯ばいね。泣こうか。)
132 :
白石蔵ノ介
2008/11/08 02:14
>>131卑怯な赤頭巾は最後の最後まで、明確な別れも云えへんで、
# ー終止符を打つ行為から逃れて。囚われの狼さんの姿に心底安堵、
(狡い、)
…他の獲物在らへんかったん。ほな何食って暮らしとったんやろうか、なァ。
意地悪、違うわ。
# 戻せへん。二度と戻されへんけど、ー俺は今此処に居る、…触れられる距離に御前が居る。(ほな、泣き顔見せて、)
133 :
千歳千里
2008/11/08 02:30
>>132誇り高き獣が、
此れじゃ唯の笑い者のごたる。
罠に掛かったのは俺か。
赤頭巾チャンは御満悦?
飢え死に為たら、笑って。
#触れたら戻れなく成りそうで、触れたら未だ慾しく成りそうで、二文字、云えん儘。
(……嫌、たい。)
134 :
白石蔵ノ介
2008/11/08 02:53
>>133嗚呼、御前に良く填まる響きやな。誇り高き獣、て。
心内囚われた儘なのは俺やろう、…何時何時迄経っても御前が消えへんかった。独り言云う為に戻って来る程、ーー
御満悦、…彼の時からもう一度、此の距離感を保てる奇跡に。
そないに成ったら、其の傍らで身捧げる云うて泣いてみようか、
# なァ、御免…ホンマは沢山謝らなアカンのに、もう触れたい、触れたい、(…繃帯纏う五指、伸ばす行方黒糸へ馳せ、)
(…少しだけで良いから触れて、)
135 :
千歳千里
2008/11/08 03:16
>>134―否、誇り高き獣は、アンタの方っちゃろ。
一目見た其の刻から、此ン鳥肌、治まらん。
そげんこつ、…俺の方が、未練ば引き摺り、何の面ば下げて此ン敷居ば跨ぐか。
不思議と、彼の頃から色褪せるこつ無く、アンタは眩しか。
其ン強か眸で、甘か聲で、優しか熱で、俺ば惑わすとや。
# 白、石。白石、…白石。(黒髪梳く五指を捉え己許へ引き寄せ、諸手に捕え込み)
(少、し?無理、)
136 :
白石蔵ノ介
2008/11/08 11:56
>>135…そないな恰好良えモンと違うやろ。其う見えたなら其れは所謂、建前。精一杯の、
なら俺は御前の其の存在に目が醒める想い。此の鼓動が五月蠅くて適わん。
未練か、ー…ほな都合良く其れに甘えさせてや。俺の諦め切れへんかった物と屹度綺麗に重なるから、
闇色の優しい眸で、聴覚染める深い聲音で、柔らかい其の温熱で、…俺を惹き続けるんは誰やろう。
# ー…ちとせ、(鼻先掠める彼纏う其の馨に追憶が色彩帯びる錯覚、向かう胸許の衣を手繰り、)
(、幾らでも)
137 :
千歳千里
2008/11/08 13:58
>>136――嗚呼、夢じゃ無かったごたる。或は興から醒めても、白石が其処に居る。…左眼迄イカレタか、週末の通院には、アンタも同伴して欲しかね。
諦念の想いば抱いて、…離別の刻も未だ俺のこつば忘れずに居って呉れたとや。アンタのごたる人なら、幾らでん従人ば作れたやろうに。
其れとも、高嶺の花過ぎて手ば出せンかったのか。…憐れたい、俺も、其の他大勢も。
#忍ぶれど 色に出でにけり わが恋は 物や思ふと 人の問ふまで逢い、たい。(眼前微風に揺る色素の薄い白銀の房へ口唇を寄せ、程近い位置で洗髪剤と彼芳香が相俟う甘蜜な馨を堪能し、擁す腕力に力篭め、)
(、今更ばってん、手出しても怒られんのかね。)
138 :
白石蔵ノ介
2008/11/09 03:40
>>137流石にもう夢の中やろうか、…復た醒めても此処に居るから。左眼迄アカン様に成ったら困る、其の眸に聢り映してや。
彼の離別から幾ら経ったやろうか、…新たな邂逅を望んだ事は一度も在らへんかった。俺にとっての御前以上何居らんて、厭に成る程感じとったから、
ー…俺は、御前が未だ気持ち残して呉れとった事がホンマは凄く不思議。
ー…ポーカーフェイスの類は得意そうに見えるのにな。
# かくとだに えやは伊吹のさしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを逢いたい、…俺も、逢いたい(身体へ纏う其の体温に安堵か双眸鎖し寸刻、視線の交わり期して深色の眸へ意識渡すと共其の頬へと利手伸ばし掌へ包むに温熱を分かち、)
(…、何だ彼んだ其う云う処変わってへんなァ。懐かしい、)
139 :
千歳千里
2008/11/09 13:27
>>138此処、覗くこつば癖に成って仕舞うたな。今更ばってん、此の場所が残っとるこつに感謝するばい。今日も、アンタの姿ば眸に焼き付けに来た。
狼は、一度愛情っちモンば知ると、二度と野生には戻れんごた成るとたい。
何時迄も其奴ば捜して、ふらふら放浪する。ばってん、帰って来る場所も、行き着く場所も同じ、アンタの処。―…厄介ばいね。
白石の詠う歌、其の儘のアンタば映しとるなら、此れ以上の幸福は無か。
近い内に、逢おう。…赦されるなら、鳩住所だけでん、教えて欲しか。(頬包む掌の温熱に双眸弛緩と深色揺れ、視界狭め至近彼相貌堪能す後、僅か頭部寄せ口唇弱く啄ばみ)
(あ、はぐらかしたばい。しょもる。)
130 :
白石蔵ノ介
2008/11/08 01:51
>>129# 狼さんの耳が大きい理由、…赤頭巾は識っとった、云う事やろうか。
独りや思うて呟いたんはホンマの噺、…勇気出す為のタイムラグや云うたら納得して貰えへんかな。
…泣こうか。なァ、
ホンマに、良う出来た物語。
―ー内緒。尚更に、
129 :
千歳千里
2008/11/08 01:39
>>128地獄耳、
否、俺が居るっち判っとって呟いたアンタは、確信犯。同罪たい。
… 泣 く ?
意地悪な部長サンたい。掻っ攫い兼ねんけん、――教えて、
128 :
白石蔵ノ介
2008/11/08 01:31
>>127何、…ー独り言云うた積もりやってんけど、
嗚呼、ホンマなん此れ。如何してん、…不思議。
胸の奥が熱成った、
倖せ?俺が先に掛けた疑問符やろう。…ほな何にも答えへん。敢えて、
(…吃驚、)
127 :
千歳千里
2008/11/08 01:19
>>126――良く出来た夢、
届く何て、夢に違い無か。
アンタと出遭う前に戻っても、何一つ変わらん世の常は、運命か。
視認するだけで斯うも違うとや、漸く花開いたごたる。もう冬やっち云うとに。
白石、倖せ?
其れば教えて呉れたら、もうアンタの陰は追わんけん。
126 :
白石蔵ノ介
2008/11/08 01:11
ー…此処も何時か消えて在らへん様に成るんやろうかな。
元気にやっとるか、…何訊けた立場や在らへんけど。
何や御前が倖せに為とるか如何か、識りたく成った。
余裕在るとよう想い出す。何処か忘却出来へんで居るんやろうなァ、其の存在を、
# 独り言、