日記一覧
┗Le Coin Ensoleile(11-20/482)

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20 :幸村精市
2012/06/12 22:23
 

今年度の部費の使い道なんかが事細かに書かれた書類と新入生の入部に関する書類を受け取ったのが5日前。
やっと全て目を通してチェックできた。
…内容がとにかく細かい。

目がちかちかする。




部活と言えば、先日赤也に「部長はピアスとか開けないんスか?」と聞かれた。

…いや、何だろう。唐突だったから驚いた。俺よりは赤也やブン太、仁王なんかが開けているようなイメージだと思うんだけど。

というよりも俺は、ピアスといえば四天宝寺の財前君っていうイメージだから、やっぱりうちの部員や自分が開けるなんて考えられないな。
もしも赤也がピアスを開けたいと思っているなら、夏はよくないと聞くからそれを教えてあげよう。




……ここ最近、色々な事が辛いと感じるのを気温や季節のせいにして怠けている自分に嫌気がさす。

皆同じ条件で頑張っているのに、甘えている自分に苛々して、上手く考えがまとまらない。
今だってこんな事を書きたかったわけじゃないのに。

…どうしたらいいんだろう。



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19 :幸村精市
2012/06/11 20:16
 

学校から家までを遠回りして帰ったら、途中の細い道で1人きりになった。
この時の不思議な気分は他では味わえない。世界中でたった1人になってしまったような寂しさと、ずっと昔から大好きだった人に会った時のような懐かしさで胸がいっぱいになる。

聞いていた音楽を止めて、イヤホンも外して。
車も人も通らない通りが、だんだん夕闇に包まれていく瞬間が好きだ。

小学生の頃は母親に、危ないから人通りのある通りを帰れってよく注意されたような気がする。
でも、一度知ってしまうと、あの瞬間のあの気持ちをまた知りたいと思って、何度も遠回りしてしまうんだよね。




……贈り物に関してだけど、真田は何か欲しい物、思い浮かんだ?
俺は、考えたら色々出てきたんだけど、どうしても真田には欲しいと言えない物ばかりで(正確には物ではないかも知れないけど)少し悩んでいるよ。

普段ストイックな真田が何を欲しがるのかも、俺には思い浮かばない。
そういえば、前に部の皆で好きな女の子のタイプの話をした時も、たるんどる!って言ってて結局教えてくれなかったね。

よく考えれば俺は真田の事をまだまだ知らなくて、でも、たった3ヶ月にしてはたくさんの事が知れたような気にもなって、そんな中で葛藤した。

いつか真田が俺に言ってくれた言葉が忘れられない。


お前には求める権利がある。俺は拒んだりしない、お前を嫌ったりもしない。


どうして真田の言葉は、こんなにも俺の心を打つんだろう。
優しくて、いつだって正直な真田は、どうしてこんな俺を認めてくれるんだろう。

この言葉は、俺が真田を想う事を許されているような気がして、すごく嬉しかった。


これからも、真田の傍に居られたらいいと、心から思うよ。




最後にひとつ。
昨日、真田は黒いうさぎに似ていると言ったけど、今日になって鳥みたいに翼のある動物かもしれないとも思った。

全国大会の時、手塚との試合に向かう真田の背中に、どこへでも羽ばたいていけるような羽根を見たような気がしたのを思い出したんだ。


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18 :幸村精市
2012/06/10 21:19

ほぼ書き終えた日記が消えてしまった。…書き直すよ。



昼間、クラスメイトから連絡があって、夏休み中に開催される花火大会に誘われた。
俺は気が早いな、なんて思ったけど、女の子たちはどんな浴衣を着るかで盛り上がっているらしいし…もう、あっという間に夏が来るんだね。

いつか、もしも真田と一緒に花火が見られたら、なんて考えいたら、まだ返事を出していなかった。返事は明日、学校に行ったらにしようかな。




それから今日、部屋を片付けていたら俺が大好きだった絵本が出てきた。
両親の知り合いの画家の夫婦が小さい頃にくれた、「しろ/いうさぎ/と/くろ/いうさ/ぎ」という絵本なんだけどね。

白いうさぎと黒いうさぎは恋人同士なんだ。
そんなある日、黒いうさぎは白いうさぎに「君とずっと一緒にいたい」と、とても悲しそうな顔で思いを告げる。
…きっと黒いうさぎは不安だったんだろうね。それを察した白いうさぎが「なら私たち、結婚しましょう。ずっと一緒よ」と黒いうさぎに約束して、2人は末永く幸せに暮らすという話だった。

子供向けの単純な話だけど、思わず心が温まって笑顔になれたよ。
しかも、その黒いうさぎが何となくだけど真田に似てるんだ。

何だろう…綺麗な心とか、一途なところとか。



……うん、考えれば考えるほど、真田って黒いうさぎみたいだ。





>以下、背後強めのため反転

二週間悩み続けた。

今年と来年は、俺にとって重要な年だ。
特に来年は、大切だし…苦しい年になるかも知れない。

でも、きっと大丈夫だ。
俺は、一度乗り越える事が出来た。だからきっと、次も大丈夫。
…俺を支えて、応援してくれた人のためにも、負けるわけにはいかない。

だって俺は、神の子だから。

期待は裏切らないと誓おう。
どんな試練にも、決して負けないと誓おう。

しっかりと前を向いて。
……強く、強く。




>追記
真田、ごめんね。
俺は寝つきも良くないけど寝起きもあまり良くないんだ。


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画像(jpg) 49.1KB
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17 :幸村精市
2012/06/09 20:53

3ヶ月の記念に書いた記事を朝になって見返したら、ところどころ変だったから慌てて手直しした。
眠い時はあれに違和感を感じないから困るな。



…真田、咳が酷いようなら病院で早めに見てもらった方がいいよ。とりあえず部活では君が大声を出して喉を痛めたりせずに済むように、俺と蓮二で協力する。
……俺が遅刻してきた赤也を大声で叱ったら、どんな反応が返ってくるんだろう。



関係ない話になるけど、昨日の部活で太股の内側を蚊に刺されていて驚いた。
…もうそんな時期なのか。

あんまり痒くないから気づかなかったけど、今日、着替えの時に見たら赤くなっていて最初は何かと思ったよ。
刺されるのも嫌だから、これからは半ズボンじゃなくてジャージで部活に出ようかな。




それから今日は、用事で親戚の家を訪ねたんだけど、そこで飼っている猫が可愛くてね。
毛の長い真っ黒な猫なんだけど、何だろう、こう…ふわふわっていうよりも、もふもふっとした手触りなんだ。
人懐っこい子だから、俺が座っている膝の上に座ってきて、ごろごろと喉を鳴らす姿が本当に可愛かった。

動物と触れ合うとすごく癒されるね。
一緒に昼寝なんかすると、本当に心地いい。


ふふ…、でもやっぱり、真田の隣が一番いいな。なんて。


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16 :幸村精市
2012/06/09 03:27

いつの間にか日付が変わったね。
これで真田と出会って3ヶ月が経ったんだ。

俺より少しだけ大きい手も、ほんのりと日に焼けた肌も、キスをくれる熱い唇も、名前を呼んでくれる声も。
何もかもが好きで堪らない。
さり気ない優しさも、誠実さも、真っ直ぐさも。
全部、愛しているよ。


つい最近まで昼間も肌寒い気温だったけれど、最近では汗ばむような日も増えてきた。
それに従って通学路や出かけ先で見かける花の種類が変わってきて。

そんな些細な事にさえ、2人で歩いた季節や時間を感じる。


今までありがとう。そして、これからもよろしく。






…それからもう1つ。
この3ヶ月の間に、真田の誕生日があったね。
当日はお祝いのメールが遅くなってごめん。

実はあれからずっと、真田に何かプレゼントが出来たらな、と考えていた。
でも正直、何を贈ればいいのか分からなくてね。

3ヶ月というちょっとした節目と、真田の誕生日に合わせて何か欲しい物、または俺にして欲しい事なんかがあったら教えて欲しい。
本当は直接聞こうと思ったけど、欲しい物が無い場合は無理に考える必要もないと思うからとりあえずここでこっそりと。

あげられる物、してあげられる事なら何でもいいからね。


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15 :幸村精市
2012/06/08 18:54
 

小学生くらいの時、小説家に憧れていた時期があった。
…別にテニスを辞めたかったわけじゃない。ただただ何となく、小説を書くって、いいな、と思っていたんだ。

俺も最近知ったんだけど、ドイツ語は詩を書く言葉、フランス語は愛を語る言葉、イタリア語は歌を歌う言葉、スペイン語は祈りを捧げる言葉、ロシア語は人を呪う言葉、英語は商売をする言葉、日本語は人を敬う言葉と言われているらしい。
確かに、日本語はとても綺麗だと思う。

例えば、「さようなら」の由来。
「さようなら」は元々、「左様であるならば」から来ているんだ。これは「まだあなたともう少し一緒にいたい。だけど、あなたがもうここを去らなければならないのなら、私はあなたを引き留めない。また会いましょう」という意味らしい。
つまりこの「去らなければならない」という事に対しての「左様であるならば」が「さようなら」になったんだと聞いた。



長い上に下手な説明で申し訳ないな。

…何が言いたかったかというと、こうして美しい言い回しや表現がたくさんある日本語だからこそ、俺は真田に思いを伝えられるし、真田からの思いも伝わってくる、という事。

真田は俺の言い方が上手いと言ってくれたけど、これはほとんどこの美しい言語のおかげだと思うよ。


それに、そうは言っても、俺よりも真田の方がずっと言葉遣いや言い回しが綺麗だ。
丁寧さと優しさが滲む文章を見ていると、いつも明るい気持ちになる。言葉で人を幸せにできるのは、本当にすごい事だと思う。



そして、そんな真田と出会えたことに感謝したい。


…真田、

あの時、声を掛けてくれてありがとう。
俺は今、すごく幸せだよ。


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14 :幸村精市
2012/06/07 20:53
 

ふと外に出たくなって、近所の公園に行った。やっぱり昼間とは違ってずいぶん涼しいね。
ただじっと公園のベンチに座っているのに制服のシャツだけだと肌寒く感じるけど、暑いのは苦手だから少し寒いくらいの方がいい。
前に蓮二にこの話をした時は、あんまり寒いのも苦手なくせにと笑われてしまったけどね。



ここで日記を書くようになってから、俺がひっそりと日記を読ませてもらって、応援させてもらう人が増えた。
その中でも今一番気になっているのが青学の手塚と不二の2人。幸せそうな2人の毎日に思わず頬が緩むよ。

恋人と足並みを揃えようと頑張る手塚は、男らしいけど何だか可愛くも思えた。

大人っぽい2人があんなに幸せそうに笑い合うんだから、2人ともとても魅力的な人なんだと思う。俺の日記は大勢が見るものじゃないから特に愛読や私信はしないけど、これからも陰ながら応援していきたい。



…それから、真田にはたくさん心配をかけてしまって本当に申し訳ない。
でも、掛けられる優しい言葉一つ一つがとても心に沁みたよ。ありがとう。

真田の方こそ、色々と無理はしないで欲しい。
…と、さっきの返事に書ききれなかった事を、改めてここで。


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13 :幸村精市
2012/06/07 03:07
 

あまりの悪夢に目が覚めた。
こんなのはじめてだ。
夢を見ながら知らないうちに泣いていたみたいだし、またあの夢を見るんじゃないかと思うと眠るのも怖い。

…ああ、もう、しっかりしないと。こんな奴が部長をしている部活なんて、と言われてしまう。

どんなに悪くても夢は夢だ。
早く忘れよう。


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12 :幸村精市
2012/06/06 22:20
 

以前真田が俺の髪について話していた事があったけど、いよいよ湿度が高くなってきて髪が広がる日も多くなってきた。
赤也も多分、苦労していると思う。

これは真田に言った事があるけど、真田や蓮二は髪が真っ直ぐ綺麗で本当に羨ましい。
毎年この時期だけは、髪を短くしてしまいたいと真剣に考えるよ。



今日、話している途中に真田が髪に触れてきてすごくどきっとした。
…ああいう時の一挙一動に、俺は文字通り釘付けになってしまう。
優しかったり、色っぽかったりと、動作一つ一つに込められた気持ちが伝わって来るような感覚…なのかな。言い表すのは難しいけど。

とにかく真田は何をしていても魅力的で、思わず見とれてしまう事がよくある。

2人きりの時に見せてくれる、さり気ない仕草や言葉に、どうしようもなく惹かれるんだ。


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11 :幸村精市
2012/06/05 21:42
 

昨日の夜中、いつも通り目が覚めってしまって時間を確認した途端に真田から連絡が来て驚いた。
ふふ…これも運命かな、なんて思ったよ。真田、いつもありがとう。


眠りが浅い俺のために真田が調べてくれた事も毎日やってみている。
体質改善みたいな事だからすぐには効果が出ないかも知れないけど、やらなければそれまでだからね。まずはやり続ける事が大事だと思う。



…それから今日は、過去の事、そしてその過去から今俺が感じている事を話そうと思っている。
これを話すかどうか、実はずいぶん前から迷っていた。真田は聞きたくないかも知れないし、嫌かも知れない。

さんざん迷った結果、日記に反転で書こうと決めた。
反転していないところだけを読んでも話の筋が見えるように書くから、あとは真田の判断に任せるよ。
こんなやり方はずるいと、わかってはいるけど。




初めて恋をした相手は、俺よりずっと大人で包容力のある人で、今より心も身体も幼かった俺を、本当に大切にしてくれた。

俺たちはキス止まりで、身体を重ねる事はなかった。それでも彼は、精一杯愛してくれたし、俺もそれに全力で答えた。
…きっと、そうだった。

だけど付き合いだして1年半を少し過ぎた頃、俺の都合でしばらく会えない事になって。その時に待っていると言ってくれた彼のそばを、俺は自分から離れた。
…俺なんかを待たずに幸せになって欲しかった、なんて、笑っちゃうよね。



2度目に恋をしたのは、無邪気な笑顔が可愛い子だった。

コロコロと変わる表情や元気一杯のその姿が愛おしくて、俺は彼をとても大切にしていた。彼の為に何でもしてあげたいと思っていたし、しているつもりだった。

…だけど、2年目を迎えるかどうかという頃、彼から別れようと言われた。
いつも笑顔だった彼は、最後は悲しそうに、俺と一緒に居るのはいつも寂しかったと零した。



つまり俺は、恐らくいつも同じ過ちを繰り返しているんだと思う。守りたい、大切にしたい人への気持ちが空回りして、結局寂しい思いをさせてしまう。
…でも、かといって深入りしすぎてもいけないし、距離感というのは本当に難しいと俺は感じる。

もう同じ事はしたくない。だけど、どうすればいいのかまだ答えは見つかっていない。
ただ今は、手探りになってしまうけど。
俺はこれからも、真田を愛したい。それだけ。

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