スレ一覧
┗1065.ラストノートがわからない(26-30/187)
▼|
前|
次|
1-|
新|
検|
書
30 :
ニィロウ
2023/12/12(火) 23:40
🪷💃🏻柔さと甘さ、ふたり
ついこの前知ったアルハイゼンさんの弱点、私の弱点を振り返りながらアルハイゼンさんへの差し入れを用意していたんだ。
どっちにしても私達は私達だけしか見ていなくて、不器用なところもあるのは大切すぎてしまうからかな?って考えたの。
記念品で貰ったシンプルなアクセサリーが一番付けられないように、大事にしたいからこそ扱いを少し違えてしまうような感覚。でも手を離す気にはまったくならなくて、それも自分だから、お互いの好きを信じられるからそれでも良いと思えてるのは……とっても凄いこと、って私は思うんだ。
あなたを通じて私自身を見つめ直して、あなたが好きな私であり続けたいと思うの。
アルハイゼンさんが大人なせいもあって色々と許してもらえてる事がそもそも多そうなんだけど、振り返ってみれば私達はこういう暗め?のお腹の割り方をしたことってお付き合いの時の数回くらいだったよね。
前に(この先二人で家を建てるとして)喧嘩をしてしまったらどうする?って話をした時も私は日を跨いで持ち越すと眠れなくなってしまいそうで一旦謝ってから二人の思うことを吐き出すだけ吐き出したくなる派、アルハイゼンさんは私を傷つけてしまうことを恐れて自分の部屋に引き篭もりそうな気がしている、って真逆の考えだったんだ。
……同じじゃなくていい、大切なのはその違いをどう出して、互いを想う気持ちに素直になれるか。時々出る真逆の感性を楽しくて興味深いと思わせてくれたのはアルハイゼンさんの言葉選びが頭があんまり良くない私にも分かりやすくしてくれるからで。
こういう差を考える度に私はアルハイゼンさんと出会えて良かった、世界を広げてくれてありがとうって思うんだ。
アルハイゼンさん、大好きだよ。私の心にいつも雨上がりの虹をかけてくれる、たった一人のあなた。
年末に大変な仕事が沢山あるみたいだけど、私はいい子で待っているからね。…でも「俺がニィロウとの時間も欲しいから適宜調整していく」は結構照れちゃったよ…。
✍️明後日~明明後日は流れ星の日!
[
削除][
編集]
29 :
タルタリヤ
2023/12/09(土) 23:08
🐋🏹更に短い一瞬を埋めるやり方
俺の鍾離先生は昼過ぎに出て夕方休み、深夜に帰還する。
大雑把に言えば俺も似たようなものだけど、それでも寒い夜のまま過ごさせるのは納得いかなくて暖かいものが出来るだけ多くあの生き物にあればいいと思う。
だから態々紐を引っ張ると蒸発反応が小規模で起きて温まる弁当箱を少し高かったけど買ってきて、態々ふわとろになる卵のやり方まで練習したオムレツ炒飯弁当を非番の日に渡したりした。
ゆっくり余生を過ごす予定だった先生に「急く」やら「焦れる」といった時間の速さを教えてしまった俺、の事実はなんとも言いようがない優越感を覚える。
慌てる必要が無いあの生き物なりの人生にもどかしさを抱かせたのも、後ろ髪引かせる気持ちを抱かせたのも、毎夜鍾離先生を求める(閨にあらず)俺を見てしみじみと恋慕を自覚させたのも、全部俺なんだ。まだ起きていたいのにと少し駄々をこねる甘さが愛くるしい。
風邪を引いてしまった俺の不運との相反するものとして、同じ洞天で過ごす今を幸運と思わせたい傲慢が何でこうも可愛く見えるんだろう。
あんたの傲慢と綻び、物足りなさは俺のものだ。他の奴を由来になんかさせないし、二個(桁が)歳上の元神を横取りし続けてやるんだ。それくらいしないとこの先にある俺の第二の生に見合わないってのもあるけど、そうでなくたって。
この今の俺を見て、勝手に諦めて戦場から逃げる可愛い生き物がいるなんて許さないよ。鮮やかな男がいた思い出として骨董品扱いされるなんて真っ平御免だ。最後頂きを踏みつける足は俺であり、その瞬間を見せつけて鍾離先生が見定めた戦士の強さを分からせてあげるんだ。
───っていう主張を屡々してきたせいか、いつの間にか俺が物理的に逃げられなくなるのを喜んで協力したのは俺自身っていう笑い話をふと思い出を整理しながら今更自覚したから此処にも書き残しておく。
鍾離先生、早く帰ってこないかな。先生の可愛い俺がコタツに食われかけながら待ってるよ。
>>
12/11 泣きたくなるくらいの好きを持たせて渡させてくれると同時に、磐石ではない揺らぎと焦燥を持ったまま好きに一所懸命な鍾離せんせぇが大好き。
ちょっとしたことから始まった弱音と重さの吐露。情けなくも有難い(?)想いのさらけ出し合いをした。仄暗くはあるけど道筋は確かにそこにある、二人でランタン一つ分しかないけどちゃんと灯りもある。そんなポジティブな両思い故に暗くなる、されど寄り添えば歩ける道の上で言葉の出し合いをした。
嘘でも嫌いだなんて言わないでくれと幼く拒む、違う時間の流れを理解しながら共にありたいと縋るこの生き物が好きだ。それはもう俺自身、鍾離先生のペースにしたって出力に時間のかかりすぎている返答にそわついた程度には。
想いが閊えて言葉の出力も追いつけない鍾離先生と、言葉も想いも溢れて長くてせっかちでよく転ぶ俺だけど。正反対な箇所がある楽しさはあんたが教えてくれたことだよ。
愛してる。どうかその歪みは俺だけに与えられるものであり続けますように。
[
削除][
編集]
28 :
ニィロウ
2023/12/07(木) 15:00
🪷💃🏻夕焼け空と布団、ふたり
本棚に入れていなくても読ませてもらっている日記は沢山あるんだけど、結構体調を崩している人が多くて何だか知らない人相手でも心配になっちゃった。私も風邪を引いていたから人のことは言えないんだけど…。
冬のスメールは砂漠からの風が冷たいのに湿気がそこまで変わらないから洗濯物が大変で、リハビリついでの洗濯物があまり乾かなくて少し焦ったんだ。
自分の咳で明け方目を覚ましたの。嚔で集中力を切らして捻挫もしたくないから今日から復帰はしてもステージには上がらずに裏方で、と話はつけているんだけど…。
病床でアルハイゼンさんは色々気をつけながら野菜のお粥を作ってくれてお皿洗いまで任せてしまって、心配をかけたくない気持ちの分だけ面倒を見てくれるのが嬉しくて。
昨日なんかは早朝から教令院に呼ばれて夕方に戻ってきて、疲れているのに「君と一度仮眠を取れば問題ない」とただその一言で。
幸せすぎてどうしたらいいんだろう、アルハイゼンさんからの大切を返しきれているのかな、暇潰しどころか貰った便箋が一枚一枚大切で、手紙を纏めている缶のきらきらとした装飾に負けないくらい輝いてるのが嬉しくて。
かすれ気味の声も気にせず、真っ直ぐ見つめて捉えようとしてくれる眼差しが嬉しくて。もう少し、を強請る気持ちが可愛らしくて。だからどうか情けない恋人ですまないなんて言わないで。
窓を少しだけ開けた空気がいつもより気持ちよく感じられたのはなんでだろう。幸せをカタチにすることはもっと難しいけど、それでも分かることはあるんだ。
好き、大好き、愛してるよ、離さないよ。お粥も美味しくて、「手当」の由来を教えてくれる手つきが優しいのは、アルハイゼンさんがいつも言う恋心が全てなんだろうって知ってるよ。
ごめんなさいとありがとうを行き来出来る優しさを与えてくれるアルハイゼンさんが大好き。頭があんまりいい方じゃないからいつだって拙いけど、それでも剥き出しの気持ちが伝わるのなら。
無事に完治したら今度は肉だけで腹いっぱいになる食事をしよう、って約束してるし私の病み上がりが早く終わるように頑張るよ!
……ちょっと恥ずかしいけど、爪の手入れもアルハイゼンさんがやりたいのなら手も足もお願いしてみようかな、なんて。
[
削除][
編集]
27 :
アルハイゼン(乱入)
2023/12/05(火) 07:15
🌱🎧11月16日から
書いていた物らしい。
誕生日のはしゃぎ疲れと寒暖差の影響か、少し体調を崩して療養すると聞いたから、眠るのに飽きたときの暇潰しになれば幸いだ。
独り言のような日記
どうしても自分を文弱と言い張るなら偶には論文や本ではなくこの便箋に向き合ったらどうだ。──と、同居人が言っていたことを聞いてやる義理もないのだが、俺がなにか書くことで彼女の表情がひとつ増える可能性を考えた途端に興味が湧いてきた。
書記官の仕事は簡単で、余程のことがない限り定時通り速やかに家に帰るのが俺のやり方だ。一時的に代理賢者として他の仕事が降り掛かっていた時期もあったが、それでもプライベートな時間を奪われないように立ち回っていた。
そんな俺の何を知っているのか、忙しい君に愛情を育んで恋人を作る暇があったのか、そのひどい性格で交際相手を傷付けるのではないか、少なくとも騙されることは無いだろうし利害の一致から共に歩むことを選んだのか、……などと、交際を知られたときはしつこく詰められたものだ。
手のひらを返すようだが、俺をよく知っているからこそ湧いてくる疑問なのだろう。確かに俺は恋愛経験に乏しく、人間関係も自分の感情と利益を優先している。何をすれば自分に対して親しみを持つか、何を言えば傷付くのか、考えて実行するのは何も難しくない。ただ、やりたくなければやらないし、言いたいことは言う。それで相手が何を感じようと俺には無関係だ。
件の活躍から彼女とは今後も良好な関係を築いていくべきだと考え、当たり障りのない交流を続けていた。プライドの高い学者が他人に何か質問したり意見を求めるとき、そのほとんどは自分の理論の方が優れていると言い返すためか、何らかの理由で相手に媚を売りたいと考えている。しかし彼女が俺に何かを聞くときは純粋な好奇心で、持ち掛けてくるのは議論ではなく他愛もない雑談。彼女の振る舞いは俺にとって新鮮で興味深く、穏やかな雑談を楽しんでいると自覚した時は少しむず痒かった。
食事の席で一口ごとに極上の笑顔を浮かべるのも見ていて飽きないし、時々届く手紙の隅に描かれる落書きは数式や図形に見飽きた心を癒してくれる。家でも彼女からの手紙を読む機会が増えて、本を読む時間が減った。返事を書くことに集中して、同居人が模型を叩き回したり図面を前に唸る騒音があまり気にならなくなった。これらの変化は同居人から伝えられたことで、言われるまで自覚がなかったのは俺の中で深い思考に繋げられない不可解な感情が増えていることを意味する。
彼女のどこが好きか、何をされて嬉しく思ったか。言語化するのは簡単だ。それでも多くを具体的に語りたくないのは所謂、独占欲というものが俺の中で邪魔をしている為と考えるのが妥当だろう。彼女の性格と人柄、ダンスの技術や容姿といった誰もが知っている魅力に加えて、俺だけが知っていればいい魅力は大事に隠しておきたい。
……だが、「誕生日のおねだり」に俺からの言葉を望んだ彼女が喜んでくれるのなら少しだけ。俺は彼女の大胆で積極的な振る舞い、真っ直ぐな言葉や愛情に敵わない。俺を「かわいい」と愛でるときの眼差しも最初は妙な趣味だなと感じていたが、最近は嬉しく思う。あとは……爪。今回はこの辺りで許してほしい。
それでは、またいつか書き溜めたら挟んでおく。
[
削除][
編集]
26 :
タルタリヤ
2023/12/05(火) 00:20
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆🐋🏹郷愁は二人で
昨日はあんなに楽しく過ごせたのに早朝から嫌な予感で目を覚ました結果、急激に冷えたり半端に日差しで暖かったりした璃月の寒暖差で体調を崩してしまった。
幸い流行病の類じゃないけどのぼせたみたいな熱が出て不卜廬から降りる階段でふらつくわ喉鼻が半端に固まるわで、部下の面倒ついでとはいえ戦いの機を逃したり……こういう動くに動きづらい体調不良が本当に面倒臭いんだ。
お陰で鍾離先生にも心配させてしまって情けない。でもそれを話さずに振る舞う方が後々必ず皺寄せになるから、情けなさを承知でベッドに潜って可能な範囲で滋養に務めて先生の分霊(ぬいぐるみの姿)にちょっとした雑用もお願いしつつ一眠りして目覚めた今ペンを執っている。
……とは言え夢の中、仙体で俺の心象風景の深海に潜れるからって病原体を本気で食って治すつもりなのはどうなんだろう。うちの鍾離先生すーぐ人外になる。
遠い日の夢を見た。今よりずっと酷い高熱に連日襲われて、アニキ達に着替えを手伝ってもらってオフクロに体調に応じて少しづつ味や具が豪華になるスープやシチューを作ってもらって、仕事終わりのオヤジが寝付くまで武骨に俺を撫でる、今よりずっと弱かったとある俺の日。
スネージナヤの国民性が関係しているんだろうけど俺は恵まれた家庭環境という屋根の下に居られたのだと思う。
■■■■■という名前しか無かった頃の話をココ最近思い出すようになったのもきっと先生が起因している。
鍾離先生と出会う前の愛情の形が正しいものだと信じているから渡したくなる。眠る前の特別として歯磨きをするなら眠る前に甘いものを一つだけ食べていいと許されてきた家族ルール。
そういうのを零す度に家族と言う枠組みを羨んでいた先生は、俺から渡したものを宝物のように撫でて慈しんで微笑む。同様に鍾離先生自身も六千年生きて尚抱いた初めてを俺に嬉々として渡して、無垢にも見える微笑みを浮かべる。
……将来は先生の元で眷属となる契約を結んでしまったのもあるけれど、それにしたって一つ一つを大切に受け止める姿が好きだと思う。俺流のやり方、素朴ではあるけど俺が正しいと思えてきた暖かさをこの先も渡してやりたい。
俺が機嫌よく笑う表情を見る度平和と愛らしさを抱いて胸がきゅうとなるらしい、凡人と非凡を行き来する親愛なる生き物に遠慮なくくっつく為にも早く治さないと。…でも久々に咳止めの軟膏を塗ってもらうのから始めて盛大に甘えてみるのも悪くないかも、とか考えたり。不謹慎だけど。
[
削除][
編集]
▲|
前|
次|
1-|
新|
検|
書
[
戻る][
設定][
Admin]