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┗1065.ラストノートがわからない(61-65/188)
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65 :
リオセスリ
2024/03/12(火) 01:37
🐺⛓️二人四方山寝床
共にテイワットの陸を歩こうだとか俺らは特段話題にしないんだが、それでもこうもそれなりに長く過ごしていた中「めた」を話すのはなかなか楽しかった。
ヌヴィレットさん自身私の権能の星をもう少し光らせておきたいだとか、あのクソほど相方が使いづらい秘境で属性一致杯が出たかと思ったら実数値がついただけの悲しいものだっただとか、タルタリヤくんの弓をどうするか問題だの(一応次の緑色の弓を勧めておいた)、紫ドーナツを哀れんでみたりだの。
寄り添ってほんの少し甘いカフェラテを飲んで鰭か尾のように足を絡める。水の下か上かは瑣末な話なもんで、こうして愛おしい存在と体温を寄せて雑談をする夜を貴く思うんだ。
一日の終わりに俺じゃあなく、あんたから「おやすみのキスが欲しい」と言われたらそりゃあ惚れ直しても仕方がない。
心象風景の海にあんたを思う。潮騒は寂しさじゃなく二人の間を縫う空気の暖かな象徴なんだと繰り返し覚える度それを恋と脳に刻む。
今日も愛してたぜ、ヌヴィレットさん。生クリーム多めのロールケーキも楽しみだ。深く触れて話すのはまた後日。
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64 :
タルタリヤ
2024/03/09(土) 01:09
🐋🏹陽光来たりて翠光たらしめんとし
そもそもこういう帳面を持つのはガキの頃で止めるつもりだった。オヤジにもオフクロにも言えない事はあった、でもそれは発散の方法と燻りを知らなかったからだと思う。
何やかんやでファデュイに入って、戦って闘って争って昇り詰めて、気が付けば欲や躊躇いの殆どは水と血と鉄の匂いに換算されていた。人は何処を損傷すると死ぬのか、失血はどう食い止めるのか、感染症の応急処置は、より良い戦士の身体に必要な栄養価は。
全部全部、最高の一閃を交ぜ合う為に年単位で頭に叩き込んだ。あの暖かい屋根の下にいない限り、歯牙にもかけない営みとやらは刃の前では無価値だった。
……その筈が。もう一度ただ話を前みたいに聞きたくて振り向かせた先の表情が妙に気になった。あんたはそんな風に笑う声を出せていたんだっけ。寂しさを下手に隠すのは凡人でありたいのならやめろよ。そんな気持ちが何時からか恋と認めて良い物になって、戦場の外にも幸福や刺激があると問答無用で足癖悪く隣に座る鍾離先生から教わるようにもなった。
生来俺は待ては出来ても我慢は嫌いだから結局はまたこうして帳面を手に取ったんだ、何だかんだ外に出て落ち着くのは俺が男だからなのかどうなのか。
溢れる言葉の理由はあんた以外無いのだとこの一冊だけ見ても分かるように。この前俺が書いたバトンの答えも個人的に貰ったんだけど、手に取って読んだ時の温かさが日々の先生へも同じように伝わってくれている証でもあるのならまだまだ帳面を重ねられる。発散であり告白だ、懺悔室なんて俺にはいらない。
そうしていつか、鍾離先生が恐れる摩耗をずっと奥へと押し込む御伽噺の魔法にでもなればいいと思った。その頃には俺の左目の一部も砂金がチラつくのだろうかなんてのも考えながら。
───っていう!情緒を込めた日記が!最近出来た友人に発掘されると!だいっっっぶ恥ずかしいものがあるね!殆ど事故なんだけど!
所謂の惚気仲間を作るのは帳面以上に初めてだから尚更驚いてしまった、可能性を思えば全く無理はないにしても。どうにも俺はこうして不意に巻き込まれたりする星の元にも産まれたらしい。
とはいえ互いに安全?な状況で価値観や作戦の交換ができるのは単純に面白い。先生にも快諾を貰ったし友人の本を並べられるのも意外に気持ちがいいものなんだね。
……言葉を、音を、気持ちを重ねる。今更自重も出来ない好きを引き続き一番好きな奴へ届けられる心境を、戦場の外では幸福と称していいらしい。愛してるよ、鍾離先生。
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63 :
ニィロウ
2024/03/07(木) 22:52
🪷💃🏻きりとりごと、ふたつめ
日々の中で特に大好きな言葉を切り取って保管するページの二枚目。 一枚目→ >>22
「幸福を表現するのに難しい言葉は要らない、表情や漂う空気感から充分に伝わるからな」
「はぴでるんるんだから春なのか」
「ニィロウの目があまりいじめられないことを祈る……俺の顔を見るための目なのに書類ばかり見せられるのもな」
🐉「公子殿は稼ぎの良いポメラニアン」「ぽめ殿」
「日々多くの初めてを経験し、そのどれもが大切で選べない」
「俺に愛想を尽かすまで、ひとつ用意したこの席を守らせて欲しい」
「甘く優しい戯れを知っているから意地悪な触れ方も好ましくて、意地悪な顔を知っているから優しい声も愛おしい」
「どうしても毎晩共に眠りたくて、君の隣に帰って来ている」
「いつも大切にしてくれるニィロウを俺も大切にしたい」
「恥より悔しさより、すぐ近くに恋人がいる幸福を受け止めてくれ」
「再開した頃はそうでも無かった筈なのに、今ではすっかり香りの好みや記憶との結びつきを理解しているニィロウが愛おしい」
「唇を重ねなくとも恋心は膨らむ、愛情は伝え合えられる」
「気は常に向いているので目がさめたらニィロウをかまうし、寝ていてもそばがいい」
「大好きな、大切な日記」
「桜餅にされるなら長命寺」
🐉「最後まで良い子のふりをした大悪党め。」
「俺の愛情が深くまで伝わるように、幸福が君を包み込んでいるようにと願いを込めた。」
「俺の今一番苦手なものはニィロウと会えない時間だ」
「引け目からの埋め合わせではなく、共に過ごしたい意思表示を怠ればぞんざいに扱われていると誤解を生みかねない。」
「朝の散歩と朝寝坊が同じくらい好きな二律背反」
🐉「貴殿にとって自慢の「俺の先生」でいさせて欲しい。」
「おかしなことを聞くな?満たされているがいくらでも欲しいと思うのが俺の貪欲さなのに。足りないかと聞かれたらいつでも足りないと答えるぞ」
「楽しくてあたたかい、ひとつの菓子を分けて食べるのも幸せだと教えてくれたのは君たち家族だ」
「俺の好きな人が同じように俺を好いてくれて自らの意思で側にいてくれる、ここにいると伝えてくれる。身体の一部が触れ合っているとそう感じるから安心するし嬉しく思う。…きちんと言語化出来ているだろうか?」
「ちょびはぴ」「はぴっぷる」
「君の生き物としての本能を全て俺が貰いたい」
「ニィロウのその言い方。“覗きに来て欲しい”のだろう?」
「“必要なこと”は好き嫌いや趣きに関係なく必要だからこなす物が多いだろう?言葉は悪いが……選り好んでする不要なことや無駄なこと程楽しい。好きだからやる。そうしていると、いつしかそれが必要なこと且つ好きで楽しい事に変わっていくんだ」
「流石に偉すぎるな」
「ニィロウが俺の恋人で本当に良かった、ニィロウは俺の自慢の恋人だ」
「ニィロウの傷が一つでも減らせる選択をしてほしい。それが俺のわがままだ」
「だめだ。俺だけを絆してくれ。拗ねるぞ」
「これが恋の匂いなのだろうな」
🐉「公子殿の可愛い龍でいたい」「俺の愛しいくじら」
「一時的にどれだけ頭が弱ったとしても「ニィロウすき」と「ごはん」は言える自信がある。俺の二大だいじなもの」
「勿論、すぐに駆けつけられない時もあるだろうが、どこにいても君が俺を呼ぶ声はきっと聞こえる。だからいつでも呼んでくれ。」
🐉「ちんいら公子殿の可愛らしさ」「おいで、俺の愛しい番」
「ニィロウに愛でられるために覚えたぶりっ子なのだから可愛い可愛いをしてもらわなければ報われない。」
「全部丸ごとニィロウの物にされる時間がもっと欲しい」
「いいか、ニィロウ。俺がニィロウを想う気持ちも、君と過ごす毎日の尊さも、一つの悪気のない過ちで手放せるほど軽い物ではない。それだけは肝に銘じておくように。」
「愛の手紙を綴るのも、逢いたくて苦しくなるのも……俺だけがいい。ニィロウの感情を独占したい」
「君と食べる食事は一人で食べるより美味いと気が付いて、その後は匂いと声が恋しくなっていると自覚して…といった具合にな」
「言われなくとも、何度でも教えてやる。俺がいかに惚れているか、君がどれ程までに夢中になっているか」
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62 :
八重神子
2024/03/07(木) 01:38
🦊⛩️過ぎる映ゆる
去り往く者、関係の名を変える者。雷光とて鳴らぬ日はあるじゃろう、気が付けば妾の個人書庫の本の位置はちらほらと変わっておった。
妾もこの姿を選んで宮司として過ごす中、様々な移ろいを見てきた。何れにせよ後悔や悔恨を見出す事は無い。
……影とは何時まで個人的に添えるじゃろうか。あやつ自身その身が朽ちるまで稲妻を守り眞の約束を刃に変え続けるとは分かっておる、妾も私情で公務を投げ出すような無責任はせぬよ。
じゃが、こうしてまた一つ季節の変わり目を越えようとしている今同じ布団に添い少女の笑みで「一女性としての幸せを私と探してください」と胸元に埋まる影を見ていると、中々どうして比重が傾く。ふたりでいっしょ、の拙い言葉を紡ぐ唇を重ねたくなる。
童のように微笑んで万物に興味を示して瞳を輝かせる。あやつの瞳には稲光ではなく雨上がりの星が映るようじゃ。
……影。妾の愛おしい永遠。不変でなくとも、常美しくあれとも言わん。唯妾の声の届く距離、妾の香りを忘れぬ位置に居てくれさえすれば、それでよい。
だが今暫くは妾の傍に。いちばん好ましいと、優しい音を妾に鳴動させ続けて欲しい。愛しておるよ。一番の見頃の桜も、今年は共に。
然し汝らの世界をほぼ知らぬにも関わらず読んでいる手記は山ほどあるのじゃが、はて本棚はどうしたものか。本棚には入れずとも施錠が無く妾が気に入った者の「にゅー」はほぼ読んでいるゆえな。
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61 :
ニィロウ
2024/03/05(火) 01:34
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆🪷💃🏻溢れるわがまま、ふたり
やらなきゃいけない作業と私と少しでも話したいと思ってくれる思い、作業の邪魔はしたくないけど気持ちに甘えて寄り添ってしまいたくなる私。
心が二つあるよ、ってなんだか妙に困っちゃった私にアルハイゼンさんはどちらも君の本心で不確定なものでも複数あると諭してくれる言葉が優しくて、ちょっぴり泣きそうになったんだ。
寂しい訳でも駄々を捏ねたくなる訳でもないんだけど、アルハイゼンさんが渡してくれる愛情の深さは花束に似ているの。小さいお花、大きいお花、匂いの強いお花……全部全部を纏めていつの間にか大きくなった言葉を躊躇わずに渡してくれる。
何だかそれだけで胸の奥が締め付けられて切なくなっちゃうけど、今はこれがいいんだ。同じお家にいさせてくれて、夢の中で待たせてもらえる。
……ありがとう、アルハイゼンさん。だいすき。作業、頑張りすぎちゃだめだよ。
メモ:アルハイゼンさんは細いじゃがいもお菓子の蓋を開けるのが苦手
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