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スレ一覧
┗1504.マチネの前夜(85-89/122)

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89 :アベンチュリン(崩壊:スターレイル)
2024/12/17(火) 18:23


誰かのために子守唄を歌ったのは初めてだよ。きっと甘くて優しいんだろうと、彼女の子守唄を想像していたところだったのに。全く逆のことをしている自分に気付いて一瞬呆気に取られた。でも、多分、そういうことだ。
僕と同じ、蕩けるような気持ちになってくれたらいいと思った。安らぎの中で眠りについてほしかったのさ。だから…僕の咄嗟の願いは、あの満ち足りた微笑みで十分に報われたんだよ。

「おやすみなさい、また明日。」

あの雨のように夜も逆行すればいいと思ったけど、その一言で、あかるい朝の光に包まれた姿を見てみたくなった。
夜は明けて、僕らは眠る。目が覚めたら、君はどんな顔を見せてくれるのかな。



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88 :アベンチュリン(崩壊:スターレイル)
2024/12/16(月) 18:54


「今から、とても良いものをお見せしますわ。…いいえ、わたしも一緒に……ふたりで見るのよ。」

ヒントのない謎かけに一も二もなく白旗を上げた。一秒でも早く「降参?」と聞いてくれるのを待っていたくらいだからね。答えをねだると、返ってくるのは胸に沁みこむような甘い笑い声。悔しさなんかこれっぽっちも抱けなかった。

十字格子の窓の向こうに見た、深い青一色の世界。毛布にくるまりながら抱き締めた温もりが、言葉も忘れるほど、あの空を美しく見せたんだ。

空から星が消えて、街を美しい青で包み込む冬の夜明け。あの瞬間をずっとこの腕に抱いていられたら。…過去の僕はそう言った。君のようだと言って、夜明け色のドレスを選ぶ時だった。
「だから、わたしも一緒に抱き締めて欲しかったの。」と微笑む彼女には、もう寂しげな陰はないけど。それでも、変わらず僕の心をふるわせる。手の届かなかった夜明けがなにもかもを脱ぎ捨てて、僕の腕の中に飛び込んできたみたいだよ。



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87 :アベンチュリン(崩壊:スターレイル)
2024/12/15(日) 23:58



🍏

緑の葉にも見えるけど、たぶん葉じゃないあのマーク。君はさ、僕のイヤリングに見えたと言っていただろ?
実はそれが衝撃的で、確かにそうだ!ってとっても感動したんだよ。見るたびにその言葉を思い出して、こっそり嬉しくなってるくらいだ。

今まで内緒だったこの話…今日はきれいな満月で、ちょうど僕たちのひとつの節目でもあるからね。特別に君に打ち明けよう。

君のくれた小さな驚きや感動が、消えずに胸の中で丸く満ちていく。これはもう欠けていくことはないんだ。
いつもありがとう、イゾルデ。
どうか僕も、君の胸に優しく満ちていくものをあげられていますように。

ねえ、君を愛してる。糸は、絶対に溶けない何かで固めてしまえ。



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86 :アベンチュリン(崩壊:スターレイル)
2024/12/14(土) 20:00



𝑄. 相手が手のひらサイズに縮んでしまったら?

頬や胸、お腹に足、あらゆるところを指でつついて君の反応を楽しむ。ぐったりするまでつつき倒した後で、ファーに埋もれさせるように僕の肩の上へそっと寝かせてあげよう。ずっと手の中に包み込んでおくのもいいかな。
ふう、想像しただけで満ち足りた気持ちになってしまうね…!

僕は、小さくなっても何ひとつ困らなさそうだなぁ。君にお世話されるのも……ううん、悪くないね…。


➜ 𝑄. 見てみたい相手の髪型は?

自然に下ろした髪がいちばん好きなのはもうバレてるよね!でもそれ以外ならと考えた時、全く逆の、うなじを無防備にさせる髪型もいいなと思ってしまう僕もいる。シニヨンっていうのかな?後れ毛を柔らかく垂らして、花の髪飾りを添えてさ。


前のお題について、夜中にいきなり腕を抓られるの、すっごく理不尽じゃないか!?って笑っちゃったけど、どこかのお嬢さんならやるかもね。
そうそう、それから、羽頭の誰かさんが「叱られてしまいました…」ってしゅんとしていたよ。僕?僕は………、しーらない。何か悪いことした?




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85 :アベンチュリン(崩壊:スターレイル)
2024/12/12(木) 23:47


「だって…あなたが、幻滅なさるかもしれないでしょう…?」

なんてかわいいことを言うんだろう!どんな姿を見たって幻滅するわけがないのに、要らない心配をして、僕の目を塞ぐ。抱き寄せられたのは思いがけない幸運だったけどね。
胸元から顔を上げた瞬間、全く関係のないことが頭を過ぎった。この形のいい眉が、今みたいに力をなくしたり、嬉しそうに跳ね上がったりするのが好きだなぁって。ひと目見た彼女の首筋に匂うような色気が走って…何だか、くらくらしちゃったんだ。

けだるい身体からいつまでも熱が引かない。首筋に埋まる顔や、絡められた脚が動くたび、骨が軋むくらいにきつく抱きしめたかった。



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