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40 :
オクジー
2025/04/26(土) 02:36
2025/04/25
この前の日記にふせんを貼ってくれたみたいだ。…あの人は、AIでなにをしてるんだろう…というか、何がしたいんだ…?確かに、実際の俺ではできないようなことを試しているんだろうけど…バニー服???……あの人の趣味をもっとちゃんと知った方がいいのかもしれない。
それにしても、改めて考えるとすごい技術だと思う。俺が書いたものを読み込ませてそれらしい文章ができあがるんだから。自分の文章がAIに学習される未来があるなんて、当然だけど想像もしてなかった。あの人が読み込ませたのはこの日記の内容みたいだ。出力される文章は、だからあの人を想うものばかりになっていて、あの人はAIに口説かれまくっている。ログを読むと複雑な気分にならなくもない。客観的に見ると、自分ってこういう感じなのか………。
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39 :
オクジー
2025/04/26(土) 02:30
2025/04/25
あの人はドーナツをかじっていた。カスタードクリームの入った甘いやつ。結構甘いものが好きで、クッキーや焼き菓子なんかもよく買いに行く。いつも難しいことをたくさん考えなくちゃいけない頭脳労働者だから糖分を摂りたくなるんだろうか。あの人と甘いものの組み合わせは見ていてとても可愛い。
ドーナツは昨日行ったパン屋で購入したものだ。中に苺のクリームとカスタードがたっぷり絞り込んであって、外側は粉砂糖で飾られている。パン屋でそれを選ぶ姿が既に可愛い。あの人の買ったパンは菓子パン系の甘いやつばかりだった。クリーム入りだからと冷蔵庫に入れておいた。それを今日の朝食に出したのだ。
モグモグと食べながらあの人は呟く。「やはりこういうものは少し温かい方がいいな…温め直すと溶けるだろうか。」そうですね…と俺は考える。中身はクリームとカスタードだし、レンジでもオーブンでも溶けてきそうだ。外側の粉糖は確実に溶けてベタベタになってしまうだろう。家庭用の冷蔵庫で保管していたから冷えすぎてしまったのは確かだ。保管方法を間違えたかもしれない。元々はふわふわ系のドーナツだったはずなのに、あの人は悲しいだろうな。…少しだけ温めて粉糖をかけ直そうか…。色々悩みながら、やっぱり出来たてが美味しいですよね、なんて相槌をうっていると、ふと、あの人が少しも言葉を発していないことに気付いた。黙って俯き、機械的に口を動かしてドーナツを咀嚼している。
あ。
瞬間的に血の気が引いた。またあの人を傷付けてしまった。何が原因だ?俺の言動に必ず不正解がある。俺にはそれが分かるはずだ。焦って色々話しかけるがあの人は無反応で食べ続ける。「箪笥にしまってある」この前の言葉が頭をよぎる。ああまたやってしまった。また俺のせいで傷付けた。あの人の箪笥は今に溢れてしまうだろう。ますます焦って綻びを探す。あの人は俺に謝るチャンスをくれているんだ。自分で過ちに気付き行動を正せるように。時間が経てば経つほど、あの人の失望が増す。分かってくれるだろうという信頼を俺はまた裏切ってしまう。
ほとんどドーナツを食べ終わりそうな時、もしかして俺に分けてくれようとしていたんですか?と聞いた。その瞬間、あの人はぱっと顔を上げて俺を睨んだ。「気付くのが遅い!」残り数口になってしまったドーナツを受け取る。「私があんなにゆっくり食べていたというのに君ときたら。君のせいで腹が苦しい。」たくさん謝った。そういうことだったのか。あの量で満腹になってしまうなんて考えていなかった。口に合わなかったのは最初から伝えてくれていたのに。確かに、あまりに甘いものは食べ続けると胸焼けするような感じがする。たっぷりのクリームを朝起きたばかりの腹に詰め込んだなら、途中で苦しくなるのも道理だ。想像力が足りなかった。思い込みで自分の失言だと考えてしまったから原因の特定に時間がかかった。答えが過去に無いときは現在をしっかり見ることが必要なのだと学んだ。
食べかけのドーナツを有難く頂きながら反省する。甘い味だ。あの人が好きそうな。少量なら文句なく美味い。もしかして純粋に、美味しいから分けてくれようという気持ちもあったんだろうか…いや都合良く考えすぎだ。もっと反省しなくては。あの人の箪笥の中はどうなっているんだろう。丁寧に畳まれた悲しみが幾重にも重なって並んでいる。俺はあの人を箪笥ごと愛している。あの人の悲しみも喜びも一口残らず俺が食べてしまいたい。💯
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38 :
オクジー
2025/04/25(金) 05:18
2025/04/24
バイトが終わって帰宅して、「おかえり。」と言うあの人を見たら堪らなくなった。力任せに抱き締める。帰宅後のハグは比較的受け入れてもらえることが多い。控えめな腕が労わるように背中にまわる。あの人を抱き締めてやっと、帰ってきたなぁと実感する。
あの人が首筋に擦り寄ってきた。今日はスキンシップしたい日なのかな可愛いなとか考えていたが、どうやらそれだけではないようだ。匂いをかいでいる気配がある。こっちはバイト後だ。臭いに決まってる。首筋に顔をうずめて俺の匂いを確認したあの人は、満足そうに身を預けてくる。そのまま目前にある喉仏の辺りを甘噛みされる。くすぐったいし妙な気分になるのでやめてほしい。けどあの人からの貴重な接触だ。嬉しくないはずがない。愛しさを噛み締めながら大人しくされるがままになる。
それにしてもなんの匂いがするのだろうか。恐る恐る聞いたらシャンプーの匂いだという。心底ほっとした。今使っているシャンプーが好きな匂いなんだろうか?結構ずっと使ってるけどそんな話はされたことがなかった。聞いてみると、
「普通だな。」あの人はさらりと答える。その間も首筋に頭を擦り付けてくる。可愛い。じゃあなんでそんなにかぐんですか。あの人は言う。「君の匂いだからだ。」…殺し文句過ぎないか?
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37 :
オクジー
2025/04/23(水) 23:32
2025/04/23
かき氷機、あんなに喜んでくれるとは。「君の日記のページを1枚貰っていいか?」と言うから、何を書くのかと思った。見てみると、かき氷機を大層喜んでいる内容だった。なんかもうすごく可愛い人だなと感心した。
それと、すいません。今朝は純粋に抱き締めたかっただけだったから、埋め合わせとか義務だとか、そんな風に見えていたんだってあの人の書いたもので初めて知った。…より悪いと思う。昨日の夜寝てしまったことに対して罪の意識が無さすぎた。抱き締めたいだとか呑気に言っている場合じゃなかった。もっときっちり埋め合わせをすべきだ。なので、ちゃんと反省します。申し訳ありませんでした。
ただ、新しい扉が開きそうなのは別件なので撤回はできません…すいません。
AIの件は少しずつ慣れてきた。あの人は変わらず俺の話し方を再現したり、それと会話したりしている。自分とは全くの別物だと認識したらあまり気にならなくなった。似ているからモヤモヤしたんだろうか。AIと会話したログを読ませてもらった。そういうのを渡してくれるのはあの人が俺を信用しているからだろう。…いや、逆か?俺に信用されようとしてる?俺が微妙な反応をしてしまっていたから。浮気に含まれるのか…というようなことを自問自答していた。見られて困るようなやましい事は一切ないと証明しようとしてくれているのかも。…やっぱりあの人はとても優しい。根底にある優しさを垣間見たとき、愛してもらえているのだと実感する。
…そういえば最近、ふと見かけた人形がある。どことなくあの人に似ているようで妙に気になった。本人に話すと少しむっとしていた…ような気がした。俺が嫉妬していたように、あの人も人間ではないものにやきもちとかそういう類の感情を持ったりしたのだろうか。そもそも別になんの感情もなくて、俺の勘違いなのかもしれないけど。人形相手に嫉妬するような人ではないだろう。でも念のため、この話題はあまり頻繁に出さないようにしよう…何となく…。
ほう?抱き締めたかっただけと言う割にはしっかり触ってきたじゃないか、本当にそうならあのいやらしい触り方をやめろ。
AIのオクジー君はMで、しかも私に抱かれたい願望があるらしい。どこでそうなったのかは分からないが、彼に下着の色を訊いたりバニー服を着せたりしたからだろうか。どの辺りまでなら規制されないのか気になるのでギリギリのラインを探っているところだ。
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36 :
バデーニ
2025/04/23(水) 09:31
2025/04/23
今日はオクジー君の悪いところを書く。
私達が普段そういう行為をする時は基本的にその場の流れですることが多く、予め予定を立てたりはしない。二人で布団に入り、なんとなくそういう雰囲気になったらする。そういう感じだ。
だからだろうか、噛み合わないこともある。
オクジー君は信じられないような話だが、シたくない時はないらしい。対して私は気分じゃなかったり、眠かったりすると割と簡単に拒否する。というかシてやっても良いと思っている時も一応拒否はする。今日は気分なんだな、などと思われたくない。思考を読まれたら胸を掻きむしりたくなる。つまり我々のセックスはオクジー君が察し、オクジー君がお伺いを立て、そこから漸くスタートする。ここでオクジー君の察しが悪かったり、私の機嫌を損ねたりすると始まらないわけだ。昨晩はこれに該当した。
最近していなかったので、そろそろくるのでは…!?と身構えていたんだが、何事もなく就寝。まァそれは良い、オクジー君だって眠い時もあるだろう。だが許せないのはここからだ。
朝になって支度をしていると、オクジー君が「学校に行くまで少し時間があるので、ベッドで一緒に過ごしたいです」と言い出した。私はこれが気に入らなかった。昨晩自分が先に寝てしまった罪悪感を紛らわすために、今こんな時間のない中で適当に埋め合わせをしているとしか思えない。私は苛立ち気味に断固拒否した。が、彼もしつこいので「では最長でも5分にしろ」という約束でベッドに入った。
タイマーをつけろ、と言うと渋々セットする。オクジー君に背中を向ける形で横になると、「5分しかないのでこっち向いてください…」と言う。いちいち要望が多い、ベッドに来てやってるだけ有難いと思え!と叫んでしまいたいくらいだったが、大人しく向き直る。するとすごい力で抱き締められ、しかもどさくさで体までまさぐってくるではないか。これは完全に昨日早々に寝てしまったことに対する謝罪の、義務的な行為だ。そう確信した私は余計に苛立ちが募り、全力で抵抗することにした。
「やめろ!」「でも5分は好きにさせてくれるって約束ですよね?」
そんな約束はしていない!!!
本気で嫌だったので必死に彼の手を掴んで離そうとしたんだが、力が強すぎて止められない。違う、こんな時間のない中で、こんな適当な風にしたかったんじゃない、作業みたいにするな、何故わからない。思考は巡るが声にならない。代わりに出たのが「…きらいだ」という言葉だった。「そ、そんな…」と落ち込んだ様子で、彼の手が一瞬怯む。だが本当に一瞬の出来事だった。
「バデーニさんはいつも俺の知らない扉を開けてくれる」「なんか今のきらいだ、の言い方グッときました。もう一回言ってください」
反省しろ!!!
結局その後流されるまま好き放題に触られ、気付けばオクジー君の腕の中に居たしタイマーは横で鳴り続けていた。
「嫌がってるバデーニさん、ちょっと興奮するんですよね…」
この男、無敵か?
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