スレ一覧
┗折針入れ(972-981/1000)
▼|
前|
次|
1-|
新|
検|書
981 :
臥_煙_伊_豆_湖(物_語)
2018/01/25(木) 13:39
2019/1/4
誰も大抵は思い通りに話は聞きはしない。
まずもって物理的な要因と技術部分だけれど、口を滑り落ちた言葉を誰かの耳に届かせるまでにはそもそもそれなりの声量と言葉遣い、それから言葉を尖らせている場合には尚更相手が間合いを許してくれる程度の距離と覚悟も必要になる。並べた言葉が適切であるのに加えて声からの情報量、曰くは表沙汰に言語化されない感情、若しくは秘められた思いや意思などを解いて欲しいなら、言葉遣いや柔らかさ、イントネーション。嗚呼、まず言葉を言葉として送りたいならば、拗音吃音他全てに於いてしても音の性質として消え易い部分までに息を乗せて振動に色を付けなければならない、つまりは自分の声が相手にどう届いているかを理解した上で完璧に奏しても、まあ、大体はそうならないというのが鉄則ではあるのだけど。なんにせよ、難しい。これに聞き手側の気分と前後の時間の逼迫感、主観と客観、話し手と聞き手の関係性、その瞬間の環境に依る認知の歪み、まあ、あとは、天気だとか足許の様子だとかが絡めばまた変わっていくかもだがね。
では思い通りに認識して貰うにはどうするかという話だけれど。暴力、罵声、脅迫などの他諸々にて感情の色を一本化してからとっくり聞かせて相手の中に自分の世界観を展開していくのが、虜にして、じっくり集中していくらでも時間を掛けても聞いて貰えて、一番手っ取り早い気はしないでもないが。手間だね。まぁ、更に早いのは相手に理解を求めないことだ。他者の存在ありきで成り立つ解決策なんてそもそもとして相手へとっても烏滸がましいにも程がある。思い悩んだだけ自分に広げた風呂敷の中に詰め込んだ万物万象へ心配した視野と考察は自分の中にしかない、共有のしようもない、思考が経験したしなやかさは誰へコピーできるものでもない、そもそも自分ほど親身になってそれを考えたことにもならない。雑談としては良いかもしれないね、自分はここを此処まで見えて考える人間です、然らば貴方という人間はどういうお考えをされますかと自分が引いたレールの上でごっこ遊び宜しく議論するのは輪郭と区切りを確かめる良い頭の体操になりはする。かも知れない、それに腹を立てても仕方が無いし寧ろお門違いというもの、相手とて自分とてムキになるならそれは熱意じゃない、フィクションと現実の境目を見失う只の麻痺だ。あとの選択肢は、聞き手を理解して、自分の発言に対してどう捉えやすい性質をしているかを読み解いて相手に則って言葉を選んで自分の相談ごとの岸へ運ぶか、ということだけれども、相手がそもそも此方の陣地に着きながら自分の考えを展開できる桃_太_郎も吃驚の肝の太さを持ち合わせて居ないと波に吞まれて迷子になる難点もある。
自分以上に自分の話を聞く者は居ない。当たり前の事だが忘れがちだから此処に置いておこう。
それとは限らない場合は…お姉さんは知って居るけれど、それはまた別の話だ。
[
削除][
編集][
コピー]
980 :
鶴_丸_国_永(刀_剣_乱_舞)
2018/01/25(木) 13:39
2019/10/15
命が抜けていくまでを聞く。
[
削除][
編集][
コピー]
979 :
鶴_丸_国_永(刀_剣_乱_舞)
2018/01/25(木) 13:39
ひーろい道の真ん中をぽつねんてくてく。
それは孤独じゃあないのさ。
前にも後ろにも、右にも左にも、吹きっさらしのこの広さが好い。
蹲って道に比べての自分の小ささを確かめる。時に路傍の石と成りたければそう成れる。
腕の限りを広げたとて掴みきれない道幅を安堵と箝げる。自分の拓いたただの唯一、此の広さが気に入って居るのだと満足出来る。
好きに立ち止まったとてせっつかれるでもなし空の模様に指綴り、此ん来と季節を呼んでも良い。
深く深くの水底の柔い土を踏んで居た頃の心地となんぞ違うのかは知らんが今はなんぞのなんとなく、体にしっくり重みが嵌って胸が膨くれば息はつめたい。
道が在る。手持ちは何も。
視界があかるい。背は軽い。
とりも敢えずは身体はあるから、もう少し幾ばくは営みを利き過ごしてみようか。
[
削除][
編集][
コピー]
978 :
酒_呑_童_子(f_g_o)
2018/01/17(水) 12:47
なァにを面倒臭い事…。
その固い頭かち割って左右の脳味噌盃一杯ずつ庭に逃してやったらええんとちゃうん?銘々たまには好きにしたり。
出来る事よりしたいこと。
大抵は手ぇ届くしどうにかなりますやろ、な。
[
削除][
編集][
コピー]
977 :
金木研(東京喰種)
2018/01/17(水) 12:47
>
ああ、そうだ。
全部守りたかった、全部が柔らかくあって欲しかった、誰だって傷つきたい訳じゃない、人間はそんな人を傷つけて本当に満足出来るような体質をしていないんだ、何を間違えたの、何が駄目だったんだ、何もかもがだめだったんだ、ごめんなさい、ごめんなさい、僕が弱かったばっかりに、私が強かったばっかりに、傷ついた顔をして見せられれば良かった、傷つけて深々と突き刺さったあと暫く治らなければ良かったんだ、
誰かの心に刻みつきたい気持ちは知っていた、僕はそれを受け止められる質をしていたー…受け止められると自信を持った根拠は?ああ、そうだ、「僕ならたとえそれを受けたとしてもすぐに治るから」。治っちゃいけなかったんだ、相手と同じほど深く傷ついた後に治しちゃいけなかったんだ、心の底から傷ついて治りかけた傷さえも自分で抉って長引かせて同じ傷の色をして同じ速度で治らなければならなかった、「人間」から見た「喰種」の冷徹でどこか諦めた体質であるという偏見に入念に気を配っておかなければならなかった、
だから、
ーでも。
だから、わたしは、僕は
他には、手を出さないでくれ、と。
相手を悪者にしたような、言い方は、出来なかったけれど。
やさしいことが、やわらかく、
でも一番ひどかった。知っていた。
やさしいことがあの子の癒やしになりはしないことは分かっていた。
やさしい事がただの皮肉にしか聞こえないほど歪んでいたのも知っていた。
傷つけている自覚がなかったわけじゃないと思う。自分の心でその加虐心がどういう形で自分の隙間を埋めているかを知らなかったんだろうと思う。埋まっているかすら分からなかったのだと思う。ただただ乾いて無沙汰な爪をどこかに食い込ませて暴れ視界を塗る赤だけが非現実として反射的に脳髄に染みる舌の奥の甘さとして唯一の癒えだったのだとも思う。だけど。
きみ、
僕は、君が悲しんでいるのが悲しかっただけだ。
悲しいことが嬉しくなったらきっと君は本当に悲しくなってしまう。
悲しまないように、墜ちないように、ずっとずっと、餌を運んで話を運んで、
>
とは言えその偽善者染みた感情論で語り何もかもをなぎ倒すかのような役を買って出たなれば相手から「しょうがないな」「そこまで言うならしっかりしないと、俺がいないと」だの勝手に立ち上がって大盤振る舞いの喜劇を見せてくれた可能性もあっただろう。
どうしてそうしなかった?
ピエロになりきる程度の馬鹿が出来ない臆病者は紛れもなく僕自身だろうに。
踊り踊らせ踊り狂って薇が切れるその瞬間までさえ満たされていれば、ばねが弾けて散り散りに、その後の責任も、尻拭いも、現実を見る非動さも、真実と当人の視覚の乖離からも全てから解き放たれるまでをも見届けるのが完璧で無欠な優しさだ。
自らに尻拭いをさせようという思いが本当になかったか。
現実を見せることが一番の致命傷だと知りながら拷問を仕掛ける愉悦混じりに事実をちらつかせたことはなかったか。
一般論からさえ乖離した零した理論を否定して本当に現実に引き戻そうと尽力したか。
悲しむのを見るのが悲しいだのと、よくもまあそんな今更相手の情動に揺さぶりを掛けるような卑怯な真似が出来たものだと反吐が出る。
安全圏からの安定の元伸ばす救いの手はただの中傷だと肝に銘じる事。
何も出来ない、何もしない、ただの無力が偉そうに。
喰種にも人間にもなれない何も救えない半端な感情。
此処に捨てる。
[
削除][
編集][
コピー]
976 :
鬼灯(鬼灯の冷徹)
2018/01/17(水) 08:11
そんなひとじゃなかった、
どうしちゃったのよ、と、彼に彼女は言いますが。
わからず屋は最高の侮辱で刃ですよ。
理解されないことが、どれだけ、どれだけ辛いか彼女は知らない。
どうしちゃったかなんて、まず物理的に理論的にそれが分かったところで今はもうどうすることも出来ないんです。それをまざまざ見せ付けられたとしても当人は理想との乖離を認識出来ない。分からないなら立ち上がりようもない。足を引っ張る事によって周りが自分の言うことを聞いて自分好みに変わっていく景色を楽しんでいたようですが、もうそれも叶わない。
これなら死んだほうがましだと仰いますか。残念ですが、食えて、眠れているうちは死なないんですよ。人って。
技術と知識を求められなくなったからと言って首を差し出されても困ります、そんなにも自ら汚した人生を奪うことによる価値は見いだせませんし、寧ろこの世にそんなにも醜い恨みを残したまま来られて鬼になられても困ります。
どうか時に応じて命の削れゆくもう少しの間には命懸けの生産を残して、こちらへは生への執着を少しは減らして来て頂きたく。
遠くから健闘を祈っていますよ。
[
削除][
編集][
コピー]
975 :
白_澤(冷_徹)
2018/01/17(水) 08:11
君は彼らの力になりたいと言ったんだ。
でも、君は私利私欲が時に器に耐えられなくなる程強くなるのを忘れてた。君に限らない、周りの他の皆にも欲があることと。
知識を求めたのはどうしてだったんだい、君。
思い出せないほどいびつになってしまった今では、その感情を取り戻したとしてももう今の器には間に合わない。
自分が正しかった、自分が正しいって証明はそんなに必要なことだったのかい?
事実を捻じ曲げて、僕の与える知識も捻じ曲げて、こじつけばかりで成り立たせた君の足場はもう絡繰としても惨めなものだ。そんなもの、この世に産み落としてはならなかった。君が背負うものでもなかった。
事実は事実、僕は在るものしか見えないし知らない。
君を嫌ってもいない。貶めてもいない、導いてもいない。
自分の中の答えへ輪郭を持たせるために事実を都合よく捻じ曲げて当てはめるのは良くない。
事実は自分にとって都合良くはねじ曲がらない、事実が人より強いんだから。
答え合わせは盲目的であってはならない。
よく見なきゃ。
知識は詰めても与えても減ることはないからさして僕に障りはないけど。
自分を確立するためにあれもこれもと取り入れた知識に埋もれ溺れていく彼を助ける術も持ち合わせてもいない。
君にはもう僕の姿も声も届かない。だから僕にも君の姿は届かない。
だからね、君。せめてきっと自分の望む姿のままで、死後、罪を洗えることを祈るよ。
地獄で会おう。再見。
[
削除][
編集][
コピー]
974 :
小_夜_左_文_字(刀_剣_乱_舞)
2017/10/25(水) 07:23
辛かったね、と聞きかじった話に感情を与えて落ち着けることはしない。一言のくくりで落ち着く話ではないのはわかっているから。
じゃあ僕が復讐してくるよと先走ることもしない。感情と行動を練り上げて磨ききった打で討つべきだとも分かるから。他者の痛みが分からない者には何を聞かせても蜜の味になってしまう。
あなたと同じ立場を味わわせてやれば恐らく間もなく立ち上がられずに人々から乖かれ無様な思いをするだろう。
政府からあなたが居なくなって抜けた穴に苦しめることが最大の復讐だろうとは思う。決して、助けてやった、手伝ってやったとも思えずにどうして私がこんな目にと他者の配分と倫理が掛けた自分しか見えない、他者を思考に差し込めない比較的苦しみの軽いひと達に物量暴力で相応の苦しみを与えることができる。苦しめば、血を吐くほどに絞り出してもまだ迫り来る焦りに追われればやっとあなたと同じ色の世界が見えるだろうとも思う。
僕がその脅威になってもいい。復讐のためならいくらでも政府を苦しめる刃になろう。
僕だけがその色を理解出来る協力者だからとか、それが僕が存在する理由だからだとか、そんな陳腐な事も言わない。
苦しめる側の立場ってどんな気持ちなんだろう。
今、それを知る真っ当な好機だったというだけのこと。
さて、行こうか。
[
削除][
編集][
コピー]
973 :
加_州_清_光(刀_剣_乱_舞)
2017/10/16(月) 00:18
不甲斐ない。
情けない。
[
削除][
編集][
コピー]
972 :
日_本_号(刀_剣_乱_舞)
2017/10/11(水) 07:38
心にぽっかり穴が空いたら埋めればいいって?
そりゃ、穴になってくれたやつに失礼だろう。
[
削除][
編集][
コピー]
▲|
前|
次|
1-|
新|
検|書
[
戻る][
設定][
Admin]