燃えがら。

灰は、どうにかすると、肥料になるんだ……と。桑／名／江あたりから、聞いたことが……ある。……ような、気がする。その話の、詳しい内容……は。残念なことに……すでに、失念してしまったんだが。つまり……こんなふうに、育まれてしまった俺でも。なにかを、育める可能性……が。まだ、残っているの……かも、しれない。
いつか……来るかもしれない、その日のために。今日……ここに、このことを記しておく。


浄／瑠／璃。

今日は、脇／差のほうの兄弟と。城下町に……出かけて、きて。人／形／浄／瑠／璃……を、観てきた。……そんな日、だった。「此／の／世／の／な／ご／り。夜／も／な／ご／り」。この国で、爾来……ずっと。「恋／の／手／本」……と、称されている。件の、心中の物語だ。
あれほどに……激しい恋を、なせるのは。人間という、生きものたち……が。俺たち刀／剣／男／士のような、付／喪／神よりも。はるかに、短命だから……なんだろうか。

ひながた。

登場刃物。

写／し：ごむまりのように膨らんでいる、野良のすずめを見る……ことが。冬のあいだの、ひそかな楽しみだ。

兄弟たち：写／しの性格が暗いのを、いつも案じてくれている。ありがたい……が、性格は。治るものでは、ないのでな。多少、あきらめてほしい気もする。

燭／台／切：愛鳥を、溺愛している。

注意書き。

雌雄のない鋼が、これをのたまうのも……いささか、変な気はするが。いわゆる同性愛のあれこれが、この一冊の主たる話題だ。それもあるので……念のため、成人指定にしておく。閲覧は、自己責任……で。よろしく、頼む。

ときどき虚構が混ざり、捏造の設定も混ざる。幸福に過ごしている……わりには、書くものの中身が、じっとりとしているきらいがある。もう少しばかり、あかるい雰囲気にしたい……と思い、試行錯誤している最中だ。

ほかの時代……の、連中の冊子にも。留守番の時間に、わりあい。……目を、通している。鍵を掛けずに置いておき、中身を見せてくれるやつらには……勝手に。ありがとう、と言いたい。……「いぬごや」の、写／しは。世に言う、交流可……と、いうやつだ。手紙のあて先などに、関しては……。【こちらの頁】を、別途。参考に、してくれ。