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スレ一覧
┗891.とりごや(85-89/98)

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89 :燭/台/切/光/忠(刀/剣/乱/舞)
2025/03/22(土) 20:03


生きている、よ!

元気かそうでないかの二択でいうと、やっぱりあんまり元気じゃないんだけど……それでも、近くの山に登ってみたりさ。畑の野菜に、どうしてもついてしまう……ちいさい虫くんたちと、地道に格闘したり。大好きな友刃の栄転を、派手にお祝いしたり! あとは、これも……別の友刃の、ええっと。刃生相談、というやつなのかな? 恋愛絡みのむずかしい話だとかを、こっそりと打ち明けてもらったりね。言ってしまえば、至ってふつうの生活さ。

でも、どんな時間を過ごしているあいだだって……僕の頭のなかには、君っていうかわいいお姫さまが、いつだって住みついて離れないんだよ。この脳みその中にある、ちょっと大きめのひと部屋を、君は堂々と占拠しているわけなんだけど……まあ、まあ! 当の君には、自覚なんてまるでないのかもしれないな。それに……君にこのことを悟られちゃっていたら、ねえ。僕だって、いくぶん照れくさいもの。

僕の任/務は来月から、少しずつ変化していくけれど……それでも、約束させてくれ。これからも……君と一緒に過ごす時間は、しっかりと確保できるようにしよう。そのための努力は、もちろん惜しまないからね。君のいのちは、僕のそれよりもずっと短くて……君の一生は、僕のそれよりもずっと儚いんだ。大事に、大事に、させてほしいな。大丈夫、なんとかなるさ! 僕、勝負事にはめっぽう強いんだ。君のための権利を、うまいこと勝ち取ってくるよ。



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88 :燭/台/切/光/忠(刀/剣/乱/舞)
2025/03/22(土) 20:02



「花はみな」、

「抱/擁 だ/け/ど/抱/擁/を/解/か/れ/て/か/ら/が/む/し/ろ/花/だ/と」。

今日は貞ちゃんと一緒に、菜の花畑に出かけてきたよ。空もきれいに晴れていたし、すごく楽しい時間を過ごせたけど……なんだろう? いや……、……。多分、歩き疲れているだけさ。

この際だから、言っちゃおうかな。ねえ、春ってさ。言っちゃ悪いけれど、ちょっと鬱陶しくないかい? まるで「さあ、歩を進めてみようじゃないか!」って雰囲気で、背中を後ろから押してくるような……この季節に特有の、うっすらとした押しつけがましさ! なんだかなあ。僕はね、自分のペースで歩くし……立ち止まるし、寄り道もするよ。Uターンする日もあるし、ただ座ってのんびりする日もある。僕なりのやりかたってやつがあるのさ。だからね、変に焦らせないでほしいなって。そう思うんだ。



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87 :燭/台/切/光/忠(刀/剣/乱/舞)
2025/03/21(金) 09:40


「濾/過/し/て/も」、

「あ/な/た/は/残/る 歳/月/に/溶/け/込/み/過/ぎ/て/分/離/で/き/な/い」。

「犬と猫、どっち派?」っていうトピックは、世間話にちょうどいい話題のひとつだよね。鳥派になる前の僕は、だんぜん猫派だったんだ。距離のとっても近いような付き合いかたが、あんまり得意じゃなくてさ。ひとを全力で求めてくれる生きものには、こちらも全力で応えてあげなきゃいけない気がしてこないかい? だから、どちらかといえば……クールでドライなほうが、ねえ。個刃的には接しやすくて、気が楽だなって思っていたんだ。……思って、いたんだ! 最初は小鳥だって、さかなくらいの温度感かなって……楽観視していてね。だけど、実際のところはこうだろう。命がけで愛してくるんだから、はじめのうちは参ってしまったよ。

それこそ、ノイローゼみたいになっちゃってさ。はたして君にとって、僕はふさわしい男だろうか? 同じくらいの愛情を、どうしたら返してあげられるんだろう? そんなふうに、来る日も来る日も悩んでいて……ほんとうは今でも、正解なんてわからないんだ。いつだってフルパワーの熱量を向けてくれる君に対して、つねに百パーセントで向き合えている……とは、どうしたって言いきれないしね。それでも……僕は君のこと、うんと愛しているんだよ。僕にとっては、世界でいちばんにゴージャスな女の子なのさ。たったひとつの、僕のすべてだ。



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86 :燭/台/切/光/忠(刀/剣/乱/舞)
2025/03/21(金) 09:40


いのり。

微熱だ! やるべきことが山積みだった……とはいえ、ちょっと張り切りすぎちゃったかな。太/刀の僕でも、体力がさすがに追いつかなかったみたいだ。前触れもなしに……ものごとの全部が面倒くさくて、無意味なように感じられてきてさ。もう何もかもがうんざりだとか、そんなふうに思いはじめてしまったら……僕の場合、まずは体温を測ってみたほうがいいね。

それもこれも、明日の憂うつな予定のせいなんだけど……君の生命がおびやかされやしないか、もう今晩からひやひやしているよ。もし明日の朝の時間が、君と過ごす最後の時間になってしまったら? ああ、わかっているさ。そんなふうな事故は、ほとんど起こりえないってことはね。ただ……君も知っての通り、僕ってものすごく心配性なんだ。それはもう、ものすごく! 現にいまも、どうしようもなくペシミスティックな心地で……うっかりするとすぐに、気分が塞いでしまいそうだよ。神さま……僕らのような下っぱじゃなくて、もっともっと偉い神さま! どうか、どうか……僕の愛する彼女に、何事も起こりませんように。つつがなく一日を終えられますように。僕はここのところ、連日がんばっていたからさ。このがんばりを、どこかから見ていてくれたなら……僕らの愛を守るために、すこしだけ力を貸してください。



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85 :燭/台/切/光/忠(刀/剣/乱/舞)
2025/03/19(水) 09:10


インテリア。

私室の掃除や模様替えをして、ひと振りでてんやわんやしている一日だったな。室内の新しいレイアウトは、どうやら君のお気に召したみたいだね。うれしいなあ! これからも僕らの快適を、少しずつ追求していこうじゃないか。

それにしても、君のために用意した場所では、ほとんど遊んでくれないよね。いや、いいんだ! こういうのって、ほら……もはや、そういう「お約束」だからさ。いわば、僕らの恒例行事だよ。だからね、いいんだけど……ねえ、どうして? どういうわけで君は、兵法書の上を……たのしい遊び場として、気に入ってくれてしまったんだい。分厚くておおきな本の上に、とってもちいさい君がちょこんと乗っているさまは、信じられないくらいにかわいらしいんだけどさ。その書物はね、僕のなかではけっこう……大事なものの部類に入る。うん、そういう……物体なんだよ。だから、なるべく……そう、可能な限りでいいんだ。できればそのあたりは、あんまり。あんまり、かじらないで!



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