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271 :エピローグ20
2009/06/02(火) 18:31:54

会いたい気持ちなど1mmもないが、部屋の前にもしオッサンがいるならさっさと相手をして追っ払わない限り出ていけない。

俺は、渋々扉に声をかけた。

俺「入れよ。
開いてる。」

かけられた言葉に反応してがちゃりと扉を開けたのは、オッサンではなくマヤだった。

マヤ「おいちゃん、おきてるの?」

予想と違う顔に、少し混乱する。
マヤもこの小さな集落では一応労働力だから、この時間は働いているはずだ。

言葉に迷っていると、マヤが部屋の様子を見て続けた。

マヤ「…どっかいくの?」
俺「…ん?
んん…」

もしオッサンだったら見えないように体の陰に荷物を隠したのだが、マヤからは見えてしまったようだ。
まあ最もオッサンだったら見つけられても人中に中指とか打ち込めば黙るから構わなかったのだが、マヤ相手ではなんとなく返事に困ってしまった。

(ez/W61T, ID:3Cu7xFH5O)
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270 :エピローグ19
2009/06/02(火) 16:22:31

怪我が癒えたのは数日後

俺は、ベッドから起きられるようになって、早々に集落から出て行くつもりだった。

毎日毎日村娘が人を好奇心丸出しに新アミューズメント扱いしてロクに心休まる時がないし、一刻も早くオッサンと縁が切りたかったからだ。

そう思って、起きるなり支度を始めて、昼も回らないうちからさあ出て行くぞという頃、部屋がノックされた。

俺(…誰だ?)

毎日昼頃まで寝ていると皆知っているから、午後を回らず訪ねてくる者は殆ど無い。

それでなくとも、開拓農家は忙しいのだ。
午前から慌ただしく働いている。
午前中から暇なのは怪我人だけだ。
だからこそ、村娘の襲来を恐れず寝ていられたのだが…

俺(いや…違うな)

暇なのは、ロクに働かない中年もだ。
しかし、ここ一週間ほどは顔を見せていない。

一週間何をしていたかは知らないが、そのままなら訪ねてくるのはオッサンくらいのものだということになる。

(ez/W61T, ID:3Cu7xFH5O)
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269 :エピローグ18
2009/05/31(日) 21:01:39

同道する理由がなくなり、別れを妨げる理由はない。

そして、同道すると不利益が出る。

村長「…独自にギルドを立ち上げる、ぐらいしかないかなあ。」
オッサン「ギルドを?
自分でか?」
村長「ああ、別に規制されてはないが…最大手が軍営だからな。
完全に稼ぎで勝ち目が無い状況でギルドを立ち上げるなんてのは、世間的に見たら本物の馬鹿か軍に楯突こうとする不穏分子の拠点か、まあロクな目で見られないだろうが。」

決まりだ。
傷が治ったらランドリートに戻り次第即座に解散だ。
オッサンと一緒にいる理由はなにもない。

俺(…あァ、面倒くせェ…

…これで、やっと、面倒事も終わり…だな…)

腹が決まると、安心からか眠気が襲ってくる。

このまま話を聞いていたって、どうせなんの解決もすまい。

俺は、抵抗せずまだ癒えない体を睡魔に任せた。



オッサン「ふーむ
ギルドかー」
村長「いやだから、聞いてる?」

(ez/W61T, ID:3Cu7xFH5O)
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268 :エピローグ17
2009/05/31(日) 20:47:20

だが

オッサン「ええ…
旅団加入できないとなると、マジで野盗かオイ。」
村長「…というか、仕事が無ければ普通に野盗を始めてしまいそうな辺りが加入審査落ちそうな理由だと思うんだがな…」

俺は、それ以降殆ど聞いていなかった。

俺(…まあ、どうもこうもねーよな。
俺にはもう関係ない話だ。)

別に大した話じゃあない。
困るのはオッサンで、俺ではないからだ。
つまりは、オッサンをそこらに適当に放り捨てれば良いのだ。

俺(組みたいなんて一度も思ったことねーしな…)

たまたま放ってはおけない理由があったから同道しただけだ。
その理由も無くなった。

オッサン「だからって、タタキもやらずにまともな依頼なんてそう無ェだろうし…」
村長「…やっぱり、国元でもそんな感じか。
まあ、いいがな…
うーん、しかし、そうなるとなあ…」
オッサン「なんか手があるのか?」

(ez/W61T, ID:3Cu7xFH5O)
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267 :エピローグ16
2009/05/31(日) 17:56:05

オッサン「そんな。
わざわざ島まで来て、ロクに仕事もないままなんて俺ぁどうすりゃいいんだよ。」
村長「そこまで知らんが…
軍だって慈善事業をしているわけではないだろうしなあ。
そりゃある程度加入基準くらいあるだろう。」
オッサン「弾かれたヤツぁ、どうしてんだ。
帰るのか。」
村長「そうする者もいる。
が、大抵はそんな金があればこんな島には渡って来んからな。
食いつめて野盗が関の山だ。」

そうして、最終的には旅団加入が成った冒険者向けの依頼となるワケだ。
就業斡旋と仕事を生み出す実に効率的な仕組みとも言えるが、なんだかゴミ処理のような情け容赦ない冷徹なシステムのようにも感じる。
改めてきちんと説明され、背中が薄ら寒くなった。
公式できちんとしているとはいえ、やはり軍の作ったシステムである。

(ez/W61T, ID:3Cu7xFH5O)
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266 :エピローグ15
2009/05/31(日) 17:42:31

俺「…なんだよ。」

さっきから歯切れの悪い村長の本題だ。

少し置いて、村長がぽつりと言った。

村長「…旅団加入、通るかな。」
俺「…なに?」

どういうことだ、と聞く前に、村長は一つ頷いて続けた。

村長「まあ…モグリの仕事をしてしまった、というだけなら、若いお前だけならきちんと話せばなんとかなるかもしれんがな…」
俺「…おう。」
村長「…そっちの君は、いい加減いい年だろう。
それで、非公式要請を受けた前歴までつけてはな…」
オッサン「…な?!
お、俺か。」

言われてみればそうだろうといった感じだ。
物も知らない年齢の者ならまだしも、ある程度年のいった者が公式な手順が踏めないともなると、軍としてはそんな者を構成員に加えたくはあるまい。
冒険者の管理という意味もあるとはいえ、明らかな厄介事を懐に入れたりはしないだろう。

(ez/W61T, ID:3Cu7xFH5O)
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265 :エピローグ14
2009/05/30(土) 12:58:33

村長「それでいて、貧しい集落だから報酬も小鬼を数匹追っ払う相当だが…冒険者が見れば実質的に内容は小鬼の巣を潰すことだと一目で分かる筈だ。
誰も請けやせんよ。」
俺「…だからって、ガキに依頼させるってのも…コスくねえか…?」
村長「む。
いや、本当は、村の衆で自警団を作り、その余った人間で依頼をやらせただけなんだがな。
まさか、冒険者という人種に子供を思いやって貧乏クジを引く奇特な人がいるとは思わなかったのだよ。
そんなつもりはなかったんだが、悪いことをしたな。」

なんだが普通に謝られ、自分の青臭い判断が急に気恥ずかしくなってきた。
この村長はどうもじんわりと底意地が悪い。

返事もせずに黙っていると、村長が再び口を開いた。

村長「…まあ、そんな理由でやむなくモグリで依頼をしたワケだが…」

(ez/W61T, ID:3Cu7xFH5O)
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264 :エピローグ13
2009/05/29(金) 19:31:38

村長は特に反応せず、オッサンは全く思い当たらない様子で俺を見返す。

俺「…アラセマ通さない仕事は…モグリ?」
村長「ああ。」

こっくりと村長が頷く。

俺「…今回の仕事は?」
村長「通していない。」

俺は、思わず村長に掴みかかった。
それを体を傾けるだけでひょいとかわし、村長が椅子を立って距離を取る。

村長「落ち着け。
傷に障るぞ。」
俺「うるっせェ手前コルァァ!!
何考えてんだ!!
知ってて依頼しやがったのか?!」
村長「まあ、知ってはいたが…なんというかなあ。」

村長が、ううむと髭を撫でる。

村長「…一応依頼は出したんだがな。」
俺「じゃあなんで待たねえんだよ」
村長「当時は、実際に姿を現した小鬼は数匹だけだ。
とはいえ虚偽申告をするわけにもいかんからありのままを申告すると、文面からは単に小鬼数匹を追っ払うだけになってしまう。」
俺「…」

(ez/W61T, ID:3Cu7xFH5O)
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263 :エピローグ12
2009/05/29(金) 19:17:38

オッサン「…なんだ?
なんの話?」
俺「…これからどうするって話をしてたんだよ。」

うむ、と一つ頷き、村長が話を続ける。

村長「仕事を探すということは…ランドリートに戻ってから、旅団加入するってことだろう。」
俺「…旅団?」

村長が言うには、旅団というのはアラセマ軍営の冒険者ギルドのようなものだという。
準軍属となり、週一回働きにより金銭支給が行われる。

同時に準軍属となることで、アラセマ軍経由で各種依頼を受けることも可能になるそうだ。

村長「…まあ、要するに芯海じゃあ旅団加入が実質義務になっているということだ。
意識の上でも、アラセマ通さない仕事を請けた連中は軽い犯罪者のようなイメージを持たれる。」
オッサン「へー
そいつは便利だなあ。」
俺「…なに?」

オッサンがぬほほんと感心した声を上げる傍ら、俺は引っかかるものを感じ口を挟んだ。

(ez/W61T, ID:3Cu7xFH5O)
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262 :エピローグ11
2009/05/29(金) 12:27:27

その時

オッサン「オウ起きたか若ェの!!」

ドバン!!と部屋の扉が開かれる。
入ってきたのは、妙ににこやかな包帯を巻いたオッサンだった。

オッサン「オウ手前、長ェお休みだなオイ!」
俺「…うるせえなあ」

中年の無遠慮な大音量は傷とカンに障る。
しかし、今は動くことまままならないので不本意ながら生かしておく。

オッサン「バッカ野郎、俺を見習え!
見ろこの大怪我!!
これでももうピンピンしてんだぞ?」
俺「…ハン。
どうせ気が抜けて気絶した時ちょうど頭ン所に石でもあったんだろ。」
オッサン「えっちょっそ、そんな事ない筈ですよ??」

何故かオッサンがあからさまにうろたえ始める。
どうしたのだろう。
適当こいたのだが当たったのだろうか。

村長「…仕事なあ。
分かるんだが…」
俺「あん?」

村長がなにかチラとオッサンを横目で見ながら話に割り入った。

(ez/W61T, ID:3Cu7xFH5O)
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261 :エピローグ10
2009/05/26(火) 21:00:55

村長「…知らないか?」
俺「知らない。」

本当に知らない。
素直にふるふる首を振ってやると、村長はなにやら困ったようにううむと唸って俯いてしまった。

俺(…なんなんだよ…
俺なんかしたか…?)

困られても、こっちも困ってしまう。
仕方ないので、頭など掻きながら俺も黙っている。

一体、村長はなにが言いたかったのだろうか?

村長「…これから、どうするんだ。」
俺「ん…?」

口を開きあぐねているのを破るように、村長がそう聞いてきた。

俺「…特に予定はないけど…
島、来たばっかりだったんだよ。」
村長「ほう」
俺「だから、まあ…仕事探すためにも、怪我直ったらランドリート戻るよ。
それまでは、今回の報酬頼りだろうな。」
村長「そうか。
報酬な。」

(ez/W61T, ID:3Cu7xFH5O)
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260 :エピローグ9
2009/05/26(火) 12:23:09

村長が、怪訝な顔をしてこちらを見ている。
なんなのだろうか。
素直な感想を言っただけなのだが。

村長「…その拳法が普及した地域では、民がそれを見てこんな事を言ったそうです。

『はあ~
なんじゃろか、ありゃあ。
まるで清遠ところの長ぇ壁のようだなもし。』」
俺「ふーん」

村長が、ゆっくりとこちらを見た。

村長「…その拳法はこの世界には伝わっていない。
しかし、その口伝だけは伝えられ、書にまとめられアラセマ軍部に秘蔵されているという。

軍部に多大な貢献をした者や、多額の金銭的援助の見返りとして与えられる報奨金貨と交換で、その写本が流通することもあるそうだぞ。」
俺「そりゃあ欲しいヤツはいくら払っても欲しいだろうなあ。」

またも村長が一瞬怪訝な表情をする。
なんだというのか、さっきから。

(ez/W61T, ID:3Cu7xFH5O)
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259 :エピローグ8
2009/05/26(火) 12:08:18

村長「あるところに、後に『世界の中心の華』という名前になる国がありました。」
俺「…?」

意味が分からず、首を捻る。
だが、村長はやめる様子はないようだった。

村長「その国は、その昔、北からの異民族の略奪に頭を抱えていました。

何代も略奪を受け続けた末、王がある決断をし、ある一人の男に命じ北とその国を隔てる長い長い城を作りました。」

何が言いたいのかは分からないが、止める気がないなら聞いているしかない。
俺は、適当に鼻でも掻きながらなんとなく聞いていた。

村長「それからしばらく経ち、その国に強力な拳法が生まれました。

その拳を使う拳士に挑むと、まるで壁に跳ね返されるように勢いそのまま、場合によっては手足も使わず触れるだけで吹き飛ばされるのです。」
俺「へえー
すげー」

(ez/W61T, ID:3Cu7xFH5O)
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258 :エピローグ7
2009/05/25(月) 23:05:44

村長「…ふう」

ぱたり、と窓の木戸を閉め、村長が一つ溜め息をついた。

村長「…なにをしてる。」
俺「うるせえ~…
環の国ァ、そういうの大事にすんだよ…
だいたい女ってのは、なんでどいつもこいつもこう…兄貴達はそりゃすげえけど、体格違えんだから必然的にサイズ違うに決まってんのにヒトの事を普通普通って昔から…」
村長「…過去になにかあったのか…?」
俺「放っとけ!!」

なにか汁のようなものを振りまきながら枕に突っ伏した俺を不憫に思ったのか、村長はそれ以上聞いてこなかった。

村長「…」

しばらく、無言の時間が流れる。

正確にはえぐえぐ鼻をすする音がしてはいるが、お互い言葉を発してはいない。

それがしばらく続いたあと、村長がぽつりと口を開いた。

村長「…遠い世界のお話。」
俺「…は?」

(ez/W61T, ID:3Cu7xFH5O)
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257 :エピローグ6
2009/05/25(月) 22:32:52

ぎゃあぎゃあと喚き合っていると、ふと村長が立ち上がり窓へと歩み寄った。

村長「ハイハイ、用心棒の彼は気がついたから、今日は皆帰りなさい。
今日の看病はいいから。」
村娘A「えー!!
今日アタシのばんだったんだよー?
リザもカオリもユキもアタシより一回多く見てんだから不公平じゃんさー!」
俺「見る目的じゃねえかァァ!!」
村長「いいから皆帰りなさい。
これ以上は用心棒の彼が泣いてしまう。」
俺「泣いてねー!!」
村娘A「えー…
仕方ないなあ…
じゃあ、また見せてねー」
俺「見せねー!!」
村娘B「フン。
ありがとうの一言もないなんて、礼儀のなってない男。
言われなくても帰るっての。」
村娘C「ごめんねえー
じゃあ、帰るけど、落ち込まないでねー?」
村娘D「ちちち違いますから!!
違いますから!!」

全員で最後までわあわあと騒ぎながら、村娘達は窓辺から去っていった。

(ez/W61T, ID:3Cu7xFH5O)
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256 :エピローグ5
2009/05/25(月) 22:06:10

気付いたら大絶叫していた。
そしてまた悶絶する。

しかし今度は回復を待たず、村娘のうち一人を指さし強く問う。

俺「どういう事だアアァッ!?
看病だろが!
お、おれっ、俺に何しやがったテメエらああ!!」
村娘A「えー?看病だよ?」
村娘B「包帯代えたり、体拭いたり。
感謝しなさいよ。」
村娘C「でも、ほらあ仕方なく脱がさなくちゃいけなくてえー
仕方なくだよー?」
村娘D「…し…仕方なくです…
ほんとです…!
嘘じゃないです…!
前からずっと興味あったとかじゃないんです…ッ!」
俺「テメエコルァァァァ!!
どういうことだアアァァァ!!?」

村長は茶を飲んでいる。

村娘A「どうしたの?いきなり怒って…なんかあった?」
村娘B「いくらわめいたってサイズ変わりゃしないんだから、現実見たら?」
村娘C「そんなあ~
気にしないでよお~
大丈夫だよ、全然?
そういうの好きな子もいっぱいいるよ?
この子とかそうなんじゃないかなあ?」
村娘D「ちちち違いまふ!!」

(ez/W61T, ID:3Cu7xFH5O)
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255 :匿名
2009/05/25(月) 21:43:54

>>253

おごはあ
間違えた
すみません。
直しました。ありがとうございます。

(ez/W61T, ID:3Cu7xFH5O)
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254 :エピローグ4
2009/05/25(月) 21:36:58

村娘A「あっ!起きた起きた!」
村娘B「一人で何してんの。
カッコ悪い。」
村娘C「もう怪我大丈夫ー?動けるー?」
村娘D「…(照)」

なんとか持ち直して村長に顔を向ける。

俺「…誰だよ…」
村長「看病を日替わりでやってくれた村の娘達だ。」

わあきゃあ窓から騒ぐ娘達の圧力に圧され、こそこそ顔を背ける。
すると、娘の一人が不意に言った。

村娘A「あんちゃん」
俺「…あ?」
村娘A「『普通』だね。」


理解に時間がかかった。


村娘B「普通過ぎてつまんなかった。
もっと引くぐらいのヘビー級か逆に弄って楽しそうなストロー級かどっちかにしてよ。
超ガッカリ。」
村娘C「えーいいんじゃん?
普通が一番だと思うよお?」
村娘D「…お、大きさじゃないって聞きました…
だから、全然…」
俺「うがああぁああぁ?!」

(ez/W61T, ID:3Cu7xFH5O)
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253 :匿名
2009/05/25(月) 21:17:36

いい感じの所 豚切りスマソ

物語の最後にくるのはプロローグではなくエピローグでは?

削除パス書いときますんで、邪魔に感じたら消してください。

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(i/N01A, ID:ieOHjnXdO)
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252 :エピローグ3
2009/05/25(月) 21:04:01

村長「ふん。
治療は初動も大事だが、毎日の看病が肝要だ。
私の見立てだけで回復などせんよ。」
俺「…あ?」

どういうことだ?と首を傾げる。
まあ、確かにこういう仕事を村長がするというのもおかしい気がする。

となれば…

俺「マヤとカイジが看病してくれた…とかか。」
村長「違う。」
俺「何?」

てっきり当たりかと思った。

村長「子供に看病できる容態じゃあなかったよ。
カイジや、特にマヤじゃあまだ無理だ。」
俺「…じゃあ、誰だよ。」

村長が、部屋の脇で茶をいれながら無言で何かを指差した。

そこにいたのは、みっちりと窓にひしめいて好奇心丸出しでこちらを見ている娘達だった。

俺「…をっ!?
うぐは!!」

思わずビクウと体を硬直させ、その反動で体にメキシと激痛が走りベッドの上で一人悶絶する。

(ez/W61T, ID:3Cu7xFH5O)
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253 :匿名
2009/05/25(月) 21:17:36

いい感じの所 豚切りスマソ

物語の最後にくるのはプロローグではなくエピローグでは?

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