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354 :げらっち
2024/10/17(木) 13:49:46

しつこくコロンボ話をさせてもらうぞ?

数年前にBSで行われたコロンボ人気投票20位にランクインしたのは、

1 殺人処方箋
3 構想の死角
6 二枚のドガの絵
8 死の方程式
9 パイルD-3の壁
13 ロンドンの傘
15 溶ける糸
19 別れのワイン
21 意識の下の映像
25 権力の墓穴
27 逆転の構図
28 祝砲の挽歌
29 歌声の消えた海
32 忘れられたスター
36 魔術師の幻想
40 殺しの序曲
41 死者のメッセージ
42 美食の報酬
43 秒読みの殺人
45 策謀の結末

え!?と思った。
名作中の名作、指輪の爪あとや野望の果てが無い!
他にも死者の身代金、黒のエチュード、ビデオテープの証言など面白いエピソードはたくさんあるのにスルーされてしまった。
はっきり言って面白さの分からない美食の報酬や秒読みの殺人は入っているのに…

ちなみにかつてHPで見れたネット上のファン間の人気投票では(今は閉鎖)、

1 殺人処方箋
3 構想の死角
6 二枚のドガの絵
9 パイルD-3の壁
13 ロンドンの傘
15 溶ける糸
19 別れのワイン
20 野望の果て
25 権力の墓穴
26 自縛の紐
27 逆転の構図
28 祝砲の挽歌
29 歌声の消えた海
31 5時30分の目撃者
32 忘れられたスター
37 さらば提督(いや、何でだよ)
40 殺しの序曲
45 策謀の結末

と、こちらも指輪の爪あと等が無いのだ…意外と不人気?

[返信][編集]

355 :げらっち
2024/10/17(木) 13:54:56

自分の上位20は

1 殺人処方箋
2 死者の身代金
3 構想の死角
4 指輪の爪あと
6 二枚のドガの絵
7 もう一つの鍵
8 死の方程式
10 黒のエチュード
11 悪の温室
12 アリバイのダイヤル
13 ロンドンの傘
15 溶ける糸
20 野望の果て
21 意識の下の映像
22 第三の終章
25 権力の墓穴
27 逆転の構図
30 ビデオテープの証言
38 ルーサン警部の犯罪
39 黄金のバックル

と、意図せず逆張りするかのような顔ぶれになってしまった。
指輪の爪あとはナンバー1を争う作品と思っているだけに突出した人気が無いのが不思議。
死者の身代金もファン間の評価がやや低い。ビデオテープの証言はコアなファンが居る気がするけど。
黒のエチュード~アリバイのダイヤルの3作および、第三の終章は完成度に反し評価が低すぎると思う。
もう一つの鍵、ルーサン警部、黄金のバックルは評価が低い理由もうなずけるのだが、個人的には好き。特に黄金のバックルは不人気作品の1つだが、「コロンボらしさ」が感じられた最後の作品のように思う。

[返信][編集]

356 :げらっち
2024/10/17(木) 14:12:09

コロンボが面白いと思う理由

まずコロンボ最大の特徴は、犯人の犯行を最初に見せておくという点。
大抵のミステリに見られる「犯人当て」というメインの要素が、コロンボには存在しない。
犯人当ての作品では、ずっといい人ぶっておいて探偵に名指しされると突然性格が豹変したり、同情を買おうと過去を語る犯人などが存在するが、コロンボにはそのような要素は一切ない。
大抵の犯人は金や地位のためだけに平然と人を殺し、罪の呵責の様子なども一切ない。ある意味スゴイ。
コロンボと犯人の1vs1の対決に重きを置いており、犯人の行動と心情の変化を、時系列を追って知ることができる。
視聴者への隠し事が無く、コロンボがしつこく犯人に付きまとう様子を、視聴者はニヤニヤしながら見ていればいいという最高の娯楽ミステリなのだ。

犯人当てのミステリの場合、犯人当ての際に長々と説明台詞を続けたり、トリックの実演を行ったりして視聴者は眠くなってしまう。
ところがコロンボにはそれが無く、手掛かりは中盤から1つ1つ犯人に直接提示されて行き、最後は決め手となる証拠のみを提示する。犯人は抵抗もできずただ敗北の表情を浮かべるのみ。そのストレートさが大変心地よい。

特にラストの見事な作品は

4 指輪の爪あと
6 二枚のドガの絵
15 溶ける糸
20 野望の果て
22 第三の終章
25 権力の墓穴
30 ビデオテープの証言

あたりだと思うので、気になる人は見てみよう!

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357 :げらっち
2024/10/18(金) 10:34:55

コロンボシリーズの脚本・監督・音楽まとめ(目立ったもののみ)

【脚本】
1・4 リチャード・レヴィンソン&ウィリアム・リンク(原作者であり第1シーズンの製作総指揮)
2・20・23 ディーン・ハーグローブ(第2~6シーズンの製作総指揮 第7シーズンはアラン・シモンズ)
3・7・9・10・17・23 スティーブン・ボチコ
5・12 ジョン・T・デュガン
6・8・13・14・16・18・37 ジャクソン・ギリス
20・23 ローランド・キビー
22・25・26・27・31 ピーター・S・フィッシャー
28・45 ハワード・バーク
29・32・34 ウィリアム・ドリスキル
33・38・39 ルー・シャウ

【監督】
1・2 リチャード・アーヴィング
3 スティーブン・スピルバーグ
4・26・30・38 バーナード・コワルスキー
6・15 ハイ・アヴァバック
8・16 エドワード・M・エイブラムス
9 ピーター・フォーク
10・24 ニコラス・コラサント
11・20 ボリス・セイガル
13・14・21 リチャード・クワイン
17・22 ロバート・バトラー
18 ヤノット・シュワルツ(ジョーズ2の監督だが、ジョーズ1の監督であるスピルバーグの「構想の死角」と比べちゃうと…)
19・45 レオ・ペン
23・27 アルフ・ケリン
25・29 ベン・ギャザラ
28・31・32・36 ハーヴェイ・ハート
33・35 テッド・ポスト
34・37 パトリック・マクグーハン
41・43・44 ジェームズ・フローリー

【音楽】
2・3・6・7・15・22・25 ビリー・ゴールデンバーグ
4・5・8・9 ギル・メレ
10・12・13・16~21・23~26・29・39 ディック・デ・ベネディクティス
27・28・30・31・33~38 バーナード・セイガル
41・43~45 パトリック・ウィリアムズ

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358 :げらっち
2024/10/21(月) 19:09:53

刑事コロンボ、犯人逮捕の「決め手」一覧!

大きくわけて、しつこく捜査し決定的証拠を見つけるパターンと、罠にかけ(証拠の捏造など)自滅させるパターンがある。

罠にかけ、自白させる「殺人処方箋」「ロンドンの傘」「ハッサン・サラーの反逆」
罠にかけ、物的証拠を出させる「死者の身代金」「二枚のドガの絵」「溶ける糸」「野望の果て」「意識の下の映像」「歌声の消えた海」「美食の報酬」
捜査で追い詰め、自白させる「構想の死角(自白が無ければ決定的ではない)」
罠にかけ、墓穴を掘る行動を取らせる「指輪の爪あと」「死の方程式」「絶たれた音」「権力の墓穴」「逆転の構図」「闘牛士の栄光」「殺しの序曲」「攻撃命令(コロンボの命を狙う現場を第三者が見ていないので、証拠にはならないのでは?新シリーズの汚れた超能力もそうだが)」
捜査で物的証拠を得る「ホリスター将軍のコレクション」「悪の温室」「二つの顔(通話回数の多さ、というかなり曖昧な物証だが)」「白鳥の歌」「魔術師の幻想(タイプライターのアレが証拠?)」「ルーサン警部の犯罪」「秒読みの殺人」
第三者の証言を証拠とする(イレギュラー)「もう一つの鍵」
死体を運搬している所を見つける(現行犯逮捕)「パイルD-3の壁」
犯人を犯行現場に結び付ける(現場存在証明、アリバイの逆)「黒のエチュード」「毒のある花」「自縛の紐」「祝砲の挽歌」「ビデオテープの証言」「5時30分の目撃者」「策謀の結末」
アリバイを崩す(実は決定的証拠は無い)「アリバイのダイヤル」「仮面の男」
犯人に寄り添うことで逮捕する、または見逃す(異例)「別れのワイン」「忘れられたスター」
言動の矛盾を見つける「第三の終章」「さらば提督(まともな証拠になってない)」「黄金のバックル」
息子を逮捕し、自白させる(余りにも強引)「愛情の計算」
ダイイングメッセージを読み解く「死者のメッセージ」


すまん「偶像のレクイエム」の決め手が何だったか忘れた…全然見てないから。今度見たら書く。

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359 :げらっち
2024/10/23(水) 10:05:58

13 ロンドンの傘
イギリス出張編。コロンボがアメリカを離れたのは今作と「闘牛士の栄光」(メキシコ)、「歌声の消えた海」(船上)のみ。
この作品でしか見られないイギリスの空気感と、前3作の更に上を行くような緻密かつ捻ったミステリでかなりの人気を誇る。

男女共犯との純粋対決は旧シリーズでは唯一であり(殺人処方箋は共犯だがパワーバランスに偏りがあり過ぎる)、コロンボが管轄外で通常の捜査ができないこともあり、対決模様は独特。
普段の対決はチェスのようだと評されることが多いらしいが、今回の対決はレースと評されているのも納得できる。屋敷前で車がすれ違うシーンなどまさにそれ。

(ちなみに通常の対決はチェスであって将棋ではない。将棋は大軍を動かす物だ)

舞台俳優である犯人2人はキャラが濃く、芝居じみた演技が上手すぎる。
ニコラス・フレイムは旧シリーズの犯人としてはかなりのサイコパスだと思う。ラストは本物の狂気だし(「死の方程式」の犯人はまだ正気を保っている)。
サイコパス対抗馬は「第三の終章」のエディ・ケーンだろうか。

ラスト、気が狂ったシーンでリリアンの台詞が意図的に1つカットされていた。恐らく放送禁止用語を言ったと思われる(ただし白痴というワードは修正されていない)。

レースであるから直接対決の機会は少なくなってしまっているが、楽屋でコロンボが2人の犯人と交互に対決していく名シーンは唯一無二。
あの2人コロンボのせいでパーティーに行き損ねたのだろうか…

脇役陣も非常に豪華。
執事タナーはかなりしたたか。仕事への熱意が強すぎる。にこやかにフレイムたちの部屋に入り込んでくるシーンは恐怖しか感じない。
サイコパスのフレイムにさえ恐れられるタナー…ラスボスこの人じゃね?

ダーク刑事部長も大変魅力的。
あんなにコロンボを舐め切っていたのに、ラストの「やったな?」で全てひっくり返ったと思う。
あの「やったな?」に感服、尊敬、親交、多少のからかいの全てが込められていたと思う。その点吹き替え声優もお見事。
新シリーズの数少ない名作「だまされたコロンボ」で、ダーク部長との仲が健在ということがわかったのも良かった。

決め手となる罠がセコい、という若干の指摘があるようだが、私はむしろ最上の決め手と思った。あれだからこそ真面目人間のダーク部長がコロンボを敬服するようになるのだ。
そもそもコロンボとはセコいものだ。

イギリス観光シーンは楽しい物ではあるが推理に関係なく、少々の間延びを感じると思っていたが、改めて見返すと気にならなかった。
そして何より印象に残るのが曲の素晴らしさだ!

追伸・カミさんは一緒に来ていたようなのだがずっとどこに居たんだろう?

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360 :零
2024/10/23(水) 18:21:46

零です。この頃低浮上で申し訳ないです。最近は創作に受験に色々やっておりました。
最近岩井俊二監督の
リリィシュシュのすべて
花とアリス
を見て完全に監督にハマりました。同じ監督の作品を追うのが好きなので今後はコンプを目指したい。
リリィシュシュに関しては個人運営のネット掲示板が大きく絡む話なのでここを思い出してみたり。

[返信][編集]

361 :げらっち
2024/10/23(水) 19:43:57

来られる時に来てくれりゃいいのですよー

『きみの色』が気になってきた。

[返信][編集]

362 :げらっち
2024/10/25(金) 23:12:04

日本でコロンボといえば、ヘンリー・マンシーニのミステリームービーの曲が有名。
だが実はこの曲、コロンボ本編では一度たりとも使われておらず、ファンであるほど馴染みの少ない曲になっている。

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363 :黒帽子
2024/10/30(水) 11:06:41

>>321

note.com
これについての詳しい情報をもっと書いてた人を発見

要するに、返信先の人が書いた小説の内容をさらに水で薄めたような内容だったってことです

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364 :げらっち
2024/10/30(水) 11:36:33

>>363
私が見ても似たような批判的感想になったと思う。

そのような内容で一定数のファンが付き、商売としては成り立っているというのだから笑えるね。
これなむ推し文化だ。


ここからは内容に重きを置いたテレビ映画、コロンボの感想

14 偶像のレクイエム
大抵の推理作品は視聴者に頭をひねらせる謎解きや、犯人のバックグラウンドに凝っていて、「ラストで犯人を懲らしめる快感」が得られないことが多い。
だが刑事コロンボは魅力的な犯人との対決と「ラストで犯人を懲らしめる快感」に重きを置いているので、見終わった時スカッとする。

…しかしこの作品「偶像のレクイエム」は、シリーズで初めて視聴者に対する「大きな隠し事」が取り入れられたため、ミステリ的には上質だが、コロンボ的な対決の快感は得にくい話になってしまっている。
コロンボシリーズは隠し事が一切存在しないからこそ視聴者は安心して見ていられるのだが。

犯人は女優であり、シリーズで唯一前後の話で犯人の職業が被ってしまっている。
前作「ロンドンの傘」のリリアンは強気で魅力的だったが、今回のノーラはやや弱く、後発の「忘れられたスター」のグレースと比べても魅力が薄いと言わざるを得ない。
それでも彼女のファンであるコロンボとの掛け合いなど、魅力的なシーンはあるのだが。
どちらかというとメル・ファーラーとの対決やケヴィン・マッカーシーの貫禄が魅力的だった。

現在と過去の殺人が交錯するストーリーはわかりにくく、一度見ただけで理解するのは難しい。自分は繰り返し見てこの作品の良さがわかったが、そうでない視聴者には良さがわかりにくく、それがこの作品の低評価の理由になっていると思える。コロンボは繰り返し見てこそ楽しめる作品が多いということを知ってホシイ…
「偶像のレクイエム」の2つの大きな要素をまんま分岐させたのが「忘れられたスター」と「黄金のバックル」と言える。

それと音楽が素晴らしい。
シリーズ45作の中でこの話のみ何故かEDに音楽のクレジットが存在しないが、恐らく「悪の温室」のオリヴァー・ネルソンの楽曲をベタ移植したと思われる。素晴らしい一方でしっとりしたラストでの壮大な曲など、ミスマッチと思える箇所が見られた。

邦題はやや気取り過ぎなような…

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365 :げらっち
2024/11/01(金) 00:16:26

コロンボ豆知識

・コロンボ警部のフルネームは作中ではまともに呼ばれておらず、もっぱら「コロンボ警部」と呼ばれている。
警察手帳に「フランク・コロンボ」と書かれているのがちらりと見えるシーンがある。

・コロンボの家族は画面には出ないというお約束がある(犬除く)。
特に有名な「カミさん」は、同行している場合でも一度も画面に映らない。本当に存在しておりコロンボの妄想では無いようだが。
コロンボはよく家族の話をしている。相当な大家族で育ち、親戚が多数居る模様。但し、その誰もが一度も画面に映らない(電話している場合はある)。
コロンボは犯人を油断させるために家族の話をでっちあげている可能性がある。作家に探りを入れる際に「義弟があなたの本を持っていまして…」と言うなどである(「ホリスター将軍のコレクション」のラストなど、明らかなる嘘もある)。
画面に出てこないのも大半の親戚が架空だからである。
コロンボは子供が居ると思われるシーンとそうでないシーンがあるのだが、これもでっちあげ話法の1つと考えれば矛盾は生じていない。

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366 :げらっち
2024/11/08(金) 09:57:56

コロンボ1~43作に全て登場していると言われるモブ俳優「マイケル・ラリー」。
ネットでも完全な情報は出ず、未発見の回も多い。
とりあえず15まで見返して5~11、14、15は発見。

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367 :げらっち
2024/11/08(金) 10:18:53

15 溶ける糸
「別れのワイン」「二枚のドガの絵」「忘れられたスター」に次ぐ永遠の四番手であり、四天王の一角。というほど人気が高い(5位以降はばらけがち)。
「二枚のドガの絵」のハイ・アヴァバック監督が再登板し、今回はドガ以上に「ラストの快感」にこだわって作られたのがわかる。
ラスト10秒での大逆転、音楽、キレのいいEDへの突入はシリーズでも最も印象に残る物の1つ。

一方で個人的には少々物足りなさも感じる。理由は

・脇役の層の薄さ
他の作品でよく見られる「犯人でも被害者でもない味のある脇役」が不在だったように思う。特に第2シーズンはここまで「黒のエチュード」~「偶像のレクイエム」で脇役が充実していたから特に。

・犯人が冷静すぎる
これは今作の最大のミソでもあるのだが…
いつもは犯人が段々と追い詰められていく、焦っていく演技が見物なのだが、今回の犯人メイフィールドは事態が刻々と動いていく中、表情1つ変えない。自分には少々物足りなく感じた。もっと追い込まれた顔が見たい!
しかしこれは「一流心臓外科医という、冷静さを必要とされる職業」として必然的あり、かつ犯人の大きな個性でもある。
コロンボが目を付けるのも、「殺人の知らせを聞いて平然と時計を直していた」という冷静すぎる行動からだし、決め手も「犯人が取り乱すはずがない」というものなのだ。

そしてそんな人間離れした犯人に対し、コロンボはシリーズ中でも唯一激怒するのだ!(「自縛の紐」、「殺人処方箋」、「死者の身代金」でもまあまあ怒っていた気もするが)
これはハイデマンの命が懸かっている一刻の猶予も無い状況だったからだし、犯人に再手術させる(ハイデマンの命を助ける&犯人にボロを出させる)狙いもあったと思う。
この「怒る」シーンは中々の名場面。

犯人のキャラについてはスタートレックの「ミスタースポック」のパロディとされる。宇宙人だからあんなに冷静なのだ。
スタートレックを見ておけばもっと楽しめるようになるかも…

ハリーはどうなったのかしら。シリーズ唯一の生死不明者。
まあ麻薬で錯乱している状態なら、生きていたとしても証言は信憑性が無いし、メイフィールドにとっては生死は関係無かったんだろうけど。

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368 :げらっち
2024/11/08(金) 22:16:12

『トップガン』視聴中。

[返信][編集]

369 :げらっち
2024/11/11(月) 10:06:35

『トップガン』、王道の成長&恋愛ストーリーだが、この上なく創作のお手本になるような映画だった。
主人公、相棒、恋人、ライバル、教官というメインキャラの構図が大変わかりやすい。
試練が与えられるタイミング、それを乗り越える流れも自然かつ完璧レベル。
もし小説をまた書くことがあったら手本にしたいくらいだ(今は別のことにご執心だけど)

[返信][編集]

370 :黒帽子
2024/11/11(月) 10:45:58

>>369
自分は「男はつらいよ 純情編」を見ていたんだが、こちらもこちらで「寅さんが不朽の名作と呼ばれる理由があるのが分かった」気がする。
おせっかいが過ぎるトラブルメーカーの男、寅次郎を主軸にした、明るくもほろ苦い面白さがある。
詳しくは実際に探して観ると面白さがわかるが、彼はトラブルメーカーながらもトラブルシューティングも行う、面白い存在だということは覚えて帰ってほしい。

p.s.どうも寅さんが自分の前世のような気がしてならなくなってきた。

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371 :げらっち
2024/11/11(月) 10:56:51

あんたはただのトラブルメーカーだから違うだろw

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372 :げらっち
2024/11/14(木) 15:36:54

16 絶たれた音
前作同様脇役の層の薄さを感じるものの、犯人と被害者の独特の対立構図により飽きさせない。
ローレンス・ハーヴェイ演じるエメット・クレイトンは病的なまでに神経質でプライドが高いというキャラが唯一無二(そもそも聴覚障害者という設定が他にない)、チェスに関しては天才的だがそれに関しても被害者に遠く及ばない、という構図が面白い。
トムリンは全被害者の中でも特に憎めなく、落ち度がない紳士だが、執拗に命を狙われて可哀想だった…

今回の殺人動機は「金銭」「地位」「保身」「復讐」のいずれでもなく「恐怖」という独特の物だが(保身にも近いが)、2人の演技が上手すぎて納得するのだった。
ローレンス・ハーヴェイはこの作品が放送された年にガンで亡くなってしまっている。あの顔色の悪さは演技ではなかったのだ。

レストランでのチェス対決など見どころが多く、犯人・被害者・コロンボのパワーバランスが最も良い作品の1つだったと思う。
ラスト間近の、チェスプレイ中の対決シーンもかなりの名シーン。
コロンボが自分の頭を小突いて「ここが違うんだよ!」と示すのは、コロンボにしてはかなり露骨だったと思う(今回コロンボは犯人に出し抜かれて目の前で被害者を殺されてしまっており、前作の時ほどではないが内心怒っていたと思われる。コロンボの目の前で人が死ぬのは旧シーズン唯一)。
チェスの王座を巡った殺人が起き、それを解決したコロンボは、チェスの王者よりも更に知能が高い存在、というわけだ。

ラスト、犯人が言い返せなくなった瞬間も、コロンボは勝ち誇ることなくむしろしょんぼりとした表情をしている。
旧シーズンではこういう、「勝利しておきながら殊勝なコロンボ」をよく目にすることができ(「野望の果て」、「第三の終章」等)、新シリーズのニマニマコロンボとはまさに対極と言える。コロンボは別に犯人を打ち負かしたくてやっているのではなく、単に絡まった糸をほどきたいだけなのだ。

前作「溶ける糸」に対抗して作られた、というのもなるほど納得。
個人的には今作の方が好み。人気は溶ける糸の方が高いけどネ。

犬が可愛い。ベンソン医師の所に居たはずなのに何故突然現場に入ってきたのか?そして階段を駆け上がるアクションシーンも。

この時代(70年代)から「神技(かみわざ)」という言葉があったことに少し驚いた。
すごいことを「神」と形容するのは最近になってからだと思っていたのに。

[返信][編集]

373 :げらっち
2024/11/14(木) 16:34:43

コロンボシリーズ毎シーズン最終回には、それぞれ最終回らしい要素がある。
第1シーズン最終回「パイルD-3の壁」 死体なき殺人、という大命題。なお唯一のピーター・フォーク監督作品。
第2シーズン最終回「二つの顔」 倒叙+犯人当て、という、映像作品ならではの倒叙ミステリの限界に挑んだ内容。
第3シーズン最終回「権力の墓穴」 コロンボの上司、権力の権化である「ラスボス風」犯人。
第4シーズン最終回「5時30分の目撃者」 第1話を意識したと思われる「犯人が精神科医」、「女性の共犯者」。比較的最終回要素薄い。
第5シーズン最終回「さらば提督」 ついに倒叙ミステリをかなぐり捨て犯人当てに挑む(私は認めたくありません…)。どちらかというと「さらばコロンボ」の方が正しいのでは?
第6シーズン最終回「殺しの序曲」 天才たちとの対決に勝利し、コロンボが天才中の天才にまで上り詰める、という究極の内容。
第7シーズン最終回「策謀の結末」 「殺しの序曲」によって天才になり、第7シーズンでは犯人をもてあそぶようになってしまったコロンボ。真の最終回では、詩人かつテロリスト、信念と知性を持って柔軟に動く「裏コロンボ」的犯人との最終対決となった。

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363 :黒帽子
2024/10/30(水) 11:06:41

>>321

note.com
これについての詳しい情報をもっと書いてた人を発見

要するに、返信先の人が書いた小説の内容をさらに水で薄めたような内容だったってことです

369 :げらっち
2024/11/11(月) 10:06:35

『トップガン』、王道の成長&恋愛ストーリーだが、この上なく創作のお手本になるような映画だった。
主人公、相棒、恋人、ライバル、教官というメインキャラの構図が大変わかりやすい。
試練が与えられるタイミング、それを乗り越える流れも自然かつ完璧レベル。
もし小説をまた書くことがあったら手本にしたいくらいだ(今は別のことにご執心だけど)

321 :しゅんトロン
2024/09/07(土) 11:59:52

映画 ラブライブ !虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会完結編 感想

内容のネタバレになるので詳しくは言えないけど、ほぼ観光ゴリ押しだったのと
アニガサキの例に漏れずファンサービス
多かったよ。

でもライブシーンは、プリティーシリーズみたいな感じで楽しめた。